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犬が水飲み過ぎ!ストレスそれとも病気?多飲多尿対策も解説!

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うちのワンちゃん、最近よく水を飲んですぐ容器が空っぽになるのだけど、あまりあげない方がよいのかしら?

そんな疑問を持ったことはありませんか?

犬がたくさん水を飲むのにはちゃんとした理由があるので制限しないようにしましょう。

この記事では

・犬はストレスで水を飲みすぎることもある
・犬の多飲多尿の原因と判断基準
・犬が多飲多尿をおこす疾患
・犬のストレスとその対策
について解説します。
最後までお読みいただければ「犬の飲水とストレスの関係」や「ストレスとその対策」などがわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


 

目次

犬の水飲み過ぎはストレスが原因?多飲多尿の原因や基準を解説!

犬が水飲みすぎる原因の一つにストレスがあります。不安や恐怖を和らげようとして水を飲んだり、飼い主さんの気をひくために頻繁に水を飲むことがあります。

ストレスのほかにも、発熱や痛み、運動後の喉の渇きなどでもたくさん水を飲みます。

犬が水を飲みすぎるのも一時的なものならば問題ないのですが、ストレスや病気の症状が原因の場合、放置すると対処が困難になるので早めの対策が必要になります。

一つ言えることは、犬がたくさん水を飲むのは心や体が発するSOSです。

 

犬の多飲多尿の基準は?飲水量、尿量の基準を解説!

口にした水分は次のような過程を経て尿として排出されます。

① 腸で吸収され
② 血液とともに全身の細胞に運ばれる
③ 細胞代謝の副産物とともに腎臓へ
④ 腎臓で濾過や再吸収

そして、余った水分と老廃物等が尿となって排出されます。

体の中で水分のバランスを管理しているのが脳と腎臓です。

脳が水分不足を感じると体の中で次のような反応が起こります。

① 喉の渇きを覚える
② 脳下垂体が抗利尿ホルモンを分泌
③ 腎臓で水分の再吸収
④ 尿を少なくする

抗利尿ホルモン(ADH・バソプレシンとも呼ばれる)は「おしっこを出にくくするホルモン」です。抗利尿ホルモンが分泌されると、それに反応して腎臓では「一度濾過した水分や物質を再吸収」するという作業が行われ、尿量を減少させることで体内の水分バランスをとります。

つまり、(脳下垂体が抗利尿ホルモンを分泌)か腎臓(尿をつくる器官)のいずれかにトラブルが起こると、バランスが取れなくなり、多飲多尿の症状が現れます。

では、犬は1日にどれくらいの水を飲み、どれくらいの尿をするのでしょうか?

一日の水分摂取量と尿量の目安・異常値は以下の通りです(ドライフードを利用している健康な犬の場合)。

水分摂取量 尿量
正常 40~60(ml/㎏) 20~45(ml/㎏)
多飲多尿 100(ml/㎏)以上 50(ml/㎏)以上

 

例えば5キロのワンちゃんを例にとると、飲水量が500ml・尿量が250mlを越える状態を「多飲多尿」と言います。

飲水量(食事に含まれる水分量を含む)は個体差や活動量によっても異なり、また老犬より子犬の方が、脂肪の多い犬より筋肉質の犬の方が多くなる傾向があります。

まず、普段の様子を知っておくことが大切です。数値的なものも頭において、他に症状がないか注意深く観察しましょう。

 

多飲多尿の原因①:食事、内服薬の影響

■ ドッグフードを変えることで飲水量が変わることがあります。

水分は飲み水と食事によって補給されるので、ウエットフードやふやかしたドライフードを食べていた子犬期から成犬用のドライフードに切り替えた場合、食事に含まれる水分量が少なくなるため、水を飲む量が増えます。

市販のペットフードに含まれる水分(ペットフード公正取引協議会

種類 水分含有量
ドライフード 10%以下
セミモイストフード 25~35%程度
ソフトドライ 25~35%程度
ウエットフード 75%程度

また、尿石症(ストルバイト結石)の治療食は塩分が高めになっています。当然のことながら飲水量が増え、多尿になります。これは水分を多く取り、尿量を増やして膀胱内の結晶を出しやすくするためです。塩分の多い食事と聞くと、腎臓に悪いのでは?と心配になりますが、犬はその食性から塩分の処理能力が人より高いので心配ありません。

