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保険料が上がらないペット保険は存在する?注意したいポイントを解説

2024年8月1日

ペット保険 比較

 
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ペット保険の保険料は負担になっていませんか?

保険料はペットの年齢とともに徐々に上がっていき、ゆっくりと家計を圧迫していきます。
最初は余裕があったのに」と悩む人は多いでしょう。
保険料が上がらないペット保険があればいいのですが、そんな保険商品はあるのでしょうか。

この記事では

・保険料が上がらないペット保険は存在する?
・ペット保険の保険料が上がるパターン
・ペット保険を選ぶ時に注意したいポイント
について解説します。
最後までお読みいただければ、「ペット保険の役割」もわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

でも実は、ペット保険選びには基本があります。

【ペット保険選びの基本】
・「補償範囲」でどれくらい幅広く補償してもらいたいか
・「補償割合」で保険会社のどれくらい負担してもらいたいか

上記の2つを基本の柱として、「保険料」や「対象疾病」、「請求方法」などが付いてきます。

ペット保険の何を見て検討したらいいかわからない」という人は、まず最初に「補償範囲」から決めていきましょう。

補償範囲には通院・入院・手術と幅広い補償の「フルカバー型」と、入院と手術に特化した「入院・手術型」があります。

初めてのペット保険なら、フルカバー型が安心でしょう。

次に「補償割合」です。

一般的な70%と50%の他にも90%や100%の商品がありますが、バランスが良く人気なのは補償割合70%のペット保険です。

この2つが決まれば、あとは「保険料」が負担にならない額のペット保険を探しましょう。

補償対象疾病」はペットがかかりやすい病気が補償されている保険を選んでください。

このように、順を追って見つけていくと保険商品が絞られて選びやすくなります。

ペットと飼い主さんに合うペット保険を見つけてくださいね。

保険料が上がらないペット保険は存在する?

ほとんどのペット保険で、年齢とともに保険料は上がりますが、上がらないタイミングがあるペット保険もあります。

上がり方はペット保険によって異なり、「3年に1度しか保険料が上がらないペット保険」や「0歳から8歳までは保険料の値上がりは1度だけ」などさまざまです。

中には10歳以上や12歳以上など、ペットが高齢になると保険料が上がらないといったペット保険もあります。

そのためペット保険に加入する際には、加入時の保険料はもちろん、高齢になってからの保険料まで確認しておくことが重要です。

ペット保険の保険料が上がるパターンは2つ!

ペット保険の値上がりパターンは大きく2つに分けられます。

1.毎年少しずつ保険料が上がるパターン
2.一定の年齢に達するごとに保険料が上がるパターン

毎年少しずつ保険料が上がるパターン

1年の更新ごとに保険料が上がるパターンは、多くのペット保険で採用されている基本的な方法です。

【1年ごとに保険料が上がるペット保険】
・アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
・ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」
・au損保「ワンコ保険」「ニャンコ保険」
・イーペット少短「e-ペット」
・楽天「スーパーペット保険」
1年ごとに上がっていく中、ペット&ファミリー損保「げんきナンバーわんスリム」では10歳以上が定額となり、それ以上上がらないタイミングがあります。
また、楽天「スーパーペット保険」では、「通院なしプラン」でのみ12歳以上の保険料が定額となります。
年々保険料の金額が増えて徐々に負担が重くなっていく途中で定額になれば、保険料が支払えなくなるかもしれないとった不安が減るでしょう。

一定の年齢に達するごとに保険料が上がるパターン

2歳ごとや3歳ごとなど、一定の年齢に達すると保険料が上がるパターンです。

・ペットメディカルサポート「PS保険」…3歳ごと
・FPC「ペット保険」…0歳から8歳までは4歳ごと(小型犬・猫の場合)
FPC「ペット保険」は、9~11歳で2回目の保険料更新があり、12歳で最後の値上がりとなります。
12歳以上は定額なので、それ以上保険料の値上がりがなく安心です。
さらにイレギュラーなものとして、
・アイペット損保「うちの子」
・日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険」
があります。
アイペット損保「うちの子」では2歳までと12歳以降が定額です。
また、日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険」0歳~4歳までと、14歳以降が定額となります。
ペット保険によって、さまざまな工夫が施されているのが分かります。

利用回数によって保険料が上がる(割増引制度)ペット保険もある

基本的に保険料の値上がりは、年齢により行われます。
ただし中には、利用回数によって保険料が上がる「割増引制度」を採用したペット保険があるため注意が必要です。
【「割増引制度」を採用したペット保険】
アニコム損保「どうぶつ健保ふぁみりぃ」
割増引制度」とは、ペット保険の利用回数に応じて保険料が割引や割り増しされることです。
通院・入院日数、手術回数 割増引率 適用
0回 -10% 割引
1~5回 -5% 割引
6~19回 0% 割増引なし
20~39回 +20% 割増
40回以上 +50% 割増
利用回数が多ければ保険料の割り増しがされますが、少ないと割引されてお得です。
ちょっとした体調不良で通院する程度だと割増されるほどの回数を利用しないため、安心して補償が受けられるでしょう。

そもそもペット保険の役割とは?

