犬のシャワーの温度の目安は?夏冬の違いや入れ方についても解説!

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犬に対するシャワーやお風呂の温度は30~35度程度に設定しましょう。さらに年齢や季節、体調に合わせて調節してあげる必要があります。子犬のシャンプーは生後4ヶ月以降がおすすめです。
犬にとってお風呂は毎日入るものではありません。しかし体を清潔にするために必要なケアの一つです。
シャンプーはトリミングサロンにお願いすることもできますが自宅でも簡単にできます。
ここでは犬のお風呂の入れ方やお風呂のあれこれについて詳しく解説してきます。
「トリミングサロンの予約がなかなかとれないとき」や「散歩で体が汚れてしまったとき」は自分で愛犬のシャンプーをしてみるのもいいかもしれませんね。

この記事では

・犬のお風呂の入れ方
・シャンプーの温度や頻度
・お風呂を嫌いにならないための対処法
について解説します。
最後までお読みいただければ、犬のお風呂の入れ方」「シャンプーの温度や頻度などお風呂についてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


 

目次

子犬のお風呂どう入れる?

子犬のときのお風呂はとても大切なものです。

子犬のときに「お風呂は怖いところだ」と認識してしまうと今後お風呂につれていくだけでも大変苦労することになります。

そのため子犬をお風呂に入れるときには「お風呂は楽しい」と思えるようにしていきましょう。

 

子犬のお風呂の入れ方の流れ

1・洗面器にお湯をはっておく
2・子犬を洗面器に入れお湯を体にかける
3・顔周りはガーゼなどを使用し優しく拭う
4・10分程度でお風呂からだし体をバスタオルで拭く
5・ドライヤーでしっかり体を乾かす
6・終わったらご褒美を与えほめてあげる

子犬は体力があまりなくすぐ疲れてしまいます

そのためシャンプーは10分前後で終わるようにしましょう。

シャンプーを使用するのは犬が慣れてからにすることがおすすめです。

体が汚れてしまったときはその部分だけドライシャンプーなどを使用しましょう。

 

子犬をお風呂に入れるときのポイント

・慣れるまでは体に湯をかけるのみで短時間で済ませる
・シャワーを使用するときは水圧を下げる
・大きな音を出さないように注意する
・ドライヤーは風圧を下げ遠くから使用する

などです。

他にもシャンプー前に準備をしっかりしておくこと終わった後のご褒美も忘れないようにしましょう。

 

子犬のお風呂のコツ

子犬はお風呂は流れに合わせてすすめていっても興奮して暴れてしまうことがあります。

子犬をお風呂に入れることには「コツ」があります。

 

子犬のお風呂のコツ

「順番」
お湯をかけるだけのお風呂に慣れてからシャンプーをする

「時期」
生後4ヶ月以上まで成長してからシャンプーをする

「犬を落ち着かせる」
興奮状態の場合は一度抱き上げ落ち着かせる

「短時間で済ませる」
できるだけ早く終わらせる
ただシャンプーを流すときはより丁寧に洗う

 

シャンプーは子犬がお湯だけでのお風呂に慣れ生後4ヶ月に成長してから行いましょう。

生後4ヶ月程度まで成長すると体力もつくためお風呂に少し時間がかかっても耐えることができるようになります。

シャンプーの時間はできるだけ短時間になるように心がけましょう。

ただ、時間を短くすることに夢中になりすぎてシャンプーの流し残しがあると皮膚炎を引き起こす可能性もあるため注意しましょう。

 

成犬のお風呂はどう入れる?バスタブは必要?

成犬のお風呂の入れ方は子犬の基本的に同じです。

流れとしては

1・シャンプーの準備をする
2・犬の体をしっかり濡らす
3・シャンプーで体を洗う
4・体をしっかり流す
※コンディショナーがあれば3.4を繰り返す
5・最後に目や体にシャンプーが残っていないか確認
6・体の水気を絞りタオルで拭く
7・ドライヤーで体をしっかり乾かす
8・終わったらご褒美を与えほめてあげる

となります。

シャンプーの種類により体を洗う回数が異なります。

リンスインシャンプーであれ短時間で済ませることができるためシャンプーに慣れていない犬におすすめです。

成犬も短時間で済ませてあげることが大切ですが、シャンプーの流し残しがないようにしっかり流してあげましょう。

 

バスタブは必要?

