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ブルドッグを飼うのは難しい? 性格や注意点についても解説!

2024年6月25日

犬の保険

 
ブルドッグを飼うのは難しい? 性格や注意点についても解説!サムネイル
いかつい見た目とは裏腹に、優しく人懐っこいブルドッグ
そのギャップに魅了されている人も少なくありません。
ルーツをたどれば闘犬ですが、現在では愛されキャラの家庭犬です。
JKCの新規登録数は毎年1,000頭前後で、人気犬種30位あたりをキープしています。

この記事では

・ブルドッグの性格
・ブルドッグの飼い方
・ブルドッグがかかりやすい病気
について解説します。
最後までお読みいただければ「ブルドッグがどんな犬種か」「飼い方の注意点や気を付けたい病気」などわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

ブルドッグ(イングリッシュブルドッグ)の起源

一般的にブルドッグと呼ばれている犬種の正式な犬種名はイングリッシュブルドッグと言います。

ルーツをたどると、先祖犬はオールドイングリッシュブルドッグという強くてどう猛な闘犬です

何百年も前にイギリスで行われていたブルベイティング(牛いじめと呼ばれている)のために作り出され、牛と戦っていたという経緯をもつ犬種です。

ブルベイティング(牛いじめ)とは
9メートル程度の鎖につながれたオス牛に対して数匹の犬を放ち、どの犬が最初に牛の鼻などに噛みついて倒すかを競う賭け事です。勝利した犬の飼い主に対して高額の賞金が支払われ、当時の見世物として人気がありました。

イングリッシュブルドッグの特徴である低い鼻は牛に噛みつきながら呼吸ができるように、皮膚のたるみは牛の角で攻撃されたときにダメージを少なくするためにブリーディングされたという説もありますが、ブルベイティングで戦っていた「オールドイングリッシュブルドッグ」は今のイングリッシュブルドッグとは風貌は異なっています。

ともあれ、1835年に動物愛護の観点からイギリスにおいて闘犬が禁止され、ブルドッグの需要がなくなり一時は絶滅の危機に瀕していました。

そこで立ち上がった根強い愛好家たちの手によって、時代に合った家庭犬へと大きく改良が進められていきます。

闘争心や攻撃性を持った犬たちを繁殖ラインからはずことで優しい性格となり、飼い犬としての人気を得るようになりました。

さらにずんぐりした体と、頭が大きい容姿の選択交配にも拍車がかかり、現在のブルドッグが誕生しています。

イングリッシュブルドッグはイギリスの国犬であり、海軍の象徴としてマスコットに起用されています。

また、アメリカでもレスキューのシンボルマークや、大学スポーツのマスコットにも勇気と不屈の精神を象徴するブルドッグが使われています。

「ブルドッグは飼うのが難しい」と言われる理由

表情がとても豊かなブルドッグは、「犬であることを忘れてしまうくらい人間っぽい」という飼い主さんもいます。

ただ、好きなだけでは飼えない大変さも知っておきましょう。

暑さにとても弱い

ブルドッグは鼻ぺちゃ犬(短頭種)の代表でもあり、暑さにとても弱い犬種です。

犬は一般的に、暑いときに体の熱を逃すためにパンティング(口を開けてハアハア息をすること)で体温調節をします。

しかし、短頭種は「鼻孔が狭く」「気道が短い」という解剖学的特徴を持っており、体温調節がとても苦手です。

特に鼻ぺちゃで体の大きなブルドッグは「体温が上がりやすく」「下げにくい」のです。

夏場は特に、エアコンは一日中フル稼働、温度を犬に合わせて設定し、飼い主さんは上着を羽織っての生活です。

健康面での注意が必要

ブルドッグは何世代にもわたり、理想のブルドッグ像を求めて近親交配が続けられてきました。

その結果、純血種のイングリッシュブルドッグは病気をしやすい傾向にあります

特に多いのは呼吸器の病気、皮膚のシワに起因する皮膚病、目の病気があげられます。

英王立獣医科大学の調査によると「イングリッシュブルドッグ2,662頭の健康状態を、他の犬種2万2,039頭と比較した結果、ブルドッグは1年の間に他の犬種の2倍以上の確率で健康問題が発生している」と報じています。
(参考)CNN

