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猫の下痢の原因や理由は?対処や便の状態、動物病院に行く際の注意点

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猫の下痢の原因は便でわかることがあります。元気があっても2.3日以上治らない場合はなにかの病気の可能性があります。特に子猫は些細な下痢でもすぐに動物病院に行くことがおすすめです。
猫は下痢をしやすく原因も様々です。すぐに治る場合もあれば常に垂れ流しているような重い症状のケースもあります。
また重篤な病気が隠れていることもあるため、動物病院を受診するタイミングが重要になってきます。

この記事では

・猫が下痢になる原因
・動物病院を受診するタイミング
・猫が下痢をしているときの対処法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「危険な便の見分け方」「子猫とシニア猫が下痢をしたときの注意点」もわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


猫が下痢になる原因は?

猫は下痢をしやすいデリケートな生き物です。

ときには検査をしても原因が不明なこともあります。

 

食事(餌・キャットフード)が原因の場合

最もよく見られるのが、キャットフードなど「食べたもの」が原因になるケースです。

【食べたものが原因で下痢をする理由】
消化不良
・フードが合わない
・人間の食べ物を食べた
・猫が食べてはいけないものを食べた
消化不良

猫の成長や好みに合わせてフードを切り替える際、いきなりすべて変えてしまうと消化不良により下痢を起こしやすくなります。

猫のお腹はいつものフードに見合った消化体勢を整えます。

その状態でいつもと違うフードを食べてしまうと消化が追いつかず、おなかの状態は狂ってしまい下痢をしやすくなるのです。

特に元々胃腸が弱くうまく消化できない体質の子の場合、フードの切り替えは要注意です。

 

キャットフードの切り替え方

フードを切り替えるのは1週間ほどかけてゆっくり行いましょう。

切り替え方法は

・1日目 1回分のフードのうち新フードを1/7混ぜる
・2日目 新フードを2/7混ぜる
・3日目 新フードを3/7混ぜる

ようにして少しずつ新しいフードの割合を増やしていくと、7日目には食器のフードは完全に新しいフードに切り替わっています。

猫のお腹に負担がかからない方法でフードを切り替えましょう。

 

フードが合わない

時間をかけてフードを切り替えていても下痢をする場合があります。

そのようなケースだと

食物アレルギーなどでフードが合わない

可能性があります。切り替えは進めずもともと食べていたフードに戻しましょう。

食物アレルギーのほかの症状として

・吐く
・耳や顔などの強いかゆみ
・皮膚の赤みや発疹

などがあげられます。

これらの症状が見られたら動物病院で検査してもらうことをおすすめします。

 

人間の食べ物を食べた

目を離したすきに食卓のおかずを猫に食べられたりすることはよくあります。

しかし人間の食べ物は猫にとって必要のない味付けがされています。

過剰な塩分や糖分は猫の内臓に負担をかけ、それが原因で下痢をすることがあります

肉料理など猫が好みそうな人間の食べ物は目を離さないように注意しましょう。

 

猫が食べてはいけないものを食べた

盗み食いは猫が食べてはいけないものを口にする可能性があります。

 

【猫が食べると有害なもの】

食品症状
玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラ元気がなくなる、嘔吐、下痢、貧血
アボカド下痢、嘔吐
チョコレート嘔吐、下痢、興奮状態、震え
アワビ光線過敏症状(赤み、腫れ、痛み、かゆみ、耳の変形)
生のイカ食欲不振、運動失調、行動異常、嘔吐、体重減少
生の豚肉トキソプラズマ感染症(結膜炎、体重減少、慢性の下痢)

玉ねぎやネギなど本体を食べなくても、ネギ類をゆでた汁や玉ねぎが入ったスープなどを口にするのも猫にとっては危険です。

また生肉だけでなく生卵も細菌感染を引き起こしやすく下痢の原因となるため注意が必要です。

 

犬のおやつにも注意

犬と猫を同時に飼っているお宅では、犬のおやつを猫に与えることもあるでしょう。

しかし犬のおやつの中に含まれる

プロピレングリコール

という食品添加物が猫にとって有害であることがわかっています。

口に入れた時の症状として

・下痢
・泥酔、錯乱状態

・吐き気、嘔吐
・多尿
・息が荒い
・痙攣、失神

などがあげられます。

プロピレングリコールは保湿力や殺菌力が高く、セミモイストのドッグフードやジャーキーなどの柔らかい食感のフードに幅広く利用されています。

犬に対しては安全とされているためドッグフードの成分表ではよく見かけます。

犬のおやつを猫にも与える場合には成分表を確認するようにしましょう。

 

