この記事では
・柴犬の種類
・柴犬を迎える前に必要な準備
・柴犬のしつけ
・柴犬の日々のお世話
【柴犬の上手な育て方】性格│警戒心が強く飼い主に従順
柴犬は、飼い主に対する忠誠心が強く、明るい性格の持ち主です。
また、物覚えもいいため、しつけがやすいとされています。
骨格は筋肉質でしっかりしていて、力強い立ち姿が特徴です。
飼い主以外には警戒心が強く、なかなか心を開きません。
飼い主からすると、自分だけに懐いてくれる柴犬がとても可愛く感じるでしょう。
ただし、柴犬は飼い主のことが大好きですが、洋犬のように「飼い主と一緒になにかしたい」という欲求はあまりないため、1匹でいる時間を求める傾向があります。
1匹の時間を楽しめるので、留守番は比較的得意な犬種ですが、あまりにも長い留守番はストレスになるのでほどほどに。
オス・メスでの性格の違い
柴犬は、オスとメスで性格が異なります。
オスはメスよりもフレンドリーで、やんちゃな子が多いとされています。
メスは、オスよりも落ち着きがあり、縄張り意識が強い子が多いようです。
メスは自立心が強いため、初めて柴犬を飼う人はメスの方がおすすめと言えます。
ただ、家族構成や環境によってはオスのほうがおすすめの場合もあるので、どちらの性別がいいということは一概には言えません。
柴犬と豆柴での性格の違い
豆柴は、小型の柴犬です。
柴犬なので、基本的な性格・特徴・飼い方などは同じです。
家族には心を許して甘えてくることもありますが、他人には警戒心が強くクールに振る舞います。
防衛心が強いため、警戒吠えをしたり、テリトリーに入ってきた犬や人には攻撃的になる場合もあります。
毛色による性格の違い
柴犬の毛色は下記の4種類です。
・赤色(赤柴)
・黒色(黒柴)
・白色(白柴)
・胡麻色(胡麻柴)
日本で人気なのは赤柴、黒柴、白柴です。
胡麻柴は生まれる確率は極めて低いため、めったにお目にかかれません。
ネットでは「赤柴よりも黒柴のほうがおっとりしている」「黒柴のほうが賢くしつけしやすい」などといった書き込みがありますが、毛色による性格の違いに関する研究はされておらず、真実とは言えません。
柴犬はどんな毛色であっても警戒心が強い犬種です。
【柴犬の上手な育て方】種類│日本で飼われているのは主に5種類!
日本犬保存会には「柴犬」という名で1種類しか登録されていませんが、地域で保存されている柴犬をあわせると5つ種類があります。
それぞれの特徴について紹介していきます。
信州柴犬
信州柴犬は現在の柴犬の基礎となっている種類で、多くの家庭で飼われている柴犬もこの系統に属します。
長野県や群馬県周辺で狩猟犬としての歴史を持ち、丸顔でふっくらしたほっぺ、丸い鼻、がっしりとした体格などが特徴です。
長野県や群馬県の厳しい自然環境に適応したため、信州柴犬は非常に丈夫で、猟犬としての能力も高いとされています。
愛らしい見た目と信頼性のある性格から、ペットとしても非常に人気が高いです。
美濃柴犬
美濃柴犬は、岐阜県周辺で飼育されてきた柴犬の一種で、全身を覆う赤毛が特徴です。
産まれたときは黒色の毛が多く、成長とともに濃い茶色に変化していきます。
狩猟犬として活躍してきましたが、現在ではその数が減少しており、約170頭ほどしか存在しません。
美濃柴犬は社交的で温厚な性格の持ち主なので、家庭犬としても非常に飼いやすいです。
数が少ないく手に入れるのは難しいですが、その希少性も魅力の一つとなっています。
山陰柴犬
山陰柴犬は鳥取県周辺で育てられてきた柴犬で、細身で筋肉質な体と凛とした顔立ちが特徴です。
巻尾でないことが多く、ピンと立ったしっぽもその魅力の一つです。
山陰柴犬は弥生時代に朝鮮半島から渡来した犬との交配により誕生したとされていますが、現在では約450頭ほどしか存在しません。
発情期が少なく、一度の出産で生まれる子犬も少ないため、増えにくいのが現状です。
縄文柴犬
