ペット保険選びで失敗しないためには?犬と猫におすすめの保険も紹介

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ペット保険に失敗するのが心配で、ペット保険への加入をためらっている人もいるのではないでしょうか。
数あるペット保険の中から、どうやって最適な保険を選べばいいのか分からない人も多いでしょう。

この記事では

・ペット保険でよくある失敗
・避けるべきペット保険の特徴
・ペット保険選びで失敗しないためのコツ
について解説します。
最後までお読みいただければ、「避けるべきペット保険の特徴」「ペット保険選びで失敗しないためのコツ」がわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
目次

ペット保険でよくある失敗例

ペット保険での失敗は、具体的にどのようなことがあるのでしょう。

ここでは、ペット保険でよくある失敗例について紹介するので参考にしてください。

保険の適用範囲を誤解してしまうケース

ペット保険の失敗のひとつに、保険の適用範囲を誤解していて、実際は思っていたほどの補償を受けられなかったというケースがあります。

まず、一般的なペット保険の主な補償範囲は大きく3つあります。

・通院
・入院
・手術

保険プランによって、通院・入院・手術が補償される「フルカバー型」と、入院・手術のみ補償される「特化型」に補償範囲が分かれます。

「特化型」の場合は、入院・手術でかかった治療費は補償対象となりますが、通院でかかった治療費は全て自己負担です。

また、ペット保険は、動物病院でかかる費用が全て対象というわけではなく、補償の適用外となる病気やケガがあり、それらは保険金の支払い対象にはなりません。

約款や重要事項説明書に「保険金をお支払いできない主な場合(免責事由)」が記載されているので、保険の加入前にしっかり確認しておきましょう。

よくある「適用外」の事例には、以下のようなことがあります。

・加入前から発症している病気やケガ
・予防医療(予防接種、健康診断、爪切り、歯石取りなど)
・先天性疾患/遺伝性疾患
・サプリメント、漢方などの処方
・避妊、去勢手術、出産費用
・葬儀費用
基本的にペット保険は、加入後に生じたペットの病気やケガが補償対象となります。
また、健康診断やワクチン接種は予防医療となるため、人の場合と同じく保険の補償対象にはなりません。
なお、健康体に対する避妊・去勢手術も「治療」に該当せず適用外です。
補償適用外の内容は、ペット保険によっても異なり、歯周病のような口腔内の病気や椎間板ヘルニアなどが補償の対象外になっていることもあります。
加入の際は、それぞれの保険の適用範囲をしっかり確認することが大切です。