そもそもペット保険とは「もしもの時の備え」です。

私たち人間には健康保険があるため、ちょっとした治療を受けても支払いに困るほど高額にはなりません

一方でペットには健康保険がなく、全額自己負担の「自由診療」です。

さらには動物病院ごとに治療費が異なるため、おおよその治療費が分かりにくいといった難点があります。

そこでペット保険に加入して万が一に備えておけば、治療費の負担を軽減してくれて、不安が軽くなるでしょう。

近年では飼育環境の見直しや獣医療の進歩により、ペットの長寿・高齢化が進んだことで病気やケガのリスクが上昇し、ペット保険の需要が上がっています。

手術や入院となると、治療費は高額になりがちです。

さらにはMRIやCT検査、抗がん剤治療などの高度な治療になると、かなりの高額となるでしょう。

そのようなもしもの事態を想定して、ペット保険が存在します。

ペットの満足がいく治療を受けさせるためにも、ペット保険は重要です。

ペット保険を選ぶ時に注意したいポイント

ペット保険を選ぶ時に注意したいポイントは下記のとおりです。

・シニア期の保険料
・契約更新時の条件

これらは注意事項説明書や約款などに記載されています。

難しければホームページにも載っているので、しっかり確認してペット保険を検討しましょう。

シニア期の保険料

ペット保険に加入する際には、現在の保険料だけではなく、シニア期の保険料も確認しておきましょう。

先述した通り、ペット保険の保険料は年齢とともに上がります

ゆっくりと、または一定の年齢ごとに上がり続け、ペットがシニア期に入るころには思ったよりも高額になることが考えられます。

シニア期の保険料が家計の負担になってしまうと、解約をしなければいけなくなるかもしれません。

保険料がさらに安いペット保険に加入しようとしても、加入を断られて無保険になるリスクがあります。

そのためペットの平均寿命と照らし合わせて保険料がどのくらい上がるのか、将来支払いが可能な額なのかを判断して検討しましょう。

契約更新時の条件

更新前の利用状況によっては、条件が付いたり更新を断られたりすることがあるので注意しましょう。

ペット保険は1年ごとに更新して継続を行います。

更新時には審査なしで前年度と同じ条件で更新できたり、利用状況に応じて補償内容や保険料が変更になるなどさまざまです。

条件の対象として下記のようなものがあげられます。

・補償限度額上限の使用
・更新時に条件付きとなる疾病での保険の利用

仮に手術や入院などで、年間の補償限度額や利用上限回数まで保険を使用したとします。

ペット保険によっては保険料の値上げだけでなく、更新不可などのケースがあります。

さらに、補償を受けると更新時に「特定の疾病が補償外」といった条件が付く疾病があるため注意が必要です。

【条件付きとなる疾病の一例】
・悪性腫瘍
・慢性腎不全
・糖尿病など

更新前には補償が受けられても更新後には補償対象外となるケースがあり、更新時に条件が付くかどうかをしっかり確認しておきましょう。

「年間の利用回数はリセットされます」や「更新時に条件は付きません」など、ホームページにはっきりと記載されていると安心ですね。

保険料が理由でペット保険の継続が難しくなったら?

保険料が負担になり、ペット保険の継続が難しくなったらどうすればよいのでしょうか?

考えられる対策として2つあげられます。

1.貯金があるならペット保険を解約する
2.保険料の安いペット保険に乗り換える

ひとつずつ詳しく解説します。

貯金があるならペット保険を解約する

貯金があるなら、思い切ってペット保険を解約するのも方法の一つでしょう。

ただしある程度の貯金がなければ、いざという時ペットに満足な治療を受けさせられません。

そのため、使っても生活費に支障が出ないくらいの「余剰資金」が必要となります。

また、解約と同時にペットが病気やケガで治療を受けるのを避けたいので、ペット保険の解約はできるだけ若いうちがおすすめです。

若いうちは動物病院にお世話になる回数が少ないため、早めに解約しておけばその分貯金も貯まっていきます

早めの判断をするためにも、シニア期の保険料を確認しておきましょう。

長い目で見ることが重要です。

保険料の安いペット保険に乗り換える

ペット保険の乗り換えを検討しても良いでしょう。

より保険料が安いペット保険を探すことになりますが、注意すべき点があります。

・新規加入上限年齢に達していないか
・治療中の病気やケガはないか

ペット保険には「新規加入の上限年齢」が設定されており、多くは8歳11ヵ月です。

9歳以降になるとペット保険の選択肢が減るため、気を付けておきましょう。

また、ペット保険の加入は「健康体」が基本です。

加入時に治療中の病気やケガがあると、ペット保険によっては特定の病気やケガを補償対象外にする条件の「特定疾病不担保」が付けられる場合があります。

告知する病歴によっても同様に条件が付けられる可能性があります。

ペット保険によっては加入を断られるケースもあるため、保険の乗り換えにはこれらのリスクがあることを覚えておきましょう。

よくある質問

保険料が上がらないペット保険を選ぶ際のポイントは?

保険料が上がらないペット保険を選ぶ際のポイントとして、「シニア期の保険料」があります。保険料が上がらないといっても徐々に上がってはいるため、シニア期にはある程度の金額になります。最初上がらないタイミングがあっても、シニア期になると家計の負担になる額に上がっていることがあるため注意が必要です。
最初はお手頃でも、ペットが高齢になっても支払いが可能な金額かをしっかり確認しておきましょう。

ペットの年齢が上がっても保険料が上がらないペット保険は存在しますか?

ペットの年齢が上がっても保険料が上がらないペット保険は存在します。例えば、楽天「スーパーペット保険」では「通院なしプラン」でのみ12歳以上の保険料は上がりません。また、FPC「ペット保険」でも12歳以降が定額となります。
このようにペットの年齢が上がっても保険料は上がらないペット保険がありますので、探してみてください。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ペット保険の保険料上がらないタイミング】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・保険料が上がらないペット保険は存在する?
・ペット保険の保険料が上がるパターン
・ペット保険を選ぶ時に注意したいポイント
について解説してきました。
保険料が上がらないタイミングがあるペット保険はあります。
保険料の上がり方はペット保険により様々ですが、上がらないタイミングがあると値上がりはゆっくりとしたペースになるため、負担が少ないといえるでしょう。
それでも保険料は上がっていくため、シニア期の保険料に注意し、ペットのもしもの時のためにも継続し続けましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。