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ペット保険で膝蓋骨脱臼は補償される?治療費や予防法についても解説

2024年7月19日

病気・ケガ

 
ペット保険で膝蓋骨脱臼は補償される?治療費や予防法についても解説サムネイル

犬の関節疾患で発症率が高い病気に、膝蓋骨脱臼(通称パテラ)という疾患があります。

特に小型犬は発症リスクが高く、トイプードルの14.1%、実に7頭に1頭が発症しているというデータもあります。

パテラは遺伝的な要因が強いことから、ペット保険に加入していても補償対象から外されていることもあるので注意してください。

この記事では
・膝蓋骨脱臼の原因と症状
・膝蓋骨脱臼の治療法と治療費
・膝蓋骨脱臼の予防に役立つこと
について解説します。
最後までお読みいただければ「膝蓋骨脱臼がどのようなものか」「膝蓋骨脱臼の予防のために飼い主さんができること」などもわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)とは?

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)とは、特に小型犬に多くみられる関節の病気ですが、全犬種に発症する可能性はあります。

【膝蓋骨脱臼とは】

膝蓋骨(のお皿)が正常な位置から内側または外側に外れた状態のことをいいます(内方脱臼が多い)。

脱臼した状態では膝の関節をうまく動かすことができません。

初期の脱臼は簡単に元の位置に戻り無症状 ⇒ 悪化させないための対策を講じる

悪化すると骨や靭帯にも影響が及ぶ ⇒ 完治するには手術が必要

・放置すると高齢になった時に多発性関節炎などの症状に悩まされることもある

※ パテラとは「膝蓋骨」を示す解剖用語であり病名ではありませんが「パテラ」イコール「膝蓋骨脱臼」という意味で使われることが多く、獣医療の世界でも病名として広く認識されています。

犬の膝は、大腿骨(足の付け根から膝までの太い骨)にある滑車溝というくぼみに膝蓋骨(膝のお皿)がはまっており、この二つが合わさってスライドすることで膝がスムーズに動く仕組みになっています。

さらに、その周囲は膝蓋骨靭帯によって囲まれ保護されています。

膝蓋骨の動き膝関節を滑らかににまっすぐに曲げ伸ばしする動作に関わっているため、脱臼した状態では関節をうまく動かすことができません。

膝蓋骨脱臼になりやすい犬種・猫種

膝蓋骨脱臼は小型犬の発症が多い傾向にありますが、どの犬種でも発症する可能性はあります。
ペット保険のアニコム損保、理研との共同研究(日本における人気犬種9種2048匹の子犬について遺伝的要因の調査) による発症率も併せてご紹介します。
※( )内は同研究による発症率

【膝蓋骨脱臼を発症しやすい犬種】

・ トイ・プードル(14.4%)
・ ポメラニアン(11.2%)
・ ヨークシャー・テリア(8.3%)
・ マルチーズ
・ パピヨン
・ チワワ
・ 柴犬(11.1%)
・ ゴールデンレトリーバー(5.7%)
・ バニーズマウンテンドッグ
・ フレンチブルドッグ
・ ブルドッグ  など

また、でもメインクーン、ペルシャ、スコティッシュフォールドは先天的要因で膝蓋骨脱臼を起こしやすいと言われています。

膝蓋骨脱臼はペット保険で補償の対象外?

ペット保険は、「膝蓋骨脱臼」を補償対象にしているかどうかは保険会社によって異なります。

最近では膝蓋骨脱臼を補償の対象外とするペット保険も少なくなってきていますが、遺伝的要因が強いため、対象外に指定しているペット保険もあるので、発症リスクの高い犬種は特に「膝蓋骨脱臼」が補償対象になっているかどうか確認しましょう。

また、細かい規定は各保険会社によって異なります。

(例) PS保険の場合

遺伝性疾患

遺伝子による疾患で、生まれつき異常な性質や形状があるかどうか、または発症の時期を問いません。いかなる場合も補償の対象外です。

(例1)保険期間の開始後に発見した先天性の膝蓋骨脱臼(パテラ)や股関節形成不全は補償の対象となります。
(例2)遺伝性の骨軟骨異形成症(スコ病)や膝蓋骨脱臼(パテラ)などは、いかなる場合でも補償の対象外です。
※遺伝性か先天性かの判別は、獣医師が明確に判断しない限り、先天性として補償の対象となります。
引用:PS保険

