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入ってはいけないペット保険とは?ワースト4や最悪な選び方も解説!

キンクマハムスターの飼い方とは?飼育方法やかかりやすい病気も解説

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小さなクマのぬいぐるみみたいなキンクマハムスターをご存じですか?

性格は穏やかでなつきやすく、初心者にはおすすめの品種です。

そんなキンクマハムスターの飼い方はどのようなものなのでしょうか。

この記事では

  • キンクマハムスターの飼い方
  • キンクマハムスターの特徴
  • キンクマハムスターがかかりやすい病気

について解説します。

最後までお読みいただければ、「おすすめの飼育グッズ」もわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

キンクマハムスターとは?

キンクマハムスターとは、ゴールデンハムスターを品種改良して作られた種類です。

そのため厳密にいえば、キンクマハムスターという種類がいるというよりもハムスターの毛色によってキンクマハムスターと呼ばれていることになります。

単一の柔らかいカラーと丸いフォルムで、ゴールデンハムスターと同じくらい人気が高いキンクマハムスター。

ここでは

  • キンクマハムスターの特徴
  • キンクマハムスターの歴史
  • キンクマハムスターの価格帯と購入方法

を詳しく解説していきます。

キンクマハムスターの特徴

キンクマハムスターの特徴を3つに分けて解説していきましょう。

キンクマハムスターの特徴①サイズ

性別サイズ
オス約18cm
メス約19cm

オスよりもメスの方が大きくなる傾向にあります。

原種のゴールデンハムスターは約13~18cmとなり、キンクマハムスターはゴールデンハムスターよりも大きめに成長します。

キンクマハムスターの特徴②:毛色

キンクマハムスターの毛色は、アプリコット一色です。

もともとアプリコットのゴールデンハムスターを「キンクマハムスター」と呼ぶため、アプリコット色以外のキンクマハムスターはいません。

一方で、キンクマハムスターには長毛がいます。

長毛のアプリコットカラーであれば、「長毛キンクマハムスター」と表現されることがあります。

ふわふわの被毛が体の丸いフォルムと相まって、魅力的なハムスターです。

キンクマハムスターの特徴③:性格

性別性格
オス・マイペース
・懐きやすい
・環境変化やストレスに弱い
・縄張り意識が強い
・好奇心旺盛
メス・気性が荒く懐きにくい
・環境変化やストレスに強い
・縄張り意識が弱い
・食欲旺盛
・神経質