保険料に見合った補償が受けられないケース

間違った保険選びをしてしまうと、高い保険料を支払っているのに思っていたほど利用ができず「失敗した」「入らなきゃよかった」という結果を招いてしまいます。

まずは、自分のペットのかかりやすい病気が補償対象外となっている保険は避けるようにしましょう。

もちろん個体差はありますが、動物の種類や年齢などによってそれぞれかかりやすい病気に違いがあります。

いざ病気になっても保険が利用できなければ、保険に加入した意味がありません。

また、保険によっては年間の回数制限や日額上限が設けられていて、上限を超えると自己負担となり、思っていたほど補償がされなかったというケースもあります。

逆に、年間の回数制限や1日あたりの限度額を設けずに、年間の補償限度額が設定されていることもありますが、その場合は保険料が高めになる傾向にあります。

結果として経済的損失とならないような保険選びをすることが大切です。

新規加入年齢を超えていてそもそも保険に加入できないケース

多くのペット保険は、加入時の年齢制限が設けられています。

一般的に、年齢上限は7歳〜12歳程度までに設定されていることが多いです。

そのため、8歳を超えると新規で加入できる保険の選択肢は一気に狭まります。

新規加入年齢を超えてしまい、「そもそも保険に加入できなかった」ということにならないよう、保険の加入はなるべく若いうちに検討しておきましょう。

保険会社を検討する際、まずは年齢上限を確認することが何よりも大切です。

避けるべきペット保険の特徴5選

ペット保険に失敗しないために、避けるべき保険について知っておきましょう。

ここからは、避けるべきペット保険の特徴を5つ解説します。

除外項目が多い保険

ペット保険は、全てのケガや病気が補償の適用範囲になるわけではありません。

ペット保険を選ぶ際、補償の除外項目が多い保険はできるだけ避けましょう。

第1章でお伝えしたとおり、基本的にペット保険は予防のために行われた治療や避妊・去勢手術などは補償の除外項目になります。

また、ペット保険によって保険の除外項目となる病気やケガは異なり、代表的なものは以下のようなものがあげられます。

・歯周病などの歯科疾患
・椎間板ヘルニア
・パテラ(膝蓋骨脱臼)
・先天性/遺伝性疾患
歯科疾患は犬と猫の両方に、椎間板ヘルニア、パテラ(膝蓋骨脱臼)は、特に犬に多く見られる傷病です。
どれも治療費は高くなりやすいので、補償対象となっているかをよく確認しておくようにしましょう。
また、先天性・遺伝子疾患を補償対象外としているペット保険は多いのですが、一部の保険では補償対象としていることもあります。
先天性・遺伝性疾患は、一度発症すると長い期間にわたって病気と付き合うことになるので、補償対象となっていると安心です。
自分の飼っているペットがかかりやすい病気についても知っておきましょう。
ただし、これらの傷病が保険の加入前にすでに発症している場合は、全て補償対象外となるので注意してください。

更新拒否や条件がつく保険

ペット保険は、1年ごとに自動更新がされるのが一般的です。

しかし、保険会社によっては保険の更新時に審査が行われ、ペットの健康状態などを理由に更新を拒否されたり、条件付きになることがあります。

条件付きで更新されるケースは、悪性腫瘍(ガン)などの再発しやすい病気や慢性疾患を患った場合に多いです。

慢性疾患とは、完治することが難しく長期間の治療を要する疾患のことを言います。

犬猫の慢性疾患には、例えば以下のような病気があります。

・アトピー性皮膚炎/アレルギー性皮膚炎
・慢性腎臓病
・心疾患
・甲状腺機能低下症
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
・変形性関節炎