保険に加入して、保険料を支払っていても補償対象外に指定されると、保険金を受け取ることはできません。

膝蓋骨脱臼の症状

【膝蓋骨脱臼の代表的な症状】

・後ろ脚を伸ばすような仕草をする
・歩き方がおかしい(スキップやけんけんのような歩き方)
・散歩や運動、ジャンプをいやがる
・段差を上がろうとしない
・脚の骨が曲がっているのではないかと感じる(O脚やX脚)
など

このように、後ろ脚の跛行(びっこをひいて歩く)など、何かおかしいと感じたら膝蓋骨脱臼の可能性があります。

早めに動物病院で診てもらいましょう。

膝蓋骨脱臼のグレードによる分類

膝蓋骨脱臼は、症状の重症度によって以下のように「グレード1~4」に分けられます。

【膝蓋骨脱臼のグレードによる分類】

膝蓋骨の位置 状態と症状
Grade 1 普段は滑車溝におさまっている。

手で押すと外れるが離すと元の位置に戻る

まれに外れる。「キャン」と鳴いて後ろ脚を上げて歩いたり、スキップのような歩き方をする。

脱臼は手で戻すことができる。

普段の生活の中では脱臼を起こすことはまれで、ほとんど無症状。散歩中や激しい運動をした後などに、たまにスキップのような歩行をすることがある。

Grade 2

 

普段は正常。後ろ脚を曲げた時に頻繁に脱臼 日常生活の中で脱臼と整復を繰り返している。膝を伸ばすか、手で押せば整復で きるため、後ろ脚を伸ばして整復しようとする動作が頻繁にみられる。

脱臼が元に戻ると普通に歩けるようになるが、時間の経過とともに膝の靭帯が伸びたり骨が変形を起こすとグレード3に移行する場合もある。

脱臼時には後ろ脚を床に着くことはできず、脚を上げて急に痛がるといった症状が徐々に増えてくる。

脱臼が繰り返されるため、関節軟骨に潰瘍が生じ、関節炎を合併することが多く、放置すると変形性関節症が進行する。

脚を引きずるような歩行が継続しているようであれば、手術を検討する。

Grade 3

 

常に脱臼した状態。手で戻すことはできるが、すぐに脱臼する。 骨の変形も認められ、後ろ脚を曲げて腰を落として歩くなど、歩行の異常が認められる。

 

 

Grade 4 常に脱臼した状態。

手で押しても戻らない。

骨の変形が重度になり、膝の関節が伸ばせない。後ろ脚を曲げてうずくまるような姿勢で歩く。

 

膝蓋骨脱臼の原因

【膝蓋骨脱臼の原因】

・先天的 : 成長期に骨や靭帯、筋肉の形成に異常が生じることで発症

・後天的 : 交通事故や高い場所からの落下事故などにより、膝に強い負担が生じたことが原因で発症

先天性の場合は、生まれつき大腿骨や脛骨の形に異常があり、それが膝蓋骨の動きに影響を与える場合を指します。

特定の犬種で多く見られる理由は、こうした遺伝的要因が関係していると言えるでしょう。

一方、後天性の場合は、ケガ・捻挫・骨折・関節炎など、膝関節の安定性に影響を与えるような要因が原因となります。

滑りやすい床の上を走ったりすると膝関節に大きな負担がかかり、発症のリスクが高まるため注意が必要です。

もし膝蓋骨脱臼になったら、放置しておくと関節の炎症や変形が生じる可能性があるため早期に対処する必要があります。

軽度の膝蓋骨脱臼であれば、抗炎症薬の投与や体重管理、運動制限などの保存療法で症状の改善が期待できます。

膝蓋骨脱臼の治療法と治療費

膝蓋骨脱臼の治療は、程度によってグレード1から4に分類されており、グレードによって治療方法が変わってきます。

治療方法は、下記のことを考慮して決められます。

【膝蓋骨脱臼における治療方法の決定】

・歩行検査(身体検査)
・触診
・レントゲン検査
・グレード
・犬の状態や年齢

手術なしの場合

【保存療法(手術なし)の適用】

・症状がほとんど見られない場合
・手術ができない場合(骨の変形が著しく効果が期待できない/高齢で麻酔のリスクが高い)