しつけが難しい

ブルドッグは温厚で飼い主さんに忠実な性格と言われていますが、マイペースでしつけや訓練されることは得意ではありません。

しつけをする場合は、正しい方法根気強く行うことが必要です。

子犬期から経験豊かな専門家の力を借りることをおすすめします。

決して頭が悪いわけではなく、とにかくマイペース

呼んでもこない、ご飯の時間になっても寝ている、散歩に出ても歩かない。こんなことは日常茶飯事という飼い主さんも多く見受けられます。

「やらなければならないことはわかっているけれど、今はしたくない!!」というタイプです。

【飼うのは難しい?】ブルドッグの特徴

ブルドッグを迎える前に、その特徴を知っておきましょう。

身体的特徴をピックアップ

ブルドッグは人間の手がないと生きられない犬種です。

・鼻ペちゃでずんぐりむっくりの体、愛嬌のある顔が人気
体は筋肉質でしっかりしている
・下顎が上顎よりも前方に突出(アンダーバイト)
・下顎の後後方には皮膚のたるみ(デューラップ)がある
後肢が前肢よりも長く、細く左右の間隔も狭い
前肢は太く、短く、頑丈
腰の幅は肩幅よりもかなり狭い
メスは骨盤が小さく産道も狭い(出産は帝王切開
・うまく交尾できないため人工授精
・一度に生まれる子犬の数は平均5匹程度(8日目に生存している数)
奇形で生まれる確率も高い(口蓋裂・口唇裂・臍ヘルニア・鎖肛など)

こんな体型ですが、ここぞと思ったときの動きは俊敏です!!

性格

ブルドッグは外見からは想像もつかないくらい甘えん坊で、やさしくておとなしい犬種です。無駄吠えもあまりしません。

【性格】
・温厚
・落ち着きがある
・飼い主さんに忠実
・友好的
・警戒心がない
・家族と一緒が大好き
・甘えん坊
・忍耐強い
・自己主張が強い頑固者

男の子と女の子の目立った性格の違いはないようですが、男の子の方が活動的女の子はおっとりタイプの子が多い傾向にあります。

ただ、多くの犬種がそうであるように、ブルドッグも若い時代は遊び好きで動きも活発です。

おおむね3歳ころになると落ち着く子が多いようですが4~5歳ころまで続くことも。

じゃれついてくると体が大きいのでパワフルです。

趣味は破壊、特技も破壊、顎の力が強いのでたいていのものは破壊できます。

「犠牲になったリモコンやスマホは数知れず」。これも飼い主さんの嘆きです。

環境整備は徹底しておきましょう。

落ち着くと、温厚で大人しい犬に変貌します。

被毛

被毛は光沢のあるダブルコートで、かなり厚めの短毛です。

体が大きい分抜け毛も目立ち、ソファーやクッションなどに毛が刺さるので掃除が大変です。

大きさ

中型犬に分類されますが、大きい子では30㎏を超える場合もあります。

体高 35㎝~38㎝程度 (JKCによる規定はありません)
体重 オス 25㎏
メス 23㎏

寿命

ブルドッグの平均寿命は8~10歳です。

中型犬の平均寿命が10~14歳、ということを考えれば短命といえるでしょう。

ちなみにブルドッグをルーツに持つフレンチブルドッグの平均寿命は10~13歳です。

【飼うのは難しい?】ブルドッグの毛色パターンは3種類!