■ 治療のため内服している薬でも多飲多尿の症状をおこすものがあります。

・ステロイド
・利尿剤
・フェノバルビタール
など

ステロイド製剤は犬でもアトピー性皮膚炎の急性期などに使用されます。多飲多尿は短期使用でもよくみられる副作用の一つですが、使用を中止すれば症状はなくなります。

利尿剤(フルセミドなど)は心臓病や肺水腫などで使用されることが多い薬です。

フェノバルビタール(抗てんかん薬)は多飲多尿の副作用が出ることがあります。

 

多飲多尿の原因②:ストレス等の心因性

犬がストレスを感じると水をよく飲むことがあります。

例えば、引っ越しなどの環境の変化に対応できず不安や恐怖から水をのむ、飼主さんにもっと構ってほしくて水を飲むというような場合です。

小さなストレスも積み重なって強いストレスになると、身体症状が出るケースもあります。早めに気付いてあげましょう。

さらに「心因性多飲症」という病気につながることもあります。

犬でも見られる「心因性多飲症」
心因性多飲症とは、心理的な要因で喉の渇き、多飲、多尿などの症状がみられる病気です。実際の治療例がありましたので、ご覧ください(J-Stage)。

病的な心因性のストレスに関しては診断が難しく、他の疾患との識別診断が必要になりますが、環境を変えて様子をみることで治ることもあります。

 

多飲多尿の原因③:糖尿病等の病気

「多飲多尿」は病気の一つの症状として見られることが多く、目に見える症状のため病気に気付くきっかけにもなります。

多飲多尿をおこす疾患では多尿が原発で結果として多飲が生じるものがほとんどですが、ストレスや「心因性多飲症」では多飲が原発になります。

 

【多飲多尿をおこす疾患】

・腎臓の病気:慢性腎臓、腎盂腎炎
・ホルモンの病気:クッシング症候群、アジソン病、糖尿病、甲状腺機能亢進症
・高カルシウム:上皮小体機能亢進症、がん
・重篤な炎症:子宮蓄膿症、膵炎など
・肝臓の病気:肝不全
・薬剤の影響:利尿剤、ステロイド剤
・尿崩症:脳からのホルモン分泌異常

など

たくさん水を飲むのは体に良いことと考えがちですが、限度を越える場合は異常と考えられるので注意深く観察しましょう。

 

補足:水飲み過ぎ以外にも注意!犬のストレスサインとは

犬はストレスを表す表現方法を持っています。

カーミングシグナルという言葉を耳にしたことがありませんか?

これは英語のCalmを語源としており「落ち着く・鎮める」という意味があります。カーミングシグナルは、犬にとってストレスを訴える手段でです

不安や葛藤、緊張などを相手(人や動物など)に伝え、相手と自分を落ち着かせるためのサインです。

 

【ストレス(軽度)】→カーミングシグナル

・鼻を舐める
・手足を頻繁に舐める
・視線をそらす
・あくびを繰り返す
・体をブルブル震わせる
・地面の臭いをかぐ
・足の裏が湿る
・パンティング

このような仕草は日常的にも見られるものですが、その頻度が重要になってきます。

「最近やたらと足をなめている」「あくびの回数がかなり多くなった」、こんな場合はは要注意です。

 

【ストレス 中度】 問題行動

・名前を呼んでも反応しない
・攻撃的になる
・尻尾を巻き込んで低い姿勢
・歯を見せて威嚇
・激しいパンティング
・逃げる

 

【ストレス重度】 体調不良

・出血するほど尻尾を噛む
・炎症ができるほど舐める
・食欲不振や嘔吐、下痢
・無気力、無表情
・てんかんのある犬では発作

ストレスの重度の状態が続くと元の状態に戻りにくく、時間もかかります。

日ごろから愛犬の様子を注意深く観察して、ひどくならないうちに気付いてあげましょう。

 

犬の多飲多尿の原因として考えられる4つの病気を解説!

