ペット保険で歯科治療が補償される7社を厳選!選ぶポイントも解説
2024年8月1日
「ペットが歯石除去をしたけど、ペット保険で補償対象外だと言われた」という人はいると思います。
この記事では
・歯科治療が補償対象のペット保険を選ぶときのポイント
80%以上の犬・猫が患っている歯周病
犬や猫にとって、歯周病は身近な病気です。
ある研究結果によると、犬においては80%が歯周病にかかっていると報告されています。
歯周病とは、歯周組織にグラム陰性偏性嫌気性細菌が感染することによって引き起こされる慢性細菌感染性疾患であり、犬においてはその80-90%が歯周疾患に羅患しているといわれている。
参照:ペット栄養学会誌「犬の歯周病原菌数と歯肉の炎症の経時的変化について」
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2023 犬と猫の診療費と診療内容」では、「歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む)」が猫の手術理由と入院理由の両方で第1位となっており、猫にとっても罹患率の高さがうかがえます。
歯周病の恐ろしさは歯だけでなく、全身に影響を及ぼすところです。
歯周病菌が血液の流れに乗ると肝臓や腎臓、心臓にもダメージを与え、最悪死に至ります。
また、歯周病は進行途中で骨を溶かします。
口腔内と鼻を隔てる骨を溶かしたり、あごを骨折することも少なくありません。
さらにシニアになると、免疫機能の低下や唾液量の低下に伴い、歯周病になりやすくなるといわれます。
毎日歯磨きしていても歯周病を完全に予防することは難しいとされており、症状が見られたら早めに動物病院を受診することが重要です。
歯周病の主な症状
歯周病の主な症状には下記のようなものがあげられます。
・歯石が付着している
・歯茎が赤く腫れる
・歯茎から血や膿が出る
・歯がグラグラする、抜ける
・頬から膿が出る
・下あごを骨折する
口臭がきつくなる
口臭がきついのは、歯垢に含まれる細菌が原因です。
歯周病が進行するほど口臭は強くなります。
ただし、歯周病以外でも口臭がきつくなる病気があるため注意しましょう。
考えられるものとして腎臓や肝臓など内臓系の病気や、口内にできる腫瘍などがあげられます。
初期では判断が付きにくいため、動物病院で診てもらうことが重要です。
歯石が付着している
歯石の付着は目視でわかります。
歯の根元に石のようなガチガチとした塊があれば、それは歯石でしょう。
歯石は、歯に付着した歯垢が唾液に含まれるミネラルと結合して石灰化します。
石灰化した歯石を放置するとさらに歯垢が付着し、石灰化して歯石になるを繰り返して層を作ります。
歯垢が歯石になるのに3日しかからず、3日歯ブラシでのブラッシングを怠れば歯石になるため注意しましょう。
歯垢を残さないためにも、毎日の歯磨きが大切です。
歯茎が赤く腫れる
歯周病の初期である「歯肉炎」の時期に、歯茎が赤く発症します。
健康な歯茎の色の目安は「ソーセージのようなピンク色」ですが、初期だと赤いのかどうかが分かりづらいケースがあります。
歯肉炎が進行すると腫れや赤みが強くなり、判別がつきやすくなります。
歯茎から血や膿が出る
おもちゃを噛んだだけで歯茎から血が出るのは、歯周病の症状のひとつです。
頻繁におもちゃに血が付いていたら、歯周病のサインだと考えられます。
歯周病や歯肉炎で炎症が続くと、簡単に出血するようになります。
重度になると出血量が増えたり、膿が混じることがあります。
歯がグラグラする、抜ける
歯の根元の骨が細菌によって溶けると、歯がグラグラするようになります。
これは歯周ポケットが歯垢や歯周病菌により深くなり、歯が安定しなくなるためです。
重度になると歯が抜け落ちます。
さらには歯槽骨が溶けることであごの骨がもろくなります。
特にあごの骨が小さなトイ・プードルやチワワなどの小型犬は、骨折をするケースがあるため注意が必要です。
頬から膿が出る
歯槽膿漏で頬から膿が出ることがあります。
一見すると頬をケガしたように見えるものの、実は歯が原因だったというケースも少なくありません。
上あごの奥歯の根元に膿が溜まり(歯根潰瘍)、歯周病菌が頬の肉を溶かしてその部分から膿が排出されている状態です。
特に第四前臼歯という奥歯の中で最も大きい歯で歯根膿瘍が生じると頬に穴が開きやすく、歯根から頬の皮膚までの距離が近いため
頬から排膿されます。
下あごを骨折する
歯周病菌によりあごの骨が溶かされて骨の強度が弱まると、ちょっとしたことで下あごを骨折するようになります。
特にミニチュア・ダックスフンドを含めた小型の犬種はあごが小さいため注意が必要です。
口が開けづらそうだったり、あごが左右非対称に見える、食事をすると痛がるようであれば、あごに影響が出ていると考えられます。
歯周病の治療費一例
歯周病は重症度によって治療方法が異なります。
重症度別の治療費目安は下記のとおりです。
・軽度…4~6万円(簡単な歯石除去程度)
・中等…6~8万円(歯石除去、一部抜歯)
・重度…8~10万円(歯石除去、複数本の抜歯、歯肉の切開など)
上記の目安に、手術は全身麻酔下で行われるため「血液検査」や「レントゲン検査」などの術前検査、シニアやハイシニアだと「エコー検査」などが追加されます。
