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犬がティッシュを食べた!一枚だけでも危険?原因と対処法を徹底解説

2024年9月10日

病気・ケガ

 
犬がティッシュを食べた!一枚だけでも危険?原因と対処法を徹底解説サムネイル

犬がティッシュを食べてしまうことは、飼い主にとって非常に心配な出来事ですよね。

たった一枚なら大丈夫かもと思う人もいるかもしれませんが、実際にはティッシュを食べる行動が引き起こすリスクは無視できません。

ティッシュは消化されにくい素材のため、消化器官に問題を引き起こす可能性があります。

この記事では

・犬がティッシュを食べる理由
・犬がティッシュを食べた場合のリスク
・犬がティッシュを食べてしまった時の対処法
・犬にティッシュを食べさせないための予防策としつけ方法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬がティッシュを食べた場合のリスク、原因、そして適切な対処法」がわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

犬がティッシュを食べる理由

犬がティッシュを食べてしまう理由には、いくつかの要因が考えられます。

これらの行動は、犬の心理状態や生活環境に深く関係していることが多いです。

遊びや好奇心

犬は好奇心旺盛な動物で、新しいものに対する興味が強いです。

とくに動きがあるものやフワフワした質感のものには強い魅力を感じます。

ティッシュはその典型で、引っ張ると次々と出てくる特性から、犬にとっては一種の遊び道具として認識されることがあります。

遊びの延長として噛んだり、食べてしまうこともあります​。

退屈やストレス

犬は十分な運動や精神的刺激がないと、ストレスを感じたり退屈になったりします。

たとえば長時間の留守番や運動不足が続くと、そのエネルギーを発散する手段として、手近なティッシュを食べることがあります。

また、飼い主の注意を引くために意図的に誤飲行為をすることもあるため、日頃から十分な運動と遊びの時間を確保することが重要です。

異食症(いしょくしょう)

異食症は、食べ物ではないものを繰り返し食べてしまう行動を指します。

原因は、栄養不足やストレス、不安、さらには精神的な問題であることが多いです。

異食症の犬はティッシュだけでなく、プラスチックや布など、他の非食品アイテムを食べることもあります。

この場合、単なるいたずらではなく、健康問題や心理的な問題が背景にあることが考えられるため、専門的な対応が必要です

ティッシュを食べた場合のリスク

ティッシュを食べた場合のリスクはさまざまです。

たった一枚であっても、消化不良を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

消化不良や腸閉塞

ティッシュは消化器官を通過する際に水分を吸収しやすく、膨張してしまいます。

とくに大量に摂取した場合は腸内で固まり、腸閉塞を引き起こすことがあります。

腸閉塞は緊急の医療処置が必要な状況であり、手術が必要になることもあります。

少量であっても、犬の大きさや健康状態によっては重大な問題を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