慢性疾患は、長期にわたって継続的な治療が必要になることが多く、治療費も高くなりがちです。

そのため、一部の保険会社では、その疾患が補償対象外とすることが条件となったり、そもそも更新自体を拒否されることもあります。

高齢時の保険料が高額な保険

多くのペット保険では、ペットの年齢が若い時は保険料は安く設定されていて、ペットの年齢が上がるにつれて金額が値上がりします。

値上がりのパターンは、主に以下の2パターンです。

・年齢が1歳ずつ上がるとともに保険料も毎年少しずつ上がるもの
・ある一定の年齢に達すると保険料が上がるもの

ある一定の年齢とは3歳、5歳ごとなど、金額が上がるタイミングは保険会社によって設定が異なります。

保険に加入してすぐの若い頃は安い保険料でも、5歳頃から少しずつ保険料の上昇幅が大きくなってきて、高齢になる頃には高額になってしまうケースもあります。

ペットの健康状態や年齢によっては、1度保険を解約してしまうと新たに保険に加入するのが難しくなります。

ペット保険に加入する際は、加入時の保険料だけを見るのではなく、高齢になった時の保険料がどれくらいになるのかもしっかりチェックすることが重要です。

終身ではない保険

一般的にペット保険は、1年ごとに契約の更新がされ、終身で加入できるものがほとんどです。

しかし、中には終身ではないペット保険もあります。

高齢になって保険が利用できなくなってしまうと、動物病院でかかった治療費は全て自己負担となります。

年齢が上がるほど病気になるリスクは高まるため、終身で加入できるペット保険を選ぶようにしましょう。

また、年齢に関係なく終身継続ができても、更新のたびに審査があり、健康状態が悪いと継続できないこともあるので注意してください。

口コミや評判が悪い保険

実際に利用している人の口コミや評判をインターネット上でチェックしてみて、レビューが悪い保険会社は避けるようにしましょう。

どの保険にもメリット・デメリットは存在します。

レビューをチェックする際は、良い口コミも悪い口コミもどちらも見るようにすることが大切です。

保険料や補償内容、支払い方法など、自分が何を優先するかを明確にして、口コミをチェックするようにしましょう。

ペット保険選びで失敗しないためのコツ

ペット保険を選ぶ際、おさえておきたいポイントを知っておくと、保険選びに迷うことが少なくなります。

ここから、ペット保険選びで失敗しないためのコツについて解説します。

補償内容と保険料のバランスを見極める

保険会社やプランによって、ペット保険の補償内容や保険料はさまざまです。

例えば、保険料を抑えたいと思って安さだけで選んでしまうと、いざという時に満足のいく補償が受けられず、後悔するケースもあります。

反対に、どんなに手厚い補償内容だとしても、毎月の保険料が家計の負担になってしまっては意味がありません。

ペット保険の保険料は、ペットが亡くなるまでの一生涯にわたって払い続けていくものです。

そのため、長期的に見て無理のない範囲内のものを選ぶことが大切です。

ペット保険は、補償内容と保険料のバランスをよく見極めて選ぶようにしましょう。

支払い上限額や上限回数を確認する

ペット保険は、通院・入院・手術ともに「1回あたりの限度額」と「年間の利用回数」に制限があるものが多いです。

例えば、手術費用が1回10万円に設定されている場合、1回の手術で30万円の治療費がかかると、受け取れる保険金は10万円までで、残りの20万円は自己負担になります。

一方、保険会社によっては、年間の支払い限度額だけが設定されていて、1日あたりの限度額や年間の回数に制限がないタイプの保険もあります。

このタイプの保険は、年間の最大限度額の範囲内であれば、利用回数を気にせずに何度でも保険を利用することができます。

一見、回数に制限のないタイプが良さそうに見えますが、内容をよく確認してみると、保険料が高めに設定されていたり、かかりやすい特定の疾患が補償対象外だったりと、デメリットが存在する場合もあるので注意してください。

ペット保険を選ぶ際は、自分と自分のペットに合っているかどうかを考えることが大切なポイントです。

まずは、自分のペットがどんな病気やケガをしやすいかを調べてみてください。

その中で高額になる治療に備えたい場合は、1日あたりの限度額がないものや、1日の支払い限度額が高いものを選ぶといいでしょう。

信頼できるペット保険会社を選ぶ

ペット保険を選ぶ際は、運営会社の実績や信頼性もチェックポイントに加えるようにしましょう。

ペット保険の中には、保険金などの支払いが延滞し、行政処分を受けて業務停止になるというケースもゼロではありません。

ペット保険は、「損害保険会社」と「少額短期保険会社」の2種類に分かれます。

「損害保険会社」は、契約者保護機構の対象となり、破綻後も保険金・返戻金を一定期間は受け取ることができます。

「少額短期保険会社」は、契約者保護機構の対象外ではありますが、事業規模に応じて万が一のために保証金を預託していて、その中から補償がされる仕組みになります。

ただし、どちらにしても支払いに時間がかかったり、保険金が減額になる可能性があることも頭に入れておきましょう。

ペット保険が破綻した場合、その後は同業会社と合併するか、そのまま廃業するかのどちらかです。

より安心できるペット保険を求めるのであれば、大手企業のグループ会社や事業規模が大きい保険会社を選ぶようにするといいでしょう。

気になるペット保険を比較する

気になるペット保険がいくつかあれば、それぞれの保険料と補償内容を比較してみるようにしましょう。

保険料を比較する際は、一生涯同じ保険に加入し続けた場合、トータルで保険料の金額がいくらになるのかを各社ごとに比較してみてください。

そうすると、生涯でかかる金額に大きな差が出てくるケースもあります。

補償内容に関しては、補償範囲、補償割合、1日の限度額・回数、年間限度額の他に、契約更新ごとの審査の有無や条件などもしっかり確認して、他社と比較するようにしましょう。