バスタブは犬の体の大きさにあったものがあれば使用しましょう。

犬によってはバスタブがある方が落ち着くことができます。

ただ性格によるためバスタブの有無はどちらでも問題はありません。

 

犬のお風呂の温度はどれくらい?

犬のお風呂・シャワーの温度は

子犬:35度前後
成犬:30度前後

が適温となります。

人肌程度でよいため自宅でシャンプーするときには設定温度を変更しましょう。

 

 

皮膚は体温が上がると痒みがみられるようになるため皮膚炎を起こしている犬は平均温度より少し低く設定してあげましょう。

さらに「夏は平均より少し低く」「冬は平均より少し高く」設定してあげるといいでしょう。

 

お風呂のときは室内の温度も調節しておきましょう。

お風呂上がりは室温によって「寒すぎる」「暑すぎる」という状態になる可能性があります。

ドライヤーでしっかり体を乾かすまでは犬に合わせた温度に設置しておきましょう。

 

犬のお風呂の頻度はどれくらい?

犬のお風呂の頻度は

2~4週間に1度程度

にしましょう。

シャンプーはこまめにすることで皮膚が乾燥状態になり皮膚炎を引き起こす可能性があります

体が汚れてしまったときはこの限りではありませんが皮膚の状態を確認してからシャンプーを行うことをおすすめします。

 

体が頻繁に汚れてしまう場合はドライシャンプーやウェットシートなどを活用してみるのも方法の一つです。

 

犬のお風呂、いつから入れていい?

犬のお風呂は子犬の頃から入れて問題はありません

ただ、

・体調を崩している
・迎え入れたばかり
・注射をした後

などのタイミングは避けましょう。

どのタイミングでお風呂に入れていいか不安な場合はかかりつけの獣医師に相談してみましょう。

 

犬はお風呂が嫌い?

犬はお風呂は「自分のニオイが変わってしまう」「シャンプーのニオイがきつすぎる」などの理由から嫌いになることがあります。

犬は嗅覚が優れているためシャンプーのニオイがきついと体調を崩してしまうこともあります。

 

犬がお風呂を好きになってもらうためには

・香りがきつすぎないシャンプーを選ぶ
・お風呂は楽しいことだと認識させる

ことが大切です。

 

ドライヤー不要!心地よく乾かす「ペットドライルーム」

「お風呂はいいけどドライヤーが苦手で乾かすのが大変」という方にはペットドライルームがおすすめです。

ペットドライルームとはキャリーのような形をしており30~40℃の温風で犬の体をしっかり乾かしてくれる商品です。

かなり静かなのでドライヤーの音が苦手という犬にもおすすめです。

 

 

ちゃんとお風呂に入れたらほめてあげましょう

犬がお風呂を嫌がらないポイントとしてお風呂に入れたらほめてあげる」ことが大切です。

お風呂の後にご褒美を与えると犬は「お風呂に入るといいことがある」と認識してくれるようになります。

お風呂に対して苦手意識があると今後お風呂に入れることがかなり大変になります。

犬にとっても飼い主にとっても良いことなのでしっかりほめてあげましょう

 

よくある質問

犬のお風呂は湯船に浸かったほうがいい?

湯船に浸かっても浸からなくてもどちらでも問題はありません。ただ、湯船に浸かることで溺れてしまう可能性もあるためしっかり安全対策をしてから行うことをおすすめします。犬専用のバスタブなどを用意すると安全性も高くなります。

犬と一緒に湯船に浸かっても大丈夫?

犬と一緒にお風呂に入りたいと思う方もいるかもしれません。しかし一緒に湯船に浸かることで人畜共通感染症などのリクスがあるため避けた方がいいでしょう。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。しかし保険料も高くなり補償内容のグレードも普通のプランより下がってしまいます。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

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【犬のシャワーの温度やお風呂について】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬のお風呂の入れ方
・シャンプーの温度や頻度
・お風呂を嫌いにならないための対処法
について解説してきました。
犬にとってお風呂は体を清潔にするために大切なケアです。
そのため犬が嫌がることがないように洗ってあげましょう。
もし暴れてしまって自宅では難しい場合はトリミングサロンや動物病院などで相談することをおすすめします。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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