保存療法根本的な問題解決にはなりません

いかに生活の質を落とさず、悪化させないかということに焦点をあてます。

グレードの低い場合も、悪化すれば手術という選択肢がでてきます。

【保存療法の治療内容】

・必要に応じて消炎鎮痛剤などの内服薬/関節保護のための注射/レーザー照射など
環境改善(床材をすべりにくいものにする)
・生活改善(体重の管理/足裏の毛をカット/運動)

 また、コラーゲン生成に必要な成分を含んだフードやサプリメントなども推奨されています。

コラーゲンは関節の軟骨細胞に含まれており、軟骨の構造を支える重要な役割を担っています。

継続的に摂取することで、関節の健康的な維持が期待できます。

【蓋骨脱臼の治療費(手術なしの場合)】

軽症の診療内容としては、抗炎症剤(非ステロイド性抗炎症薬など)を必要に応じて使用し、膝関節周囲の筋肉を強化する理学療法、関節への負担を軽減する体重管理などを行います。

内服薬・理学療法等による治療費の一例

診断 年齢 犬種 通院日数 金額
外傷性膝蓋骨脱臼 2.6歳 ミックス 2日 6,804円
右膝蓋骨脱臼 1.4歳 ポメラニアン 4日 32,343円

手術ありの場合

膝蓋骨脱臼で手術を推奨されるのは以下のようなケースです。

・1歳以上の成犬(小型犬)で痛みや機能障害がある…グレード3以上
中~大型犬
・若齢犬(12カ月齢未満)

1歳未満で発症していたり、中型犬や大型犬の症例では、たとえグレードが低くても手術が必要となるケースが多く見られます。

膝蓋骨脱臼は大腿骨滑車溝が浅い・平坦・膝関節の傾きが不良などが原因の場合が多く、手術方法としてはその修復及び関連している筋肉や靭帯を適切な状態にする形成術が中心となります(滑車溝形成術・脛骨粗面転移術など)。

【蓋骨脱臼の治療費(手術ありの場合)】

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、膝蓋骨脱臼の外科手術の平均費用は22万711円となっています。

手術の費用は犬の状態や術式、また動物病院によっても異なるので悪までも参考ですが、事例を紹介します。

(1歳・トイプードル・膝蓋骨脱臼・手術・6日入院の場合)

診療項目 費用 診療項目 費用
診察料 800円 点滴 14,400円
入院費(5泊6日) 15,000円 処置 10,500円
検査 25,000円 注射 6,000円
全身麻酔 15,000円 2,300円
手術 165,000円 合計 254,000円