縄文柴犬は、その名の通り縄文時代の犬を再現しようとした結果生まれた柴犬です。
面長でマズルが太くがっちりとした顔立ちが特徴で、野性的な気質が色濃く残っています。
縄文柴犬は、現在では約300頭ほどしか存在しておらず、非常に希少です。
勇敢な性格の持ち主で、昔は大型の動物にも立ち向かっていっていたそうで、現代でも頼もしいパートナーとなり得ます。
川上犬
川上犬は長野県の川上村原産の柴犬で、一般的な柴犬よりも一回り大きな体が特徴です。
オスは体長と体高が同じくらいの四角い体つきをしており、メスはやや華奢な体つきです。
オオカミのようなつり目が特徴的で、野性味あふれる姿をしています。
川上犬は数が少なく、現在では約300頭ほどしか存在しません。
他人には懐きにくい性格ですが、主人には忠実で賢いため、番犬としても優れています。
希少性と独特な見た目から、川上犬もまた特別な存在です。
【柴犬の上手な育て方】値段│相場は10~80万円
柴犬と一口に言っても、豆柴や黒柴、信州柴犬などさまざまな種類があり、値段もバラバラです。
柴犬の子犬を10万円以下で購入できる場合もありますが、昨今のペットブームも後押しして、全犬種の価格高騰が続いています。
柴犬のブリーダーは年々減少傾向にあるため需要に供給が追いついておらず、販売価格が高騰傾向にあります。
これから柴犬を家族に迎えようと思っている人は、ペットショップやブリーダーの出産情報だけでなく、里親募集のサイトも除いてみるといいでしょう。
【柴犬の上手な育て方】場所│室内飼いが理想
柴犬を飼う際は、室内飼いが理想的です。
「柴犬=外飼い」という認識を持っている方も多いかもしれませんが、特別な理由がない限り、柴犬は室内で飼育することが推奨されます。
室内飼いなら、愛犬の健康状態を常に把握でき、病気や怪我の早期発見が可能です。
また、家庭内でのコミュニケーションも増え、愛犬との絆も深まります。
柴犬は適度な運動を必要としますが、毎日散歩に連れて行けばマンションでの飼育でも問題ありません。
外飼いのリスク
外飼いには多くのリスクが伴います。
例えば、熱中症。
最近の夏はとても暑く30度を越える日が続きますが、柴犬にとって夏場の暑さは命に関わる問題です。
また、蚊が媒介するフィラリアなどの感染症にかかるリスクも高まります。
外飼いでは犬の体調の異変に気づきにくく、病気や怪我の発見が遅れることがあります。
さらに、脱走や盗難の危険も無視できません。
外で飼育していると、犬が逃げ出してしまうこともありますし、他人に連れ去られるリスクもあります。
とくに希少性の高い縄文柴犬や川上犬を飼っている人は要注意です。
これらのリスクを考えると、室内飼いがより安全で安心です。
外飼いする場合の対策
家庭の事情などでどうしても外飼いをしなければならない場合は、適切な対策をする必要があります。
まずは熱中症対策として日陰を確保し、冷たいプレートや打ち水などで涼をとる工夫が必要です。
犬小屋はアスファルトの上ではなく、土の上に設置しましょう。
柴犬は寒さに弱い犬種ではありませんが、冬は犬小屋の底に段ボールを敷く、毛布を入れるなどの対策が必要となります。
就寝時や留守中は、犬を玄関など屋内に入れて、飼い主の目が届かない時に一匹にしないようにすることが大切です。
脱走防止には、ワイヤーや鎖で係留するなど、安全な飼育環境を整える必要があります。
こうした対策をしっかりと行うことで、外飼いでも安全に柴犬を飼育が可能です。
【柴犬の上手な育て方】準備│快適な環境作りとお手入れ用品などを揃えよう
柴犬を迎える前に、犬が安心して過ごせるよう快適な環境を整えることが重要です。
まずは柴犬が安心して過ごせる専用のスペースを確保しましょう。
基本的なお手入れ用品や生活必需品を揃えることも大切です。
また、ペット保険の加入も検討して、万が一の病気や怪我に備えておくと安心ですよ。
柴犬との生活を快適にスタートさせるための準備をしっかりと行いましょう!