JKCで認められているスタンダードは以下のようになっています。

単色カラー

単色 混じり気のない明るい色が好ましい
スマット(単色でマズル・マスクが黒)
レッド 赤褐色
フォーン 小鹿のような黄色・ベージュのような色合い
ファロー フォーンより黄色みが強い淡黄色
ホワイト 白色

ブリンドル

ベースカラーに他の色が全体的に混ざったものを指します。

虎の縞模様のようにストライプが入ったパターン柄のことです。

パイボールド(パイド)

白もしくは黒をベースに、一色または二色のはっきりした班があるもの。

模様は1頭1頭異なり、牛のような個性的な柄が現れます。

犬種によってはパーティーカラーと呼ばれる模様です。

【飼うのは難しい?】ブルドッグとフレンチブルドッグの違い

フレンチブルドッグはイングリッシュブルドッグの小さな個体をフランスに持ち帰り、パグやテリアと交配して作り出された犬種なので似ている部分が多く見られます。

見た目

大きさと耳に注目ブルドッグは体が大きくフレンチブルドッグは幅広い立ち耳
大きさ
ブルドッグ 23~25㎏ ローズイヤー 先端が後ろにねじれており耳の中が見える
フレンチブルドッグ 8~14㎏ バットイヤー コウモリが羽を広げたような大きなたち耳

ブルドッグの耳には数種類の形がありますが、ローズイヤーが代表的なものです。

耳が途中から折れて先端が後ろにねじれており、耳の中が見えやすいため、その様がバラの花に似ていることから名づけられています。

性格

フレンチブルドッグもイングリッシュブルドッグの気質を受け継いでいるので、性格的には大きな差はありません。

どちらかというと、ブルドッグは家族みんなになつくのに対して、フレンチブルドッグはだれか一人になつきやすい傾向があります。

【飼うのは難しい?】ブルドッグを飼うのに向いている人

ブルドッグは人が手を掛けることを前提に作り出された犬種です。空調の完備した完全室内飼いが基本になります。
飼うのに向いている人は時間の余裕のある人」「経済的な余裕のある人」「愛情をいっぱい注げる人です。

「飼い主さんに忠実で、散歩時間も短くてよい、ちょっと大きな犬」と、この面だけをみると初心者でも飼えそうですが、やはり実際に一緒に暮らすと問題点が浮上してくるので、初心者向けの犬種ではないでしょう。