猫におすすめのペット保険3選

猫は、近年で飼育頭数が増加傾向にあり、ペットフードの品質向上や医療の発展、飼育環境の変化などによっても、猫の寿命は伸び続けています。

寿命が伸びると同時に、介護が必要になったり、高齢化によって生じる疾患などにも気を付けなければなりません。

特に猫は、病気になった時も症状を隠す習性があり、気付いた時には重症化しているケースも多いです。

猫は水を飲む習慣があまりないため、特に「腎臓病」や「尿路結石」「膀胱炎」などにかかりやすいとされています。

病気の早期発見を心がけ、万が一のためにペット保険に入って備えておくと安心です。

ここからは、猫におすすめのペット保険を3つ紹介するので参考にしてください。

リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」

リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」は、あいおいニッセイ同和損保からノウハウ提供を受けているペット保険です。

通院・入院・手術を補償範囲にしたフルカバー型で、補償割合は50%と70%から選べます。

どちらも1日あたりの支払限度額や回数制限の設定がなく、通院・入院・手術合わせて年間120万円までが補償されます。

通院・入院・手術に対するそれぞれの年間限度額は、50%と70%プランどちらも共通です。

通院 年間限度額30万円
入院 年間限度額60万円
手術 年間限度額30万円

猫に多い「腎不全」や「猫風邪」は、もちろん補償範囲で、加入後にかかった傷病、保険金請求の回数や金額によって更新を拒否されたり条件がつくことはありません。

「わんデイズ・にゃんデイズ」は、3歳ごとに保険料が上がりますが、値上がり幅が緩やかであることも嬉しいポイントです。

【猫の保険料(月払)】

70%プラン 50%プラン
0〜2歳 1,580円 1,270円
3〜5歳 1,800円 1,430円
6〜8歳 2,010円 1,590円
9〜11歳 2,360円 1,830円
12〜14歳 2,920円 2,230円
15〜17歳 3,680円 2,780円
18歳以上 3,810円 2,870円

18歳以上の保険料は一律となります。

「わんデイズ・にゃんデイズ」は、高齢になっても保険料が抑えられていて、無理なく続けられる保険といえます。

「歯科治療」に関しては「事故やケガによるもの」のみで、歯周病は補償対象外となるので注意してください。

リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」(生後30日以上~8歳11か月まで)
ご契約の継続にあたり、うちの子の年齢制限はありません。
終身でご継続いただけますのでご安心ください。
引用:リトルファミリーHP「よくある質問」
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

アイペット損保「うちの子」

アイペット損保「うちの子」は、第一生命グループのペット保険です。

補償範囲は、通院・入院・手術のフルカバー型で、70%と50%の補償割合があります。

70% 50%
通院 1日あたり12,000円(年間22日まで) 1日あたり12,000円(年間22日まで)
入院 1日あたり30,000円(年間22日まで) 1日あたり1,2000円(年間22日まで)
手術 1回15万円まで(年間2回まで) 1回10万円まで(年間2回まで)

「うちの子」は、前年度にかかった病気による条件追加や継続不可、保険料の割増がなく、加入したときのままの条件で継続できます。

犬猫どちらにも多い歯周病も補償対象となっています。

また、「うちの子」の特徴のひとつに、提携している動物病院であれば「窓口精算」ができることがあります。

会計時に、アイペットから発行された保険証かマイページの「ご契約内容の確認」画面を提示すれば、補償分を除いた診療費のみの支払いとなり、面倒な手続きがありません。

多頭割引があり、同一の契約者がアイペット損保で保険商品を契約すると、2〜3契約で2%オフ、4契約以上で3%オフになります。

【猫の保険料(月払)】

70% 50%
0〜3歳 2,990円 2,400円
4歳 3,120円 2,470円
5歳 3,260円 2,610円
6歳 3,550円 2,850円
7歳 3,940円 3,150円
8歳 4,410円 3,530円
9歳〜 4,990円 3,980円