このように、膝蓋骨脱臼の手術には高額な治療費がかかることになります。

ケースは異なりますが、手術費用を公開しているA動物病院の場合、片方の手術で28万円、両足では38万円となっています。

膝蓋骨脱臼の予防方法

ご家庭の愛犬を膝蓋骨脱臼から守るために飼い主さんのできることをご紹介します。

膝蓋骨脱臼は、遺伝や発達の異常によって起こることが多いため、直接的な予防法はありません。

しかし、適切な体重を維持・適度な運動・室内環境を整えることなどに注意を払うことで関節を丈夫に保ち、リスクを軽減できます。

子犬期から定期的に健康診断を受けて、発育状況を見守っていくことをおすすめします。

適切な体重管理

体重が増えるとそれだけ関節に負担がかかってくるため、肥満にならないように注意しましょう。

適正体重かどうかを判断する基準にはBCS(Body Condition Score)を参考にしてください。

BCSとは、見た目と触れた状態から体型を5段階評価する方法で、BCS3が理想体重になります。

【理想体重とは】

・過剰な脂肪がついていなくて、触ると肋骨が触れる
・上から見たとき、胴のくびれが見られる
・横から見たとき、腹部が吊り上がっている

BCS(ボディコンディションスコア)についての詳細は環境省HPをご参照ください。

必要以上におやつを与えない(必要エネルギーの20%以内)ように心がけ、与えた分は主食を減らすなどの工夫が必要です。

滑りにくい住居環境

膝蓋骨脱臼のリスクを考えたとき、生活環境は大きなポイントとなります。

「床材を滑りにくいものにする」「高い所に上がらせない」、この2点を徹底しましょう。

フローリングやタイルなどのツルツルした床の上で踏ん張ったり急激な方向転換をすると、膝に大きな負担がかかります。

床にマットやカーペットを敷くなどして、犬の足にかかる負担を軽減させる工夫をしましょう。

また、ソファーや椅子など高い所に上がると飛び降りる危険性があるので、上がれないような工夫も必要です。

足の裏の毛をカット

爪や肉球の間の毛が伸びていると滑りやすくなるため、日ごろからきちんとケアしてあげることも大切です。

適度な運動

関節を守るためには周囲の筋肉が重要な役割を果たします。

散歩はもちろん、室内遊びでも体を動かす遊びを取り入れましょう。

膝蓋骨脱臼の発生リスクを減らすためには、特に後ろ足の筋肉を成長期に鍛えることが有効と言われています。

ここで注目すべき試みをご紹介します。

アニコム損害保険会社では膝蓋骨脱臼の対策として「パテラ撲滅キャンペーン」を実施。

その結果として、膝蓋骨脱臼の重症化を防ぐことができました。

【パテラ撲滅キャンペーンで実施した対策】

「床を滑りにくくする」ために、滑りにくいマットを配布
・「パテラ予防エクササイズ」の具体的な提示 

膝関節周辺の筋肉を鍛え関節への負担を少なくするための屈伸運動や、太ももの内側の筋肉のコリをほぐすことで、後肢の関節をよく動かせるようになるエクササイズをパンフレットや動画で説明しています。

詳しくはanicom you「【犬のパテラ】アレするだけで、発症率が下がる!?」の記事、パテラ撲滅キャンペーンパンフレットをご参照ください。

サプリメントの投与

不足しがちな栄養を効率よく摂取できるのがサプリメントの特徴です。

犬用のサプリメントを動物病院ですすめられることもあり、一般的な予防方法です。

コラーゲンやグルコサミン、コンドロイチンなどは関節の健康をサポートする代表的な成分です。

錠剤や液体タイプ、おやつ型のものもあります。

使用に際しては動物病院で相談してみましょう。

膝蓋骨脱臼はペット保険によって補償対象かどうかが異なる

ペット保険の契約をする前には「膝蓋骨脱臼」が補償対象かどうかを確認することは大切です。

最近では補償対象にしているペット保険も増えてきましたが、中には補償対象外にしているペット保険もあります。

ペット保険に申込み契約をする場合は、事前に保険約款重要事項説明書を読み、わかりにくい場合は直接保険会社に問い合わせてみましょう。

膝蓋骨脱臼が補償されるペット保険 おすすめ3選

ここでご紹介するペット保険会社はいずれも

・フルカバー型(通院・入院・手術のすべてを補償対象とする)
・保険の更新時に条件をつけたり継続を断ることはない
・加入後に発症した膝蓋骨脱臼は終生にわたり補償される
・椎間板ヘルニアや歯科治療なども補償の対象としている
ペット保険です。

中でもアニコム・アイペットは、言わずとしれたペット保険のパイオニア的存在で、ペット保険のシェア率1,2位のペット保険会社です。

補償内容も安定していると言えるでしょう。

特に手術に関して補償額が手厚い保険プランとなっており、高額になりがちなパテラの手術費用も安心して備えることができます。

そして、両社ともに窓口精算に対応しており、全国の提携病院なら窓口で自己負担分を支払うだけで保険金請求が終了した形になります。

アニコム損保 どうぶつ建保ふぁみりぃ

【どうぶつ建保ふぁみりぃの特長】

・新規加入年齢 7歳11か月まで
・70%と50%から選べる2つの補償プラン
・予防型保険 病気の早期発見と健康管理に役立つ付帯サービス
LINEで専門家に相談できる「どうぶつホットライン
②腸内フローラ測定が毎年受けられるサービス「どうぶつ健活
健康であれば次年度の保険料割引になる健康割増引制度

デメリット
・保険料が高め
・待機期間がある(病気のみ30日)
・年間利用日数が20日を超えると保険料が割り増しになる

70%プラン 50%プラン
通院1日あたりの支払限度額 1日あたり
14,000円まで
(年間20日まで)
1日あたり
10,000円まで
(年間20日まで)
入院1日あたりの支払限度額 1日あたり
14,000円まで
(年間20日まで)
1日あたり
10,000円まで
(年間20日まで)
手術1回あたりの支払限度額 1回あたり
140,000円まで
(年間2回まで)
1回あたり
100,000円まで
(年間2回まで)
補償限度額(年間) 最大84万円 最大60万円
アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ・ぷち・しにあ」(生後0日以上~どうぶつ健保ふぁみりぃ7歳11ヶ月まで:どうぶつ健保しにあ8歳~)
2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

