・回数制限なしのペット保険を選ぶときのポイント
・回数制限なしのおすすめのペット保険5選
ペット保険の選び方とは?
ペット保険には多くの商品があり、どれを選べばいいのか頭を悩ませている人が多くいます。
補償内容も様々で、迷うのも当然です。
下記で紹介するペット保険の選び方のポイントを抑えておけば、ペットに合う保険が見つかるでしょう。
3つの基本ポイントを抑えて、ペット保険を選んでください。
2.補償割合
3.保険料
補償範囲
補償範囲とは、通院・入院・手術のうち補償される範囲のことです。
多くは、通院・入院・手術を補償する「フルカバー型」か、通院補償がない「入院・手術特化型」に分けられます。
「フルカバー型」は幅広い補償範囲が特徴です。
ちょっとした体調不良でも動物病院に連れて行きやすいでしょう。
一方「入院・手術特化型」は、高額になりやすい入院や手術が手厚く補償されます。
とにかく高額な治療に備えたい人におすすめです。
補償割合
補償割合は、対象の治療費のうち保険会社が補償する割合のことです。
補償割合は50%と70%が多く、保険会社によっては90%や100%といった割合が高いペット保険もあります。
一方で補償割合が高いと保険料も高くなる傾向にあり、家計の負担になってしまう可能性があります。
保険料
保険料は、家計の負担にならない金額を選びましょう。
かといって、保険料が安いばかりで補償内容が自分のニーズに合っていなければ役に立ちません。
補償範囲や補償割合、保険料のバランスが良いものを見つけてください。
このように、補償範囲、補償割合、保険料の3つを抑えてペット保険を絞ると、ペット保険が選びやすいと考えられます。
どれか一つ譲れない項目を作って、そこを中心に精査していってもいいでしょう。
絞った中からさらに回数制限や支払限度額など、詳細な内容を見極めていきましょう。
ペット保険における回数制限とは?
ペット保険の回数制限とは、1年間の保険期間内で保険会社が支払う回数の上限のことです。
ペット保険によって異なりますが「通院・入院〇日まで」、「手術〇回まで」などのように、1年間で利用できる回数(日数)が決められている場合があります。
それらを回数制限といい、上限回数を超えた分以降の治療費は自己負担になってしまいます。
ペット保険の多くは、通院や入院の限度回数は20~30日、手術は2~3回前後で設定されており、制限内で治療が終わることが重要です。
ペット保険の保険料を確認するのも大事ですが、回数制限がある場合には必要な回数(日数)があるかも検討しておきましょう。
ペット保険で気をつけたい支払限度額について
支払限度額とは、最大で補償される保険金額のことです。
補償限度額といわれることもあります。
支払限度額には
・年間支払限度額
があります。
1日あたりの支払限度額は、日額制限とも呼ばれ、入院・通院・手術それぞれの補償に対して「1日あたりに利用できる限度額」を指したものです。
日額制限は、検査などが重なって治療費が高額になった場合、超えてしまう場合があります。
一方、年間支払限度額とは年間で支払われる保険金の上限金額のことです。
ペット保険では、年間支払限度額は1年ごとに設定されていますが、日額制限と比べるとすぐに超えることはないでしょう。
ただし、手術などの高額な治療が重なったり治療が長期化すると限度額に達する可能性があります。
日額制限、年間支払限度額どちらも、上限額を超えた請求はできません。
回数制限同様、超えた分は自己負担となります。
支払限度額が低いと十分な治療を受けさせるのに足りなくなる可能性があるので、限度額はしっかりと目を通しておきましょう。
ペット保険の回数制限・支払限度額はないほうがいい?
