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猫にカレーは絶対にNG?舐めてしまったときの対処法等も解説!

2024年8月1日

猫の保険

 
猫にカレーは絶対にNG?舐めてしまったときの対処法等も解説!サムネイル
猫にカレーはNGです。少量であっても玉ネギ等で中毒症状を引き起こすこともあります。香辛料も猫のは有害なため、もし舐めてしまった場合はすぐに動物病院等へ相談・診断に行きましょう。
基本的に猫に人間の食べ物を食べさせることはNGです。カレーは匂いが強いため、猫が食べたがることがあるかもしれません。
猫がカレーを食べては絶対にダメですが、もし食べてしまったらどうすればよいのでしょうか。

この記事では

・猫がカレーを食べてはいけない理由
・猫がカレーを食べてしまったときの対処法
について解説します。
最後までお読みいただければ、猫がカレーを食べてはいけない理由についてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


猫にカレーは絶対あげてはダメ!

猫はなぜかカレーの匂いにそそられることが多いようです。

しかし、欲しがるからと言って少量だけでも絶対に食べさせてはいけません

少量であっても体の小さい猫にとってはカレーに含まれている成分が毒になってしまいます。

カレーを口にしてしまったことにより、下痢や嘔吐、血尿、貧血など体調を大きく崩してしまいます。

絶対に食べさせないようにしましょう。

 

参考:なぜ猫はカレーの匂いに惹かれる?

猫の中にはカレーに使用されている香辛料に惹かれ、またたびの匂いを嗅いだ時のように興奮したり酔っ払ったような状態になる猫もいます。

猫がどの香辛料に惹かれているのか、なぜまたたびを嗅いだ時のような状態になるのかは判明していません。

カレーを食べるときに猫が反応し、欲しがるようなしぐさをしてしまうのであれば、ケージに入れたり別の部屋に猫を移動させるようにしましょう。

 

参考:カレーパンやカレーうどんは食べても大丈夫?

カレーパンやカレーうどんであっても猫に食べさせてはいけません。

パンやうどんに使われている小麦や塩は猫に有毒です。

更にカレーパンは油で揚げられています。もちろん人間が一般的に使用する油も猫にとっては有毒です。

食べてしまったことにより、大きく体調を崩してしまいます。

カレーパンやカレーうどんだけでなく、パンやうどんも猫に与えないようにしましょう。

 

なぜ猫にカレーを与えてはいけない?

猫がカレーを食べてはいけない理由には大きく4つが挙げられます。

ここではその理由について1つずつ詳しく解説していきます。

 

(1)タマネギ中毒にになる可能性

そもそも玉ねぎを食べても健康被害が起きないのは人間だけです。

ねぎ類は多くの動物にとって有毒です。

たまねぎには「アリルプロピルジスルフィド」と「有機チオ硫酸化合物」が含まれています。

この成分は人間には無害ですが、多くの動物にとっては赤血球のヘモグロビンを破壊してしまう成分です。

赤血球のヘモグロビンが破壊されてしまうと、以下のような症状が起きてしまいます。

・溶血性貧血
・血尿
・下痢、嘔吐
・呼吸困難 等

玉ねぎの量が少量であっても、身体の小さい猫は上記のような症状を発症する可能性があります。

絶対に猫が食べないように十分気を付けるようにしてください。

 

(2)スパイスは猫にとって有害

カレーのスパイスも猫の体にとって有毒です。

カレーにはターメリックやコリアンダー、クミンなどさまざまな香辛料が含まれています。

身体の小さな猫にとって、これらのスパイスは内臓に大きな負担をかけてしまい、以下のような症状を引き起こしてしまいます。

・下痢
・嘔吐
・胃腸炎 等
また、市販されているカレーのルーには玉ねぎの成分が含まれていることがあります。
いずれにせよ、絶対に猫が食べないように気を付けてください。

(3)カレーには塩分が多いので注意

猫だけでなく、動物には塩分の多い食事を与えてはいけません。

特に猫は濃い尿を作る動物です。濃い尿は自然と腎臓に負担をかけてしまいます。

そのため、猫は腎臓の疾患を発症することがとても多く、塩分は腎臓に更に負担をかけます。

人間の食べるものには多くの塩分が含まれています。もちろん、カレーにも猫にとっては過剰な量の塩分が使用されています。

特に子猫やシニア期の猫にとっては少量でも体調を崩すことがあるため、注意が必要です。

(4)アレルギー症状を引き起こす可能性も

カレーには猫がアレルギーを起こしてしまう以下の成分が含まれています。

・小麦
・穀物類 等

現在アレルギーを発症していない猫でも、ある日突然アレルギー反応を起こす可能性があります。

アレルギーを起こすと、以下のような症状を起こしてしまいます。

・身体をかゆがって舐めたり噛んだりする
・嘔吐
・下痢 等
アレルギー反応は一度出てしまうと治すことができません。
アレルギーを出さないためにも、アレルギーを起こす成分を口にしないように気を付けてあげてください。

参考:インドでは猫もカレーを食べている?

インドのカレーは日本のカレーと作り方が根本的に違います。だからと言って猫が食べても良いものではありません。

強いスパイスや塩分は猫の体に悪影響を及ぼしますし、玉ねぎは絶対に食べさせてはいけません。

ですから、インドカレーだから猫が食べても大丈夫、ということはありません。

 

猫がカレーを舐めたり食べたりしてしまった時の対処法

猫がカレーを舐めたり食べたりしたときは、すぐに口の中から出してください。

まず考えられるのは玉ねぎによる中毒症状です。玉ねぎ中毒の症状はすぐに出るのではなく、数日後など時間が経ってから出ることが多いです。

猫の玉ねぎ中毒の解毒薬は存在していませんので、基本的には胃の洗浄や催吐などの処置を病院で行ってもらう必要があります。

動物病院につ入れて行ったときには、「いつ、どのくらいの量を食べたか」を説明するようにしましょう。

 

よくある質問

猫が食べても大丈夫な食べ物はありますか?

猫は魚を食べる印象をお持ちの方が多いかと思いますが、基本的には肉食動物です。脂の部分を取り除き、更に茹でてあるのであれば、鶏肉や牛肉は与えても大丈夫です。魚は中毒を起こす可能性があるので、できるだけ与えないようにしましょう。果物や野菜は食べても問題ないものと、中毒を起こすものがあるので、その都度確認してください。基本的に猫の食事は総合栄養食だけで十分です。その他の物を与える必要はないので、おやつ代わりに少量食べさせる程度にしましょう。

玉ねぎの他にも猫が食べてはダメなものはありますか?

ぶどうやレーズン、ニラ、ニンニク、チョコレート、イカ、豚肉、牛乳、小麦など猫が食べた場合中毒を起こす食べ物は数多くあります。基本的に人間の食べるものは猫にあげないようにすることが重要です。人間の食べ物を誤飲しないように、食べ物は猫がいたずらしないような場所にしまうようにしてください。人が食事をするときに興味を示すようであれば、ケージに入れたり先に猫に食事を与えて空腹状態にしないなどの工夫をするようにしましょう。

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【猫にカレーは絶対にNG!食べてしまったときの対処法もご紹介!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫にカレーをあげるのは絶対にNG
・もしも猫がカレーを食べてしまったらすぐに口の中からカレーを取り出す
について解説してきました。
猫が人間の食べ物に手を出さないようにしっかりしつけをしましょう。
また、かわいいからと飼い主側が猫に人間の食べ物を上げないようにすることも重要です。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。