性格はゴールデンハムスターと同様に温厚で、基本的には人懐っこく飼育しやすい種類です。

どちらかといえばオスの方が懐きやすい傾向があるので、懐かせてコミュニケーションを取りたい場合は、オスのキンクマハムスターの方がおすすめといえます。

一方、キンクマハムスターはオスメスどちらも縄張り意識が強く、多頭飼育には向いていません。

野性のハムスターは巣立ち後、単独で生活をします。

マーキングで縄張りを主張し、侵入者があると相手を追い払うまで戦います。

そのため、別々のケージで飼育しても相手の気配を感じるだけでストレスになってしまいます。

キンクマハムスターを検討する際には、単体で飼育することを念頭に置いてお迎えしましょう。

キンクマハムスターの歴史

先述したように、キンクマハムスターはゴールデンハムスターを品種改良して作られました。

キンクマハムスターは野性には存在せず、原種であるゴールデンハムスター自体、人間との歴史は200年とまだまだ浅い動物です。

野性のゴールデンハムスターが初めて発見されたのは1930年とされています。

1匹の母親ハムスターと12匹の子ハムスターが捕獲され、大学で研究、繁殖の後世界中に広まりました。

その後品種改良で、アプリコット色をした毛色のキンクマハムスターが誕生したといわれています。

キンクマハムスターの価格帯と購入方法

キンクマハムスターの価格帯は、およそ1,000円~2,500円程度です。

ホームセンターなどでも購入でき、価格帯が安く購入しやすいのが魅力といえるでしょう。

ハムスターをお迎えする方法としてはほかにも

  • ペットショップ
  • インターネット
  • 里親募集

などがあります。

ペットショップ

キンクマハムスターのお迎え方法として一般的なのがペットショップです。

ケージやエサなど飼育用品も同時に購入出来て、分からないことはショップスタッフに尋ねることができます。

ペットショップにキンクマハムスターを選びに行く時間は、できれば17時以降がおすすめです。

ハムスターは夜行性なため、昼間は寝ていてほとんど動きません。

そうなると、性格や健康状態の見極めが難しいでしょう。

夕方になると行動を始めることから、健康な固体を見つけるためにも17時以降が良いと考えられます。

ただしキンクマハムスターの購入は、生体や物品選びなど、思っている以上に時間がかかります。

閉店時間を確認し、1時間くらい余裕を持つようにしてください。

インターネット

最近ではインターネットでキンクマハムスターを購入できます。

一方、生体が運送されるため、キンクマハムスターが弱って届く危険があります。

そのため購入時期は、真夏や真冬を避けるほうが無難でしょう。

気候の良い時期に購入しても配送方法に不備があれば、キンクマハムスターにストレスがかかって最悪「死着」という残念な形の到着となってしまいます。

温度管理や輸送中のストレスを考慮した配送を行っているかチェックしましょう。

ほかにも

  • 生体の管理をどのように行っているのか
  • 生体がいる環境の衛生面
  • キンクマハムスターの健康状態

が確認できないのもデメリットといえます。

購入者のレビューや評価を見て、信頼できるオンラインショップを探すことが重要です。

里親募集

キンクマハムスターをお迎えする方法として、里親募集の利用があります。

キンクマハムスターの里親を募集している場所には

  • インターネットのコミュニティサイト
  • 動物保護団体

があげられます。

インターネットのコミュニティサイトでは、事情があり飼育できなくなったペットの里親を募集しています。

ペットの画像とともに、飼えなくなった理由やペットの年齢、性別、性格などが記載されており、生体の確認ができなくても想像はしやすいでしょう。

また、コミュニティサイトが間に入って譲渡契約書を結び、金銭トラブルなどがないように多くのサイトが譲渡側と里親側両方に厳しいルールを設けています。

これらのルールはサイトによって異なるため、納得できるサイトを選ぶと安心でしょう。

動物保護団体でもハムスターの里親を募集していることがあります。

動物保護団体にもさまざまあるので、信頼できる保護団体からの譲渡を検討してください。

キンクマハムスターの飼い方

キンクマハムスターを飼うために、次のことに配慮する必要があります。

  • ケージ
  • 食事
  • 健康管理

病気がなく健康で生活するためにも、これらは大切なことです。

ひとつずつ解説していきます。

ケージの選び方とレイアウト

キンクマハムスターには、大きめのケージを用意してあげましょう。

大人になると体も大きくなり力も強くなるため、スペースを広めに設けることが大切です。

大きさの目安は

60㎝(幅)×45㎝(奥行)×30㎝(高さ)

がおすすめです。

レイアウトのポイントは、

  • 巣箱は奥の角に設置する
  • トイレは巣箱の対角線上
  • 給水器は巣箱とトイレ以外の空いている角側
  • 食器は給水器の近く(水が入らないよう注意)
  • 砂風呂は角

などがあげられます。

キンクマハムスターのケージに必要なもの

ハムスター用ケージの多くには、セットとして

  • 回し車
  • 食器
  • 給水器

が付属しています。

上記以外で飼い主さんが準備するものには次のようなものがあります。

  • 床材
  • 巣箱(ハウス)
  • トイレ
  • 砂風呂

床材には「」「木屑」「」などの種類があります。

多くのショップで使用されているのは「木屑」です。

においに強く吸収性があり、ハムスターが潜って遊べるので床材としては最適といえます。

まれに木屑でアレルギーが出る場合があり、そのときに使用されるのは「」です。

「紙の床材」として販売されているものもありますが、新聞紙やキッチンペーパー、使用しなくなった紙類でも代用できます。

」の床材は、野生のハムスターの生活をそのまま再現できます。

虫やカビの発生につながりやすいのが欠点ですが、最近ではバクテリアの働きで有機物質を分解し、カビや虫の発生を抑えるといった商品もあります。

バクテリアがフンや尿を分解して床替えの回数も減らせるので、試してみるのも良いでしょう。

トイレは、入れておくと覚えてくれるケースがあります。

犬のようにしつけで覚えてくれるわけではありませんが、覚えてくれると掃除が楽になるでしょう。

砂風呂は、キンクマハムスターが砂浴びをするものです。

身体を清潔にするだけでなくストレス発散にもなるため、入れておくことをおすすめします。

食事の管理方法

キンクマハムスターの主食はペレットです。

ペレットとは、キンクマハムスターに必要な栄養素をバランスよく配合されている固形のフードです。

1日1回体重の5~10%程度の量を与えましょう。

体重100gのゴールデンハムスターなら5~10gが目安です。

お皿にペレットがないとストレスを感じる子もいるため、気持ち多めに入れておくようにします。

ハムスターの食事といえばひまわりの種を思い浮かべるかもしれません。

しかし、ハムスターにとってカロリーが高いひまわりの種は、食べ過ぎると肥満につながるため注意が必要です。

また、ハムスターフードの中には、ペレットにひまわりの種やとうもろこしなどが混ざった「ミックスエサ」があります。

ミックスエサは、いろいろな種類の食べ物が混ざっているため一見栄養バランスが良いように見えますが、ほとんどのハムスターはひまわりの種など選んで食べます。

その結果栄養バランスは偏ってしまうため、ミックスエサよりもペレットを与えるほうが肥満にもなりにくく、健康状態を維持できるでしょう。

野菜や果物を与えてもいい?

