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ペット保険の見直しをする時の注意点やポイントについて解説!

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裏部 隆二
ペット保険アドバイザー 監修者
ペット保険アドバイザーの監修者。
実家は街の商店街でペット用品を販売する生活雑貨店で、たくさんの動物とふれあって育ちました。
損害保険募集人資格、少額短期保険募集人資格を所有。
ペット保険に加入はしているけど、実際は保険料に満足していなかったり補償内容に不安がある人も多いのではないでしょうか。
保険の見直しをして、より自分とペットに適した保険に乗り換えることで、大切なペットとの安心した日々を過ごせるようになります。

この記事では

・ペット保険を見直す時の注意点
・ペット保険を見直す時のポイント
・ペット保険の見直しがおすすめな人・おすすめでない人
について解説します。
最後までお読みいただければ、「ペット保険を見直す時の注意点」「ペット保険を見直す時のポイント」がわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次

ペット保険の見直しが必要と感じるタイミング

今、加入しているペット保険で本当にいいのかと疑問に感じることもありますよね。

ここでは、ペット保険の見直しが必要なタイミングについて解説していきます。

高すぎる保険料を支払っていると感じるとき

まず、支払っている保険料が高すぎると感じた時には、ペット保険を見直してみるといいでしょう。

一般的にペット保険は、ペットの年齢とともに保険料が高くなる仕組みになっています。

加入した時は保険料が安くても、年を重ねるごとに高くなって負担に感じているようなら、できるだけ早く乗り換えを検討することをおすすめします。

ただし、安易に金額が安いからといって他の保険に乗り換えると、実際は補償内容が不十分だったというケースもあります。

そのため、保険料だけでなく補償内容も十分に比較するようにしてください。

もし月々の保険料が高くても、生涯を通して払う金額が安くなるのであれば、乗り換えを検討する価値があるでしょう。

また、ペット保険の保険料は補償割合によっても異なり、補償割合が70%と50%では、50%の方が保険料を抑えることができます。

「補償割合が減ってもいいから保険料を抑えたい」という方は、プランの見直しをしてみるのもひとつの方法です。

補償内容に不安を感じたとき

ペット保険は、保険会社やプランによって補償内容が異なります。

必ずしも今加入している保険が最適なわけではありません。

現在加入しているペット保険の補償内容に不安を感じた場合は、他にもっと適しているペット保険がないかリサーチしてみるといいでしょう。

また、ペット保険の補償内容は通院・入院・手術にかかった治療費を補償してもらえるフルカバー型と、高額になりがちな入院・手術の費用に備える特化型の2種類あります。

最初は高額な入院・手術をメインに考えていても、後から通院にも備えたいと考えが変わることもあるでしょう。

反対に保険料をもっと抑えたいという場合は、特化型にすることで保険料が安くなります。

自分とペットに合ったより良い補償内容の保険を見つけたら、ペット保険の乗り換えを検討しましょう。

ペット保険を見直すときの注意点

ペット保険の見直しをして他社へ乗り換えをする際、いくつか注意したいポイントがあります。

ここでは、ペット保険を見直すときの注意点について解説します。

無保険期間がないようにする

まず、他のペット保険に乗り換える際、無保険期間がないようにすることが重要です。

万が一無保険期間に病気やケガをしてしまうと、治療費の補償が受けられません。

無保険期間をないようにするためには、「解約する保険会社の保険期間が終了する日」と「乗り換え先の補償開始日」のタイミングを合わせる必要があります。