加えて電子タバコのリキッドのほとんどにプロピレングリコールが含まれています

猫の前で電子タバコを吸わないことは愛猫の健康を守ることにつながります。

 

誤飲・誤食

食べ物ではないものを口にすることを「誤飲」や「誤食」といいます。

【誤飲や誤食して下痢するもの】
・植物
・洗剤

ちなみに誤飲・誤食事故で最も多いのはおもちゃを飲み込んだというものです。

しかしおもちゃを飲み込んだ場合、下痢ではなくむしろ便秘が多くみられます。

 

植物

猫は肉食動物ですが猫草など植物も好んで食べます。しかし中には猫にとって危険な植物も存在します。

 

【猫にとって危険な植物】

植物危険な部位
ユリ科(カサブランカ、テッポウユリ、チューリップ、ローズリリー、ヒヤシンス等)花、花弁、花粉、葉、茎
サトイモ科(ポトス、カラジューム、ディフェンバキア、モンステラ)葉や根茎
ドラセナ(幸福の木)
アロエ皮や葉
アジサイ
キク科(デイジー、フジバカマ等)全草
マーガレット
ツツジ科(シャクナゲ、サツキ、レンゲツツジ等)葉、根、蜂蜜

観葉植物の多くは猫に有害です。

特にユリは花瓶に生けている水を猫が口にするだけでも、下痢などの中毒症状を引き起こすことがあります

部屋に観葉植物を置いている場合には猫が届くようなところにはおかないようにしましょう。

 

洗剤

こぼれた洗剤を猫が踏み、その足をなめることで下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。

洗剤に含まれる界面活性剤は猫の胃や腸の粘膜を破壊するので注意が必要です。

 

細菌やウイルス、寄生虫が原因の場合

細菌やウィルス、寄生虫が腸を含む消化器官に入り込み、下痢を引き起こします。

 

細菌感染
猫の細菌感染症の原因となるのは
・クロストリジウム
・カンピロバクター
・サルモネラ
などの細菌です。
サルモネラとカンピロバクターは人にも感染する人獣共通感染症の一つです。
牛や豚やにわとりなどの家畜の腸内、河川・下水など自然界に広く生息していている細菌です。
またクロストリジウムは健康な猫の便からも普通に検出される常在菌です。
普段は共存している細菌が体力や免疫力の低下などでバランスが崩れると、細菌性腸炎が引き起こされます。
下痢だけでなく
・血便
・粘膜便
・嘔吐
などの症状がみられたときは動物病院で受診を検討しましょう。
ウィルス感染

猫のウィルス感染でよく知られているのが

・猫白血病ウイルス
・猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)
・猫コロナウイルス
・猫パルボウイルス

です。

どれも死亡率が非常に高く、一度ウィルスに感染したら排除できないものもあります。

ウィルスを保菌している猫は下痢などの症状が一時的に治まっても、ストレスなどをきっかけに再発するため注意が必要です。

保菌した猫との接触で感染するため野良猫に多くみられます。

 

寄生虫感染

猫に多い寄生虫は

・回虫(かいちゅう)
・鉤虫(こうちゅう)
・鞭虫(べんちゅう)
・条虫(じょうちゅう)

があげられます。

寄生虫は猫の栄養を横取りするため、下痢とともに貧血になる恐れがあります。

 

寄生虫の多くは

・幼虫を体内に持っている小動物を食べて感染する「経口感染」
・母乳を介して子猫に感染する「母子感染」

です。

そのため定期的に外に出る猫は感染していることが多く見られます。

また母子感染で子猫が感染した場合、抵抗力や体力がないことから死亡する確率が上がります。

子猫に限らず

・血の混じった黒っぽいタールのような便をする
・貧血気味になる(粘膜や舌が白っぽい)
・下痢をする
・元気・食欲がなくなる
・体重が減ってくる
・毛ヅヤが悪くなる
・脱水症状になる(背中の皮を引っ張ってもすぐに戻らない、戻りにくい)
・衰弱していく

などの症状が見られるようなら動物病院で早めの駆虫を行いましょう。

 

病気にかかっている場合

猫は腸以外の病気でも下痢をすることがあります。

【猫が下痢を起こす病気】
・肝炎や胆管炎などの肝臓・胆のうの病気
・膵外分泌不全のような膵臓の病気
・ガンなどの悪性腫瘍
・リンパ腫
・甲状腺機能亢進症
・IBD(炎症性腸疾患)

