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犬の心臓の病気とは?弁膜症について症状や原因・治療法も解説!

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犬の弁膜症とは心臓の弁の異常を原因とする病気です。初期では症状が見られないことが多くあり、一度発症すると一用の付き合いが必要になります。そのため手術や投薬治療も高額になります。
犬の心臓の病気は先天性のものもあれば後天性のものもあります。
犬の心臓病は後天性の「弁膜症」が多く見られます。
心臓病は長生きすることで見られる病気なので「弁膜症」の病気について知っておくことが大切です。

この記事では

・弁膜症の病気
・弁膜症の初期~末期症状
・弁膜症の看取り方
について解説します。
最後までお読みいただければ、「弁膜症の病気について」「弁膜症の初期~末期症状について」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


目次

弁膜症とはどんな病気?

弁膜症とは心臓に付いている弁の異常により見られる病気です。

弁は血液の逆流を防ぐための部位なため機能の低下により様々な症状が見られます。

弁膜症は

・運動を嫌がる
・食欲の低下
・咳
・心雑音
・血液量や酸素のバランスが悪くなる

などの症状が見られます。

重症化すると

・肺水腫
・失神
・急死

などがみられます。

 

犬の弁膜症の原因は「加齢」です。

10歳以上の小型犬に弁膜症が多く見られますが特にキャバリア・キングチャールズ・スパニエルは遺伝病に心臓病を患うことが多いです。

4歳ほどの若い年齢で引き起こすことがあるため注意しましょう。

加齢により引き起こされるため犬の弁膜症の生存率はあまり高くありません

 

犬に多い心臓病は?

心臓病によっては肥大する病気や拡張する病気があります。

犬に多く見られる心臓病は「僧帽弁閉鎖不全症」です。

ここでは僧帽弁閉鎖不全症について解説します。

 

僧帽弁閉鎖不全症

僧帽全閉鎖不全症は僧帽弁がしっかり閉じなくなる心臓病です。

犬の死因としても上位にあがることもあります。

 

僧帽弁とは左心房と左心室を仕切るための弁です。

弁は逆流を防ぐためのものなので機能が低下してしまうと血液が逆流してしまいます。

 

血液が逆流し心臓の中で血液が停滞することにより「うっ血性心不全」を引き起こします。

僧帽弁の機能が低下すると全身に血液が行き届かなくなり突然亡くなるケースもあります。

さらに進行すると肺水腫になり呼吸困難を引き起こします。

 

犬の僧房弁閉鎖不全症は外科手術を行うこともできますが、手術の難易度がかなり高く、執刀できる先生や手術ができる施設も少ないです。

さらに愛犬の状態によっては手術中に急変してしまうというケースもあります。

 

手術について知りたい場合は一度かかりつけの獣医師さんに相談してみることがおすすめです。

 

弁膜症を引き起こしやすい犬種

弁膜症は加齢により引き起こされますが引き起こしやすい犬もいます。

ここでは「弁膜症を引き起こしやすい犬種」について解説します。

 

高齢の小型犬

弁膜症を引き起こしやすい犬種は

・チワワ
・マルチーズ
・ポメラニアン
・ヨークシャー・テリア
・ミニチュア・ダックスフンド
・トイ・プードルなど
・キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
などです。
特にキャバリア・キングチャールズ・スパニエルは心臓病を引き起こしやすい犬種です。
遺伝的に心臓病を患うことが多いため定期的に健康診断を行うことをおすすめします。

 

弁膜症の初期症状

犬の心臓病の初期はあまり症状が見られません

気がつくことが遅くなり治療の開始が遅れてしまうケースがあります。

そのため弁膜症の初期症状について知っておくことで気がつくことができる可能性も高くなります

ここでは「弁膜症の初期症状」について解説します。

 

初期症状はほぼない

弁膜症の初期症状は

・ほとんどが無症状
・性格が少し落ち着く

などです。

基本的に初期症状はほとんどありません

病院で診察や健康診断を受けたときに見つかることがあります。

 