保険料は3歳以降から1歳ずつ値上がりしますが値上がり幅は緩やかで、犬は12歳、猫の場合は9歳から一律定額となります。

「うちの子」は、損害保険会社でもあることから信頼性も高く、補償内容、保険料、サービスどれも安定していて人気のペット保険です。

アイペット損保「うちの子・うちの子ライト」(生後0日以上~12歳まで新規加入可能)

当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。

引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険 ネクスト」

日本ペット少額短期保険「いぬとねこの保険 ネクスト」は、通院・入院・手術を幅広く補償してくれるペット保険です。

補償割合は、50%、70%、90%から選べて、年間の補償限度額内であれば何回でも保険を利用できます。

90% 70% 50%
年間補償限度額 90万円 70万円 50万円
通院 18万円 14万円 10万円
入院 54万円 42万円 30万円
手術 18万円 14万円 10万円

歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、慢性疾患の他、猫に多い泌尿器疾患や高齢になった時にリスクが高くなる悪性腫瘍(ガン)も補償範囲となっています。

継続時に利用した金額はリセットされるので、長期の治療になった時も安心です。

「いぬとねこの保険 ネクスト」の基本保険料は、以下を参考にしてください。

【猫の保険料(月払)】
90% 70% 50%
0〜4歳 1,840円 1,420円 1,030円
5歳 2,160円 1,690円 1,200円
8歳 3,380円 2,630円 1,880円
11歳 5,370円 4,180円 2,980円
14歳 10,190円 7,920円 5,660円

0〜4歳までは保険料の変動がなく、それ以降は14歳になるまで1歳ごとに値上がりしていきます。

保険料は、割引制度を利用することで安くなります。

・多頭割引(1頭につき900円割引)
・無事故割引(1年間無事故10%割引)
・インターネット割引(インターネット申込10%)

「免責額」を特約としてセットすると、さらに保険料を抑えられます。

免責額適用特権をセットした場合、免責額は2,500円です。

治療費が1回あたり2,500円を超えた分の診療費に、補償割合を適用した金額が保険金として支払われます。

日本ペット「いぬとねこの保険ネクスト・ライト・ミニ」(生後31日以上~10歳11か月まで)

· ご契約期間における保険金のお支払い実績により、お引受条件の変更をご提示させていただく場合や、
継続をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
· 商品改定等により保険料、補償内容、約款等が変更となる場合があります。その際は「保険期間満了に伴
う継続契約のご案内」等にて別途お知らせします。
· 保険料は、所定の年齢層において、対象ペットの年齢が上がることにより毎年変わります。

引用:重要事項説明書より

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書もご確認ください

犬におすすめのペット保険3選

犬のペット保険は、猫と違って大きさや犬種によって保険料が異なります。

犬種や年齢によってもかかりやすい病気やケガが違うので、保険を選ぶ時は、愛犬のかかりやすい病気が補償対象となっているかをよく確認することが大切です。

ここでは、「小型犬」「中型犬」「大型犬」に分けて、それぞれおすすめの保険を3社ご紹介します。

小型犬におすすめの「PS保険」

小型犬は、犬種にもよりますが一般的に「椎間板ヘルニア」「膝蓋骨脱臼(パテラ)」「歯周病」などを発症することが多いです。

また、他の犬種よりも平均寿命が長い傾向があり、その分「ガン」や「心臓病」などの命にかかわる病気のリスクも高くなるため、あらかじめペット保険に入って備えておくことが大切です。

PS保険は、ペットメディカルサポート株式会社が販売するペット保険です。

補償割合は、50%・70%・100%の3つのプランがあり、基本的な補償内容は全て共通しています。

1日支払限度額(年間限度日数・回数)
通院 10,000円(20日)
入院 20,000円(30日)
手術 100,000円(2回)