保険会社によって、ペット保険の回数制限や1日の支払限度額がない場合があります。
回数制限や1日の支払限度額がないペット保険だと、回数や日額制限を気にせず動物病院に連れて行けます。
通院回数が多い病気やちょっとした体調不良の通院でも行きやすくなるでしょう。
コレを聞くと、ペット保険の回数制限・支払限度額ははないほうがいいようにも見えますが、必ずしもそうとは限りません。
回数制限・支払限度額がないことによるデメリットも存在します。
制限があることでメリットとデメリットどちらの性質も理解したうえで、ペット保険を検討しましょう。
制限ありなしのメリット・デメリットを解説していくので、参考にしてください。
制限ありのメリット・デメリット
ここでは、制限ありのメリット・デメリットを紹介していきます。
・保険料が安い
・窓口精算ができることがある
【デメリット】
・上限額が超えやすい
・条件が付いていることが多い
メリットその1:保険料が安い
制限ありのペット保険は、通院・入院・手術それぞれの支払限度額(日額制限)や回数の上限が設定されているため、保険料が安い傾向にあります。
家計の負担になりにくく、保険料が安いペット保険を探している人にはおすすめです。
メリットその2:窓口精算ができることがある
数少ない窓口精算ができる保険会社が制限ありの設定をしているため、加入するペット保険によっては窓口精算ができることがあります。
窓口精算は対応する動物病院の窓口で保険の精算ができるので、郵送などの手間がなく手軽な精算方法です。
窓口精算に対応する保険会社は「回数制限あり」にしかなく、残念ながら「制限なし」では窓口精算の選択は不可能です。
デメリットその1:上限額が超えやすい
制限ありのデメリットとして、1日あたりの利用回数(日数)や支払限度額が設けられているため、限度額や回数に達しやすいことがあげられます。
検査が重なったり通院治療が多いと、上限に届いてしまう可能性があります。
上限額を超えてしまうとそれ以降は自己負担になるため注意しましょう。
デメリットその2:条件が付いていることが多い
制限ありだと、下記のような条件が付いていることがあります。
・免責金額が発生する
加入の際には条件が付いているか、注意事項や約款などに目を通しておきましょう。
制限なしのメリット・デメリット
ここでは、制限なしのメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット:治療に専念できる
細かい利用制限がないペット保険だと、治療に専念できるのが最大のメリットです。
1日の限度額や日数(回数)を気にせず請求できます。
検査の回数が多くなるなどで1日の請求額が高額になっても、年間の限度額以内なら心配ありません。
また、年間の回数制限もないため、何度通院しても限度額以内なら補償が受けられます。
デメリット:治療回数が多いと請求状況をこまめにチェックする必要がある
一方で「いつの間にか限度額を超えてしまっていた」とならないよう、請求状況をこまめにチェックする必要があります。
加えて、限度額を超えないよう請求する治療費を調整しなければいけない場合もあります。
高額な治療費に備えて少額の治療費は請求を行わないなど、先を見越した調整が重要となるでしょう。
回数制限なしのペット保険はいいことばかりじゃない?注意点について
回数制限なしのペット保険の注意点は下記の通りです。
・免責金額の設定
・かかりやすい特定の疾患が補償対象外
また、回数制限なしのペット保険は免責金額を設けている場合があります。
免責金額とは、補償対象となる治療費に対して契約者が自己負担する金額のことです。
治療費から免責金額を差し引いた金額が補償対象額となります。
5,000円~1万円程度で設定されていたり、免責金額を付けるかどうか選択できることもあります。
免責金額を設定すると保険料が安くなる一方、免責金額が治療費を下回ると補償が受けられず、ちょっとした治療で気軽にペット保険を使うということがしづらくなります。
さらには回数制限なしのペット保険だとかかりやすい特定の疾患が補償対象外となり、必要な時に補償が受けられないケースもみられるため注意が必要です。
日数や回数が無制限のタイプは、長期の通院治療が必要な場合や手術など1回の治療費が高額な場合に有効です。
一方で、保険料が高かったり免責金額が設定されていたりなどの注意点もあるため、各保険会社のパンフレットや重要事項説明書を読んで理解し、しっかりと検討することが重要です。
回数制限なし!おすすめのペット保険5選
回数制限なしのメリットやデメリット、注意点を踏まえたうえで、保険金の支払回数が無制限で1日あたりの支払限度額がないおすすめのペット保険を5選紹介します。
