この記事では
・ゴールデンレトリバーは外飼いできるかどうか
・ゴールデンレトリバーは室内飼いがおすすめの理由
ゴールデンレトリーバーとは
ゴールデンレトリバーは、体高が58~61㎝、体重が29~34㎏の大型犬です。
性格は大変穏やかで、人や他の犬、他の動物に対してもフレンドリーです。
飼い主に愛情深く、小さな子どもに対しても優しく接します。
遊ぶことや運動することが大好きでとても賢い犬種ですが、ラブラドールレトリバーよりも頑固で幼い部分も持ち合わせている犬種です。
盲導犬や災害救助犬にも採用されています。
ゴールデンレトリーバーの外飼いできる?
昔、日本では犬は外で飼うことが一般的でしたが、今では犬の飼育は室内で行うのが一般的です。
しかし、大型犬のゴールデンレトリバーを室内で飼育するのは難しいこともあるでしょう。
ゴールデンレトリバーを外で飼育することは可能ではありますが、メリットはあまりありません。
ゴールデンレトリバーを外飼いするメリットは室内が汚れないことだけ
ゴールデンレトリバーを室内で飼育すると、長い被毛が家の中で抜けることがあります。
穏やかな性格の大型犬ではありますが、家の中ではしゃいでものが破損することもあるかもしれません。
また、動物の臭いは室内にしみついてしまいます。
飼い主さんは慣れてしまうので気にならなくなりますが、来客がある場合は気になることも。
外飼いであれば室内の臭いや汚れを気にする心配はありません。
ゴールデンレトリバーの外飼いはデメリットがたくさん
ゴールデンレトリバーの外飼いには、メリットが1つしかないことがわかりました。
では、ゴールデンレトリバーの外飼いにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
寿命が縮まる
近年、犬の平均寿命は延びてきています。
その理由は以下の3つが大きいです。
・動物医療の発達
・室内飼いが増えた
室内で飼育することで寿命が伸びる理由は数多くあります。
・飼い主が犬の体調の変化にすぐに気づける
・夏の暑さや冬の寒さの影響を受けない
・犬がストレスを抱えることが少なくなる など
元気で長く生きてもらうためにも、ゴールデンレトリバーは室内飼いをすることをおすすめします。
脱走の可能性がある
ゴールデンレトリバーは大型犬のため力が強く、庭などで鎖やリードでつないでいても脱走してしまう可能性があります。
また、誰かのいたずらによって脱走してしまうこともあるかもしれません。
外で飼っていると飼い主さんの目が届かないことが多いので、このような事故が起こらないとも限りません。
脱走した先で車と接触し命を落としてしまったり、誰かにケガを負わせる危険性もあります。
そうならないためにも、飼い主さんの目が届く室内で飼育することをおすすめします。
愛犬が寂しがる
そもそも、ゴールデンレトリバーは飼い主さんと共に過ごす時間に幸せを感じる犬種です。
ひとりぼっちで家族と触れ合える時間をなかなか持てずにいると、寂しさのあまりストレスを感じてしまうかもしれません。
ストレスはさまざまな体調不良の原因にもなりますし、ストレスによって問題行動を起こすこともあります。
ゴールデンレトリーバーは室内飼いがおすすめの理由
上記で解説してきたように、ゴールデンレトリバーを外飼いすることはあまり良いことではありません。
では、屋内でゴールデンレトリバーを飼育するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
ゴールデンレトリバーと一緒に過ごす時間がたくさんできる
ゴールデンレトリバーを室内飼いすると、一緒に過ごす時間が増えるのが一番のメリットです。
一緒に過ごす時間が長い分、飼い主との絆も強まります。
絆があるので、飼い主の言うことも落ち着いてきちんと聞くようになってくれるでしょう。
飼い主さんに対して愛情深いゴールデンレトリバーは幸せを感じ、穏やかに過ごすことができます。
健康管理がしやすい
ゴールデンレトリバーと過ごす時間が増えれば、ゴールデンレトリバーの些細な変化にもすぐに気づけます。
体調の変化にすぐ気づければ、早急に適切な処置ができ、元気で長生きできることでしょう。
また、エアコンで室温を一定に保って上げることで、熱中症や感染症などのリスクを回避することが可能です。
ゴールデンレトリバーを室内飼いするときに準備するもの
大きなゴールデンレトリバーを家の中で飼育するにあたって、以下のものを用意しましょう
・高さのある食器台
しっかりとしつけをしよう
ゴールデンレトリバーは賢い犬種ですが、幼い一面も持っています。
力の強い大型犬ですから、しっかりとしつけをしておくことが重要です。
しつけは小さいころから行うことが効果的です。
まだ子犬だからと甘やかしてばかりではなく、待てや伏せ、人に飛びかからない、散歩時に引っ張らないなど、さまざまなしつけを行うようにしましょう。
ゴールデンレトリーバーを迎える時にペット保険への加入も検討しよう
ゴールデンレトリバーは体が大きい分、病気やケガになった場合の治療費が高額になることがあります。
動物病院の治療費は人間のように健康保険があるわけではないため、飼い主の全額負担です。
大切な家族の一員であるゴールデンレトリバーに元気で長生きしてもらうためにも、病気やケガになったときには適切な治療を受けさせたいものです。
しかし、高額な治療費は飼い主さんの大きな負担になってしまうかもしれません。
そうならないためにも、事前にペット保険に加入をし、万が一の時の対策をしておくことは、飼い主としてとても重要なことです。
現在、ペット保険は数多く販売されており、それぞれ補償内容や条件などが異なります。
例えば以下の内容に違いがあります。
・1回あたりの補償限度額
・入院と手術のみの補償
・通院、手術、入院のフルカバー補償 など
ゴールデンレトリバーの介護のことも考えておこう
犬の寿命が長くなった分、犬の介護が必要になることも数多くなってきました。
特に、体の大きい大型犬は老犬になると足腰が不自由になることがあります。
自力で立つことが難しくなると、排泄や食事、通院など飼い主さんの介護が必要になってきます。
しかし、体が大きく体重の重いゴールデンレトリバーの介護は簡単なものではありません。
また、認知症のような症状が出ると、徘徊なども問題行動を起こすことも考えられます。
さまざまな可能性を考え、飼い主さんが最期まで面倒を見てあげられるかどうかよく考えてから飼い始めるようにしましょう。
よくある質問
ゴールデンレトリバーを室内飼いする場合、どのくらいの広さが必要ですか?
ゴールデンレトリバーのような大型犬でもケージやベッドは必要ですか?
ペット保険は必要?
ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【ゴールデンレトリバーの外飼いはNG!室内飼いが良い理由を解説】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・ゴールデンレトリバーは外飼いできるかどうか
・ゴールデンレトリバーは室内飼いがおすすめの理由