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猫が壁で爪とぎするのを防止するには?おしゃれな爪とぎ器や対策法も

猫が壁で爪とぎするのを防止するには?おしゃれな爪とぎ器や対策法もサムネイル
猫が壁等で爪とぎするのを防止・対策するためには爪とぎ器が役立ちます。壁掛けのものや自立タイプもあり段ボールや麻など素材も様々で、おしゃれなインテリアとして使えるものもあります。
爪とぎは猫にしか見られない行動で代表的なものです。一方でしてほしくない場所で爪とぎをされるケースがあり、猫の問題行動のひとつとなっています。
そんな時に役立つのが猫の爪とぎ防止グッズです。インテリアに溶け込むようなおしゃれなものもあり、楽しく選ぶことができます。

この記事では

・猫が爪とぎを行う理由
・爪とぎ器の選び方のポイント
・爪とぎ器で研がないときの対策
について解説します。
最後までお読みいただければ、「爪とぎの必要性」「爪とぎのしつけ方」もわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


目次

「爪とぎ」と「爪切り」の違い

猫の爪研ぎは「古い爪を剥がす行為」です。私たちが考える「爪を短くすること」とは違います。

猫は爪を研ぐから爪切りはいらないと勘違いしている飼い主さんもいます。しかし「爪とぎ」と「爪切り」は役割が違います

そのため猫が爪研ぎをしているからといって爪切りをしない理由にはなりません。

もし爪切りを怠ると

・丸く伸びた爪が肉球に刺さる
・伸びた爪が根元から折れる

などの事故やケガにつながります。

爪とぎをしても爪は長くなります。多くの猫は爪切りを嫌がりますが、事故やケガを防ぐためにも猫の爪はこまめに切るようにしましょう。

 

猫が爪とぎを行う4つの理由

猫が爪とぎをしても爪は短くならず、鋭くなります。さらに猫の爪とぎには鋭くする以外の意味が込められていることがあります。

猫が爪とぎをする理由は主に

・爪のメンテナンス
・マーキング
・アピール
・自分を落ち着かせる

があげられます。

 

爪のメンテナンスのため

猫はメンテナンスのために爪とぎを行います。猫の場合のメンテナンスとはいつでも狩りができる状態です。

そのため爪とぎを行った後にはさらに爪は鋭くなります。

猫の爪は層になっており、古くなると

一番外側の層が玉ねぎの皮のようにぽろっとむける

ようにできています。

使い古して強度が鈍くなった古い爪を脱いで新しくとがった爪を常に準備することで、数少ないチャンスでも獲物を確実に仕留めることができるのです。

私たちが見かける爪とぎは前足だけです。後ろ足はどうしているのかというと、噛んで古い層を剥がしています。

 

マーキングのため

猫はおしっこをかけるほかにも爪とぎでマーキングを行います。

猫の前足の肉球の間には臭腺というにおいを出す部分があります。爪とぎをと同時ににおいをこすりつけることで自分の縄張りを示しています。

高い位置で爪とぎを行うのは、体を大きく見せて強さアピールをしているといわれています。

 

かまって欲しいアピールのため

飼い主さんの気をひこうと、バリバリと音を立てて爪とぎをすることがあります。

飼い主さんの帰宅後、ちらちらと見ながら爪とぎを行うようであれば「かまってほしい」の合図です。

遊んだりなでたり、思う存分かまってあげましょう。

 

心を落ち着かせるため

ストレスに感じることや興奮を一時的に落ち着かせたい場合などで猫は爪とぎをします。

この行動を「転移行動」といいます。転移行動とは「本来の目的とは関係ない行動」のことで、原因は分かっていません。

【動物学的転移行動例】
・「猫」 爪とぎ
・「犬」 あくび
・「人」 頭をかく など

多くは

・不安を悟られないため
・失敗した時の照れ隠し

など本心を悟られないように転移行動を取るのではないかといわれています。

 

猫にとって爪とぎは必要不可欠!