時間的な余裕が必要

甘えん坊で飼い主さんとの時間が大好きな犬種で、留守番は大の苦手です。

一緒にいられる時間を十分に作ってあげる必要があります。

また、ブラッシングや皮膚の手入れ、犬に合わせた時間帯での散歩も必要です。

とにかく犬中心の生活になります。

経済的な余裕が必要

医療費がかさみがちなので、ペット保険への加入がおすすめです。

また、暑さ・寒さ・湿度の高いのはとても苦手なので、電気代も高額になります。

梅雨時期から夏場にかけてはエアコンはフル稼働です。

食費も侮れません。

ざっくり言うと、ブルドッグの一日に必要なカロリーは1000キロカロリー以上

ドッグフードの種類にもよりますが1日に約300g、つまり1か月で約9㎏くらいが必要になります。

ペットフードは種類や価格もまちまちですが、参考までにロイヤルカナンのブルドッグ用ドッグフードは12キロ入りで16,000円程度です。

その他

当然ですが、ブルドッグを完全室内飼いができる住宅環境が必要です。

ブルドッグは階段の上り下りが苦手なので、2階に居住スペースがあると大変でしょう。

芝生の庭があれば夏場は水遊びもできます。

水遊びの好きな子は結構多いようです。

体力も必要でしょう。動物病院に連れて行くのにも、小型犬のように車へピョンと飛び乗ってはくれません。

そして、最後までしっかり愛情をもって寄り添える方に向いているといえるでしょう。

【飼うのは難しい?】ブルドッグとの暮らし方

暑さ対策を徹底する

短頭種の筆頭にあげられるブルドッグ。夏の暑さは大敵です。

エアコンは24時間フル稼働。

ブルドッグの場合、夏場の室温は25度程度に設定し、様子を見ながら調節しましょう。

22~24度が最適という飼い主さんもいます。

また、湿度も重要で、40%~50%と、やや乾燥気味の環境が適しています。

直射日光が当たらないような配慮も必要です。

適度な運動をさせる

運動は好きな子、気乗りの しない子がはっきり分かれる傾向にあります。

体力はあるのですが、継続して長時間の運動は苦手です。

しかし、運動不足は筋肉量の低下を招き、脂肪の蓄積や心肺機能の低下にもつながります。

【散歩】

・夏場は朝夕の涼しい時間帯に
・首輪ではなくハーネスを使用して
・1回10~15分程度 1日2回
・犬のペースに合わせて
・歩きやすい場所に出かけましょう。

その他にも、室内遊びも付け加えましょう。

ブルドッグにとって、床材も重要で、滑りにくい環境を用意する必要があります。

重くバランスの悪い体を短い脚で支えているためすべりやすいと足が開いてしまい、関節をいためる原因になります。

ロープの引っ張りあいなどの遊びも好きですが、永久歯に生え変わることまではしないように。

顎の力は強いですが、乳歯は折れたり欠けることがあります。

もし水辺で遊ぶ機会があるのなら、ライフジャケットは必須です。

泳げないということではないのですが、頭が大きいため溺れる危険性があります。

月に2回はシャワーをする

ブルドッグは体にシワが多く皮膚病になりやすいこともあり、他の犬種よりもシャンプーの回数が多く必要です。

使用するシャンプーは、基本的には皮脂を洗い流すために洗浄力の強いものがおすすめですが、皮膚の状態を見ながら専門家に相談しましょう。

【シャンプーのポイント】

・皮脂を取り除くために洗浄力の強めのシャンプーを使用
・40度程度のぬるま湯で前洗い
・シャンプーは飼い主さんの手になじませてから使用
・2度洗い
・すすぎは25~30度の水温で
・タオルドライは優しく
・ドライヤーは皮膚の温度を上げないように

食事

ブルドッグの筋肉質な体を維持するためには良質のたんぱく質が必要になります。

できればブルドッグ専用の総合栄養食がおすすめです。

【ロイヤルカナンの例】

ブルドッグは他の犬種と比較して運動量が少なく、腸の動きも不活発になりがちなので、消化器の健康に配慮が必要な犬種です。また、独特の体型で関節に負担がかかりやすい犬種です。消化率の非常に高いタンパク質や食物繊維を配合し、コンドロイチン硫酸やグルコサミンを配合するなど、ロイヤルカナン独自の犬種ごとに最適な栄養バランスで愛犬の健康をサポートします。

引用:ロイヤルカナン

【飼うのは難しい?】ブルドッグがかかりやすい病気

ブルドッグは日本では飼育頭数があまり多くありませんが、イギリスでは人気上位犬種です。

ブルドッグの容姿は、自然発生のものではなく、人間の都合で作り上げられたものです。

そのために遺伝的要因の病気も多くなっています。

【ブルドッグに特に多い病気】

・呼吸器疾患
・骨の病気
・目の病気
・皮膚の病気

があげられます。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

後肢にある膝蓋骨(膝のお皿)が正常な位置からずれて外れてしまう病気です。

ブルドッグは遺伝的に膝蓋骨の収まっている滑車溝と言われる溝の深さが十分でなく、日常的な動作でも外れることがあります。

症状 ・歩き方が変
片足を地面につけづらそうにしている/びっこを引いている
後ろ足を伸ばす仕草が多い など
治療 ・軽度であれば痛み止めの内服や環境改善などによる保存療法
・重度になると手術が必要

股関節形成不全

主に遺伝性の疾患で、股関節のかみ合わせが悪くなる病気です。

股関節は犬の後ろ足の付け根の関節で骨盤と大腿骨をつなぐ大事な役割を持っていますが、その股関節がしっかりと機能しないため不安定な歩き方をするのが特徴です。

加えて骨盤と大腿骨の間に摩擦による炎症が起きると痛みが生じます。

症状 ・腰を左右に振りながら歩く
足の動きが不自然
散歩を嫌がる
階段などの段差を嫌がる など
治療 ・体重管理/抗炎症薬や鎮痛剤の内服/レーザー療法などの保存療法
・保存療法で改善が見られない場合は手術

尿石症(シスチン・尿酸塩)