治療は初期の段階から始めていくことで進行を遅らせることができます。

獣医師と相談して決めることをおすすめします。

自宅でのケアとして

・激しい運動を控える
・食事療法食に切り替える
・体調チェックを行う
・治療をすすめる

などがあげられます。

できるだけ激しい運動が控えることが望ましいですが体力を維持するためにも毎日の散歩は続けましょう。

さらに食事内容も心臓の負担にならないものに変更します。

 

弁膜症の中期症状

弁膜症は進行していくにつれて特徴的な症状が見られるようになります。

ここでは「弁膜症の中期症状」について解説します。

 

呼吸器症状がみられる

弁膜症の中期症状では

・運動を嫌がる
・呼吸がすぐに乱れる
・咳

などがみられます。

症状が進行するにつれて「咳」「息苦しさ」がみられます。

心臓病は進行すると肺にも負担をかけるため肺水腫を引き起こすことがあります。

そのため徐々に呼吸器症状も見られます。

 

自宅でのケアとして

・運動を控える
・食事療法食に切り替える
・体調チェックを行う
・治療や検査をこまめに受ける

などがあげられます。

弁膜症が中期までいくと体を少し動かすだけでも呼吸が苦しくなります

できるだけ穏やかに生活できるようにしてあげましょう。

 

弁膜症の末期症状

弁膜症では進行するほど重症な症状が見られるようになります。

ここでは「弁膜症の末期症状」について解説します。

 

末期症状では呼吸が苦しくなる

弁膜症の末期症状では

・ぐったりする
・食欲がなくなる
・呼吸困難
・チアノーゼ
・開口呼吸

などがみられます。

 

弁膜症の末期症状となると呼吸がかなり苦しくなります

体を動かしていなくても口を開けて荒い呼吸を繰り返します。

 

末期状態となると獣医師さんから余命宣告を受けることもあるでしょう。

息苦しい状態が続くため酸素ハウスでの入院なども必要となります。

自宅でのケアとして

・犬が息しやすい姿勢にしてあげる
・犬が楽に生活できるように身の回りを整える
・体調チェックを行う
・治療や検査をこまめに受ける
・酸素ボックスを活用する

などがあげられます。

 

かなり呼吸が苦しくなるため犬自身も呼吸しやすい態勢をとります。

できるだけ犬が呼吸しやすいようにベッドやクッションなどを使い犬が楽をできるようにしましょう

水の容器も犬の休む場所の近くに設置し体を動かさなくてもよいようにしましょう。

酸素ボックスは購入するとなると高額ですが、レンタルすることもできるため自宅で看病する場合は検討することもおすすめです。

 

弁膜症の最期

弁膜症では呼吸ができずに亡くなることが多いです。

心臓が悪くなると肺に水がたまります。

呼吸が苦しく自宅で看病するとなると飼い主さんまで辛くなることもあります。

自宅では治療を受けることが難しいため入院を選択する飼い主さんもいます。

 

弁膜症の看取り方

犬は人間に比べて寿命が短い動物です。

いずれ看取らなければいけなときも来ます。

最期に後悔することがないように看取り方について検討しておくことが望ましいです。

ここでは「弁膜症の看取り方」について解説します。

 

かかりつけの獣医師さんと相談

弁膜症の看取りは「かかりつけの獣医師さんと相談する」ことがおすすめです。

 

弁膜症はゆるゆると静かに進行していきます。「看取りはどうするか」という言葉も受け入れたくないこともあるでしょう。

犬の死を受け入れることはとても苦しいことです。

ただ「最期は自宅で看取りたい」「病院で苦しまないように治療を受けたい」など決めていることがあればかかりつけの獣医師さんと相談しましょう。

あらかじめ相談しておくことで最期が近くなったときにスムーズに対応してもらえます

 

犬が楽に過ごせるように心がける

弁膜症の看取りは「犬が楽に過ごせるように心がける」ことがおすすめです。

 