猫にとって爪とぎは本能です。飼い主さんが「爪とぎをしてほしくない」と思っても本能なのでやめることはできません。

そのため爪とぎをやめさせるのではなく、

爪とぎをしてもいい場所を作る

ようにしましょう。そのためには爪とぎ器が有効です。

一方で爪とぎ器が気に入らなければ、準備しても使ってくれないことがあります。愛猫の好みを理解して好むものを選んであげることが重要です。

猫の性格によっては爪とぎ自体をしないことがあります。おっとりとしていて人見知りもしないような子であれば、爪とぎをしないケースも見られます。
爪とぎをしなくても古い爪は勝手に剥がれ落ちるため、普段からのお手入れでしないのであれば問題はないでしょう。

 

飼い猫に適した爪とぎ器の選び方

爪とぎ器には多くの種類が販売されています。猫の好みによって違いがあるものの、爪とぎ器を選ぶポイントは

・サイズ感
・素材
・形

です。

サイズ感
猫が上に乗ることができるくらいの大きさは最低限必要です。デザインによっては爪とぎ器の中でくつろぐことができるものもあります。

また爪とぎ器の上でストレッチをする子も多いため、ある程度の大きさのものを準備することをおすすめします。

 

素材
猫の爪とぎ器には

・段ボール
・麻
・布
・木

など多くの素材があります。硬さや形状の違いがあるため愛猫が気に入るものを選びましょう。

麻と段ボール素材はほとんどの猫が気に入ると考えられます。いろいろ試してみて愛猫の好みを把握することが大切です。

 


ホームセンターなどで売られている一般的な形から、

・爪とぎの上ででくつろぐことができるタイプ
・箱型になっており中に入ることができるタイプ
・爪とぎしながら遊ぶことができるタイプ

など形状は様々です。ベッドの形をしていておしゃれなデザインもあり、インテリアとしてリビングに置いても邪魔にならないものもあります。

一方で猫が手の込んだ形状の爪とぎ器より、一般的な平べったい爪とぎ器を好むケースがあります。

素材や形、サイズ感の組み合わせで愛猫の一番のお気に入りを見つけましょう。

 

おすすめの猫爪とぎ器を紹介!おしゃれでインテリアにもなる【TOP5】

近年爪とぎ器にもかわいいものやスタイリッシュなものが発売されています。段ボール素材だけでなく麻などの天然素材が使用された商品もあり、多くの中から選べるのは嬉しいですね。

その中でもおしゃれでインテリアにもなる爪とぎ器TOP5をご紹介します。

愛猫の好みと照らし合わせて、爪とぎ器の参考にしてください。

 

【第1位】ガリガリラウンジスクラッチャー

商品説明:中で猫がくつろげるように開発された爪とぎです。リラックスできるラウンジタイプ。

ベッドとしてくつろぐ姿は優雅でおしゃれで、目覚めて背伸びと同時に爪とぎもできちゃいます。

内側は全て段ボールの爪とぎ素材が使用されており、爪とぎ時のカスが飛び散りにくい構造になっています。

愛猫が興味を示さないときには付属の「またたび」で夢中になること間違いなしです。

 

【第2位】nekoto 段ボール素材のコーナースクラッチハウス

商品説明:多頭飼いにぴったりの自立式の爪とぎハウス。穴をあけたり加工の必要がないため設置も簡単で、おいておくだけで猫の爪研ぎや遊び場になります。

内部は二階建てで猫が好きな上下運動ができ、部屋のコーナーに置くことで猫が爪とぎしやすい壁面を保護してくれます。

滑り止めシール付き。

 

【第3位】エイムクリエイツ ニャンコロビー サークルタイプ

商品説明:「追う」「見る」「聞く」「嗅ぐ」「触る」といった五感をくすぐる爪とぎ付きのおもちゃ。真ん中には爪とぎ、周りには鈴が入ったボールが3個入っており、触るとくるくる回ります。

ボールは赤青緑の3色で、緑のボールにはニットキャップが入っています。動くボールは猫の興味をそそり、好奇心が強い子猫は追いかけたくなるでしょう。

 

【第4位】ボンビアルコン ニャちゅらるスクラッチ

商品説明:体が大きな猫さんに嬉しいBIGサイズの両面爪とぎ器です。

素材は表面は麻布、中身はココナッツマットを使用。天然素材で安心です。

床置きでの使用はもちろん、壁面保護で壁用取り付け器具を使って壁掛けや、紐を通してサークルに結ぶ使い方もできます。

 