キンクマハムスターに野菜をあげても大丈夫です。

ただしおやつは時々、量はほんの少しにします。

果物やチーズ、種などカロリーの高いものは2~3日に1回程、大きさも数ミリ角で与えましょう。

野菜は毎日与えてもいいのですが、水分量が多いため食べすぎると下痢をします

少しずつ、ハムスターの様子を見ながら量を調節しましょう。

また、与えて良い野菜とダメな野菜があるため注意が必要です。

与えていい野菜与えてはいけない野菜
・かぼちゃ
・にんじん
・ブロッコリー
・ブロッコリースプラウト
・とうもろこし
・キャベツ
・さつまいも
・サラダ菜
・大根の葉
・かぶの葉
・豆苗
・パプリカ(黄色)
・水菜
・小松菜
・トマト
・たまねぎなどのネギ類
・アボカド
・ニラ
・にんにく
・れんこん
・アスパラガス
・ごぼう
・芽キャベツ
・銀杏
・なす
・じゃがいも

与えてダメな野菜には毒素が含まれているため、与えると中毒症状を起こします。

野菜をあげる前にはキンクマハムスターが食べていい野菜かどうか、調べてから与えるようにしましょう。

健康管理とお世話のポイント

キンクマハムスターは清潔な環境で健康管理を行いましょう。

ただし、掃除のし過ぎはキンクマハムスターにとってストレスとなります。

お世話のポイントとしては、

  • 床材は1週間に1度、半分程度交換
  • ケージの丸洗いは1ヵ月に1回

です。

おしっこや給水器の水が落ちて床材が濡れている個所は、毎日部分的に交換しましょう。

1週間に1度交換する床材の量は基本的に半分ですが、悪臭がするほど汚れている場合には全部交換してください。

ちなみにうんちの掃除に関しては、1週間放置しても問題ありません。

ハムスターは食糞をする習性があるうえ糞自体それほどにおわないため、うんちの掃除は床材交換のタイミングで大丈夫です。

トイレの掃除は1日に1回、トイレをした箇所だけ交換します。

全部交換してしまうとにおいがなくなり、トイレをしなくなるため注意しましょう。

砂風呂でおしっこをしていないかも確認しておいてください。

おしっこをしているようならその部分だけ交換するか、砂が湿っているようなら全部交換しても構いません。

砂風呂は身体を清潔にするためにも必要なので、常にきれいな砂風呂を準備してあげましょう。

また、1ヵ月に1回はケージを丸ごと洗いましょう。

キンクマハムスターを別の場所に移動させてケージを洗った後、床材を全部交換します。

1ヵ月に1度程度なら、床材を全部交換してもハムスターのストレスをある程度抑えることはできます。

ケージを丸ごと洗ったらしっかり乾かして、キンクマハムスターを戻してください。

清潔な生活空間で、病気から守ってあげましょう。

キンクマハムスターにシャンプーは必要?

キンクマハムスターにシャンプーは必要ありません。

キンクマハムスターを含めたハムスターには、体温調整の機能が備わってないうえ、キンクマハムスターの原種であるゴールデンハムスターは乾燥地帯出身です。

そのため湿気に弱く、体が濡れると体温が低下して風邪を引いてしまいます

ハムスターは砂浴びや毛づくろいで病原菌から身を守っているので、特にシャンプーをしなくても清潔なのです。

生活環境の温度と湿度

温度/湿度適温と適切な湿度
温度20℃~26℃
湿度40%~60%

春・秋は、朝晩の冷え込みが激しいため寒暖差に注意しましょう。

は熱中症に気を付ける必要があります。

ケージの中には「ひんやりマット」や「大理石」などを置き、エアコンが効いた室内にケージを置いておきましょう。

冬場は保温対策が重要です。

キンクマハムスターなどのハムスターは飼育下では冬眠の準備ができていないため、仮死状態になりそのまま死んでしまうケースがあります。

そのため小動物用の暖房器具などを利用して、適温である20℃~26℃を保つようにしましょう。

湿度は、私たちが快適だと感じる湿度と同じ数値で大丈夫です。

ただし、冬場は加湿器などで加湿しすぎないよう注意が必要です。

キンクマハムスターの最適な生活環境は?

