× CLOSE

メニュー

\かんたん5秒/

ペット保険を比較する

猫の手術費用は高い?動物病院での入院費用や病気別の治療費も解説!

2023年9月13日

ペット保険 比較

猫の手術費用は高い?動物病院での入院費用や病気別の治療費も解説!サムネイル

猫の手術費用は年間で平均約14万円程度ですが、動物病院ごとに手術費用や入院費用は異なります。癌や歯周病、誤飲等で猫の手術は多いですが症状によってもかなり高額になる可能性があります。

猫の手術費用は高額になります。手術ができない病気もあり、そのようなケースでは入院治療を行う場合もあります。
いずれにしても治療費が高くなるため、もしものための備えが必要です。

この記事では

について解説します。
最後までお読みいただければ、「脱肛の治療費」「帝王切開の治療費」もわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


 

猫はどんな病気で入院する?費用はどれくらい?

猫は「家につく」といわれるほど縄張りを大事にし、環境の変化を好まない動物です。そんな猫にとって入院はかなりのストレスとなります。

それでも病気やケガなどで入院せざるを得ない状況は発生します。

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、猫が入院する理由で多いものは「慢性腎臓病(腎不全含む)」です。

家庭どうぶつ白書を参考に、猫の入院理由トップ10と入院費用をご紹介します。

順位傷病名1回あたりの平均診療費1回あたりの平均入院日数
1慢性腎臓病(腎不全含む)69,003円4.6回
2消化管内異物/誤飲111,587円3.8回
3嘔吐/下痢/血便(原因未定)67,097円3.6回
4糖尿病51,817円3.4回
5尿道閉塞100,999円5.3回
6膵炎66,533円3.5回
7胃炎/胃腸炎/腸炎57,001円3.7回
8元気喪失(食欲不振含む、原因未定)56,825円3.5回
9歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む)74,518円2.2回
10心筋症67,197円3.2回

対象:534,277頭(犬、0 ~ 12歳、男の子・女の子)
2017年4月1日~ 2018年3月31日までの間に、アニコム損保の保険契約を開始した犬(0 ~ 12歳、男の子・女の子)において、各疾患で請求のあった個体の診療費を集計した。
※通院・入院・手術を含む

入院理由第1位の慢性腎臓病は、猫が最もかかりやすい疾患です。治療は対症療法となるため、入院が主となります。

第2位は「消化管内異物/誤飲」です。猫がひもなどでじゃれて遊んでいるうちに食べてしまうケースが多くあります。

異物誤飲ではレントゲンやエコー検査、場合によっては内視鏡での処置や開腹手術が行われるため、治療費が高額になりやすい疾患です。

第10位にあげられている心筋症では胸水貯留が多くみられます。胸水は抜く処置を行っても貯まりやすいため、何度も通院する必要があります。
胸水を抜くだけなら治療費単価は手術費ほど高くはありませんが、通院回数は多いため総額は高くなります。

 

尿道閉鎖は治療費が高額になりやすい

治療費が最も高額なのは第5位にあげられている「尿道閉塞」です。この疾患も猫に多く、結石が尿路を塞ぎ排尿されないことで体に様々な症状をもたらします。

場合によっては手術を行い、術後も血液バランスなどの管理が必要です。1週間程度入院しなければいけないケースも多くあります。

このことから尿症閉鎖は治療費が高額になることが分かります。

普段から愛猫の尿の様子をチェックして、早期発見が重要です。

 

猫はどんな病気で手術する?費用はどれくらい?

猫に限らず、麻酔を伴う手術はペットの体に大きな負担が伴います。

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、猫が手術をしなければいけない理由第1位は「歯周病/歯肉炎」です。

口内炎を理由に動物病院で診てもらったところ、手術での抜歯が必要なケースが多くあります。

家庭どうぶつ白書を参考に、2位以下もご紹介します。

順位傷病名1回あたりの平均診療費件数
1歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む)61,519円439件
2消化管内異物/誤飲125,618円324件
3その他の皮膚の腫瘍79,938円122件
4膀胱結石192,889円103件
5全身性の腫瘍97,851円96件
6外傷(挫傷/擦過傷/打撲)76,524円77件
7嘔吐/下痢/血便(原因未定)143,454円75件
8乳腺腫瘍/乳腺腫瘤146,885円56件
9骨折(後肢)205,424円55件
10子宮蓄膿症114,576円49件