弁膜症はかなり呼吸が苦しくなるため体を動かすことも嫌がります。

そのため居心地の良いベッドを用意してあげることがおすすめです。

他にも水を飲むことができるように近くに設置しておき、必要に応じて酸素ボックスもレンタルしましょう。

犬が心穏やかに過ごすことが大切なので犬がリラックスできるような環境を整えましょう。

 

最期をどう迎えるか家族で相談する

弁膜症の看取りは「最期をどう迎えるか家族で相談する」ことがおすすめです。

 

家族で最期は「自宅で看取る」か「動物病院で看取る」かなどを決めましょう。

最期のときの連絡なども家族間であらかじめ決めておくことがおすすめです。

 

犬の心臓病・心疾患におすすめのペット保険は?

最後に、今回ペット保険比較アドバイザーでは犬の心臓病・心疾患におすすめのペット保険(アニコム損保:ふぁみりぃ)を紹介します。

おすすめの理由としては

・「更新時に特定の病気や部位を補償の対象外とするといった条件を付け加えることはありません。」と公式HPに記載されている。
・通院、手術、入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも通院補償に手厚い
・獣医師の指示があれば酸素ハウスのレンタル代も補償の対象
の3点があります。
ペット保険は基本的に一年毎に契約更新をすることで終身の保険となっていますが、更新のタイミングで特定の疾患を補償の対象外とする更新条件を付け加えてくる保険会社もあります。
犬の心臓病・心疾患はこういった条件付きの更新の対象になりやすく、こうなってしまってはせっかくペット保険に加入した意味がありません。
アニコムではこういった更新の際に条件を付け加えることはなく、加入時の条件のまま終身で加入できます。
犬の心臓病・心疾患の治療を考えると、一番おすすめはアニコム損保(ふぁみりぃ)です。
アニコム損保(ふぁみりぃ70%:フルカバー型)では「年間で最大28万円、一日あたり14,000円まで、年間で20日」まで補償されるので、他社よりも比較的、通院補償に手厚いといえます。

また、心臓病の治療で使用されることがある酸素ハウスのレンタル費用も獣医師の指示があれば、補償の対象内であることを公式HP内で明記しています。

他社のペット保険では酸素ハウスに関わる費用は補償の対象外としているところがほとんどで、明記されていないことも多いため、心臓病が不安な飼い主様にはアニコム損保をおすすめします。

「ふぁみりい」は7歳11か月までのペットしか加入できませんが、「しにあ」では7歳以上であれば全てのペットが加入することができ、通院つきのふぁみりぃプランに移行する手段もあります。

詳しくは下記の記事でも解説してますのでぜひ参考にしてください。
アニコム(ふぁみりぃ7歳11ヶ月まで:しにあ8歳~)
2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

よくある質問

犬の弁膜症にステージ分けはあるの?

弁膜症はステージA~Dまでに分けられています。ステージAは初期段階で無症状、ステージDは末期段階となります。

犬の弁膜症の手術の成功率は?

心臓の手術は難易度が高く手術中に急変する可能性もあります。成功率は執刀する先生にもより変わります。手術を検討している場合は担当の獣医師さんに聞いてみることをおすすめします。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

ペット保険比較アドバイザーでは公式LINEでの「ペット保険の適正診断」「保険相談サービス」を開始いたしました。

従来の比較表だけではわかりづらいペット保険の補償内容の範囲や充実度を踏まえたうえで、保険の募集人資格 を持った、ペット保険のプロが提案させていただきます。

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【犬の心臓の病気とは?弁膜症について解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・弁膜症の病気
・弁膜症の初期~末期症状
・弁膜症の看取り方
について解説してきました。
弁膜症は心臓についている弁の機能障害により引き起こされる病気です。
弁膜症は中~高齢の犬に多く見られる病気なので症状や原因は頭に入れておきましょう。
弁膜症は早期治療を受けることで症状の進行を遅らせることが可能です。
定期的な健康診断などで病気の早期発見につなげましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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