この記事では
・犬のアレルギー性皮膚炎の原因
・犬のアレルギー性皮膚炎の検査方法
・犬のアレルギー性皮膚炎の治療費
【犬のアレルギー性皮膚炎】代表的な症状
・皮膚が赤くなる
・フケが出る
・脱毛
・皮膚がベトベトする
・体を振る
・体を床や家具にこすりつける
・体を舐める
【犬のアレルギー性皮膚炎】原因
・花粉やハウスダストマイト
・ノミやダニ
・マラセチア
アレルギー性皮膚炎の原因その1:食事
アレルギー性皮膚炎の原因その2:花粉やハウスダストマイト
ハウスダストマイトは、ホコリの中にいるダニです。
花粉やハウスダストマイトなどの環境中にある物質を吸い込むことで、アレルギーが起こります。
花粉やハウスダストマイトによるアレルギー症状は、長引くかゆみです。
生後6か月~3歳以下で発症するケースが多く、完治が難しいためうまく付き合っていく必要があります。
アレルギー性皮膚炎の原因その3:ノミやダニ
ノミアレルギーを持つ犬がノミに血を吸われると、ノミの唾液が体内に入りアレルギーを引き起こします。
ノミが原因のアレルギー皮膚炎は、強いかゆみが出るのが特徴です。
ノミは夏から秋にかけて活発になる傾向があるため、この時期の散歩はノミに注意しましょう。
また、イヌセンコウヒゼンダニというダニが原因で起こるアレルギー皮膚炎もあります。
ダニが原因のアレルギー性皮膚炎は、激しいかゆみと皮膚の赤み、フケが代表的な症状です。
アレルギー性皮膚炎の原因その4:マラセチア
マラセチアとは、皮膚にいる常在菌です。
マラセチアは動物の皮脂をエサにしていますが、皮膚の防御機能が低下するとマラセチアの数が以上に増えて皮膚炎を引き起こすことがあります。
脇や内股、指の間、皮膚同士が擦れる場所でマラセチアが増えやすく、皮膚が赤くなる、ベタベタするなどの症状がみられます。
【犬のアレルギー性皮膚炎】検査方法は主に2種類
犬のアレルギー性皮膚炎の検査は、IgE検査とリンパ球反応検査の2種類で、どちらも血液検査でチェック可能です。
IgE検査
IgE検査は、環境アレルゲンについての抗体をチェックする検査です。
花粉やハウスダストマイトによるアレルギーが疑わしい場合、IgE検査を行います。
必要な処置は採血のみなので、気軽に行えるのが嬉しいポイントです。
リンパ球反応検査
リンパ球反応検査は、リンパ球を各種の食物タンパクと反応させ、アレルゲンとなっている食物の特定をする検査です。
食物アレルギーが疑われる時に行われます。
こちらもIgE検査と同様に、採血のみで検査可能です。
【犬のアレルギー性皮膚炎】治療費
犬のアレルギー性皮膚炎になった場合、まずは先程紹介した検査を行います。
IgE検査は10,000~15,000円、リンパ球反応検査は20,000円程度です。
そのほかに、初診料や再診療、採血料などがかかります。
アレルゲンが特定できたら、その犬に合った治療計画を立てます。
アレルギー性皮膚炎の治療法は、副腎皮質ホルモン(ステロイド)やインターフェロン療法などの内科的治療が基本です。
投薬を行う場合、1回の治療費や薬代は3,000~10,000円となります。
食物アレルギーの場合は、特定の食材が入っていないドッグフードに変更しないといけないため、新たなフードを買うお金も発生します。
アレルギー性皮膚炎は、定期的な通院が必要な皮膚疾患です。
症状がなかなか収まらない場合は、長期間通院しないといけないため、その分治療費もかさみます。
▼ペット保険のプロに相談する!(無料)▼
よくある質問
愛犬の皮膚に赤い湿疹ができていて、とてもかゆいようです。アレルギーの検査をしたほうが良いでしょうか?猫も飼っているのですが、猫や人にも移りますか?
犬のアレルギー性皮膚炎は完治しますか?
ペット保険は必要?
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【犬のアレルギー性皮膚炎の検査】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・犬のアレルギー性皮膚炎の原因
・犬のアレルギー性皮膚炎の検査方法
・犬のアレルギー性皮膚炎の治療費