コーギーのための保険のえらび方・オススメ保険
今日ここでお会いしたあなたは、今現在、コーギーと暮らしていますか?
それとも、これからのお迎えをご検討中ですか?
いざという時のために保険を考えているけど、どんな保険にすればいいかわからない。
そんな方のために、コーギーに合った保険を考えるコツを、ご紹介したいと思います。
まず「コーギー」を知ろう
資金に余裕があるのであれば、全てが揃ったゴージャスな保険に入るのが一番の近道でしょう。
しかし残念ながら、なかなかそういうわけにもいかず。
逆にそのような余裕があるのであれば、それこそ愛犬に何か別の嬉しいことをしてあげたいですよね。
無駄なく、必要な状況に備える。
この一言に尽きます。
そのためにまずは、コーギーの行動や、体質について理解していきましょう。
コーギーの性格・特徴
基本的には、性格や癖など、個性によって違うものですが、遺伝子的な傾向というのはあるものです。
外見の特徴を一定レベルで引き継がせているのですから、当然のことですね。
大きな三角耳に、ぷりぷりしたお尻。
短い足で歩く姿は愛嬌がありますが、顔つきは精悍で、賢さに満ちた瞳が印象的です。
実際にとても賢く、活発な犬種です。
短くコーギーと呼んでいますが、正確な名前は「ウェルシュ・コーギー」。
さらには、「ペンブローク」と「カーディガン」という二つの種類に分かれています。
よく見かけるのはペンブロークが圧倒的に多く、カーディガンは日本国内では珍しいかもしれません。
カーディガンはペンブロークに比べて、顔つきもより精悍で、体つきも逞しく、胴もさらに長めな特徴があります。
…このようなところでしょうか。
身体的な特徴というのは、特有の病気にもつながりやすいです。
実際に、胴長短足ゆえに発症しやすい疾病もありますから、次の項で紹介しますね。
コーギーに起こりやすいトラブル
続いて、コーギーに起こりやすいトラブルを見ていきましょう。
- 椎間板ヘルニア
人間の椎間板ヘルニアと同じで、背骨と背骨の間にあるクッション材であるヘルニアが変形して起こる疾患です。
多くは、加齢や生活習慣、または事故などがきっかけとなり誘発されるのですが、遺伝的なものを持っている場合には、若いうちに発現することもあります。
遺伝的な場合には完全な予防策は難しいところですが、肥満にさせないことが予防法。
運動や食事管理に気をつけて、背骨に負担のかからない体型を維持しましょう。 - 変性性脊髄症
確実な原因はまだ解明されていませんが、遺伝子レベルで引き起こしやすい因子がある可能性が確認されています。
発症すると、歩行困難から始まって、立ち上がることができなくなり、やがて呼吸困難に…発症からおよそ3年程度で余命を果たす、と言われています。
こちらも、肥満が引き金となって発症することがあります。 - フォンビレブランド病(止血異常)
出血時に血を止めるのに重要な役割をしている「フォンビレブランド因子」が不足して起こります。
遺伝性の先天的な疾患です。 - 尿石症
文字通り、尿管に結石ができる病気です。
おしっこが出にくくなったり、おしっこに血が混じっていることで気づいたりします
大まかに二つのタイプに分かれますが、コーギーの場合は「ストルバイト尿石症」というタイプで、おしっこがアルカリ性になることで発症します。
お水をじゅうぶんに飲ませてあげることも予防につながります。 - 膵外分泌不全
消化吸収に必要な消化液が、何らかの原因で正常に分泌されなくなる疾病です。
これといった原因はまだ確定しておらず、もともと持っている自己免疫の問題によることが多いと言われています。
一旦発症すると、生涯にわたって治療を続けていく可能性が高いです。 - 咬みつき事故
病気ではありませんが、トラブルといえば、これもはずせません。
コーギーはとても頭がいいため、飼い主がしっかりとリードを取ってあげないと、自己主張が強くなる傾向があります。
そのため、適切な信頼関係が成立していないと、制御不能になり、咬みつき事故を起こしてしまうことも。
これを防ぐためには、子犬の時期から、 人や犬と十分にコミニュケーションをとらせて、社会性を養うことが必要です。
特徴から見る保険の必要ポイントは?
以上、コーギーの特徴をお話ししましたが、これらを踏まえた上で「どんな保険を選ぶか」ということですが、まず一番に基本的な注意事項を。
病気になってしまう前に加入すること!
これが非常に重要になってきます。
コーギーに限らず、どんな犬でもどんな病気でも、原則として健康なうちに保険に入るのは大原則なのですが、コーギーに多い病気の場合には特に注意が必要といえます。
なぜなら、一度かかってしまうと完治しにくく、保険に加入できなくなってしまうリスクが高いからです。
次に、かかりやすい病気への対策を考えると、
「通院保障」がついている
コーギーに多いとされる病気は、根気よく治療を進めていかなければならないものがほとんどです。
また、通院治療の内容も、比較的少なめの金額で長引くことが予想されますので、その場合
免責金額の設定がない
ことが望ましいでしょう。
下手すると免責金額より少ない治療費で済んでしまうことがあるからです。
それが何日も続いてしまっては、ほとんどが自己負担で終わってしまった、ということにも。
- 免責金額
決められた自己負担分。その金額を超えた分だけが保障される。
例えば、免責金額が5,000円の場合、治療費が5,000円以下は全額自己負担。
5,001円なら、1円分請求できる。
12,000円かかったとしたら、7,000円分請求できる計算。
メリットとしては、そのぶん保険料が安い傾向にあること。
さらに、
ペット賠償責任特約
を付加できると安心ですね!