飼い始めに必要なアイテムを用意する
柴犬を迎える際に必要なアイテムは、以下の通りです。
・サークル
・ハウス(クレート)
・トイレ
・ペットシート
・ウェットティッシュ
・フード
・食器
・おもちゃ
・リード
・首輪
・おもちゃ
・ブラシ
・歯ブラシ
快適な環境を作る
柴犬が快適に過ごせる環境を作るためには、専用の寝床や生活スペースを準備することが重要です。
ケージやサークルの中にクレートを置いて、犬がリラックスできるスペースを作りましょう。
また、適度な運動が必要な柴犬のために、毎日の散歩も欠かせません。
マンションにお住まいでも、定期的に散歩に連れ出すことで、運動不足やストレスを防止できます。
さらに室内温度にも注意を払い、夏場はエアコンで涼しい環境を、冬場は適切な暖房を提供してあげましょう。
ペット保険を検討する
柴犬を飼う際には、ペット保険の加入も重要なポイントです。
ペット保険は、病気や怪我の際の医療費をカバーしてくれるため、突然の出費に備えられます。
柴犬は皮膚病になりやすい犬種であり、通院や治療が必要になることも多いため、保険の補償内容をしっかりと確認して選びましょう。
高額な治療費がかかることもあるため、保険に加入しておくと安心です。
ペット保険は、シニアになってからだと加入できないところも多いので、早期の加入をおすすめします。
【柴犬の上手な育て方】しつけ│むやみに叱らず根気よく向き合おう
柴犬は賢く、しつけをしっかりと行えば飼い主の指示をよく聞く犬種です。
ただし、自立心が強く、しつけが難しい一面もあります。
しつけには根気と一貫性が必要で、むやみに叱るのではなく、正しい方法で対応することが大切です。
柴犬との良好な関係を築くためには、褒めて伸ばす、一貫性を持つ、そして子どもとの付き合い方を教えることが重要です。
褒めて伸ばす
柴犬のしつけでは、褒めて伸ばすことが効果的です。
柴犬は自立心が強く、自分の意思で行動する傾向があるため、良い行動をした際にはたくさん褒めてあげましょう。
褒めることで、柴犬はその行動を繰り返すようになり、自然と望ましい行動が増えていきます。
おやつやおもちゃを使ったご褒美も有効です。
叱ってしつけをしようとすると、言うことを聞かない、噛みつく、威嚇するなど問題行動が増えることがあるので注意が必要です。
一貫性を持つ
しつけを成功させるためには、一貫性を持つことが大切です。
柴犬は非常に賢い犬種なので、ルールが曖昧だったり、日によって指示が変わったりすると混乱してしまいます。
一貫したルールを設定し、家族全員が同じ指示や対応をするように心がけることで、柴犬は何が良い行動で何が悪い行動かを明確に理解し、飼い主の要求に従うようになります。
一貫性のあるしつけは、柴犬との信頼関係を深めるためにも重要です。
子供との付き合い方を教える
柴犬と子どもが一緒に生活する場合、子どもに犬との正しい接し方を教えることが重要です。
柴犬は警戒心が強く、距離を取りたがる傾向があるため、子どもが無理に触れようとしたり抱っこしたりすると、柴犬にストレスがかかる場合があります。
まずは、子どもに犬を無理に触らないこと、静かに接することを教えましょう。
また、子どもと犬が一緒に遊ぶ際には、大人が必ず付き添い、安全に配慮することが必要です。
犬が逃げられる安全なスペースを用意することで、双方が安心して過ごせる環境になります。
【柴犬の上手な育て方】日々のお世話│こまめな健康チェックが大切
柴犬との生活は、日々のお世話が欠かせません。
こまめに健康状態をチェックし、適切なケアを行うことで、愛犬の健康を維持し、長く一緒にいられます。
食事、運動、ブラッシング、シャンプー、歯磨きなど、基本的なケアをしっかりと行いましょう。
柴犬は健康管理が重要な犬種ですので、飼い主としての責任を持って日々のお世話に取り組んでください。
食事:年齢に合ったフードを与えよう
柴犬の食事は、年齢に応じたドッグフードを選ぶことが重要です。
子犬には成長に必要な栄養が詰まった「子犬用」、成犬には活動量に応じた「成犬用」、シニア犬には健康維持をサポートする「老犬用」を与えましょう。
柴犬は運動量が多く、筋肉量が豊富な犬種ですので、たんぱく質が豊富なフードがおすすめです。
フード裏に記載されている適量を守り、1日2回の食事を決まった時間に与えることで、健康的な体重を維持できます。
また、水は常に新鮮なものを用意しておきましょう。
散歩:毎日30分×2回位上が理想
柴犬は元々猟犬として飼われていたため、運動量が多い犬種です。
毎日の散歩は1日2回、各30分程度が理想です。
朝と夕方に行うことで、エネルギーを発散させ、ストレスを軽減できます。