さらには処置後の通院や投薬もあり、目安よりも高額になると考えられます。
歯周病の治療費は、犬の年齢や健康状態、重症度によっても異なるため、実際に治療を行った犬の例を挙げて紹介しましょう。
例①:10歳、歯石除去と抜歯の場合
診察内容 | 治療費 | |
---|---|---|
初回診察 | ・初診料 ・抗生物質処方 |
2,484円 |
術前の通院 | ・再診料 ・抗生物質処方 |
2,160円 |
手術 | ・血液検査 ・レントゲン ・麻酔 ・フラップ ・歯石除去、抜歯 ・鎮痛剤 ・抗生物質 |
56,700円 |
術後の通院 | 再診料 | 540円 |
合計 | 61,884円 |
半日の日帰り手術と、処置後の通院治療を行っています。
ほとんどの歯に歯石が付着しており、複数本は歯周病だったため抜歯とフラップが必要でした。
- フラップとは
- 歯周病を起こしている歯とその周りの腐った組織を削り取り、フラップ(切開部分)を作る方法。歯周病の進行の予防目的として効果的。
例②:日帰り手術、レーザー治療の場合
診察内容 | 治療費 | |
---|---|---|
初回診察 | ・初診料 ・検査料 |
4,400円 |
事前検査 | ・再診療 ・血液検査 ・レントゲン ・心電図 |
26,620円 |
手術 | ・再診療 ・処置料 ・注射治療費 ・麻酔治療費 ・ICU利用費 ・外科手術料 ・レントゲン、検査料 ・内服薬 |
206,855円 |
術後検査 | ・再診療 ・内服薬 |
11,605円 |
通院 | ・再診療 ・内服薬 |
1回1万円程度 |
定期検診やメンテナンス | 未定 | |
合計 | 40万〜50万円 |
歯科治療専門病院でレーザー治療やICUの利用など高度な医療を受けているため、治療費がかなり高額となっています。
しかしペット保険に加入していたことで、保険適用後15万円前後の自己負担となったケースです。
ペット保険は歯科治療が補償対象のところを選ぶのがおすすめ!
ペットの歯科治療の費用は、歯周病の重症度やペットの状態、動物病院によってさまざまです。
軽度では投薬だけの場合があり、治療費は1~2万円、中等度だと歯石除去で2~4万円程度、重度で抜歯などになれば10万円以上かかるケースがあります。
歯石除去や抜歯は一般的に全身麻酔で行われ、術前検査を含めると上記の金額よりもさらに高額になると考えられます。
支払いの負担を考えると、歯科治療が補償されるペット保険の加入がおすすめです。
満足な治療を受けさせることができ、飼い主さんもペットも安心でしょう。
歯科治療が補償対象のペット保険を選ぶときのポイント
歯科治療が補償されるからといって、どのペット保険でもいいとは限りません。
ペット保険の内容を精査して検討しましょう。
押さえるべきポイントは次の3つです。
2.更新時の条件
3.継続を断られる可能性
いろんな角度から見て選ぶことが重要です。
ペットが高齢化したときの保険料
ペット保険の保険料は、ペットの年齢とともに上がります。
そのため、ペットが高齢になった時の保険料をしっかりチェックしておきましょう。
家計に対して高額な保険料だと、いざシニアになり保険が必要だという時に解約しなければいけなくなる場合があります。
再度保険に加入しようとしてもペット保険には「年齢制限」があり、年齢によっては解約後に新規加入できない可能性が出てきます。
新規加入年齢を8歳11ヵ月と設定している保険会社が多くあり、9歳を超えると新規で加入できるペット保険が減るため注意が必要です。
保険料の上がり方はペット保険によって異なります。
10歳や12歳を超えたあたりから保険料が高額になるペット保険や、12歳以上は定額などさまざまです。
シニア期以降の保険料を確認して、定額や金額の上昇が緩やかで高すぎないペット保険を選びましょう。
更新時の条件
ペット保険は1年ごとの更新で、その都度契約内容が見直されます。
保険会社によっては更新時に「特定傷病除外特約」や「不担保特約」などが追加されてしまうことも珍しくありません。
- 特定傷病除外特約とは
- 特定の病気やケガ、先天性異常に関する診療費を、保険の支払い対象外にする条件のこと。
- 不担保特約とは
- 特定の病気やケガについて、保険金の支払い対象外にする条件を付けて保険への加入を認めるもの。
最初の契約のまま条件が追加されることなく、ずっと更新できるペット保険もあります。
そのため、更新時に条件が追加されないペット保険を選びましょう。
継続を断られる可能性
ペット保険の更新時に、継続を断られる場合があります。
継続不可の条件は保険会社によってそれぞれ異なるため、しっかり確認しておきましょう。
よくあるペット保険の継続不可の条件は下記のとおりです。
・年間支払い限度回数に達する
・2年連続で年間支払い限度額に達する
・慢性疾患になる
ペット保険が定めている補償額や回数を使い切ったため、更新できなくなるケースがあります。
ほかにも、更新時に契約が終了するのではなく、補償額や限度回数に達した時点で終了といったものも見られます。
また、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの慢性疾患になった場合も、更新不可になることがあります。