ペット保険は申し込むとすぐに補償が始まるわけではなく、病気の潜伏期間を考慮するための待機期間が設けられていて、その一定期間は病気が発症しても補償されません。

待機期間は保険会社によって設定が異なりますが、だいたい30日間に設定されていることが多いです。

加入しているペット保険を解約する前に、乗り換えをする予定のペット保険の待機期間の長さ・補償開始日を必ず確認するようにしましょう。

ただし、タイミングを完璧に合わせることは簡単ではありません。

何かあった時のために必ず備えておきたいと考えるのであれば、加入期間が重なったとしても無保険期間をつくらないことを優先するといいでしょう。

二重支払いにならないようする

現在加入している保険と乗り換えようとしている保険の期間が重なってしまうと、保険料を二重に支払うこととなり、経済的な負担が大きくなってしまいます。

ただし、保険に重複加入していてそれぞれの保険の補償期間であれば、両方の保険会社から保険金が支払われます。

上限額は合わせて実際の治療費(100%)を超えない金額までになり、治療費より高い保険金を受け取ることはできません。

保険料の二重払いにしないようにする場合、時期をよく考慮して乗り換えるようにしましょう。

乗り換え先の新規加入年齢をクリアしているか

ほとんどのペット保険は、新規加入の年齢に上限が設けられています。

ペットが高齢になっていて、加入年齢の上限に達していると乗り換えることはできません。

最近は高齢で入れる保険も増えていますが、選択の幅は狭くなります。

年齢の上限は保険会社によって異なり、8歳〜12歳に設定されていることが多いため、特にペットが高齢になっている飼い主さんは注意しましょう。

ペットの年齢によっては、入りたい保険に加入できないケースも考えられます。

あとから後悔しないためにも、早い段階でペット保険の見直しをするようにしましょう。

既往症・治療中の病気が補償対象か

過去にかかったことのある病気や現在治療中の病気がある場合、乗り換え先の保険会社では補償対象外となる場合があります。

現在は治っていて治療をしていなくても、再発リスクの高い「ガン」「皮膚炎」「糖尿病」などの病気は補償対象外となるか、そもそも加入できないというケースもあります。

乗り換え先の保険で、ご自身のペットの既往症・治療中の病気が補償の対象となるかをしっかり確認しましょう。

乗り換えるタイミング

ペット保険は、契約更新のタイミングで乗り換えるのが1番スムーズです。

一般的にペット保険は1年ごとに更新がされます。

保険期間満了のお知らせが1〜3ヶ月前に届くので、そのタイミングで解約を申し出ましょう。

自動更新なので、何も連絡をしないとそのまま契約が継続となります。

また、保険料を少しでも抑えたい場合、ペットが誕生日を迎える前に検討するといいでしょう。

ペット保険は、加入した時の年齢によって保険料が変わります。

つまり、加入時期が誕生日の前か後かによって保険料が変わるということです。

さらに乗り換えたいペット保険の新規加入可能な上限年齢を過ぎてしまうと、加入ができなくなってしまいます。

そのため、ペット保険の見直しは余裕を持って、ペットが誕生日を迎える3ヶ月くらい前から行うのがおすすめです。

ペット保険を見直すときのポイント

加入しているペット保険の補償内容に不安があったり保険料に不満がある場合は、ペット保険の見直しが必要です。

乗り換えを検討する場合、後悔のないように乗り換え先のペット保険の内容をきちんと理解しておきましょう。

ここから、ペット保険を見直す際に、おさえておきたいポイントについて解説します。

シニア期の保険料が高すぎないか

前述したとおり、ペット保険はペットの年齢が上がるにつれて保険料も値上がりするのが一般的です。

そのため、加入時の保険料だけでなく、シニア期になった時の保険料も確認しておくことが大切です。

若い時は保険料が安かったのに、高齢になって保険料がいきなり高くなるケースもあります。

値上がりの幅やタイミングは保険会社によってさまざまです。