キンクマハムスターのケージを置く場所にも配慮しましょう。

最適な生活環境は

  • テレビや外の音がうるさくない
  • 寒暖差が大きくない
  • 直射日光が当たらない
  • エアコンの風が直接当たらない
  • 風通しが良い

場所です。

さらに壁際で足元より上にあると落ち着くでしょう。

これらを踏まえてNGな場所は「玄関」「台所」「窓際」です。

特に玄関にケージを設置する人が多くみられますが、人通りが多く温度管理ができない玄関はおすすめできません。

ケージのにおいと回し車の音が気になるからというのが、玄関にケージを置く多くの理由です。

キンクマハムスターを飼育する前には、においと音を考慮してケージの置き場所を考えたうえで検討しましょう。

キンクマハムスターの習性と行動

キンクマハムスターの習性と行動を理解しておきましょう。

ポイントとして下記のようなものがあります。

  • 夜行性の習慣
  • よくある行動と意味
  • コミュニケーションの取り方

ひとつずつ詳しく解説していくので、キンクマハムスターを理解する手がかかりにしてください。

夜行性の習性とその対策

キンクマハムスターは夜行性です。

昼間は寝て、私たちが寝静まった夜になると活発に動き始めます。

ハムスターの野生では、猛禽類や中型の捕食者から狙われないよう普段は土の中に穴を掘り、そこに自分の排泄場所や食料の貯蔵庫を作って暮らしています。

貯蔵庫の餌を貯めるためには、穴から野外に出て食べ物を探す必要があります。

捕食されないよう夜に野外に出ますが、夜でも視界が見えるような捕食者は多いため、できるだけ短時間に餌を探すため俊敏に動きます。

キンクマハムスターが夜に活動的になるのは、こうした野性的な行動からくるものです。

一方で、キンクマハムスターの夜中の騒音問題があげられます。

多く耳にするのが

  • 回し車
  • 穴を掘る
  • ケージを噛む

などの音で眠れないといった悩みです。

特に夜は静かなため、余計に音が響きます。

それぞれの対策として下記のようなものがあげられます。

回し車の騒音対策

回し車の対策として、静音設計のものを使用すると良いでしょう。

針金状のシンプルで安いタイプだと金属音が響くため、プラスチック製の騒音対策が施されたタイプがおすすめです。

穴を掘る音の対策

夜中に地面を掘るゴソゴソ音が気になるようであれば、床材を変えてみましょう。

最も静かなのは、木を削ったタイプの花かつおのような床材です。

素材が杉のものだとキンクマハムスターの皮膚にあまりよくないため、広葉樹を選びましょう。

ホームセンターなどでも販売されており、手軽に手に入れることができます。

ケージをかじる音対策

ケージが金属製の金網状のものだと、金網部分をかじってしまう場合があります。

ほかにもケージ内の物をかじるケースがみられます。

原因は餌も含めて与える食べ物が柔らかいためです。

対策として、餌で少し固いものに慣れさせておくと良いでしょう。

また、プラスチック製で接合部の無いタイプの専用ケージに変更するのも方法の一つです。

キンクマハムスターは夜行性のため、飼育している限り無音というわけにはいきません。

夜行性という習性を理解したうえで飼育することが重要です。

よくある行動とその意味

キンクマハムスターによくみられる行動とその意味には、下記のようなものがあります。

行動意味
毛づくろいリラックスしている(緊張状態や病気などの場合もある)
ひっくり返る驚いた時、怒った時、しりもち、匂いつけ、脳や耳の病気など
耳を立てて、キョロキョロする周囲に敵がいないか警戒している
背中を見せる飼い主の視線を恐れている
フンを食べるフンの中の炭水化物を取っている
指を噛むお腹がすいている、嫌がっている、ストレス
指を舐める汗などを舐めとっている、懐いている
体を伸ばして寝そべる夏場に多くみられ、暑がっている
お腹を見せる安心しきっている
巣箱から出てこない体調が悪い可能性