対象:100,472頭(猫、0 ~ 12歳、男の子・女の子)
2017年4月1日~ 2018年3月31日までの間に、アニコム損保の保険契約を開始した猫(0 ~ 12歳、男の子・女の子)において、
各疾患で請求のあった個体の診療費を集計した。
※通院・入院・手術を含む

手術を行うためには術前検査を行います。多くは血液検査ですが、症状によってはレントゲンやエコー検査が必要な場合があります。

【検査費用目安】
・血液検査 5,000~10,000円程度
・レントゲン検査 1部位につき3,000円~5,000円程度
・エコー検査 5,000円~10,000円程度

そのため愛猫が手術をすると、その費用はどうしても高額になってしまいます。

どれくらいの金額になるのか治療費の例を見てみましょう。

 

治療費例

<ケース①>異物誤飲

診療項目費用
診察1,500円
検査20,000円
CT35,000円
入院(5泊6日)10,000円
全身麻酔17,000円
手術70,000円
病理検査15,000円
点滴7,000円
処置3,100円
注射6,000円
お薬1,500円
合計186,100円

リボンを飲み込み開腹手術で取り除いた例です。

異物誤飲は異物の大きさや留まっている位置など、条件が合えば内視鏡で摘出できます。

内視鏡は人でいう胃カメラみたいなもので、傷も小さく犬の回復も早いといったメリットがあります。一方で特殊な機材なため設備が整った動物病院でないと実施されていません。

今回の例では開腹手術で異物を取り除いていることから、6日の入院が必要になっています。

 

<ケース②>尿石症

診療項目費用
診察800円
入院(2泊3日)9,000円
検査25,000円
全身麻酔17,500円
手術45,000円
結石分析4,500円
点滴12,600円
処置6,000円
注射5,400円
2,000円
合計127,800

血尿で動物病院を受診し、膀胱結石で手術を受けた例です。

尿石症は膀胱や腎臓などの泌尿器で結石ができ、さまざまな症状を引き起こす病気です。

中でも結石が尿路を閉鎖すると尿毒症を併発するため、早急な処置が必要になります。

 

<ケース③>骨折

診療項目費用
診察800円
入院(4泊5日)10,000円
検査2,500円
全身麻酔32,500円
手術237,000円
処置3,400円
注射4,500円
合計308,700円

骨折はどうぶつ白書の手術理由の中でも9位に入るほど多い傷病です。一方で手術費用はTOP10の中では最も高額です。

骨折は特に子猫に注意が必要で、今回の例でも0歳の子猫がドアに挟まれる事故で骨折しています。

骨折の手術は主に、専用のピンやワイヤーやプレートなどを使って骨を固定する方法です。骨が完全にくっついた後は、固定器具を外す再手術が必要になります。

そのため手術費用を2回負担しなければならず、完治までには治療費が高額になります。

猫は骨折しても自然治癒力が強いため、放置しても骨はくっつきますが、骨が変形したり再骨折しやすくなったりします。
愛猫の骨折を疑うようであれば様子を見ず、すぐにでも動物病院で診てもらいましょう。

 

猫の癌や腫瘍の手術費用は?

猫の腫瘍(癌)で最も多くみられるのは乳腺腫瘍です。家庭どうぶつ白書でも手術理由第8位に入っています。

お腹のしこりで動物病院を受診し、乳腺腫瘍疑いで乳腺を摘出した猫の例をあげてみましょう。

診療項目費用
診察1,500
検査20,000
CT35,000
入院(4泊5日)10,000
全身麻酔17,000
手術70,000
病理検査15,000
点滴7,000
処置3,100
注射6,000
1,500
合計186,100

腫瘍は悪性かどうかを調べるため、摘出した腫瘍の一部を病理検査に出す必要があります。病理検査の結果で今後の治療方針が決まります。

また乳腺腫瘍は片側乳腺摘出なのか全乳腺摘出なのかでも手術費用が変わります。

全乳腺を摘出すると転移のリスクは下がりますが手術費用は高額になることが考えられ、猫だけでなく飼い主さんにも負担がかかる疾患です。

 

猫の去勢手術の費用は?