ペット保険で補償対象外にされやすい「歯科治療」や、小型犬がなりやすい「椎間板ヘルニア」や「膝蓋骨脱臼(パテラ)」も補償されます。

また、先天性疾患が補償対象となっています。

病気を理由に更新を断られることはなく、加入した後に患った傷病が更新時に補償対象外となることもありません。

更新に年齢制限がなく、1度加入すれば一生涯続けられる保険なので安心です。

その他に、ペットが事故によって歩行困難になった場合、車イス費用として最大10万円が補償されます。

また、PS保険の保険料は3歳ごとに値上がりし、12歳以降の保険料は変動しません。

値上がり幅も緩やかなので、高齢になっても保険料が家計の負担にならず、無理なく続けられるでしょう。

【小型犬の保険料(月払)】

50% 70% 100%
0〜2歳 1,430円 2,120円 2,640円
3〜5歳 1,730円 2,390円 3,020円
6〜8歳 2,470円 3,020円 4,040円
9〜11歳 2,610円 3,180円 4,280円
12歳〜 2,950円 3,590円 4,850円

保険料が良心的でありながらも補償内容が手厚く、バランスの良い保険といえるでしょう。

小型犬の平均寿命は14歳程度といわれていて、15年以上生きる犬も珍しくありません。

その点、12歳以降で保険料の値上がりがないのは嬉しいポイントとなりますね。

PS保険(生後30日~8歳11ヵ月まで)
PS保険のロゴ

罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。

引用:PS保険
引用:よくあるご質問

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書・保険約款もご確認ください

中型犬におすすめ「FPC フリーペットほけん」

中型犬は、一般的に体重10kg〜25kg程度の犬種を指します。

代表的な犬種は柴犬、ビーグル、フレンチ・ブルドッグなどです。

犬種によってかかりやすい病気やケガは異なりますが、中型犬に多い傷病として一般的に「皮膚炎」「歯周病」「異物誤飲」「椎間板ヘルニア」などがあげられます。

中には長期の通院が必要になるケースもあるので、中型犬には通院・入院・手術を補償するフルカバー型の保険がおすすめです。

FPCの「フリーペットほけん」は通院・入院・手術を補償するフルカバー型で、補償割合は50%と70%から選べます。

通院 入院 手術
支払限度額 1日あたり12,500円 1入院あたり125,000円 1回あたり100,000円
年間限度日数(回数) 30日まで 3入院まで 1回まで

個別の保険契約の保険金請求を受けたことで、契約を断られたり継続拒否されたりすることはなく、基本的に自動更新されていきます。

また、シンプルな料金設定が特徴で、8歳までは犬も猫も種類に関係なく同じ料金設定になっています。

【中型犬の保険料(月払)】

50% 70%
4歳以下 1,590円 1,950円
5〜8歳 2,390円 2,930円
9〜11歳 2,920円 3,570円
12歳以上 3,640円 4,450円

中型犬の場合の保険料の値上がりは、5歳と9歳、12歳の3回だけです。(小型犬と猫は、5歳と12歳の2回)

値上がり幅も緩やかなので、高齢になっても無理なく継続できるバランスの良い保険といえるでしょう。

中型犬は比較的丈夫で、寿命も安定している傾向があるので、高齢時の保険料が抑えられていると安心です。

FPC

犬・猫のペット保険ならFPC|お手頃な保険料・充実の補償内容

保険金請求をしたことにより、契約を更新できないことはありません。
例えば入院・手術で多額の保険金請求が行われたためなど、個別の保険契約の保険金請求を受けたことを理由として、該当保険契約の更新をお断りしたり継続拒否したりすることはありません。原則終身でご継続いただけます。

引用:FPCHP よくある質問「保険金を請求したことによって、契約が更新できなかったりすることがありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書や保険約款もご確認ください