怖がっていたり怒っている仕草に心当たりがあるならば、少し距離を置いてそっとしておきます。

まずは、環境や飼い主さんの存在に慣れてもらいましょう。

ほかにも、暑がっていたり体調の変化に気づいて適切な対応を行うことが重要です。

コミュニケーションと慣れさせ方

キンクマハムスターとコミュニケーションを取るためにも、ゆっくりと関係性を築いていきましょう。

慣れさせる方法は次の3つです。

  1. 飼い始めはそっと見守る
  2. 名前を呼んでおやつを与える
  3. 手のひらに誘導する

1.飼い始めはそっと見守る

キンクマハムスターをお迎えしてすぐにでもコミュニケーションを取りたいところですが、焦りは禁物です。

7~10日間程度は、そっとしておいて場所と環境に慣れさせましょう。

その間、ケージの掃除も控えてください。

2.名前を呼んでおやつを与える

環境に慣れてきたら、おやつを与えましょう。

名前を呼んで、おやつを巣箱の近くに置いてください。

最初は人の気配を察知して巣箱から出てこないと考えられるため、おやつを置いたら食べやすいようその場を離れましょう。

根気よく続けると「自分の名前」=「おいしいおやつ」と結び付けられ、名前を呼ぶと巣箱から出てきてくれるようになります。

3.手のひらに誘導する

名前を呼んで巣箱から出てくるようになったら、手のひらに慣れさせましょう。

まずはケージの中に手を入れておき、名前を呼んで出てきてもらいます。

おやつを手に乗せて、手のひらの上で食べさせましょう。

食べ終わっても手を動かさず、手のにおいを嗅がせてください。

食べ終わったらそっと背中を撫でて、触れ合いにも慣れさせます。

時間をかけて繰り返すとやがて人の手に慣れ、自主的に手のひらに乗ってきてくれるようになります。

キンクマハムスターの繁殖について

キンクマハムスターを飼育していると、「この子の子供も可愛いんだろうな」と思うでしょう。

キンクマハムスターの繁殖は特別難しくはありません。

繁殖はポイントと注意点を押さえて行いましょう。

それぞれ解説するので参考にしてください。

繁殖の準備と注意点

キンクマハムスターを繁殖させるためには、次の準備が必要です。

  • ケージの準備
  • 里親

キンクマハムスターの繁殖は難しくありませんが、準備と里親探しは手間がかかるでしょう。

どちらも用意ができたうえで繁殖を行ってください。

できない場合は繁殖を行うべきではありません

望まれない子供を増やさないためにも、これらの準備はしっかりとしておきましょう。

ケージの準備

ケージはオスとメスそれぞれのケージにくわえて、「生まれてくる赤ちゃんハムスター」の数だけ準備しましょう。

メス用のケージは大きめのものを用意し、赤ちゃんが生まれても手狭にならないように配慮します。

ちなみにメスの妊娠・出産時、オスはメスと別のケージに分けます。

オスと赤ちゃんを一緒にしておくと、攻撃したり子供を食べたりする危険があるためです。

赤ちゃんの面倒を見てくれるオスもいますが、別にしておいた方が安心でしょう。

赤ちゃんが生後1カ月になると親離れが始まるので、一匹ずつケージが必要になります。

キンクマハムスターは基本的に単独で生活するため、たとえ血がつながった親族であろうとケンカをしてしまいます。

ケンカを予防するためにも、子供用のケージを子供の数だけ準備しなければいけません。

ケガが原因で死んでしまうケースがあるため、必ず一匹ずつ別々に飼育しましょう。

里親

キンクマハムスターは一度に6~10匹程度の赤ちゃんを産みます。

それぞれ別のケージで管理することを考えると、全ての赤ちゃんハムスターを飼育するのはブリーダーでない限り厳しいでしょう。

そのため、前もって里親を探す方法を検討しておくことをおすすめします。

里親を探す方法としては、

  • コミュニティサイトに登録
  • 知り合いに声をかけておく

などがあります。

また、生まれた赤ちゃんが必ずしも健康であるとは限らず、先天的に異常が見られるケースがあります。

ほかにも「里親が見つからなかった」「予定の里親がキャンセルとなった」など、里親に譲れない場合があります。

これらの事態を想定しておき、もし赤ちゃんが残っても飼育できるようにしておきましょう。

繁殖過程と子育て

キンクマハムスターの繁殖過程は次の通りです。

  1. メスが繁殖期に入るのを待つ
  2. メスをオスのケージに入れる
  3. 妊娠・出産
  4. 子育て開始

飼い主さんができることは、オスとメスを同じケージに入れて交配が終わったら戻すだけです。

後はキンクマハムスターに任せておけば、出産も子育ても上手にしてくれます。

気になるかもしれませんが、あまり覗き過ぎないことが成功の秘訣です。

繁殖過程①:メスが繁殖期に入るのを待つ

メスはおよそ4日ごとに繁殖期に入ります。

メスが繁殖期に入ると、生殖器から半透明の液体を出すようになります。

さらに発情期の間、メスの背中を触ると猫のように腰を上げるしぐさが見られるので分かりやすいでしょう。

オスはメスのフェロモンを感じて繁殖期に入ります。

繁殖させる前にオスとメス2つのケージを数日間並べて置いておくとお互いの存在に慣れて、フェロモンが出やすい環境になると考えられます。

メスが繁殖期でないタイミングで繁殖させようとすると、オスを攻撃してしまい危険です。

メスが繁殖期に入ったことを確認してから繁殖を行いましょう。

繁殖過程②:メスをオスのケージに入れる

メスをオスのケージに入れて交尾を促します。

逆にメスのケージにオスを入れてしまうと、メスが攻撃をするので間違えないようにしましょう。

同じケージに入れるタイミングは、夜行性動物なことから早朝がおすすめです。

1時間程度様子を見ながら、ケンカをするようであればメスを元のケージに戻します。

オスがメスの上に乗ったら成功です。

交尾は30分~1時間ほど続きます。

交尾が終わったらケンカをすることがあるので、メスをケージに戻しましょう。

ケンカを始めて交尾ができなかったら、再チャレンジは後日行います。

それでもうまくいかずに発情期を逃した時は、数日後また発情期に戻るまで待ちましょう。

繁殖過程③:妊娠・出産

キンクマハムスターのメスが妊娠に成功すると、翌日に生殖器に「膣栓」と呼ばれる白い液体がついています。

膣栓があると、ほぼ100%の確率で妊娠が成功です。

数日もすればお腹が大きくなるでしょう。

キンクマハムスターの妊娠期間は2~3週間です。

その間、お母さんハムスターを雑に持ち上げたりすることは避け、そっとしておきましょう。

元気な赤ちゃんを出産するためにも

  • ケージは2階建てを避け、高さのあるものを撤去しておく
  • 床材を多めに敷いておく
  • 赤ちゃんが入るくらいの巣箱を置く
  • エサをたくさん入れておく