補償回数や日額制限を気にせず治療に集中したいという飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
ペット&ファミリー損保 「げんきナンバーわんスリム」
ペット&ファミリー損保 「げんきナンバーわんスリム」は、通院・入院・手術の補償があるペット保険です。
1日あたりの限度額制限や支払い回数制限はなく、高額支払が必要となる手術や長期間での通院治療に対応できます。
年間限度額も十分なので安心できるでしょう。
補償割合 | 70%プラン | 50%プラン |
---|---|---|
年間限度額 | 70万円 | 50万円 |
ただし、免責金額が5,000円と設定されており、治療費が5,000円を下回ると補償が受けられないため注意が必要です。
一方で免責金額があることから、保険料も安く抑えられています。
さらにペットが8歳以上になると免責金額を10,000円に引き上げることができ、高齢時の保険料の上昇を抑えることができます。
【継続保険料:小型犬 月払の場合】
プラン70 | プラン50 | |||
---|---|---|---|---|
免責5,000円 | 免責10,000円 | 免責5,000円 | 免責10,000円 | |
1歳 | 1,860円 | - | 1,610円 | - |
2歳 | 1,880円 | - | 1,620円 | - |
3歳 | 1,980円 | - | 1,690円 | - |
4歳 | 2,180円 | - | 1,830円 | - |
5歳 | 2,230円 | - | 1,870円 | - |
6歳 | 2,560円 | - | 2,160円 | - |
7歳 | 2,910円 | - | 2,400円 | - |
8歳 | 3,450円 | 2,900円 | 2,790円 | 2,400円 |
9歳 | 4,050円 | 3,360円 | 3,220円 | 2,720円 |
10歳以上 | 5,770円 | 4,660円 | 4,450円 | 3,660円 |
※今後の商品改定や保険料率の見直し等により、保険料が変更となる場合があります。
※新規加入は7歳11カ月までです。
※参照元:げんきナンバーわんスリム「保険料」
保険料は10歳以上が定額となっているので、シニアになってからの保険料の値上がりの心配がありません。
補償対象疾患も
・尿路結石症
・歯科治療
・椎間板ヘルニア
・ガン
・先天性・遺伝性疾患
と幅広く、「げんきナンバーわんスリム」は安心して加入し続けられるペット保険です。

SBIいきいき少短「SBIいきいき少短のペット保険」
「SBIいきいき少短のペット保険」は、通院・入院・手術と幅広い補償が受けられるペット保険です。
新規加入年齢は11歳11ヵ月となっており、支払限度額内であれば支払い日数や回数が無制限で補償が受けられます。
補償割合 | プラン70 | プラン50 |
---|---|---|
年間限度額 | 70万円 | 50万円 |
通院回数が増えても安心です。
また、猫の保険料は最も安い金額で216円からと安い保険料も魅力です。
さらに7,000円の免責金額の有り無しの選択もできるため、補償割合を高く、保険料は安くすることも可能です。
【保険料:小型犬 月払の場合】
プラン70 | プラン50 | |||
---|---|---|---|---|
スタンダード (免責あり) | ライト (免責なし) | スタンダード (免責あり) | ライト (免責なし) | |
0~2歳 | 1,998円 | 405円 | 990円 | 324円 |
3~5歳 | 2,601円 | 432円 | 1,440円 | 405円 |
6~8歳 | 4,014円 | 1,035円 | 2,097円 | 927円 |
9~11歳 | 6,291円 | 1,953円 | 3,816円 | 1,512円 |
12~14歳 | 12,321円 | 4,050円 | 7,479円 | 2,862円 |
15歳~ | 17,433円 | 5,175円 | 10,611円 | 3,465円 |
※参照元:SBIいきいき少短のペット保険「保険料一覧」
保険料の上昇も3年に1度なので、負担になりにくいといえるでしょう。
「SBIいきいき少短のペット保険」は、免責金額で保険料を調節したい人におすすめのペット保険です。
日本ペット少短「いぬとねこの保険」
日本ペット少短「いぬとねこの保険」には、「ネクストプラン」「ライトプラン」「ミニプラン」の3つのプランがあります。
その中の「ネクストプラン」「ミニプラン」は日額制限と回数制限がないプランです。
「ネクストプラン」は通院の補償も受けられ、「ミニプラン」は手術のみの補償となっています。