ここでは多飲多尿の症状が出る代表的な病気について説明します。

考えられる病気①:糖尿病

齢犬に多く見られます。

糖尿病ではインスリンの働きが悪いため血液中のブドウ糖を細胞にとりこめず、高血糖や尿糖が見られる状態をいいます。糖をうまく活用できないため、食欲旺盛になりますが痩せてきます。

血液中の糖が増えると腎臓での水分の再吸収が妨げられて大量の水分が尿とし排出します。結果として脱水となり水をたくさん飲むようになります。

原因
① 膵臓から分泌されるインスリンの不足(自己免疫性疾患など)
② インスリン分泌は正常だが効きにくい(他のホルモンとの関係、肥満、膵炎など膵臓機能の影響)

症状

・多飲多尿
・食欲旺盛だが痩せる
・食欲不振
・下痢や嘔吐
・意識障害

など

糖尿病ではケトアシドーシスと合併症に注意が必要です。
ケトアシドーシスとは
インスリンが不足すると 血糖をエネルギー源として利用できないために体がエネルギー不足になり、脂肪を分解してエネルギー源として使用します。脂肪分解に伴い発生するケトン体が蓄積すると血液が酸性に傾いた状態を言います。


ケトアシドーシスは糖尿病の危険な症状の一つです。放置すると循環障害や中枢神経障害など重篤な症状につながります。

また、血糖のコントロールがうまくいかない場合、感染症、白内障、腎臓病などの合併症がおきます。
特に白内障は急速に進行します。

治療法インスリンの投与と食餌療法です。

食餌療法はもとより、犬の場合は生涯に渡るインスリン注射が必要です。

予後糖のコントロールがうまくいけば、元気に過ごすことができますが、そうでない場合、ケトアシドーシスの悪化や腎臓病など重篤な症状につながります。

考えられる病気②:慢性腎臓病

慢性腎臓病は長い経過をとることが多く、高齢犬に多く見られます。

慢性腎臓病とは、腎臓がダメージを受けて十分に機能しなくなった状態(腎不全)が長期間続く状態をいいます。腎臓の機能低下により水分の再吸収がうまくできなくなり、その結果として尿量が増え、体が水分不足になって頻繁に水を飲むようになります。

原因としては、高齢化(腎機能の低下)や遺伝、有害物質を誤飲した中毒などが挙げられます。

腎臓の大きな役割は「老廃物を濾過して尿をつくる」ことであり、尿をつくることに支障が出ると次のような症状が見られます。

症状

体重減少
嘔吐
貧血
元気消失
嘔吐や下痢
けいれんなどの神経症状

など

治療法は対症療法(輸液や薬などで症状を和らげる)や食餌療法が主流になります。残念なことに一度ダメージを受けた腎臓の機能は元に戻すことはできません。

予後病気が発覚した時期により異なります腎臓病は腎機能の75%が失われるまで目立った症状が出ないことが特徴です。初期症状である「多飲多尿」が見られた時には、実際にはかなり病状が進んでいます。

しかし、早期に発見できて適切なケアができれば進行を遅らせることは可能です。

 

考えられる病気③:クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)

中高年の雌に多い疾患で、単なる肥満や老化と間違われやすいので注意が必要です。

クッシング症候群とは副腎からコルチゾール(ステロイドホルモン)が過剰分泌される疾患です。

コルチゾールは脳下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を受けて分泌されます。

原因は腫瘍によるものが多く、犬では9割近くが脳下垂体腫瘍で、その他副腎腫瘍も原因になります。

症状

・多飲多尿
・食欲旺盛
・筋肉量の減少
・太鼓腹
・脱毛
・皮膚病が治りにくい

など

治療法としては副腎腫瘍が原因の場合は手術にて摘出が可能です。脳下垂体に異常がある場合コルチゾールの分泌を抑える薬、放射線治療などが選択されます。条件が合えば手術が選択されることもあります。

予後は腫瘍の部位や薬の効き具合などによりまちまちです。

 

考えられる病気④:子宮蓄膿症

子宮蓄膿症とは発情が終わって1~3か月ころ、子宮が細菌感染をおこし、子宮内に膿が溜まる病気です。早急な対処が必要であり、閉塞性の場合は手術をしないと100%死亡します。