仮に更新ができても、慢性疾患に関する医療費全般は補償の対象外となるペット保険もあり、そうなると使いたいのに使えないといった状態となります。
そうならないためにも、注意事項や約款などに目を通しておきましょう。
その場合、慢性疾患やガンなどになった瞬間「継続不可」と通知されるケースがあるため、利用者の口コミなども参考に検討しましょう。
歯科治療が補償対象!おすすめのペット保険7社
歯科治療が補償されるか否かは、保険により異なります。
その中でも歯科治療が補償対象でおすすめのペット保険は下記の7社です。
2.アニコム損保「どうぶつ健保」
3.ペットメディカルサポート「PS保険」
4.FPC「フリーペット保険」
5.楽天損保「スーパーペット保険」
6.イーペット少短「e-ペット」
7.ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」
保険料が手ごろで人気がある「SBIいきいき少短のペット保険」は、歯科治療が保険対象外です。
ホームページの「よくある質問」でも断言しています。
Q.ペットの歯石取りは補償対象となりますか?
A.歯科治療および口腔外科治療は補償の対象外です。
治療の一環として行われた場合も含め、歯石取り、乳歯遺残による乳歯抜歯も補償の対象外となります。
ただし、不慮の事故による傷害の治療目的に該当する場合には補償の対象となります。
参考:SBIいきいき少短 「よくある質問」
また、SBIいきいき少短だけでなく全てのペット保険において、症状がない歯石取りや乳歯抜歯など予防のための治療は補償対象外となるため、注意が必要です。
アイペット損保「うちの子」
特徴 | ・窓口精算が可能 ・12歳11か月まで新規加入できる ・限度日数(回数)は継続時にリセット ・継続時の免責事項の追加、保険料の割増なし |
---|
アイペット損保は、対応する動物病院で窓口精算ができる数少ない保険会社です。
補償内容は通院から入院・手術まで幅広い補償で、補償プランも50%プランと70%プランが選べます。
保険料が違うため、バランスが良い方を選びましょう。
新規加入の上限年齢は12歳11ヵ月と高く、限度日数は継続時にリセットされるため安心です。
継続時の免責事項の追加や保険料の割り増しがないため、生涯続けやすいペット保険です。
当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。
引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」
アニコム損保「どうぶつ健保」
特徴 | ・窓口清算可能 ・シニアに特化した商品がある ・最低補償額の設定なし ・加入特典が充実 |
---|
アニコム損保はアイペット同様、対応する動物病院での窓口精算ができます。
基本的には新規加入年齢は7歳11ヵ月ですが、シニアに特化した商品である「どうぶつ健保しにあ」に関しては8歳から加入でき、上限の年齢がありません。
健康な8歳以上の犬や猫は何歳からでも加入できます。
また、最低補償額の設定がなく「1円」の治療費から保険料が使えるため、ちょっとした体調不良でも病院に連れて行きやすくなります。
さらに加入特典として次のようなものがあります。
・「どうぶつホットライン」…ペットの悩み事をLINEで相談できる
・「迷子捜索サービス」…迷子になったペットの捜索をペット探偵がサポートしてくれる
悩み事やいざという時に役立つでしょう。
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
引用:重要事項説明書
ペットメディカルサポート「PS保険」
特徴 | ・保険料の上昇が緩やか ・ケガや病気を理由に更新を断らない ・免責金額がない |
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ペットメディカルサポートの「PS保険」は、保険料が12歳から定額になります。
12歳までの保険料額の上がり方も緩やかで、3年に1度しか引き上げがありません。
さらに、補償される病気も「歯科治療」を始め、「椎間板ヘルニア」「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「てんかん」「尿管結石」「腎不全」「ガン」など幅広く安心です。
これらの病気の補償を受けてもケガや病気を理由に更新を断ることはないため、終身で加入し続けられます。
免責金額もなく、初めてのペット保険におすすめだといえるでしょう。
- 免責金額とは
- 保険金を請求するときに、契約者が自己負担しなければならない金額のこと。
例:補償割合70%、免責金額5,000円、治療費が15,000円だった場合
(15,000円(治療費)-5,000円(免責金額))×70%(補償割合)=7,000円(保険金)
罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。
FPC「フリーペット保険」
特徴 | ・年齢による保険料の上昇は2回(※中型犬・大型犬は3回) ・免責金額の設定がない ・補償されるケガや病気の範囲が広い |
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FPC「フリーペット保険」は8歳まで新規加入ができるペット保険です。