【第5位】K&H トライアングル カードボード

商品説明:ニャンコロビーと同じく猫の五感を刺激する爪とぎ付きのおもちゃ。こちらは形が三角形です。

ボールが2個付属されており、付属のシーソーパーツを本体の裏側に取り付ければ、グラグラと揺れて愛猫の遊び心をより刺激します。

 

爪とぎ器でとがない!今すぐできる3つの対策【簡単】

せっかく準備した爪とぎ器でも爪とぎをしてくれないことがあります。

そのような時には

・素材
・場所
・爪とぎ器の滑り止め

に注目してみてください。愛猫が爪とぎ器にはまるヒントが隠れているでしょう。

 

素材の変更

爪とぎ器の素材には段ボールや麻、布や木など様々な種類があります。それぞれ固さが違ため、今ある爪とぎ器で爪とぎをしないようなら素材が気に入らない可能性があります。

気に入る素材を見つけるためには

普段愛猫が爪とぎをする場所を確認

しましょう。

ソファやカーペットなどで爪とぎをするようなら、柔らかい素材が好みだと考えられます。

そのような場合には布製の爪とぎ器を準備してあげると爪とぎをしてくれる可能性が上がります。

 

設置場所の変更

猫が爪とぎを行う理由の中に「飼い主さんへのアピール」や「気持ちを落ち着かせるため」というものがあります。

これらの理由で爪とぎを行う際に爪とぎ器がなければ、別の場所で爪とぎをすることがあります。

そのため

・飼い主さんに見られる場所
・愛猫の寝床
に爪とぎ器があれば爪とぎをしてくれると考えられます。

またふすまなどで爪とぎを行う場合は垂直に爪とぎをしたいタイプの子です。自立したり壁掛けタイプの爪とぎ器があれば爪とぎをしてくれるでしょう。

 

厄介なマーキングでの爪とぎ

垂直に爪をとぐもう一つの理由として「マーキング」があります。
強さを見せつけるために背伸びしてできるだけ高いところで爪とぎを行います。中にはところかまわずあちこちで爪とぎを行うケースもあります。
特に
爪が引っかかりやすいザラザラとした壁紙は格好の爪とぎ
になります。
壁や家具などで爪とぎをさせないための対策として、愛猫がマーキングで爪とぎをする場所に壁掛けの爪とぎ器を設置しましょう。
ほかにも自立する爪とぎ器が役立ちます。この場合、愛猫の縄張りの境目(出入り口付近)に設置すると効果を得られやすいです。

壁や家具などの爪とぎ防止策として爪とぎ器を有効活用しましょう。

 

滑り止めシートの活用

気に入った素材の爪とぎ器であっても、爪とぎ中に動いたりして満足に爪がとげないようだと使ってくれなくなることがあります。

そのような場合には

爪とぎ器の下に滑り止めシートを敷く

と滑りにくくなりおすすめです。爪とぎ器が滑り止めシートで固定されて爪とぎがしやすくなります。

爪とぎがしやすくなることで猫が爪とぎ器を愛用してくれるようになるでしょう。

 

上手にしつける3つのコツ

猫にしつけは難しいといわれます。

爪とぎのしつけも困難ではありますが、壁面などしてほしくない場所での爪とぎを防止させるポイントがあります。

1.叱らない
2.爪とぎ器へ移動
3.子猫のころから覚えさせる

 

1.間違っても叱らない

猫は叱るや褒めるなどの行動は理解できません。人や犬に当てはめても、猫だと違う解釈をしていることも多くあります。

たとえ叱られたとしても

猫にとってはただただ怖いだけ

なのです。

爪とぎで叱られても、猫にとって自然な行動をしている最中に大きな声で怒鳴られたら怖いでしょう。怖さから飼い主さんに威嚇するケースもあります。

このように猫を叱ることは恐怖を与えるだけの結果となってしまい、猫にとってはストレスになります。

猫との信頼関係を崩すことにもつながるため、猫がしてほしくない場所で爪とぎをしても叱らないようにしましょう。

 