避妊手術をしていない・出産経験のない(もしくは最後の出産から間がある)・中高齢の犬に多い病気で、9歳以上の未避妊犬では発症率が6割以上という統計もあります。

原因は子宮内の細菌感染(主に大腸菌)です。子宮蓄膿症は子宮口が閉じている「閉鎖性」と開いている「解放性」の2種類があり、解放性の場合、陰部から膿の一部が外に流れ出します。

症状

・多飲多尿
・発熱
・食欲不振
・吐き気や嘔吐
・陰部から膿が出る(開放性)
・お腹がふくらむ(閉鎖性)
・腹痛のため背中を丸める
・立てない
・震える

子宮蓄膿症で最も危惧されるのは宮内の膿が腹腔内に流れ出て(子宮穿孔・子宮破裂)、腹膜炎や敗血症など重篤な症状につながることです。

細菌の出す毒素(エンドトキシン)が、腎臓で抗利尿ホルモの作用を妨げるために「多尿」が起こり、次いで「多飲」が起こります。

治療法は手術による子宮摘出です。開放性の場合は内科的療という選択肢もありますが、ほとんどの場合再発するため手術を勧められます。

予後は早期に手術を行い合併症などがなければ元気に過ごせます。

犬は閉経がなく、高齢になても発情期が訪れます。発情期がある限り、子宮蓄膿症の可能性があり、老冷期になっても油断のできない病気です。

ご家庭に女の子を迎えたら繁殖を希望しない場合1回目の発情期を迎える前に避妊手術を受けることをお勧めします。避妊手術は子宮蓄膿症のみならず乳腺腫瘍の予防にも有効です。

 

補足:犬のストレスの原因は?留守番や運動不足等の原因を解説!

環境省が提唱している「動物の愛護と適切な管理~人と動物の共生を目指して」に次のように述べられています。

動物の5つの自由を知ろう!

5つの自由とは、動物が生きていくために必要な要求が満たされて、動物が心地よく、安心して安全に暮らせているかを確かめるための指標です。飼い主は、動物であるペットに、この5つの自由を与え、できる限り快適に生活ができるようにする責務があります。

引用:環境省

【5つの自由】とそれが奪われたときに感じるストレスは以下の通りです。

① 飢えや渇きからの自由
■生理的ストレス
② 痛み、負傷、病気からの自由
  ■身体的ストレス
③ 不快からの自由
  ■環境的ストレス
④ 恐怖やストレスからの自由
  ■心理的ストレス
⑤ 本来の行動が取れる自由
  ■本能的ストレス

「自由を奪う」という表現に抵抗があるかもしれませんが、ストレスはこれらのことが満たされないことによって生じます。

例えば、散歩が不足しているということは、運動好きの犬にとっては「本来の行動が取れる自由を奪われた」ことになります。

また、スキンシップの不足やる留守番が多いと不安になり、心理的ストレスの原因になるかもしれません。

ただ、感じ方は犬それぞれです。散歩やスキンシップの苦手な犬もいることは頭の片隅においておきましょう。

 

犬の多飲多尿の対処法は?犬のストレス発散方法も詳しく解説!

多飲多尿の対処法を考えるとき、最も可能性が高いのは「病気の症状」です。

ご家庭の犬が生活の中で何か不安やストレスを抱えていないか観察をする一方で、何らかの病気の可能性も視野にいれましょう。

 

まず犬の多飲多尿の原因を動物病院で確かめることが必要

 

犬の多飲多尿の原因は病気の症状として見られることが多くあります。

では、実際に多飲多尿と判断する方法をご紹介します。

多飲とは一日に100ml/㎏以上の水を飲む場合
多尿とは一日に50(ml/㎏)以上の尿を出す

と言われていますが、ここで最も大切なことは飼い主さんが愛犬のことをよく知ることです。

飲水量や尿量が、基準以下であっても、今までより飲水量や尿量が多い状態が続いているのも要注意です。

異常に気付くためにも、時々犬の飲水量を測ってみることをおすすめします。

【お勧めの飲水量確認方法】

ペットボトルを利用するのが便利です。犬の大きさによって500~1000mlのペットボトルを準備していっぱいの水を入れます。

測定開始時間を決めて、そこから24時間に飲んだ量を計測します。開始時に前日の残量を確認するとで簡単に1日の飲水量が把握できます。

【尿量の測定】

尿量を正確に測定することはなかなか難しいかもしれません。いつもペットシーツの上にきちんと排尿してくれる場合、あらかじめシートの重さを測っておき、あとは排尿後のシートを計測すればおおよその尿量がわかります。

