アニコムで補償の対象外になる病気や対象外項目を徹底解説！

アニコムとは

アニコム損保はペット保険シェアNo.１を誇る国内最大手のペット保険です。※シェアは各社の2021年の契約件数から算出。（㈱）富士経済発行「2022年ペット関連市場マーケティング総覧」調査

現在、契約件数は100万件を突破し、シェア率は50％を超えるといわれています。

保険商品としては「ふぁみりい」「ぷち」「しにあ」の3つがあり、手術・入院に特化した商品やシニア向けの商品など充実した保険があります。

また、犬や猫以外にもうさぎやフェレット、鳥なども加入できる保険も販売しています。

アニコム損保と他社との大きな違いは「保険証が発行され、窓口精算が可能」なところです。

この保険証を対応している動物病院に提示すれば、その場で保険金を差し引いた支払いが可能です。

多くのペット保険は窓口で一度全額支払った後に保険会社に請求することになるのですが、アニコム損保ではその手間をかけずに保険を利用できます。※条件により、直接アニコム損保へご請求いただく場合があります。

また、「どうぶつ健康保険証」にはご登録いただいたどうぶつさんの写真が掲載され、更新毎に毎年発行されます。

更新時には写真の変更が可能で、わが子の成長の証としても人気です。

【アニコム損保の対象外】待機期間に注意

アニコム損保では加入したらすぐに保険の利用ができるわけではなく、保険利用開始まで時間がかかる待期期間が設けられています。

病気は保険加入から30日間の待期期間があり、待機期間中に発症した病気は待期期間が終了した後も補償の対象外となります。保険利用が可能になるのは31日目以降に発症した病気です。

ただし、ケガに関しては待期期間がありません。しかし、動物病院の窓口精算はできず、後日アニコム損保へ請求する形になります。

 

【アニコム損保の対象外】予防目的の検査やワクチン費用

また、予防接種で予防できる感染症にかかった場合も保険対象外です。

 

健康診断は無料で受けられることも

健康診断など健康な状態で行う検査はアニコム損保含む全てのペット保険で対象外です。

しかし、アニコム損保には「どうぶつ健活」があります。これはペットの腸内フローラ測定が無料で受けられるものです。

ペットの腸内フローラと病気の関係に関する研究はまだ数少ないのですが、アニコム損保では約30,000頭の分析を行ってきたことで判明した独自の病気との関係値を作成しており、ペットの病気のリスクを判断しています。

この予防サービスはアニコム損保独自のサービスであり、他社のペット保険で予防サービスを行っているところはありません。

※腸内フローラ測定は「どうぶつ健保ふぁみりぃ」「どうぶつ健保しにあ」のみとなります。

アニコム損保では補償の対象のもの

他社のペット保険ではペットがよくかかる病気であっても対象外になっていることがあります。しかし、アニコム損保では以下の病気は補償の対象です。

 

パテラ

パテラという病名は通称で、正式には「膝蓋骨脱臼（しつがいこつだっきゅう）」と言います。この病気は膝にあるお皿のような骨である膝蓋骨が外れてしまう病気です。

これは小型犬や中型犬がかかりやすい病気なのですが、現状根本的な治療方法が確立されていません。そのため一度罹患してしまうと一生付き合うことが多いです。

 

椎間板ヘルニア

脊髄にある骨と骨の間でクッションの役割をしているのが椎間板です。この椎間板が変形して神経を圧迫することで発症するのが椎間板ヘルニアです。

小型犬や中型犬がかかりやすいのですが、加齢により発症することもあるため、大型犬や猫でもかかる可能性があります。

 

歯周病

歯についた歯垢（しこう）の細菌が繁殖することにより歯肉炎や歯周炎を発症することをまとめて「歯周病」と言います。犬や猫の歯の病気の中では最も多いといわれています。

米国獣医歯科学会では3歳以上の猫の70％、犬の80％以上が歯周病を発症していると言われています。しかし、この病気はペットに対して日々デンタルケアを行っていれば防げる病気です。

 

がん

ペットの寿命が伸びてきたことで、がんにかかるペットも増えてきています。実際、犬の1/2、猫の1/3ががんで亡くなると言われ、現在はペットの死亡原因のトップと言われるほどです。

がんは体の様々な場所で発生し、手術などで取り除いても再発や転移することもあります。

 

外耳炎

耳の入り口から鼓膜の間で炎症が起きる病気のことで急性と慢性の2種類があります。外耳炎にかかる原因は寄生虫やアレルギーなどさまざまありますが、細菌や真菌によるものが多いです。

耳の垂れている種類や耳の周りに毛が生えている種類が特にかかりやすいとされています。

 

てんかん

全身のけいれんや意識障害などを発作的に繰り返す脳疾患です。発作は大きなものから小さなものまであります。発作の間隔もまちまちになることが多いです。

脳疾患であること以外てんかんになる原因はわかっていないため、薬で発作の回数を抑えることになります。

特にチワワ等の小型犬や大型犬がかかりやすいとされています。

 

股関節形成不全

股関節が変形することで炎症を起こす病気で発症する病気で、特に大型犬がかかりやすいとされています。

この病気の70％は遺伝的な要因であるとされていますが、30％は激しい運動や肥満など関節に負荷がかかる環境要因で発症します。

補足：保険更新時に補償の対象外になるって？

ペット保険は1年更新ですが保険会社によっては当年に保険金の支払い対象となった慢性疾患等の傷病が、翌年度更新時にほ補償されないケースがあります。

補償の対象だったはずが、ある年から支払われないと悲惨です。この点にも注意が必要です。ちなみにアニコム損保の場合、このようなケースはなく終身で対象となります。

 

アニコム損保の口コミや評判

ペット保険に加入するときには多くの方が口コミや評判を気にするのではないでしょうか。

アニコム損保は日本のペット保険シェアNo.1と言われるだけあり、さまざまな評判があります。

よくある質問

アニコム損保では保険証を忘れたり動物病院が対応していない場合はどうすればよい？

アニコム損保に対応している病院はどうやって調べればよい？

【アニコム損保で対象外になる病気やケガはある？保険利用基準を理解しよう】まとめ

アニコム損保のメリットは

アニコム損保はこんな方におすすめ

アニコム損保の大きなメリットは「動物病院の窓口精算」です。ですのでこんな方におすすめできます。

アニコム損保をご検討しているかたへ

ここではアニコム損保で補償の対象外になる病気やケガについて詳しく解説していきました。

ペット保険に加入する際には、その保険の特長やメリットだけでなくデメリットや注意点に関してもしっかり理解し、納得したうえで加入することが大事です。

メリットや特長についてもっと知りたい、という場合には一度資料請求をしてみることを強くおすすめします。

デメリットや注意点に関しては、口コミなどを参考にしながら重要事項説明書、約款をしっかり確認することが大事です。