2.すぐに爪とぎ器へ連れて行く

してほしくない場所で爪とぎをしようとしたら、叱らずに爪とぎ器まで連れていきましょう。

猫は叱られる意味は分からなくても理解力はあります

何度も移動を繰り返すことで、爪とぎ器で爪とぎをすることを覚えるでしょう。

爪とぎ器にはまたたびパウダーが付属されているものもあるため、振りかけて誘導する方法もあります。
またたびを好む猫であれば魅力的なにおいにつられてすりすりしながら爪とぎを行います。
一方中にはまたたびに興味を示さない子もいるため、成功するかどうかには個体差があります。

 

3.子猫のときから覚えさせる

子猫をお迎えしたと同時に爪とぎ器も準備しておくことをおすすめします。

子猫が爪とぎを始める時期は個体差があるものの

おおよそ生後5ヶ月~6ヶ月程度

だと考えられます。気づいたときにはそばに爪とぎ器があって、自然と爪とぎを始めていたというのが理想です。

一度爪とぎ器以外で爪を研いでしまうとその場所で爪とぎをする癖がついてしまう可能性もあるため、できるだけ早めに爪とぎ器を準備しておきましょう。

 

お手本を見せてあげるのも効果的

子猫に始めて爪とぎを教えたい場合、飼い主さんが手で爪とぎをするフリをしてお手本を見せてあげることも効果的です。

猫の多頭飼いであれば先住猫が爪を研ぐのを見て覚えますが、単頭飼いであれば飼い主さんが見本です。

飼い主さんが爪とぎをカリカリする姿を見て、爪とぎの場所を理解する

でしょう。

また子猫の前足を爪とぎ器に持っていき前後に動かすことも有効です。

このようにして爪を研ぐということを子猫に教えてあげます。

 

どうしてもダメな場合の対策は?

どんなに爪とぎ器を用意しても見向きもせず、壁や柱など飼い主さんがしてほしくないところで爪とぎをする子もいます。

そのような場合には

壁や柱を保護するアイテム

を利用するのも方法のひとつです。

多くはツルツルの透明シートで、爪とぎをガードしたい壁や柱などに張ります。爪とぎには向かない素材のため爪とぎの意欲をなくし、予防につながります。

猫に爪とぎをやめさせるのは不可能なため、アイテムやグッズを使用して愛猫と仲良く共同生活をしましょう。

 

飼い猫に適した爪とぎ器を見つけてあげよう!

爪とぎ器は素材や形が多種多様です。猫にも好みがあり、多くの種類の中から気に入るものを見つけてあげる必要があります。

まずは愛猫の好みを知ることが重要です。

【一番最初の爪とぎ器には…】
段ボール素材の平型タイプがおすすめ
・ベーシックで一般的に販売されている
・多くの猫は段ボール素材を好むため失敗しにくい

爪とぎ器で爪を研いでくれないようなら、素材や形状など変えてみましょう。

ソファなど布で爪とぎをするようなら柔らかい素材、立って壁面などに爪とぎをするようなら自立タイプなど猫の好みを想像して選ぶと、愛猫が好む爪とぎ器を見つけることができます。

 

よくある質問

我が家の猫はダンボールで爪を研ぐのが大好きなのですが片付けが大変です。

猫がダンボールで爪を研ぐとゴミが出てしまい片付けるのが大変です。最近の爪とぎ器にはダンボール素材でもゴミが出にくい工夫がされているものが多く出ています。
そのような爪とぎ器を用意してあげると愛猫も喜び、飼い主さんも困らないでしょう。

壁で爪とぎさせない対策はありますか?

まずは愛猫が好む爪とぎ器を選びましょう。
壁で爪とぎをするとのことなので、自立するタイプで麻や木でできたものが愛猫が好む爪とぎ器だといえます。背伸びして爪とぎができる高さのものを準備してあげましょう。
また壁掛けの爪とぎ器で壁を保護するという方法もあります。壁で爪とぎをさせないためにも愛猫の好みを研究することが重要です。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【猫が壁で爪とぎするのを防止したい!おしゃれな爪とぎ器TOP5は?】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫が爪とぎを行う理由
・爪とぎ器の選び方のポイント
・爪とぎ器で研がないときの対策
について解説してきました。
爪とぎは猫の本能です。爪とぎをやめさせることは難しく、爪とぎ器を用意しているのにしてくれない場合にはそれ以上に爪を研ぎやすい場所があるからだと考えられます。
愛猫が最も爪とぎがしやすいと思わせるような爪とぎ器の素材や形状を研究しましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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