窒息の危険性

犬がティッシュを誤って喉に詰まらせると、窒息のリスクが生じます。

ティッシュが口の中で湿って絡み合うと、喉や食道に詰まることがあります。

こうした場合、無理に取り出そうとするとさらに奥に押し込んでしまう恐れがあるため、適切な方法で対処する必要があります。

感染リスク

ティッシュが汚れている場合、それを食べることで感染症を引き起こす可能性もあります。

特にゴミ箱から拾ったティッシュや、他の物質と混ざっているティッシュを食べた場合、細菌やウイルスが体内に入る危険があります。

これにより、下痢や嘔吐、発熱などの症状が現れることがありますので、速やかに獣医師に相談することが大切です​。

犬がティッシュを食べてしまった時の対処法

犬がティッシュを食べてしまった場合の対処法は、食べた量や状況によって異なります。

飼い主さんは冷静に対応しましょう。

少量の場合

一枚程度のティッシュであれば、通常は自然に便と一緒に排出されることが多いです。

ただし、犬のサイズや体調によっては、少量でも問題を引き起こすことがあります。

そのため犬の様子をしっかり観察し、元気がない、嘔吐、下痢などの症状が見られる場合は、早めに獣医師に相談することが重要です。

また、排便の際にティッシュが出ているかどうかも確認し、何か異常があればすぐに対応しましょう​

大量の場合

大量にティッシュを食べてしまった場合は、すぐに動物病院に連絡し、指示を仰ぎましょう。

自宅での無理な処置は避け、専門家の指示に従うことが安全です。

獣医師の診断により、催吐処置が行われることもありますが、これはティッシュを食べてからの経過時間や犬の状態によって判断されます。

早めに受診することで、腸閉塞などの重篤な症状を防ぐことができます

自己判断で吐かせない

自己判断で犬に吐かせようとするのは非常に危険です。

吐き出したティッシュが気管に入ってしまうと、窒息や誤嚥性肺炎を引き起こす恐れがあります。

犬がティッシュを食べた場合、まず獣医師に相談し、適切な対処法を確認するようにしましょう

ティッシュを食べさせないための予防策としつけ方法

犬がティッシュを食べてしまわないようにするためには、環境を整え、しつけを徹底することが重要です。

環境の整備

まず、ティッシュやゴミ箱など、犬が誤って口に入れてしまうものは、すべて犬の届かない場所に保管するようにしましょう。

蓋付きのゴミ箱を使用することで、犬がゴミ箱を漁ってティッシュを取り出すことを防げます。

また、ティッシュボックスを壁掛け式にするなど物理的に犬がアクセスできないように工夫することも効果的です。

しつけの強化

「ちょうだい(離せ)」というコマンドを教えることで、犬が誤ってティッシュを食べてしまった場合でもすぐに取り上げることができます。

このしつけは普段から練習しておくことで、万が一の時に役立ちます。

おやつやおもちゃを使って「ちょうだい」の練習をすることで、犬がティッシュを噛んだり食べようとしたときに注意をそらすことができます。

ストレスの管理

犬がティッシュを食べる背景には、退屈やストレスが大きく関わっています。

犬のストレスを軽減するために、十分な運動や遊びの時間を確保することが重要です。

定期的な散歩や室内での遊びを通じて、犬のエネルギーを発散させましょう。

また、犬用の知育玩具やパズルフィーダーなど、知的な刺激を与えるおもちゃを使うことで、退屈を防ぐことができます。

飼い主とのコミュニケーションも大切で、愛情を注ぐことで不安を軽減し、ティッシュの誤食を防ぐ手助けとなります。

よくある質問

犬がティッシュを食べた後、何時間以内に異常がなければ安心できますか?

犬がティッシュを食べてから、通常1~3時間程度で異常が見られなければ、大きな問題はないことが多いです。ただし、犬の大きさや健康状態によって異なるため、少しでも異常があればすぐに動物病院を受診してください。また、ティッシュが消化されずに腸に残ると、後で腸閉塞を引き起こす可能性もあるので、数日間は愛犬の様子をしっかり観察しましょう。

ティッシュを食べた犬に与えてはいけない食べ物はありますか?

犬がティッシュを食べた後は、消化器官に負担をかけないよう、刺激の強い食べ物や固い食べ物は避けるべきです。例えば、チョコレートやぶどう、玉ねぎ、にんにくなどの有害な食品はもちろん、脂肪分の多いものやスパイスの効いたものも控えるようにしましょう。消化に良い食事を心がけ、場合によっては獣医師に相談して特別な食事を用意することもおすすめです。

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ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

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【犬がティッシュを食べた!一枚だけでも危険?原因と対処法を徹底解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬がティッシュを食べる理由
・犬がティッシュを食べた場合のリスク
・犬がティッシュを食べてしまった時の対処法
・犬にティッシュを食べさせないための予防策としつけ方法
について解説してきました。
犬がティッシュを食べてしまうことは、飼い主さんにとって心配な事態です。
少量であれば経過観察で問題ないことが多いですが、大量の場合はすぐに動物病院に連絡してください。
日頃からティッシュの保管場所を見直し、犬のストレスを軽減するための十分な運動や遊びを取り入れることが大切です。
愛犬の安全を守るために、普段から注意深く見守り、適切な対応を心がけましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。