ネクストプラン | ミニプラン | |||
---|---|---|---|---|
補償割合 | 90% | 70% | 50% | 70% |
通院 (年間限度額) | 年間補償限度額の20% | - | ||
入院 (年間限度額) | 年間補償限度額の60% | - | ||
手術 (年間限度額) | 年間補償限度額の20% | なし (年間限度回数2回) | ||
年間補償限度額 | 90万円 | 70万円 | 50万円 | 30万円 |
「ネクストプラン」の年間限度額は通院、入院、手術それぞれに設定されているため、超えないよう注意が必要です。
また、「ミニプラン」は手術の年間限度額はないものの、年間限度回数があるので覚えておきましょう。
気になる保険料ですが、「ネクストプラン「ミニプラン」どちらも0~4歳までの保険料が変わりません。
ちょっとしたことで体調を崩しやすい子犬期には安心です。その後の値上がりも緩やかで、14歳以上が定額となります。
【保険料:小型犬 月払の場合】
ネクストプラン | ミニプラン | |||
---|---|---|---|---|
90% | 70% | 50% | 70% | |
0~4歳 | 3,580円 | 2,790円 | 2,000円 | 380円 |
5歳 | 4,260円 | 3,300円 | 2,360円 | 560円 |
6歳 | 4,820円 | 3,740円 | 2,670円 | 570円 |
7歳 | 5,600円 | 4,350円 | 3,110円 | 750円 |
8歳 | 6,660円 | 5,190円 | 3,700円 | 830円 |
9歳 | 7,280円 | 5,660円 | 4,050円 | 990円 |
10歳 | 8,390円 | 6,530円 | 4,660円 | 1,000円 |
11歳 | 10,590円 | 8,230円 | 5,870円 | 1,360円 |
12歳 | 12,860円 | 10,000円 | 7,150円 | 1,520円 |
13歳 | 14,720円 | 11,450円 | 8,180円 | 1,670円 |
14歳~ | 19,770円 | 15,380円 | 10,980円 | 1,820円 |
※参照元:いぬとねこの保険ネクスト「保険料表」、いぬとねこの保険ミニ「保険料表」
保険金の支払いができない疾患としては、下記のものがあげられています。
爪切り(狼爪の除去を含みます)、乳歯及び歯牙に関する処置(※)、歯石取り、断耳、断尾、美容整形手術、声帯の除去、停留睾丸、睫毛乱生、涙やけ、臍ヘルニア、鼠径ヘルニア、膝蓋骨脱臼(※)、股関節形成不全症、レッグペルテス、てんかん、チェリーアイ、気管虚脱、不正咬合、肛門腺しぼり
参照元:いぬとねこの保険「重要事項説明書」
ただし「ネクストプラン」では「乳歯及び歯牙に関する処置」と「膝蓋骨脱臼」は補償対象となります。
そのため、この2つの病気に備えたい場合には「ネクストプラン」を検討しましょう。※歯石取りは補償対象外となります。

· ご契約期間における保険金のお支払い実績により、お引受条件の変更をご提示させていただく場合や、
継続をお断りする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
· 商品改定等により保険料、補償内容、約款等が変更となる場合があります。その際は「保険期間満了に伴
う継続契約のご案内」等にて別途お知らせします。
· 保険料は、所定の年齢層において、対象ペットの年齢が上がることにより毎年変わります。
引用:重要事項説明書より
FPC「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」
FPCペット保険には「ペットほけんフィット」「ペットほけんマックス」「フリーペットほけん」「入院・手術ペット保険スーパー」があります。
その中で1日(回)あたりの限度額や支払回数に制限がないのは「ペットほけんフィット」と「ペットほけんマックス」です。
どちらも通院、入院、手術と補償範囲が広く、補償割合も50%、70%、90%と手厚いのが特徴です。
それぞれの年間限度額の違いで分けられています。
50% | 70% | 90% | ||
---|---|---|---|---|
ペットほけん フィット | 通院 | 年間限度額100万円 | ||
入院 | ||||
手術 | ||||
ペットほけん マックス | 通院 | 年間限度額60万円 | ||
入院 | ||||
手術 |
※ 年間支払限度額は、50%・70%・90%補償プランいずれも共通です。
補償対象疾患は
・椎間板ヘルニア
・ガン
・骨折
・誤飲
・腎不全
・尿路結石症