慢性の下痢の原因のひとつとして、はっきりとした原因を特定できない炎症性腸疾患(IBD)と呼ばれる病気もあります

これは人のIBDと同様に免疫が関与していると考えられてます。

猫の下痢には重篤な病気が隠れている場合もあるため、続くようなら動物病院へ行きましょう。

 

環境の変化やストレスが原因の場合

猫はストレスに弱い動物です。

【猫がストレスで下痢を起こす例】
・引っ越しなどによる環境の変化
・来客などで知らない人と長く接した
・長時間の移動 など

環境に慣れることで症状が治まることが多いのですが、中には時間がかかる子もいます。

嘔吐を伴うこともあり、長期的に続くことで脱水症状や貧血などほかの症状を引き起こすこともあります。

下痢が止まらなかったり、自己免疫で改善されないようなら早めに獣医師に相談しましょう。

 

また寒さにも弱く、急に寒くなるとおなかをこわしやすくなります。

特に寒暖差が激しくなる季節は下痢を起こす猫が増えるため、エアコンの暖房を利用するなど温度差をできるだけなくすような配慮が必要です。

 

愛猫が下痢になったら、便の様子をしっかり観察!

猫が下痢になってしまった場合は便の状態をしっかりとチェックしておきましょう。

そのためにも「いつもの便の様子」を把握しておくことで便の変化に気づきやすくなります。

【把握しておきたい健康な便】
・色や固さ、形
・臭い
・トイレの大まかな回数
キャットフードや食べるもので便の色や形、硬さなど変わってきます。便にも個性があるため愛猫のものを知っておきましょう。
また下痢をしている便は臭く、いつもと違う臭いがあります。
砂で隠れて便の状態がわかりにくい場合は臭いで判断することができます。
他にもいつもは汚れないトイレの縁などが汚れているのであれば、下痢の便を踏んだ足でトイレの縁に乗って汚したなどが考えられます。
このように普段の状態を知っておくことは愛猫の下痢の早期発見につながります。

 

トイレの回数が増えたら下痢を疑いましょう

愛猫が何度もトイレに行くようなら下痢をしている可能性があります。また中にはトイレが間に合わず漏らしてしまう子もいます。

・トイレに頻繁に行く
・漏らす
・トイレの時苦しそうに鳴く

ようなしぐさが見られる場合は下痢を疑いましょう。

そのうえで便の状態をチェックします。

 

下痢の状態をしっかりチェック!

下痢のときは便の状態を常に確認しましょう。

 

【便のチェックポイント】

便の状態備考
血便、血の塊が便に混ざっている血便は、赤い血、血の塊が混じるだけでなく、タール状の黒い便も要チェック。胃や小腸などの上部消化管で出血している場合は黒い便が出ます。
水っぽい便ほぼ液体状で、猫のトイレから持ち上げられない便。
泥状の便水状ではありませんが、泥のように形が崩れてしまう便。
便がいつもより柔らかいいつものように形にならず軟便状態の便。猫トイレのスコップですくうと形が崩れてしまうような状態です。軟便は下痢に移行することも多い。
色がいつもと違う下痢を起こすと灰色や黄色がかった便が出ることがあります。また消化不良の場合は緑がかった便が出ます。
異物(つぶつぶしたものなど)が混ざっている未消化の食べ物や白いつぶつぶが混じった便。白いつぶつぶや糸状のものが混じる場合は、おなかのなかに寄生虫がいる可能性があります。
酸っぱいにおい、悪臭がするいつものにおいとは異なり血液のようなにおいや硫黄臭、酸っぱいにおい、悪臭がすることがあります。
粘液が出ている腸に炎症が起こると、ゼリー状の粘液が混じることがあります。
嘔吐もしている下痢と同時に嘔吐の症状もある場合は、重症化しやすいので注意しましょう。

良くない便の状態が続くようであるならば動物病院を受診することをおすすめします。

その際

・便を持参できるようなら持っていく
・便がとれないようならスマホで便の画像を撮っておく

と獣医師の診断を受けるときの参考になります。

 

動物病院を受診する目安は?いつ病院に行くべき?

大したことがない下痢であれば通常数日で自然に治ります。

病院を受診する目安としては2~3日下痢を繰り返すようなときです。

様子を見ても治らない場合にはすぐに動物病院で診てもらいましょう。

 

猫の下痢でこのような症状があるときは動物病院へ!