小型犬や猫の場合だと、保険料の値上がりは0歳から11歳までの間で2度だけで、12歳になると定額になります。
免責金額がないため、ちょっとした体調不良でも安心して治療を受けられます。
補償されるケガや病気の範囲も「歯科治療※」「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「椎間板ヘルニア」「ガン」「骨折」「誤飲」や、猫によくみられる「腎不全」「尿路結石症」と幅広く、ペット保険に迷っているのであれば加入しても失敗はない商品でしょう。
ちなみに、歯周病であっても「歯石取り」は補償外となるため注意が必要です。
2. 当会社は、別表1に掲げる費用または傷病に対する診療費等に対しては、保険金を支払いません。
(中略)
別表1(第3条第2項関係)
(中略)
(4)爪切り(狼爪の除去を含む)、乳歯遺残、停留睾丸、臍ヘルニア、歯石取り、歯切り、不正咬合矯正、肛門腺絞り、耳掃除、断耳、断尾、睫毛乱生、その他生来の身体に対する処置
参考:FPCペット保険約款「第2章 保険金を支払う場合、支払わない場合」
保険金請求をしたことにより、契約を更新できないことはありません。
例えば入院・手術で多額の保険金請求が行われたためなど、個別の保険契約の保険金請求を受けたことを理由として、該当保険契約の更新をお断りしたり継続拒否したりすることはありません。原則終身でご継続いただけます。
引用:FPCHP よくある質問「保険金を請求したことによって、契約が更新できなかったりすることがありますか?」
楽天損保「スーパーペット保険」
特徴 | ・楽天ポイントが貯まる、使える ・免責金額がない ・入院・手術に特化したプランがある |
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楽天損保「スーパーペット保険」は楽天ポイントが貯まり、楽天ユーザーにとってはお得感を感じるでしょう。
保険料の支払にポイントが使えるため、ポイント数によっては保険料0円も可能です。
また、免責金額がなく治療費の全額が補償対象額となるので、自己負担が軽くなります。
さらに入院・手術に特化したプランがあり、保険料を安くしたいけど高額な治療費に備えたい飼い主さんにはピッタリです。
イーペット少短「e-ペット」
特徴 | ・割引制度あり ・ペット賠償責任特約 |
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イーペット少短ペット保険「e-ペット」は、割引制度があるのが特徴です。
割引には下記の4種類あり、適用されると保険料が割引されます。
・「多頭割引」…3%割引
・「マイクロチップ割引」…3%割引
・「無事故継続割引」…5%割引
イーペットは病気だけでなく、万が一の時にも頼れるペット保険です。
ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」
特徴 | ・1日あたりの限度額・支払い回数の制限がない ・10歳以上の保険料変動なし |
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ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」は、通院から手術まで幅広くサポートしてくれるフルカバー型のペット保険です。
日数制限がなく、年間補償限度額の範囲内であれば1日あたりの限度額・利用回数無制限なので、安心して補償が受けられます。
補償内容も「歯周病・歯肉炎などの歯科処置」を始め、「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「椎間板ヘルニア」「骨折」、心臓病である「僧帽弁閉鎖不全症」などの治療が長引く可能性が高い病気も対象となり、一生涯を通して使いやすいでしょう。
また、保険料は10歳から定額となります(今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります)。
「げんきナンバーわんスリム」は、高齢になっても安心して継続できるペット保険です。
よくある質問
ペット保険に加入後、待機期間中に歯周病治療を行いました。補償は受けられますか?
ペット保険の「待期期間」とは、契約申し込みから補償開始まで、審査書類が通過するまでの期間のことです。
多くのペット保険では加入時に待期期間を設けており、15日や30日などペット保険によって異なります。
ペット保険の重要事項説明書などに記載されているため、加入する際には詳細をしっかり確認しておきましょう。
保険金請求は日額いくらまで可能ですか?
多くの保険会社では「1日の請求額」ではなく「年間の請求額」の限度を設定しているため、検討するペット保険のホームページで調べておきましょう。
ペット保険は必要?
ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【ペット保険で歯科治療が補償される7社を厳選】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・歯科治療が補償対象のペット保険を選ぶときのポイント