【尿量が多くなると】

・粗相をする
・頻尿
・排尿時間が長い
・尿の色が薄い

というような様子が見られます。

尿量については、動物病院で尿比重などの測定で多尿かどうかは簡単にわかります。

多飲多尿を症状とする疾患はたくさんあるので、検査をしながら病気を絞り込んでいきます。

「最近、なんだかいつもと違うような気がする」と感じたら、まずは動物病院を受診しましょう。

 

犬の多飲多尿の原因がストレスの場合は?ストレス解消法を解説!

動物病院で病的なものが見つからない場合、ストレスが原因かもしれません。

日常生活の中で感じる小さなストレスは仕方ないですが、それが慢性的なストレスや重度のストレスにならないように注意しなくてはなりません。

ストレスを考えるとき、まず愛犬と飼い主さんの信頼関係を考えてみましょう。

「今一歩かな?」と感じたら、信頼関係の再構築が必要になります。

静かで落ち着いているタイミングで、かかわりを持つとよいでしょう。

「安らぎと結びつきのホルモン・オキシトシン」をご存じですか?

ゆったりと触れ合う、マッサージをする、一緒にいる安心感が等がオキシトシンを分泌させ、ストレス軽減に役立つそうです。犬の顔をじっと見て可愛いと思う、犬も一緒にいる安心感により信頼関係ができる、人にも犬にも有効なホルモンです。

また、ご褒美を利用したトレーニングも有効です。指示通りに動けたらしっかりほめてご褒美を与えることで、信頼関係が生まれてきます。

信頼関係に自信のある飼い主さんは次のような対処方法を試してみてください。

・衛生的で快適な生活環境かどうか見直す
・一人になれるスペースを作る
・運動は不足なら、散歩やドッグランへ
・家族みんなで穏やかに接する
・十分なコミュニケーションをとる
・スキンシップをしっかりと
・噛むおもちゃ、おやつも有効利用
・ブラッシングなど、むりやりにしない(極力)など

犬はいつも飼い主さんを観察しています。

ご自宅の愛犬の性格や性質を見極めて考えてみましょう。

 

よくある質問

我が家の13歳の犬が最近水をたくさん飲み、たくさんおしっこをするようになりました。元気そうなのですが何か病気なのでしょうか?

高齢の犬に多飲多尿の症状が出て、比較的元気に見えるのであれば、糖尿病や慢性腎臓病の初期症状とも考えられます。まずは、数日間1日の飲水量や(できれば尿量も)測った上で動物病院を受診しましょう。

子犬がしょっちゅう水を飲みます。少し心配なのですが、何か病気なのでしょうか?

犬が多飲多尿をおこす病気はたくさんありますが、子犬の場合可能性は低いでしょう。子犬もストレスで水をのむ場合があります。たくさん水を飲む状態が続くようであれば、一日にどれくらいの水を飲むか測ってみましょう。基準値よりも飲水量が多い日が続くようであれば、動物病院で相談してみることをお勧めします。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

【犬が水飲み過ぎ!ストレスそれとも病気?多飲多尿対策も解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬がストレスで水を飲みすぎることもある
・犬の多飲多尿の原因と判断基準
・犬が多飲多尿をおこす疾患
・犬のストレスとその対策
について解説してきました。
犬のストレスは飼い主さんの思いもよらぬところにあるかもしれません。ご家庭のワンちゃんが水を頻繁に飲む場合、何にストレスを感じているか見極めましょう。また重大な病気の症状の可能性もあります。「水を飲むくらいで病院へ?」と軽くみるのは危険です。自己判断しないで獣医師に相談しましょう。
「いつもと違う」という飼い主さんの気づきが大切ですね。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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