猫が下痢をして下記のような症状があるときは早めに動物病院へ連れていくことをおすすめします。

・下痢がずっと続きなかなか治まらない
・下痢が長引く、ひどくなる
・血便が出ている(便に鮮血が混じる、黒いタール状の便など)
・食欲不振
・元気がなく、ぐったりしている
・下痢だけでなく、嘔吐もしている
・脱水症状がある
・何かを誤飲した可能性がある

子猫やシニア猫であれば重篤な病気が原因で下痢の症状が出ているケースも珍しくありません。

加えて脱水症状や低血糖にもなりやすいため、下痢が長引くようなら注意が必要です。

成猫の場合はいつものように元気で食欲があれば、下痢であっても様子見でいいでしょう。

問題ない下痢であれば3日以内に治まるケースが多くみられます。

 

猫の下痢。受診前のチェックポイント

猫の症状を正確に伝えることで獣医師の診察の手助けになります。

【受診前のチェックポイント】
・いつから下痢をしているか、下痢の回数
・下痢以外の症状
・便の様子

下痢以外の症状では

・嘔吐はあるか
・ぐったりしていないか
・食欲はあるか
・体重減少はみられるか

などです。

便の様子は

・血便
・ドロドロしているなどの形状
・臭いや色

の情報を押さえておきましょう。この際便を持参すると確実です。

 

どのタイミングで取った便を持っていけばいい?

理想を言えば動物病院へ持っていく直前に取れた便が一番です。

タイミングが悪く難しい場合は、その日の朝に取れた便を持っていくようにしましょう。

前日に取った便でも検査はできます。ただし便の中の寄生虫などがいなくなってしまう場合もあります。

できるだけ新鮮な便を心がけましょう。

 

便を入れる袋は?

便を入れる袋はなんでも大丈夫です。乾燥しないようビニールやラップでぴったりと保存しておきます。

猫砂が多少付いていても神経質になることはありません。

持っていく量は指の頭くらいの量で充分です。少量で検査が可能です。

 

動物病院ではどんな治療をするの?

下痢をしている場合、動物病院では主に

・整腸剤や抗生物質、駆虫薬など薬による治療
・注射

などの治療が行われます。

脱水症状が見られる場合には点滴や、重篤な場合は入院するケースもあります。

 

猫が下痢をしているときの対処法は?

猫が下痢を起こしたときは、まずはその原因を把握することが大切です。その上で適切な対策をしてあげましょう。

 

下痢のときはどんなキャットフードがいいの?

猫が下痢の時には

・キャットフードの量を少し減らす
・ふやかしたキャットフード

などを与えましょう。

下痢で食欲がないときに無理していつもの量の食事を与える必要はありません。

愛猫の体調に合わせて量を調節してください。

また下痢と同時に水分も多く排出することから、ふやかしたフードは食事と一緒に水分も摂取できて便利です。

脱水症状にならないようフードと一緒にきれいな水もたっぷり準備しておきましょう。

 

また動物病院では下痢をしている猫用の療法食を購入することができます。

獣医師に相談の上、症状にあった療法食を処方してもらってもよいでしょう。

 

下痢の時は絶食したほうがいいの?

食べると下痢をするからといってご飯を抜くのは危険です。

猫は絶食時間が長くなると、肝臓に脂肪がたまってしまう肝リピドーシスという病気になってしまいます。

肝リピドーシスとは
猫が十分に栄養を取れないことで体の中の脂肪が分解され、肝臓に急激に蓄積するために起こる病気。悪化すると肝障害を起こし最悪死亡することもある。

そのため猫の食欲がないときにも注意が必要です。

 

自己判断での投薬はNG

人間用の整腸剤や下痢止めを自己判断で与えるのはやめましょう

特に注意したいのは、「整腸剤」と「下痢止め」は違うということです。

下痢止めを猫に使って排泄をストップすると、体に不要な細菌まで排出されなくなって猫の命に関わることもあります。

 

また以前処方されていた薬が残っているからと使用するのもNGです。

胃腸薬は変性しやすい生薬や消化酵素が多く含まれているため、逆に胃腸障害が起きてしまう危険性があります

その時々の症状に合わせて薬を処方してもらうことが大切です。

 

猫の下痢。消毒はどうする?

下痢のときはトイレをまめに掃除して清潔を保ちましょう。

またトイレ以外のところで下痢や嘔吐をしてしまった場合は、感染症拡大防止のため

塩素系消毒薬

で消毒します。

多くの細菌やウィルスはこの塩素系消毒薬で除菌することができます。

家庭用でいうとキッチンブリーチやハイターなども塩素系漂白剤なので、それらで下痢や嘔吐してしまった場所を拭きあげます。

アルコールでは除菌できない細菌やウィルスが存在するため、消毒は必ず塩素系で行いましょう。

 

猫を飼っている著者からのアドバイス

猫が下痢をしているときには脱水させないためにも水分補給が重要です。

いつでも水が飲めるように器の数を増やしたり、噴水タイプの水飲み容器を準備したりしてみると良いでしょう。

 