主なパターンは、1年ごとに保険料が上がっていくパターンと、一定の年齢(3歳、5歳ごとなど)に達するごとに上がっていくパターンの2種類です。

生涯で払うことになる総合的な保険料がそれぞれいくらになるかを比較してみると、金額に大きな差が出てくることもあります。

ペット保険を選ぶ際は、更新ごとにどれくらいの保険料が上がるのか、将来的にはどれくらいの保険料を払うことになるのかをよく確認しましょう。

ペットがかかりやすい病気が補償対象か

ペット保険の乗り換えを検討する際、補償対象となる病気やケガをしっかり確認しておくことが大切です。

ペット保険は、保険会社やプランによって補償対象となる病気が異なります。

そのため、自分の飼っているペットのかかりやすい病気が、補償対象となっているかを事前にチェックしましょう。

犬猫に多い代表的な病気には以下のようなものがあげられます。

・パテラ(膝蓋骨脱臼)
・椎間板ヘルニア
・歯周病のような歯科疾患
・腎臓病 など

犬種や猫種、動物によってもかかりやすい病気は違います。

自身のペットのかかりやすい病気を把握して、それらが対象となっているようであれば乗り換えを検討するといいでしょう。

支払限度額・回数は十分か

多くのペット保険は、1日あたりの支払限度額や年間の利用回数が設けられています。

例えば「通院の補償が1日あたり1万円まで」と設定されていれば、1万円を超えた分の治療費は自己負担となります。

また、「通院回数が20回まで」と制限がされていれば、年間の通院20回目以降でかかった治療費は全て自己負担です。

このような制限があると、治療費を保険で十分にカバーできないこともあるでしょう。

一方、1日分の限度額や回数制限の設定がなく、年間限度額だけ設定されていて、限度額に達するまでは何度も治療費をカバーしてもらえるという保険もあります。

病気によっては1回の治療費が高くなったり通院が長引くこともあるので、1日あたりの限度額・回数制限のない保険、または限度額・回数制限が高く設定されている保険を選ぶと安心です。

免責金額の有無

免責金額とは、保険会社が保険金を支払わない金額のことで、設定された金額までは、契約者の自己負担となります。

免責金額の設定は保険会社によって異なり、設定のない保険会社もあります。

例えば、免責金額が5000円に設定されていて、補償対象となる治療費が5000円以下だった場合は、保険金は支払われません。

免責金額の5000円を超えた場合は、超えた部分に対する補償割合が保険金として受け取れます。

補償割合が70%の場合、この15,000円に対して補償割合が適応されて、10,500円が保険金として支払われます。

※計算方法は保険会社によって異なります。

免責金額が設定されていることで保険料を安く抑えることができますが、受け取れる保険料は少なくなってしまいます。

ただ、設定された金額以上の治療費には補償がされるので、高額になりがちな手術や入院に備えることができます。

免責金額が有りか無しかは、ペットにかかる診療費、保険料、保険金のバランスを見て、どちらが合っているかを検討するといいでしょう。

ペット保険の見直しがおすすめな人・おすすめでない人

ペット保険は保険会社やプランによって内容はさまざまで、どの保険にもメリット・デメリットがあるので、ペット保険を乗り換えるべきかどうか迷ってしまいますよね。

ここでは、ペット保険の見直しがおすすめな人とおすすめでない人について解説します。

ペット保険の見直しがおすすめな人

以下のようなことが当てはまる人は、ペット保険の見直しがおすすめです。

・現在の補償内容や保険料に不満を感じている
・ペットが病気やケガをしていない
・過去に重い病気やケガの既往症がない
・ペットが7歳未満

現在加入しているペット保険が、自身のペットのかかりやすい病気やケガを対象外としている場合は、他の保険への乗り換えを検討するといいでしょう。

もしペットが加入前に病気やケガをしてしまうと、乗り換え先の保険でもそれらの傷病が対象外となってしまったり、加入を断られることもあるので早めに検討することが大切です。