尿石症は尿中のミネラル分が固まって結晶や結石をつくり、尿路を傷つけたり詰まらせてしまう病気です。

一般的に多いのはストルバイト結石やシュウ酸カルシウム結石で全体の8割を占めています。

ブルドッグでは、先天性の代謝異常によるもの(シスチン結石、尿酸結石)が多く見受けられます。

シスチン結石は尿細管の遺伝的異常で生じることがほとんどであり、尿酸塩結石は肝機能の低下やプリン体の代謝異常で生じます。

症状 ・血尿
・排尿障害
治療 シスチン結石/尿酸塩結石ともに療法食や内服薬で溶解可能です
溶解できない場合は手術

熱中症

犬は人間と異なり汗をかけないので熱の放散を呼吸に頼っています。

しかし、呼吸によって熱の放散の限度を超えるとふらつき(中枢神経系の機能異常)や脱水症状による循環不全を起こします。

ブルドッグにとって熱中症は非常に危険であり、最悪の場合死に至ることもあります。

症状 ・呼吸が荒くなる
・泡を吹いている
・吐き気、嘔吐
・意識もうろうとしている
・歩くことが出来ない
・発作や痙攣 など
治療 体温の管理・点滴(脱水症状やショック状態の改善のため)
意識レベルの低下・呼吸状態に問題がある場合は酸素室等による酸素の投与

応急処置としては涼しい場所で体を冷やします

氷や保冷剤を濡れたタオルにくるんで、首、脇、内股など、動脈を効率よく冷やせる位置に当ててください。

氷などを直接当てると冷やしすぎになるので注意しましょう。

意識がはっきりしていれば様子を見ながら水分補給をします。

鼻腔狭窄

ブルドッグなどの短頭種は先天的な鼻軟骨の形態異常により鼻での呼吸がしづらいのが特徴です。

鼻が狭くて上手に呼吸ができない場合は、鼻呼吸をする際にブーブーといびきのような音が鳴ります。

症状が軽い場合でも、運動時や興奮して息が荒くなった際に音が出る場合もあります。

外鼻孔狭窄のあると呼吸の際に気道に負荷がかかり、喉の奥にある軟口蓋にも影響を及ぼし、睡眠障害や呼吸困難、最悪の場合、突然死するケースもあります。

症状 呼吸時に「ブー・ブー」などの音がする
治療 手術により外鼻腔拡張 呼吸しやすくする

軟口蓋過長症

軟口蓋(喉の手前にあるやわらかい口の天井部分)が生まれつき長いものを言います。

そのせいで気道が塞がれたり狭められたりするため、呼吸がしにくくなり、呼吸が粗く口でゼーゼーと呼吸をすることもあります

症状 呼吸時に音がする
酸素不足(暑い日、運動後、興奮時など)になるとチアノーゼや失神することもある
治療 手術で長すぎる軟口蓋を切って正常の長さにする

短頭種気道症候群

短頭種は他の犬種よりも生まれつき気道が狭い傾向にあります。

気道とは鼻・鼻甲介や鼻咽頭(鼻の奥)・喉頭(のど)・気管など肺に通じる空気の通り道を指します。

短頭種気道症候群とは、気道の解剖学的異常によって生じる症状を指します。

外鼻孔狭窄、軟口蓋過長症、気管低形成、喉頭小嚢外反、扁桃の肥大、などが原因となり症状を呈します。

症状 ・鼻や喉がガーガーと音が鳴る
・寝ている時にイビキをかく、ときどき無呼吸になる
・運動するとすぐに疲れる、散歩を嫌がる
・興奮すると呼吸が苦しくなり、失神することがある
・えづくことや、ご飯の吐き戻しが多い
・ひどくなると横向きに寝られない
など多様な症状
治療 主に外鼻孔拡張術・軟口蓋切除術で空気の通りをよくする

眼瞼外反症・内反症

短頭種など目の周りの皮膚にたるみがある犬種に起こりやすく、下まぶたに生じるケースが多く見受けられます。

ブルドッグも先天的な異常で眼瞼の内反や外反をおこしやすい犬種です。

【眼瞼内反症】

まぶたが内側に反転しているので、まつ毛やまぶたの毛が目に当たり、角膜や結膜の炎症や感染などを起こす病気です。

角膜穿孔をおこすと失明する危険性もあります。

症状 ・涙が出る
・目を痛そうにしょぼつかせる
・まぶたをピクピクさせたりる
・充血
・目やに
・目を閉じられなくなる
治療 角膜炎や結膜炎などは点眼薬による治療
根本治療は手術