子猫が下痢をしたときの注意点

体力も抵抗力もない子猫はちょっとしたことで下痢をします。

重症化もしやすく処置が遅れると手遅れになるケースもあります

そのため子猫が下痢をしたら早めに動物病院で診てもらいましょう。

 

子猫の下痢の原因

子猫の下痢の主な原因を3つご紹介します。

 

1.月齢に伴う食事の変化

子猫は月齢に伴い、「ミルク」→「ふやかしたフード」→「ドライフード」と食べるものが変わります。

その変化によって下痢をすることがあります。

特にミルクから固形食に変わる離乳期は、消化機能が対応しきれずに下痢を起こすことがよくあります。

そんなときはミルクに戻して様子を見るとよいでしょう。

月齢にとらわれず子猫に合わせて変えていくことが大切です。

 

2.感染症にかかっている

細菌やウィルスによる感染症が原因で下痢をしている場合があります。

先にご紹介した細菌やウィルスのほかに、子猫がかかりやすい感染症として

・猫ウィルス性鼻気管炎
・猫カリシウィルス感染症
・猫クラミジア感染症

があげられます。

体力がない子猫が発症すると死亡することもある恐ろしい病気です。

これらの感染症はワクチン接種で予防できます

子猫を飼い始めたら獣医さんと相談して計画的にワクチンを接種しましょう。

 

3.寄生虫

コクシジウムや回虫などの寄生虫が子猫の腸内に寄生し、下痢を引き起こします。

母猫の母乳や便から感染するので、生後数ヵ月までの子猫によくある症状です。

寄生虫は原因が判明したタイミングで駆虫による治療が行われるのが一般的です。

 

子猫の下痢は早めの受診を!

このほかにも

・ストレスや環境の変化
・異物の誤飲

など子猫が下痢を起こす原因はたくさんあります。

さらに体の小さな子猫は脱水症状や低血糖にもなりやすく下痢が続くのはとても危険です。

子猫の下痢は脱水症状や嘔吐、血便などを伴わなくても、早めに動物病院を受診したほうがよいでしょう。

シニア猫が下痢をしたときの注意点

シニア猫の下痢も、体力や抵抗力の面で子猫と同様に重症化しやすいです。

そのため血便や嘔吐、元気がないなどの症状を伴うときは注意が必要です。

 

シニア猫の下痢の原因

猫も高齢になると人間と同じように体力が落ち、さまざまな病気にかかりやすくなります。

あらゆる機能が衰え腸の動きの低下が原因となり、便秘・下痢が引き起こされることがあります。

 

またシニア猫に多い疾患の一つに慢性腎臓病があげられます。

慢性腎臓病でも下痢症状が現れるため、シニア猫の便には気をつけておかなければいけません。

 

キャットフードは消化がよいものを

キャットフードを変えていないのに

・食が細くなった
・下痢をするようになった

のであれば、フードの切り替えを検討してもよいでしょう。

腸の働きが低下している高齢猫のために消化が良いフードを選びます。

消化が良いフードとは
高たんぱく低脂質なもの。猫は穀物の消化が苦手なためグレインフリー(穀物不使用)がおすすめ。

子猫と同様シニア猫の下痢も重症化しやすいため、血便や嘔吐、元気がないなど見られたら早めに動物病院で診察を受けましょう。

 

よくある質問

生後5ヶ月すぎの子猫の大腸炎に原因はありますか?

大腸炎とは腸が何らかの原因で炎症を起こしている状態です。原因はストレスや病気、感染症など様々です。
特に子猫では誤飲や誤食の可能性もあります。
まずは動物病院で原因を見つけることが重要です。それによって治療方法も変わってきます。

猫が下痢を治した後でも食欲がありません。

いつまでも食欲がないようならフードを変更してみることをおすすめします。
嗜好性が高いウェットフードを与えてもいいでしょう。
またドライフードに猫が大好きなチュールなどをトッピングする方法もあります。
食べることができるものを見つけて食欲を戻しましょう。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入・検討しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。しかし保険料も高くなり補償内容のグレードも普通のプランより下がってしまいます。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

【猫の下痢の原因は便でわかる?治らないのはこんな時!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫が下痢になる原因
・動物病院を受診するタイミング
・猫が下痢をしているときの対処法
について解説してきました。
猫の下痢は放置しても治ることがあり、様子見することが多くあります。
しかし中には重篤な病気を伴った下痢もあるため軽く考えてはいけません。
適切な処置で病気から愛猫を守ってあげましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。