猫の去勢手術は動物病院によって異なりますが、相場としては

10,000~20,000円程度

です。手術費用に加えて、術前検査や手術後の診察などで5,000~10,000円ほどかかることも覚えておかなければいけません。

去勢手術は治療のためではなく、泌尿器疾患の予防や生活する上でのトラブル防止のためです。

生活でのトラブルとはスプレー行動を意味します。

オスの猫は生後半年~10か月の間に性成熟を迎え、去勢手術をしないとマーキングのためのスプレー行動が見られます。あらゆるところに尿をかけ臭いやシミの原因となるため、できるだけ早めの去勢手術をおすすめします。

 

猫の避妊手術の費用は?

猫の避妊手術の場合も、去勢手術同様費用は動物病院によってまちまちです。

一般的には

15,000~30,000円程度

だと考えられます。避妊手術では手術前の検査費用だけでなく入院費などで6,000~15,000円程度かかるため、去勢手術より多めに準備しておく必要があります。

避妊手術も治療目的ではなく、生殖器疾患の予防や発情期のストレス軽減のためです。

特に生殖器疾患の子宮蓄膿は、避妊手術をしていない猫がかかりやすいことで知られています。

また避妊手術を行うことで乳腺腫瘍のリスクも下がるため、出産させる予定がなければ早めに避妊手術を行っておくことが重要です。

 

その他のケースと治療費

ほかにもどうぶつ白書にランクインしていない病気を2つと、その治療費をご紹介します。

脱肛

脱肛とは

肛門から何かが飛び出している状態

のことです。腸が脱出していれば「脱腸」といわれます。

腸を傷つけ炎症が起き壊死してしまうと、腸を切除する手術が必要になります。

また脱出を何度も繰り返すようなケースでは、直腸やその奥の結腸をお腹の中に固定するための手術を行います。

治療費は脱肛の程度や動物病院により変わってきますが、一般的にはおよそ1~数万円ほどかかります。

 

帝王切開

猫は犬と比べても帝王切開になるケースは極めてまれです。野良猫が自然に子供を産んで育てているのを見るとわかるでしょう。

猫が帝王切開になるのは下記の場合です。

・骨盤の幅よりも胎児の頭の大きさの方が大きい
・陣痛が1時間以上続いても産まれてこない
・おりものや出血があり、予定日に陣痛が来ない

帝王切開の値段は動物病院により違いがあります。

ある動物病院では 8万円~とされており、取り上げる胎児数で金額が上がっていきます。

 

猫の入院費、手術費、1年間ではどのくらいかかる?

【猫の治療費の平均】
・入院費 年間約130,000円
・手術費 年間約140,000円

ケガや病気は思ってもみないときにおこるものです。入院も手術もしてほしくはありませんが、万が一の時を考えて備えておく必要があります。

もし、病院代を払えないときは動物病院に相談しましょう。動物病院によっては分割で支払いが可能な場合もあります。

いざというときに「お金がない」とならないよう、ペット保険の加入もひとつの手です。家族の一員であるペットが病気にかかっても十分な治療を受けさせることができ、心強い味方となってくれるでしょう。

 

よくある質問

猫が尻尾を切断しなければならなくなりました。手術料金はいくらでしょうか?

猫は事故など尻尾の骨折で切断しなければいけない場合があります。猫の断尾の料金は動物病院により異なり、多くは平均2万円前後です。
猫が自力で尻尾を挙げることができないときなど、尻尾の切断が検討されます。
尻尾の断尾は、感覚がないために外傷や骨折を生じやすくなるなどの2次的な疾患を防ぐことができます。

猫が肝臓病にかかり黄疸が出ました。治療のために輸液や輸血などの処置が必要だといわれていますが治療費はどれくらいですか?

動物病院にもよりますが、輸液や輸血などの処置をする場合には3万円~10万円程度かかると考えられます。数日から1週間ほどの入院が必要で、場合によっては血液検査や超音波検査などが行われます。
黄疸は緊急性が高い疾患の表れです。愛猫の異常のサインを見逃さずにきちんと治療してあげられるよう、もしものための備えが重要です。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【猫の手術費用はどれくらい?かかりやすい病気ごとに解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫の入院・手術が必要な病気とかかる費用
・猫の避妊・去勢の費用
・猫の年間の治療費
について解説してきました。
猫の手術費用は高額です。お金がなく払えないケースもあります。
そのようなことにならないよう、ペット保険などで備えておくことが重要です。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。