【眼瞼外反症】
主に先天的な異常で、まつ毛と眼瞼が外側に反転して結膜表面の粘膜の一部が露出してしまう病気です。
結膜炎や乾燥性角結膜炎を併発する場合が多く、瞼が外に反転しているので涙腺や結膜が常に空気にさらされているため細菌の繁殖がおこりやすい状態です。
症状 ・流涙
・目やに
・結膜炎
・ドライアイ
治療 点眼薬による対症療法
根本治療は手術

乾性角結膜炎(ドライアイ)

涙は常に目の表面を覆って、目を守っています。

乾性角結膜炎とは、涙が減少することにより、角膜、結膜に炎症がおきる病気です。

先天性、神経性、自己免疫性、突発性などが原因としてあげられますが、犬では後天性の自己免疫疾患が一般的です。

ブルドッグも好発犬種としてあげられています。

症状 ・ねばねばした目やに
・結膜の充血
・まぶたの痙攣
・痛みで目が開かない
治療 人工涙液や免疫抑制剤などの点眼 長期にわたり継続の必要性あり

第三眼瞼腺脱出(チェリーアイ)

チェリーアイとは、目頭にある瞬膜腺(第三瞬膜腺)が飛び出し、外側から見えてしまう病気です。

飛び出した瞬膜腺が腫れてさくらんぼのように見えるため、この名前が付けられました。

ブルドッグは眼の解剖学的特徴から、瞬膜にある瞬膜腺が本来の位置から逸脱して外側に飛び出すことがあります。

軽症であれば綿棒などで整復できますが、重症になると炎症を起こして腫れてしまい簡単に戻せなくなります。
症状 ・目頭側からチェリーのように赤く腫れた塊が飛び出す
・犬が目を気にして、前足で掻くような仕草が増える
・目やにや涙の量が増える
・白目が赤く充血する
治療 目の乾燥を防ぐヒアルロン酸や炎症を抑えるための抗炎症薬を点眼して様子をみる

手術:突出を何度も繰り返す・チェリーアイから角膜炎に進行しているいる場合は、突出した第三眼瞼を元の正常な位置に整復して縫い合わせる

皮膚病

ブルドッグは各種の皮膚病やアレルギー体質の子が多く見られます。
皮膚のたるみが多い「口の周り」や「眼の周り」に加えて「指の間」は特に注意が必要です。
シワの間は皮膚同士がこすれ合う事による炎症が持続的に起きて、その場所に微生物が発生し膿皮症などをおこすケースが多く見受けられます。
シワの間にできる皮膚病は治療をしても治りが悪く、再発を繰り返す傾向にあります。
複数の病気が重なって、皮膚病を悪化させ治療が困難になっているパターンが多いです。

よくある質問

帰省する際にブルドッグを連れて帰りたいのですが、飛行機に乗れますか?

航空会社によって対応は異なります。ANAの場合、5月1日から10月31日までの期間、全日空は年間を通して搭乗できません。ブルドッグを飛行機に乗せる際には手荷物として預けることになるので、飛行機での移動はあまりおすすめできません。

ブルドッグの繁殖を禁止している国があると聞いたのですが、どこの国でしょうか?それはなぜですか?

ペット愛護先進国のひとつであるオランダでは、ブルドッグをはじめとする短頭種について、2020年5月18日から、一定の条件(鼻の長さが頭蓋骨の長さの3分の1より短い犬)をクリアしない犬を繁殖に使うことを法律で禁止しています。理由としては、これらの犬は生まれながらに気道が狭く、重い呼吸器障害を起こしやすいことにあります。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ブルドッグを飼うのは難しい? 性格や注意点についても解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ブルドッグの性格
・ブルドッグの飼い方
・ブルドッグがかかりやすい病気
について解説してきました。
ブルドッグはいかつい見た目に反して優しい犬種です。
辛抱強く、小さな子供とも仲良くできます。
一方で、多くの健康問題を抱えている犬種でもあるので、定期的な健康診断などを行い、きちんと健康j管理をしましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。