もう迷わんにゃん FPCのフリーペットほけん

大型犬におすすめの「ペット&ファミリー損保 げんきナンバーわんスリム」

大型犬は、小型犬や中型犬と比べて体が大きく、使用する薬剤の量も増えることから医療費が高くなる傾向があります。

そのため大型犬には、できるだけ補償内容の手厚い保険を選ぶのがおすすめです。

「げんきナンバーわんスリム」は、T&D保険グループのペット&ファミリー損保のペット保険です。

補償範囲は、通院・入院・手術にかかった治療費を補償してもらえるフルカバー型で、70%と50%の補償割合から選べます。

保険金の支払い限度額は、補償割合によって異なります。

1日あたりの限度額や回数が設定されていないので、年間の補償限度額内までなら制限なしで保険金を受け取れます。

保険期間は1年間で、1年ごとに自動的に継続し、終身で加入できる保険です。

また、契約後に発症した病気やケガに対して、条件がついたり継続を拒否されることはありません。

プラン70 プラン50
保険金支払い限度額 70万円 50万円

「げんきナンバーわんスリム」には、1日あたり5,000円の免責金額が導入されているのが特徴です。

例えば、1ヶ月に1回通院し治療費に3万円かかった場合「げんきナンバーわんスリム プラン70」に加入していると以下のような計算方法になります。

「(通院費−免責金額×日数)×70%」
(30,000円−5,000円)×70%=17,500円

計算した結果、補償金額は17,500円となり、自己負担額は12,500円ということになります。

この免責金額の設定がある分、保険料が安く設定されています。

さらに、8歳以降になると免責金額を10,000円に引き上げることができ、さらに保険料を抑えることも可能です。

【大型犬の保険料(月払)】

プラン70 プラン50
免責5,000円 免責10,000円 免責5,000円 免責10,000円
1歳 2,980円 2,430円
5歳 3,910円 3,090円
8歳 5,150円 4,190円 4,010円 3,320円
10歳以上 7,930円 6,300円 5,990円 4,830円

10歳以降の保険料は定額一律です。

大型犬になると、10歳を超えた時に保険料が1万円近くなることも多いですがげんきナンバーわんスリム」は免責金額が導入されていることで保険料が抑えられています。

 

ペット&ファミリー「げんきナンバーわんスリム」(生後45日以上から7歳11か月まで)
ペット&ファミリーのペット保険「げんきナンバーわんスリム」は、一生涯の安心を提供するため、契約後に発症した病気・ケガに対して、継続に条件(発病部位を不担保とする条件など)をつけたり、継続の謝絶などを行っておりませんので安心して終身でご加入し続けていただくことができます。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください

よくある質問

ペット保険を乗り換えるのにベストなタイミングはいつですか?

ペット保険は、更新のタイミングで乗り換えるのが比較的スムーズでおすすめです。契約途中で解約もできますが、とくに保険料の支払いを年払いにしている場合は、未経過分の保険料は全額返還にはなりません。ただ、ペット保険には新規加入の年齢制限があります。もしペットの年齢が入りたい保険の上限年齢に近い場合は、ペットの誕生日前に乗り換えるようにしましょう。

ペット保険は掛け持ちできますか?

基本的にペット保険は、掛け持ちが可能です。ただし、保険会社や保険商品によっては掛け持ちを認めていない場合もあるので、契約条件を確認してください。契約に違反して掛け持ちをしていると、保険金の支払いはされません。また、ペット保険の掛け持ちができても、治療費の100%を超えることはありません。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【ペット保険選びで失敗しないためには?犬と猫におすすめの保険も紹介】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ペット保険でよくある失敗
・避けるべきペット保険の特徴
・ペット保険選びで失敗しないためのコツ
について解説してきました。
ペット保険に失敗しないためには、まず飼い主さんが自前に補償内容をしっかり読んで、把握しておくことが大切です。

また、ペットが高齢や病気になってしまうと、入りたい保険に入れないということも考えられます。

ペット保険には、できるだけペットが若くて元気なうちに入って、もしもの時のために備えておくようにしましょう。

ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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