散歩中はリードをしっかりと持ち、放し飼いはしないようにしましょう。
散歩後は足を洗ったり拭いたりして清潔を保つことも忘れずに。
運動不足になると問題行動が増える可能性があるため、毎日の散歩は欠かさず行いましょう。
中には散歩が嫌いな子もいますが、運動不足解消のために少しでも散歩へ出かけるのがおすすめです。
ブラッシング:週に1回位上が理想
柴犬の被毛はダブルコートで抜け毛が多い犬種なので、週に1回以上のブラッシングが理想です。
とくに春と秋の換毛期には毎日ブラッシングしてあげましょう。
ブラッシングをすることで、毛玉の防止や皮膚の健康を保つことができます。
柴犬は体を触られることを嫌がる子もいるので、子犬の頃から少しずつ慣らしておくことが大切です。
ブラッシングは愛犬とのコミュニケーションの一環としても重要ですし、しこりや皮膚の異常など見落としがちな愛犬の変化にも気づきやすくなります。
シャンプー:月に1~2回を目安に
柴犬のシャンプーは、月に1~2回が目安です。
頻繁にシャンプーをし過ぎると、皮膚の油分を取り過ぎてしまうため、適度な頻度を守りましょう。
皮膚に優しい犬用のシャンプーを使用し、すすぎをしっかりと行って乾燥させることが大切です。
シャンプーのついでに肛門腺を絞ると、室内が汚れないのでおすすめですよ。
肛門腺絞りとは、肛門周りにある分泌液を絞り出す作業ですが、この分泌液は非常に匂いが強く、たまり続けると炎症の原因になる場合もあります。
シャンプー後は毛の絡まりを防ぐためにブラッシングを行いましょう。
歯磨き:毎日行うのが理想
歯磨きは、柴犬に限らず毎日行うのが理想です。
毎日歯磨きをすることで、歯周病や口臭を防ぐことができます。
犬用の歯ブラシと歯磨き粉を使用し、優しく磨いてあげましょう。
歯磨きに慣れていない場合は、少しずつ慣らしていくことが大切です。
最初は指に巻いたガーゼで拭くことから始め、徐々に歯ブラシへ移行すると良いでしょう。
歯磨きは、愛犬の健康を保つために欠かせないケアの一つです。
爪切り:伸びてきたらでOK
柴犬の爪が伸びてきたら爪切りを行いましょう。
爪切りは、犬用の爪切りを使い、少しずつカットしていくことが大切です。
爪の中には血管が通っているため、切り過ぎないように少しずつ短くしていくのがおすすめです。
自分で爪を切るのに不安がある人は、動物病院やトリミングサロンでプロに任せることも検討しましょう。
柴犬なら、500円~1,000円程度で爪切りをしてくれますよ。
爪が長すぎると歩行に支障をきたしたり、怪我をする原因となるため、爪が長くなっていたらすぐに短く切ってあげましょう。
耳掃除:汚れが目立ってきたらでOK
柴犬のが汚れているなと感じたら、耳掃除をしてあげてください。
耳垢や汚れが溜まると、耳の病気の原因になることがあります。
犬用の耳掃除液か水を使用し、よごれを優しく拭き取ってあげるだけでOKです。
耳掃除を嫌がる犬も多いので、愛犬が落ち着いている時に短時間でおわらせてあげてください。
定期的に耳の中をチェックし、異常がないか確認する習慣をつけると良いでしょう。
【柴犬の上手な育て方】健康管理と長寿の秘訣│病気は予防と早期発見がカギ
せっかく柴犬を家族として迎えたなら、できるだけ長く一緒にいたいと思うのが飼い主心でしょう。
柴犬を健康に長生きさせるためには、日々の健康管理と予防が欠かせません。
定期的な診察やワクチン接種を行い、病気の早期発見を心がけましょう。
柴犬は特定の病気にかかりやすい傾向があるため、予防と対策をしっかりと行う必要があります。
ここでは、柴犬の健康を守るための具体的な方法と、長生きしてもらうために飼い主さんができることについて紹介していきます。
定期的な診察とワクチン接種
愛犬の健康管理には、定期的な診察とワクチン接種が重要です。
狂犬病の予防接種や混合ワクチンは、毎年必ず行う必要があります。
これらのワクチンは、犬の健康を守るための基本的な予防措置であり、感染症のリスクを大幅に減少させます。
また、フィラリア予防薬も忘れずに与えることが大切です。
フィラリアは蚊を媒介して感染する寄生虫で、放置すると致命的になることがあります。
フィラリア予防薬には、飲み薬や滴下などさまざまなタイプがあるので、やりやすい方法を選びましょう。
これらの予防措置を定期的に行うことで、柴犬の健康を維持し、病気を未然に防ぐことができます。
柴犬に多い病気と予防法
柴犬は特定の病気にかかりやすい傾向があります。
代表的なもを下記にまとめました。
・アトピー性皮膚炎
・外耳炎
・白内障
・前庭疾患
・僧帽弁閉鎖不全
・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・認知症