アイペット損保 うちの子

【アイペット損保「うちの子」の特長】

・12歳まで新規加入できる
・猫は9歳・犬は12歳から保険料の値上がりなし
・待機期間なし

デメリット
・保険料が高め

70%補償プラン 50%補償プラン
通院1日あたりの支払限度額 1日あたり
12,000円まで
(年間22日まで)
1日あたり
12,000円まで
(年間22日まで)
入院1日あたりの支払限度額 1日あたり
30,000円まで
(年間22日まで)
1日あたり
12,000円まで
(年間22日まで)
手術1回あたりの支払限度額 1回あたり
150,000円まで
(年間2回まで)
1回あたり
100,000円まで
(年間2回まで)
補償限度額(年間) 最大122.4万円 最大72.8万円

 

アイペット損保「うちの子・うちの子ライト」(生後0日以上~12歳まで新規加入可能)

当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。

引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム

ペット&ファミリー損保が手掛けている「げんきナンバーわんスリム」、補償に上限金額や通院回数・入院費用などの上限設定がないタイプのペット保険です。

手術費用含めた治療費が高額になりがちな膝蓋骨脱臼であっても、比較的補償がされやすいです。

【ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリムの特長】

・新規加入年齢 7歳11か月までのペットが加入できる
・保険料がお手頃
・細かい日額や上限の設定がないため使いやすい
・50%、70%の補償プランから選べる
・10歳以上の保険料は変動しない

デメリット
・免責金額がある
・補償限度額が低め
・待機期間がある(病気30日 がん90日)

免責金額の設定(3,000円)があるため、3,000円に満たない治療費は補償されません。

3,000円を超える場合は、かかった治療費から免責金額を差し引いた額に補償割合を乗じた額が補償されます。

70補償プラン 50%補償プラン
通院1日あたりの支払限度額 なし なし
入院1日あたりの支払限度額 なし なし
手術1回あたりの支払限度額 なし なし
補償限度額(年間) 70万円 50万円
免責金額(日・回) 3,000円 3,000円

保険料はアイペット、アニコムに比べてかなり安く設定されています。

あくまで参考ですが、月々の保険料を安く抑えたい場合はペット&ファミリー補償内容や窓口精算等の付帯サービスを重視するのであればアイペットをおすすめします。

 

ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」(生後45日以上から7歳11か月まで)
ペット&ファミリーのペット保険「げんきナンバーわんスリム」は、一生涯の安心を提供するため、契約後に発症した病気・ケガに対して、継続に条件(発病部位を不担保とする条件など)をつけたり、継続の謝絶などを行っておりませんので安心して終身でご加入し続けていただくことができます。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

よくある質問

犬のがん保険で膝蓋骨脱臼も補償対象になりますか?

チューリッヒ少額短期保険の「犬のがん保険」では、ペットがケガや病気により保険期間中に被った「骨折・脱臼およびがん・良性腫瘍」が対象です。脱臼の補償は特約を付ける必要があります。補償割合100%で年間100万円までの治療費用が補償されます(自己負担額3万円)。通算の治療費用は300万円が上限です。

愛犬のパピヨンが階段を駆け下りるときにキャンと鳴いてびっこをひくことがあります。ときどきこのような状態になるのですが、すぐに元にもどり、普段と全く変わらない生活をしています。治療が必要な状態でしょうか?

 

治療が必要かどうかは動物病院で相談しましょう。ただ、階段の上がり降りは膝への負荷が大きいのでやめさせ、高いソファーや椅子などの上に飛び上がれないように生活環境を整え、床はすべりにくいものにするなどの工夫が必要です。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ペット保険で膝蓋骨脱臼は補償される?治療費や予防法についても解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・膝蓋骨脱臼の原因と症状
・膝蓋骨脱臼の治療法と治療費
・膝蓋骨脱臼の予防に役立つこと
について解説してきました。
膝蓋骨脱臼は小型犬にとって珍しい病気ではありません。
元気いっぱいのワンちゃんの行動を制限することは難しいですが、飼い主さんにできる対策もあります。
異変を感じたら、早めに動物病院で診てもらいましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。