などに配慮しましょう。

ストレスを感じさせないよう、騒音がなく、人目がつかない場所にケージを置いておくことも重要です。

お母さんハムスターが巣箱にたくさんの床材を詰め込んで、巣作りを始めたら出産の合図です。

出産直前のハムスターはとても神経質で、人が近づくと強いストレスを感じます。

水換えや餌やりなどはそっと行い、必要以上に覗かないようにします。

この状態から3日ほどすると、巣箱に赤ちゃんが生まれているでしょう。

繁殖過程④:子育て開始

赤ちゃんが生まれていたら、キンクマハムスターの子育て開始です。

飼い主さんは次のことに注意しましょう。

  • 決して赤ちゃんを触らない
  • 3週間は干渉せず、ケージの掃除もしない
  • 温度は高め

生まれたばかりの赤ちゃんを触って自分以外のにおいが付いてしまうと、お母さんハムスターは子食いをしてしまいます。

もし赤ちゃんハムスターが一匹だけ取り残されていたら、お母さんが連れ戻しに来るかもしれないので、10分ほど様子を見ましょう。

10分経っても連れ戻す気配がなかったら、トイレ砂を掃除しているスコップや床材でお母さんの匂いを付けたスプーンなどで床材ごとすくって、巣箱に近くに戻します。

お母さんハムスター以外の匂いを絶対付けないよう注意してください。

近くに寄せておけばお母さんハムスターが気づくので、無理に巣箱の中に戻す必要はありません。

キンクマハムスターに任せて、極力手を加えないことが重要です。

また、ケージの掃除も赤ちゃんハムスターがある程度大きくなるまでは避けましょう。

この時期に掃除などでストレスを与えてしまうと、赤ちゃんを殺したり食べたりする恐れがあります。

最低限のお世話として1日に1回エサと水替えを、大きな音を立てないよう慎重に行いましょう。

さらに育児に最適な温度は、22℃~26℃と普段の適温より少し高めです。

赤ちゃんハムスターが巣箱からはぐれてしまうことを考えて、ケージ全体を温めるようにしましょう。

夏場は高温になりすぎず冬場は低温にならないよう、エアコンや保温器具で適温になるよう調節してください。

キンクマハムスターがかかりやすい病気

キンクマハムスターの平均寿命は2歳~3歳です。

小型のハムスターよりも長生きするとされています。

キンクマハムスターに長生きしてもらうためにも、かかりやすい病気を知っておきましょう。

キンクマハムスターがかかりやすい病気には次のようなものがあげられます。

  • 皮膚疾患
  • 悪性腫瘍
  • 不正咬合
  • 生殖器疾患

かかりやすい病気を知っておくと、早期発見・早期治療に繋がります。

症状も解説しているので、キンクマハムスターの長寿に役立ててください。

皮膚疾患

キンクマハムスターの皮膚疾患には、「ニキビダニ症」「真菌性皮膚炎」「アレルギー性皮膚炎」などがあげられます。

下記の症状が見られたら、動物病院で診てもらいましょう。そのうえで必要な対策は下記の通りです。

ニキビダニ症症状脱毛と痒み
原因もともと皮膚に住み着いていたニキビダニが、免疫力の低下とともに繁殖する
対策元気な子であれば発症しないので、ケージを清潔に保ちしっかりと餌を与える
真菌性皮膚炎症状脱毛やかゆみ、白いフケ
原因ケージの湿度が高くなり、皮膚にカビが繁殖する
対策尿や飲み水で湿った床材はこまめに交換する
アレルギー性皮膚炎症状脱毛や皮膚の赤み、くしゃみ
原因床材や食べ物に対するアレルギー反応
対策アレルギーになるものを特定して、与えないようにする