などで、ペット保険では対象外になりがちな傷病もカバーしています。
※ 補償開始前からの傷病、歯石除去や予防の場合等は補償の対象外となります。その他、保険金をお支払いできない場合もあります。詳細は、重要事項説明書および普通保険約款でご確認ください。
また、保険料は12歳以降定額となり、それまでの金額の上昇も3回だけなので家計の負担が少ないといえます。
【ペットほけんフィットの保険料:小型犬 月払の場合】
50% | 70% | 90% | |
---|---|---|---|
4歳以下 | 1,210円 | 1,550円 | 2,040円 |
5~8歳 | 1,700円 | 2,180円 | 2,870円 |
9~11歳 | 3,030円 | 3,920円 | 5,210円 |
12歳以上 | 5,020円 | 6,430円 | 8,520円 |
※参照元:ペットほけんフィットの保険料
【ペットほけんマックスの保険料:小型犬 月払の場合】
50% | 70% | 90% | |
---|---|---|---|
4歳以下 | 1,230円 | 1,560円 | 2,050円 |
5~8歳 | 1,710円 | 2,200円 | 2,900円 |
9~11歳 | 3,070円 | 3,980円 | 5,290円 |
12歳以上 | 5,190円 | 6,670円 | 8,780円 |
※参照元:ペットほけんマックスの保険料
新規加入できる年齢は7歳11カ月までですが、一度加入しておけば続けやすいペット保険です。

保険金請求をしたことにより、契約を更新できないことはありません。
例えば入院・手術で多額の保険金請求が行われたためなど、個別の保険契約の保険金請求を受けたことを理由として、該当保険契約の更新をお断りしたり継続拒否したりすることはありません。原則終身でご継続いただけます。
引用:FPCHP よくある質問「保険金を請求したことによって、契約が更新できなかったりすることがありますか?」
回数制限なしのペット保険を選ぶときのポイント
回数制限なしのペット保険を選ぶときのポイントとして、次のようなものがあげられます。
・かかりやすい病気が補償対象か
ペット保険を検討する際には、いくつかのペット保険を比較しましょう。
上記のポイントを参考にして選んでください。
シニア時の保険料が高すぎないか
加入時だけでなく、ペットがシニアになった時の保険料が高すぎないかを確認しましょう。
ペット保険はペットの年齢とともに上がっていきますが、値上がりの仕方は「毎年」や「3年に1回」などさまざまです。
毎年緩やかに値上がりするのか、3年に1度急激に値上がりするのかでも変わってきます。
そのため、10歳頃の保険料が無理なく支払える額なのか目を通しておきましょう。
また、ペット保険によっては「12歳で定額」など、ある一定の年齢に達すると保険料の値上がりがなくなることがあります。
早めの年齢で値上がりがなくなると保険料の上昇も抑えられるので、将来を見据えて検討材料のひとつにしてください。
ほかにも、免責金額の設定で保険料を抑えるという方法もあります。
保険料が家計の負担にならない工夫をすることも重要です。
かかりやすい病気が補償対象か
ペットがかかりやすい病気が補償対象になっているかをチェックしておきましょう。
もしもの備えでペット保険に加入しても、ペットがかかった病気が補償対象外であれば役に立ちません。
かかりやすい病気として
・ゴールデンレトリバーなど大型犬…「股関節形成不全」「ガン」
・猫…「腎不全」「尿路疾患」
などがあげられます。
これらの疾患は治療費が高額になりがちで、ペット保険で補償対象から外されることが多くあります。
保険会社によって対象になるかどうかが異なるため、注意事項や約款などには目を通しておきましょう。
とくに歯科治療に関しては「補償しない」「事故の場合のみ対象」なさまざまです。
見逃してしまうと必要な時に補償が受けられなくなります。
犬種ごとにかかりやすいといわれる疾患や詳細を知っておき、それらが保険の補償対象に含まれているか確認してから契約しましょう。
よくある質問
回数制限がないペット保険の保険料を安くする方法はありますか?
回数制限がないペット保険で、年間の支払い限度額上限が最も高額なのはどの保険ですか?
ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
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【ペット保険の回数制限なしとは?】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・回数制限なしのペット保険を選ぶときのポイント
・回数制限なしのおすすめのペット保険5選