ペキニーズは飼いやすい?性格やしつけ、寿命などについて徹底解説!
この記事では
・ペキニーズの育て方やしつけ方
・ペキニーズにおすすめのドックフード
・ペキニーズの寿命
・ペキニーズがなりやすい病気
・ペキニーズの被毛ケア
ペキニーズの性格や身体的特徴
まずはペキニーズの性格や特徴を紹介していきます。
ペキニーズの歴史
ペキニーズの先祖犬はチベタン・スパニエルで、チベットの寺院で繁殖・飼育されたルーツを持っています。
チベットの寺院で生まれたペキニーズは、ダライ・ラマによって中国の歴代の皇帝に贈られ1000年以上もの間、宮廷犬として愛されました。
しかし、アヘン戦争で中国が負けるとペキニーズはイギリス軍によってイギリスに持ち帰られ、ドッグショーに登場したことで一般にも知られることになりました。
ペキニーズの性格は?飼いやすさは?
ペキニーズは、おっとりとしていて猫のようにマイペースな性格なので、比較的飼いやすい犬種といえるでしょう。
飼い主に依存することもないので、抱っこや人間の膝の上に置かれるのが苦手な子も多いです。
オスの方がやや甘えん坊の傾向にあり、メスは頑固でマイペースな傾向が強いとされてます。
ペキニーズのサイズや被毛の特徴
ペキニーズは小型犬に分類され、成犬の平均体重はオスが3~6kg、メスも3~6kg、体高はオスが20~25cm、メスも20~25cmで、オスメスで大差はありません。
食べ過ぎや体格により6kg以上の子もいますが、犬種標準はオスが5kg以下、メスが5.4kg以下と定められています。
被毛は毛が二層になっているダブルコートで、毛量もかなり多く、とくに耳や顔周りの毛が豊富です。
毛色はブラック、レッド、フォーンが人気で、そのほかにもホワイトやシルバー、ブラウン、クリーム、グレーなどさまざまな種類があります。
日本におけるペキニーズの飼育頭数
日本におけるペキニーズの飼育頭数は、2021年の時点で3,005頭です。
ペキニーズの食事
ここでは、ペキニーズの食事について紹介していきます。
ペキニーズの食事量
ペキニーズの食事量は、基本的にドッグフードのパッケージに記載されている量を与えるといいでしょう。
ペキニーズのおすすめドッグフード
ペキニーズは椎間板ヘルニアになりやすい犬種なので、しっかりとした体重管理が必要です。
そんなペキニーズのドックフードを選ぶなら、高タンパクで低脂肪なものを選ぶのがいいでしょう。
高タンパクで低脂質なドックフードをいくつか紹介します。
シュプレモ 小型犬用 成犬用は元気な体、美しい皮膚・被毛、消化吸収の健康維持に配慮し、栄養素栄養素を豊富に含む高品質な自然素材を厳選し、最適な栄養バランスでブレンドしています。
また、顎、口が小さい、代謝エネルギーが高いなどの超小型犬~小型犬の特徴に配慮しています。
製品は天然の生肉、内臓、魚介類にほとんど手を加えず乾燥させて食べやすい大きさにカットし、そのまま丁寧に乾燥させたエアドライ製法で仕上げています。
消化率が95%以上のため、そのほとんどを体の栄養として吸収することが可能です。だから、どのフードよりも与える量は少なくなり、健康で幸せに長生きすることに繋がります。
ペキニーズのしつけ
ペキニーズは少々頑固な一面があるため、しつけが入りにくい傾向にあります。
そのため、子犬のころから時間をかけてじっくりとしつけをしていく必要があるでしょう。
ペキニーズの飼い方のコツ
ペキニーズは小型犬であまり活発な犬種でもないので、散歩はストレス発散・軽い運動程度に行うのがいいでしょう。
ただし、散歩へ行く時間帯には注意が必要です。
ペキニーズは短頭種で暑さに弱いため、暑さが強い時間帯に散歩へ行くのは控えましょう。
日頃のお手入れに関しては、ペキニーズは顔のシワに汚れが溜まりやすいため、毎日濡れタオルできれいにしてあげないと皮膚炎を引き起こす可能性があります。
ペキニーズの被毛ケア
ダブルコートで毛の長さ・毛量も多いペキニーズは、被毛ケアをしっかり行わないと毛玉や抜け毛の原因になります。
カット法
ペキニーズはトリミングが必要な犬種ではありませんが、毛が長いのでライオンカットやまんまるカットなど、さまざまなカットスタイルを楽しめます。
抜け毛対策
ペキニーズは長毛種でダブルコートなので、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
ブラシはピンブラシやコームなどがおすすめです。
ペキニーズの寿命・病気
ペキニーズの寿命や病気についても紹介します。
ペキニーズの寿命
ペキニーズの寿命は12~15歳で、小型犬としては平均よりやや長生きです。
正式な記録ではないですが、ペキニーズの最高齢は18歳という情報もあります。
ペキニーズがなりやすい病気
ペキニーズは先天的な疾患が少ない犬種ですが、心臓や目、鼻の病気、椎間板ヘルニアなどになりやすいとされています。
・僧帽弁閉鎖不全症
・結膜炎
・白内障
・軟口蓋過長
・軟口蓋過長
・椎間板ヘルニア
よくある質問
ペキニーズの外飼いは難しいですか?
ペキニーズの子犬時の体重はどれくらいですか?
ペット保険は必要?
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう
ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患は補償の対象外となります。
そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。
また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。
また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。
「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。
補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。しかし保険料も高くなり、補償内容のグレードも普通のプランより下がってしまいます。
高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
【ペキニーズ】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・ペキニーズの育て方やしつけ方
・ペキニーズにおすすめのドックフード
・ペキニーズの寿命
・ペキニーズがなりやすい病気
・ペキニーズの被毛ケア