ほとんどの皮膚疾患では、脱毛や皮膚のかゆみがみられます。

飼い主さんでも分かりやすい症状なため、異常が見られたら獣医師に相談しましょう。

腫瘍

キンクマハムスターにできるしこりを総称して「腫瘍」といいます。

皮下に膿が溜まったものが膿瘍、いわゆる「がん」と呼ばれるものです。

腫瘤ができやすい場所は

  • おなか
  • ほお袋
  • 足のつけ根
  • 生殖器

などです。

原因は食事、ホルモンバランス、環境、遺伝またはウイルス感染などさまざまです。

さらに悪性腫瘍(がん)の発生率は、1歳半から2歳程度の高齢になると増加します。

一方で、キンクマハムスターを含むゴールデンハムスター種は、1歳未満の若年齢でも造血器系の腫瘍であるリンパ腫が多いとされているため注意が必要です。

腫瘍は予防が難しい病気なので、日ごろのスキンシップで早期発見を心掛け、しこりを見つけたら小さくてもすぐに病院へ行くようにしましょう。

不正咬合

「不正咬合」とは、歯が正常にかみ合わない状態を指します。

キンクマハムスターの歯は伸び続けますが、固い食事を摂ることで削れて適切な長さを維持できます。

一方で、普段の食事が柔らかかったり硬いものを噛む機会がないと前歯が伸びてしまい、不正咬合の原因となります。

ほかにもケージをかじる癖があったり、やわらかいものばかり食べていたりすると発症しやすいとされています。

症状としては、歯がかみ合わないため口の中が傷ついたり、ご飯を食べることができなくなるなどがみられます。

動物病院での治療方法は、麻酔をかけて伸びすぎた前歯を適切な長さにカットします。

やわらかいペレットばかり与えていると不正咬合の原因になるので、普段の食事はかたいペレットを選びましょう。

生殖器疾患

ハムスターの生殖器疾患には、

  • オスは精巣炎や精巣腫瘍
  • メスは卵巣子宮系の疾病

があげられます。

どちらもホルモンバランスの乱れや、細菌感染などが原因です。

症状としてオスの場合は片方の睾丸だけ急激に大きくなったり、メスの場合は陰部からの出血や化膿などがみられたりします。

異常を感じたら動物病院で治療を受けましょう。

キンクマハムスターのペット保険加入の重要性

ハムスターなどの小動物でも、ペット保険に加入できるのを知らない人は多いでしょう。

キンクマハムスターは犬や猫に比べると飼う手間も少なく、通院時の検査や診療費なども比較的安価に抑えられます。

しかし、どれだけきちんと面倒を見ていても病気にかかってしまうリスクはあり、病状によっては手術費などが膨らむことも考えられます。

そのような時に役立つのがペット保険です。

ペット保険に加入しておくと治療費の一部が補償され、負担を軽くしてくれます。

ペット保険に加入していなければ、診療費によっては治療を断念することもあるでしょう。

そんなペットのもしもの時のためにも、保険の加入は重要です。

ペット保険がカバーする内容

小動物のペット保険がカバーする内容は、通院・入院・手術です。

ただし治療内容によっては保険金が支払われないケースがあるので注意しましょう。

全てのペット保険で保険金が下りない治療は、「予防治療」です。

予防治療とは「病気にかからないように予防する医療」のことで、爪切りや耳掃除、歯切りなどが当てはまります。

また歯切りを含めた歯科治療に関しては

  • 口の中をケガしたなど、治療のための歯科治療であれば補償対象
  • 歯科治療全般が対象外

など、保険会社によって異なります。

特にキンクマハムスターは不正咬合になりやすいため、歯科治療が補償対象になっているか確認しておきましょう。

ペット保険加入のメリットと注意点

ペット保険に加入するメリットは、

  • 通院や手術にかかる金銭的な負担を軽減できる
  • 動物病院を受診しやすくなり、早期発見につながる

ことです。

もしキンクマハムスターが病気にかかった時、加入するペット保険によって異なるものの、ある程度の補償が受けられます。

大きな手術になっても、金銭的な負担は補償で軽減されるため安心でしょう。

また、ペット保険に加入していると、その安心感から動物病院を受診しやすくなるといったメリットがあります。

ちょっとした以上でも動物病院に連れて行くようになるため病気の早期発見につながります。

ペット保険の注意点

一方で、加入する際の注意点は「各保険会社の補償内容」です。

補償割合や支払限度額・回数など保険商品によって異なるため、キンクマハムスターが治療を行うのに十分かどうかを確認して検討しましょう。

キンクマハムスターの一般的な治療費は比較的安価で抑えることができます。

重要なのは「手術などの高額な治療費に備えられるかどうか」なので、手術や入院の支払限度額と回数を重点的に確認しておいてください。

満足な治療を受けさせるためにも、限度額を知っておくことは大切です。

キンクマハムスターの寿命と老化

キンクマハムスターの平均寿命は2~3年です。

キンクマハムスターの心拍数や呼吸数は、人の6倍だといわれています。

つまりハムスターにとっての1日は、人間でいう6日分に値します。

そんなキンクマハムスターは、1歳半以降からシニア期になります。

個体差がありますが、老化のサインが見られるのもこの年齢あたりからです。

多くみられるサインは

  • 毛のツヤがなくなる(毛が抜ける)
  • 回し車を使わなくなる
  • 寝ている時間が長くなる
  • 歯のトラブルが起こる
  • 目が白っぽくなる

などです。

老化にともないあまり身体を動かさなくなり、寝る時間が増えてきます。

不正咬合などの歯のトラブルが増えるのもこの時期です。

白内障で目が白っぽく見えることもあります。

キンクマハムスターに高齢のサインが見られたら、症状に合わせたケアを行いましょう。

高齢期に必要なケア

高齢期に必要なケアは、次の4つです。

  1. エサを工夫して食べやすくする
  2. ケージの段差をなくす
  3. ストレスがない清潔な環境
  4. 温度管理に注意

①エサを工夫して食べやすくする

不正咬合で歯が欠けたり噛む力が弱くなったシニアのハムスターには、柔らかくて食べやすいエサに変えてあげましょう。

ペレットをふやかしたり柔らかく茹でた根菜を与えるなど、食べられるように工夫することが大切です。

②ケージの段差をなくす

人間同様キンクマハムスターも、年齢を重ねると足腰が弱くなります。

特に2階建てハウスだと落下して危険なため、段差をなくしたケージに変更することをおすすめします。

③ストレスがない清潔な環境

シニア期のキンクマハムスターにとって、ストレスがない清潔な環境は重要です。

騒音などがストレスとなったり不衛生な環境は、体調を崩す原因のひとつとなります。

当てはまるようなら環境を見直して、定期的な掃除で清潔なケージを保ちましょう。

④温度管理に注意

快適な環境は、ケージ内の温度にも注意が必要です。

シニアになると体力が落ち、ちょっとした温度変化でも体調を崩すようになります。