長く健康に暮らすための秘訣
柴犬を長く健康に育てるためには、いくつかのポイントがあります。
まずは適切な食事管理です。
年齢や体調に合わせたドッグフードを選び、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。
次に、定期的な運動です。
毎日の散歩や遊びで適度な運動をさせることで、ストレスを減らし、筋力を維持することができます。
また、定期的な健康チェックと早期治療も重要です。
異変を感じたら早めに動物病院で診察を受けるようにしましょう。
最後に、愛情を持って接することが柴犬の健康と長寿に繋がります。
家族の一員として大切に育てることで、柴犬も安心して過ごせるようになります。
【柴犬の上手な育て方】充実した生活を楽しむためには
柴犬との生活を充実させるためには、日々のケアやコミュニケーションが欠かせません。
柴犬は自立心が強い一面もありますが、たまには飼い主さんにべったりと甘えたいときもあります。
ここでは、柴犬と充実した日々を過ごすためのコツを紹介していきます。
柴犬との絆を深める方法
柴犬との絆を深めるためには、毎日のコミュニケーションが重要です。
毎日の散歩や遊びを通じて、信頼関係を築きましょう。
柴犬は猟犬としての性質を色濃く残した犬種なので、攻撃性や独立心が強く、そのせいか「初心者には飼うのが難しい犬種」とされています。
しかし、子犬のころから根気よくしつけをすれば、最高のパートナーとなってくれる犬種です。
しつけがなってないまま成犬になると、人に噛みつく、夜鳴きをするなどの問題行動を起こしてしまうこともあります。
柴犬は賢いので、基本的なコマンドを学ぶことで自信を持ち、飼い主との絆が強まります。
おやつや褒め言葉をうまく使ってトレーニングし、成功体験を積ませましょう。
さらに、スキンシップやブラッシングなど、日々の触れ合いの時間を大切にすることで愛犬との絆がより深まります。
多頭飼いや健康的な高齢犬の生活のポイント
多頭飼いの場合、犬同士の相性を考慮しましょう。
新しい犬を迎える際には、最初の犬との相性を見極め、無理なく徐々に慣らしていくことが大切です。
先住犬ファーストで生活し、お互いの存在を認めるまで飼い主は根気よく見守る必要があります。
また、高齢犬の生活には特別な配慮が必要です。
定期的な健康チェックと適切な運動、バランスの取れた食事を心がけましょう。
シニア用のドッグフードを選び、関節サポートや免疫力を高めるサプリメントを検討することも有効です。
さらに生活環境を整え、高齢犬が快適に過ごせるように工夫しましょう。
ペット保険への加入を検討
予期せぬ病気や怪我に備えるために、ペット保険への加入を検討することをおすすめします。
ペット保険は急な医療費の負担を軽減し、愛犬が必要な治療を受けられるようサポートしてくれます。
柴犬は皮膚病や関節疾患などのリスクがあるため、保険に加入しておくことで、気軽に動物病院で診てもらえるでしょう。
保険の選び方は、補償内容や保険料を比較し、愛犬の健康状態や年齢に合ったものを選ぶことが重要です。
柴犬におすすめのペット保険については、下記の記事でまとめていますので参考にしてみてくださいね。
【柴犬の上手な育て方】ペット保険は早めの加入がおすすめ
柴犬を飼う際に、ペット保険へ加入するのがおすすめです。
柴犬は活発で健康な犬種ですが、予期せぬ病気や怪我が発生することもあります。
例えば皮膚病や関節疾患、消化器系のトラブルなど、柴犬に多く見られる病気に対する治療費は、思った以上に高額になることがあります。
ペット保険に加入しておけば、急な出費に対する備えができ、必要な治療を躊躇せず受けさせてあげられます。
若いうちに保険に加入すると、保険料も比較的安く、広範な補償を受けやすいというメリットがあります。
愛犬の年齢が上がると加入条件が厳しくなるため、健康なうちに加入を済ませておくのがおすすめです。
ペット保険は、柴犬の健康と長寿を支えるための強力なサポートです。
愛犬が安心して暮らせる環境を整えるためにも、早めの加入をぜひ検討してみてください。
よくある質問
柴犬か豆柴を飼いたいのですが、ペットを飼ったことがない初心者です。飼い方を教えてください。
柴犬は構いすぎると良くないと聞きました。どのくらいなら構っていいのでしょうか。
ペット保険は必要?
ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【柴犬の上手な育て方】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・柴犬の種類
・柴犬を迎える前に必要な準備
・柴犬のしつけ
・柴犬の日々のお世話