ペット保険の見直しは、8歳を超えると加入できるペット保険が限られてしまうので、できるだけペットが7歳になる前に行うのがおすすめです。

ペット保険の見直しをおすすめでない人

以下に当てはまる人は、ペット保険の見直しがおすすめではありません。

・現在の保険の補償内容や保険料に不満はない
・現在、病気やケガをしている
・過去に悪性腫瘍などの重い病気になったことがある
・8歳を超えている

まず、現在の保険の補償内容や保険料に不満がなければ、無理に保険の見直しをする必要はありません。

新しいペット保険やレビューの高いペット保険を見ると、乗り換えを考えることもあるかもしれませんが、特に不満がないのであれば今のまま継続していて問題ないでしょう。

また、ペット保険は加入条件としてペットが健康であることを前提としています。

そのため、ペットがすでに病気やケガをしている場合、基本的に乗り換えることは難しいでしょう。

過去に病気をしていて現在は治療が終わっていても、悪性腫瘍のような再発リスクの高い病気だとすると加入を断られることがあります。

必ず新たなペット保険への乗り換えができるとは限らないので、慎重に検討する必要があります。

ペットが8歳を超えている場合も、年齢制限によって加入できない可能性があるので注意しましょう。

ペット保険の見直し手順

ここからは、ペット保険を見直す際に最適な手順について解説します。

その1:乗り換えたいペット保険を探す

まずは加入中の保険を解約する前に、新たに乗り換えたいペット保険を探します。

補償内容や保険料、加入の条件などについてよく確認しましょう。

また、現在加入している保険と、乗り換え先の保険との重複加入ができるかどうかを確認することも大事です。

保険会社によっては、重複した契約を認めていない場合もあります。

契約に違反すると、保険金の支払いが行われないので注意してください。

その2:加入中のペット保険を解約する

乗り換え先の保険が決まって準備が整ったら、加入中のペット保険の解約を行いましょう。

解約の方法は保険会社によって異なるので、契約している保険会社のホームページで確認してください。

一般的には、保険会社から送られてくる書類に必要事項を記入して返送することが多いですが、最近ではオンライン上で解約できる保険会社も増えています。

解約日までは保険金の請求が可能です。

また、基本的に月払いの場合は返還保険料はありませんが、年払いに設定している場合は返還保険料を受け取れます。

ただし、契約途中での解約は、払い込んだ金額よりも少なくなることがほとんどです。

また、返還保険料が支払われないというケースもあるのでしっかり確認しましょう。

場合によっては解約するのを、契約更新時に合わせる方が良い場合もあります。

ペット保険の見直し後に解約したい場合はクーリングオフ制度を利用しよう

ペット保険はクーリングオフ制度が適用されるものがあります。

クーリングオフとは、申し込みや契約した日(書面を受け取った日)から8日以内であれば無条件で契約の解除ができる制度のことです。

もし、ペット保険を契約した後に解約したい場合、定められた期間内であればクーリングオフ制度を利用できます。

ただし、商品や条件によってはクーリングオフができない場合もあるので、契約前にクーリングオフについてチェックしておきましょう。

クーリングオフが可能な場合、すでに払い込んだ保険料があれば保険会社から返還されます。

クーリングオフは、ハガキか封書で通知をする方法が一般的ですが、保険会社によっても異なるので確認するようにしましょう。

よくある質問

保険会社を変えずにプランだけ変えられますか?

ほとんどの保険会社で、保険期間の途中でプランの変更をすることができません。同じ商品であれば、契約更新時にプラン変更が可能になります。どうしても途中でプランを変更したい場合は、一度解約の手続きを行なってから新規契約として再度申し込みをするという流れがほとんどです。

重複加入になっている場合、両方の保険会社に請求ができますか?

保険会社が重複している場合、両社が掛け持ちを許可していて、どちらも保険期間内であれば両方の保険会社に請求が可能です。重複加入になっていることを必ず保険会社に告知してください。かかった治療費以上の金額を受け取ることはできませんが、100%までの補償を受け取れます。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ペット保険の見直しをする時の注意点やポイントについて解説!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ペット保険を見直す時の注意点
・ペット保険を見直す時のポイント
・ペット保険の見直しがおすすめな人・おすすめでない人
について解説してきました。

もし、現在の保険の補償内容に不安や不満を感じているのであれば、ペット保険を見直して、より適した保険を見つけるようにしましょう。

保険の内容はさまざまなので、自分が何を重視するかを明確にして条件に合うペット保険を選んでくださいね。

ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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