そのため、キンクマハムスターのケージが常に適温であるように気を付けましょう。

特にシニアは、温度を少し高めに設定する方が健康的に過ごせます。

キンクマハムスターの様子を見ながら、その子に合った温度にしましょう。

キンクマハムスターを飼う際の注意点

キンクマハムスターを飼う際の注意点は次の通りです。

  • 家族との相性とアレルギー
  • ペットショップでの購入時の注意点

キンクマハムスターを飼う前に確認しておいてください。

家族との相性とアレルギー

家族とキンクマハムスターの相性は大切です。

特に家族にハムスターアレルギーがないか、注意しましょう。

ハムスターを飼育する家庭が増えているのと同時に、ハムスターアレルギーを発症する人が増えています。

症状には

  • 息苦しい感じ
  • くしゃみ、鼻水
  • 目のかゆみ

などがあります。

特にハムスターアレルギーは、犬猫アレルギーと比べても気管支ぜんそくになりやすいといわれています。

ハムスターを飼ってから初めて気管支ぜんそくになる人もいれば、気管支ぜんそくのある人がハムスターを飼うことでぜんそくが悪化するケースもみられます。

そのため、家族の中にもともと気管支ぜんそく持ちの人がいる場合には注意が必要です。

また、ハムスターアレルギーの人がハムスターに噛まれると、アナフィラキシーショックになる場合があります。

アナフィラキシーショックは短時間で呼吸困難、意識障害、急激な血圧低下などを引き起こし、最悪の場合は心肺停止に至ることもあるので非常に危険です。

家族がハムスターアレルギーを発症した際には、アレルギーの治療を行うと同時に、極力ハムスターに接触しないようにしましょう。

ハムスターは限定された空間で飼育し、広範囲にアレルゲンが広がることを防ぐ工夫をします。

飼育前にはアレルギー検査を行っておくと安心です。

アレルギー検査を受ける際は、ハムスターだけではなく飼育に必要になるチップ(樹木)やエサ(リンゴ、バナナ、ナッツなど)など、アレルゲンになりうる項目についても検査を受けておことをおすすめします。

飼育途中で手放すようなことにならないよう、家族との相性をしっかり確認しておくことが重要です。

ペットショップでの購入時の注意点

ペットショップで購入する際には、できれば夕方以降に訪れましょう。

キンクマハムスターは夜行性のため、活動を始める17時以降がおすすめです。

閉店時間を確認しておき、1時間以上余裕を持ってショップを訪れてください。

また、キンクマハムスターを選ぶ際には、ショップスタッフにハムスターの性格を聞いてみましょう。

お世話をしているスタッフなら、キンクマハムスターの個々の性格が分かるはずです。

怒りっぽい、人慣れしている、おっとりしているなど個体差があるため、一匹ずつ聞いてみて好みのキンクマハムスターを選びましょう。

キンクマハムスターの楽しみ方とおもちゃ

かわいいキンクマハムスターを飼育し始めたのなら、一緒に楽しみたいですよね。

ここからは

  • キンクマハムスターが喜ぶおもちゃ
  • キンクマハムスターとのスキンシップ

を紹介します。

キンクマハムスターが喜ぶおもちゃ

キンクマハムスターのおもちゃとしておすすめなのは、

  • トンネルやパイプ
  • 迷路型の巣箱
  • ランナーボール

です。

キンクマハムスターは狭いところが好きで落ち着くので、トンネルやパイプなどは好んで入るでしょう。

キンクマハムスターが気に入ると、中に床材を詰め込んで落ち着く様子も見れます。

また、巣箱には迷路型になった巣箱があります。

その名の通り迷路のようになっており、素材も木でできてるためかじっても安全です。

ランナーボールとは、キンクマハムスターが中に入って好きな場所に移動できるプラスチックのボールです。

運動不足解消にちょうど良いでしょう。

どのグッズも楽しむキンクマハムスターを見ることができ、飼い主さんも癒されること間違いなしです。

キンクマハムスターとのスキンシップ

キンクマハムスターとのスキンシップは2つの方法を試してみましょう。

  • おやつを手渡し
  • 手乗りに挑戦

最初はおやつを手渡しして、手に慣れさせましょう。

食べてくれたら飼い主さんの匂いも覚えてくれます。

もし逃げてしまったら怖がっている証拠です。

無理に受け取らせようとすると逆効果になるのでやめましょう。

何度かチャレンジしているうちに警戒心が薄れ、手からおやつを受け取ってくれるようになるのであきらめないでください。

手からおやつを受け取るようになったら、手乗りに挑戦です。

ケージの中にそっと手を置いて、キンクマハムスターが乗ってくるまで待ちましょう。

ハムスターはもともと簡単には飼い主になつかない生き物なので、気長にコミュニケーションを取ることが重要です。

よくある質問

キンクマハムスターの飼育方法で大切なことは何ですか?

キンクマハムスターの飼育方法で大切なのは、「飼育環境」と「温度」だと考えられます。静かで落ち着ける環境を提供してあげましょう。壁際である程度の高さがあり、テレビから離れていると良いでしょう。また、キンクマハムスターの適温は20℃~26℃です。夏は暑すぎず冬は寒くなりすぎないよう、エアコンや小動物用の暖房器具で調節しましょう。

キンクマハムスターとジャンガリアンハムスターの違いは?

キンクマハムスターとジャンガリアンハムスターの違いは、体長で言えばキンクマハムスターがはるかに大きめです。ほかにも、性格や平均寿命なども異なります。キンクマハムスターはおっとりした子が多くなつきやすいため、初心者におすすめです。一方ジャンガリアンハムスターは、活発で好奇心旺盛な傾向があります。なつきやすさはキンクマハムスターが上ですが、ジャンガリアンハムスターも比較的なつきやすく飼いやすいといわれています。

ペット保険は必要?

ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。

もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

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【キンクマハムスターの飼い方とは?飼育方法やかかりやすい病気も解説】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

  • キンクマハムスターの飼い方
  • キンクマハムスターの特徴
  • キンクマハムスターがかかりやすい病気

について解説してきました。

キンクマハムスターは初心者におすすめです。

性格は穏やかでなつきやすく、飼い主さんは癒されるでしょう。

キンクマハムスターがかかりやすい病気に注意して、長寿を目指してください。

ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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