これは、愛犬が他人にケガをさせたり、 他人の物を壊したりして法律上の損害賠償責任を負った場合に、規定の範囲内で保障をしてくれる特約です。
それでは、このポイントをクリアした保険はどこなのか?
メインになる3社をピックアップしたので、ご紹介します!
コーギーにおすすめ保険3社!
アニコム損保<どうぶつ健保ふぁみりぃ>
楽天ペット保険<ずっといっしょ・もっと>
アイペット損保<うちの子>
このオススメ3社の比較表を作りましたので、ご覧ください。
保障内容比較一覧
★70%プラン★
アニコム どうぶつ健保ふぁみりぃ |
楽天ペット保険 ずっといっしょもっと |
アイペット うちの子 |
|
通院 | 14,000円/1日 20日/年 |
15,000円/1日 22日/年 |
12,000円/1日 22日/年 |
入院 | 14,000円/1日 20日/年 |
15,000円/1日 25日/年 |
30,000円/1日 22日/年 |
手術 | 14万円/1回 2回/年 |
15万円/1回 3回/年 |
15万円/1回 2回/年 |
年間最大補償額 | 84万円 | 115.5万円 | 122.4万円 |
新規加入年齢 | 7歳以下 | 10歳以下 | 12歳以下 |
請求手続き | 窓口精算可能 | 支払い後請求 | 窓口精算可能 |
保険料比較一覧
★70%プラン★(ペンブロークの場合)
アニコム どうぶつ健保ふぁみりぃ |
楽天ペット保険 ずっといっしょもっと |
アイペット うちの子 |
|
0歳 | 3,560円/月 41,420円/年 |
2,360円/月 25,980円/年 |
3,090円/月 35,980円/年 |
1歳 | 3,400円/月 39,530円/年 |
2,280円/月 25,070円/年 |
3,090円/月 35,980円/年 |
2歳 | 3,460円/月 40,260円/年 |
2,240円/月 24,600円/年 |
3,090円/月 35,980円/年 |
3歳 | 3,660円/月 42,570円/年 |
2,430円/月 26,730円/年 |
3,490円/月 40,630円/年 |
4歳 | 4,370円/月 50,920円/年 |
2,770円/月 30,480円/年 |
3,890円/月 45,290円/年 |
5歳 | 4,700円/月 54,730円/年 |
3,220円/月 35,450円/年 |
4,310円/月 50,170円/年 |
6歳 | 5,140円/月 59,770円/年 |
3,840円/月 42,240円/年 |
4,750円/月 55,290円/年 |
7歳 | 5,660円/月 65,890円/年 |
4,710円/月 51,820円/年 |
5,190円/月 60,470円/年 |
8歳 | ー | 5,470円/月 60,200円/年 |
5,670円/月 66,070円/年 |
9歳 | ー | 6,410円/月 70,490円/年 |
6,330円/月 73,700円/年 |
10歳 | ー | 7,750円/月 85,240円/年 |
6,990円/月 81,380円/年 |
11歳 | ー | ー | 7,720円/月 89,950円/年 |
12歳 | ー | ー | 8,510円/月 99,200円/年 |
保険料と保障内容のバランスを考えると、筆者は楽天ペット保険を一番にお勧めしたいと考えます。
ですが、もちろん基本的には、どういったことを最優先にするかで決めていただくのが正解ですね。
例えば…
- 入院にお金がかかりそうだから、入院保障を手厚くしたい!
→アイペット(入院保障が1日30,000円は大きい!) - 手術回数を、できるだけ多くカバーしたい!
→楽天ペット保険(手術回数が年3回まで!) - バランスのいい内容で、やっぱり最大手の保険で安心したい!
→アニコム(何といっても知名度No.1!全国の動物病院との連携にも期待できる)
また、各社プレゼントキャンペーンなども実施していることもあるので、タイミングで決めるのも縁ですね。
また、今回は保障割合70%でのご紹介をさせていただきましたが、50%保障にすれば、保障額は下がってしまいますが、そのぶん保険料もお安くなります。
ペット保険まとめ
今回は、コーギーに考えられるリスク対応で、保険会社のご紹介をしました。
ただし、皆さんご存知だと思いますが、病気やケガはスケジュール通りにやってきてくれるわけではありません。
一生のうちに病気になることがない子もいますし、大きな病気をする子も、小さな病気を繰り返す子も。
その子によって、さまざまです。
その時のためにお守りにするのがペット保険なわけですが、決して安いものではありません。
それは保険料の金額の意味だけではなくて、いざと言う時に何万円もの保障が関係してくるわけなのですから、非常に高価なお買い物なのです。
人間の保険にも同じことが言えますが、勢いで加入したり、やめてしまったり、ではなく。
計画性を持って、将来のために備えましょう。
保険は、一旦病気になってしまったり、高齢になってしまうと、今度は自由に入ったりできなくなってしまうものですから。
一番は、みなさんのおうちのワンちゃんが、無病息災で健やかに、幸せで過ごせますよう。
愛を込めて!(^▽^)/