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ペット保険に入ると後悔する?保険の必要性や加入時の注意点を紹介

2023年8月24日

ペット保険 比較

 
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ペット保険と調べると「後悔」というワードが出てきて不安になっている人もいるのではないでしょうか。ペット保険の必要性や入って後悔した人、入らないで後悔している人たちの声を紹介します。
最近はペットを購入すると同時にペット保険へ加入する人も多いようですが、「勧められるがままにペット保険に入ったけど、必要性がいまいちわからない」「ペットが若いうちは病気をあまりしないので必要なさそう」と思っている人もいるのではないしょうか。
あるペット保険に関する調査では、4人に1人がペット保険に入って後悔しているとの結果が出ています。
もしもの時のために心強い存在なはずのペット保険ですが、なぜ加入後に後悔している人がいるのでしょうか?

この記事では

・ペット保険の加入率
・ペットの年間治療費
・ペット保険の補償内容
・ペット保険がおすすめな人
・ペット保険に加入するときの注意点
・ペット保険に入らず後悔するケース
について解説します。
最後までお読みいただければ、「ペット保険の必要性や入らず後悔するケース」などがわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。


 

そもそもペット保険ってどんなもの?

ペットを飼う人が年々増加し、それに伴いペット保険に加入する人も増えていますが、そもそもペット保険とはどんなものなのでしょうか?

これからペット保険へ加入しようか迷っている人は、ペット保険について詳しく知っておくと安心です。

ここでは、ペット保険の加入率や補償内容などについて解説します。

 

日本のペット保険加入率

アニコムグループが行った調査によると、日本のペット保険加入率は16.4%という結果が出ています。客観的に見ると、2022年現在のペット保険の加入率はおおよそ12~16%と推測されます。

先進国の中でも日本のペット保険加入率は低く、その理由としてペット保険の歴史が浅いことがあげられます。

日本でペット保険が誕生したのは1995年なので25年の歴史しかなく、その歴史の浅さがペット保険の浸透が遅れている原因だと考えられるでしょう。

しかし、同調査によると2016年からペット保険加入率は7.7~16.4%の推移で年々上昇していることがわかっています。

そのため、今後も徐々にペット保険加入率が上がっていくと考えられるでしょう。

参考:アニコムグループ「中期経営計画2022-2024

高齢化するほど増えるペットの年間治療費

ペットも人間と同様に、高齢になればなるほど身体のあちこちに不調が出てきます。

近年は飼育環境やフードの品質向上により、ペットの平均寿命が昔よりもかなり長くなっていますが、健康に長生きできるかはまた別のお話。

シニア期に入ってから通院が必要な病気にかかり毎月数万円が治療費としてかかる場合や、骨折や白内障などの手術が必要な病気にかかり10~30万円の大金が一気に出ていく可能性も…。

ペットの寿命が伸びるのは飼い主として嬉しいことですが、ペットにもしものことがあった時に十分な治療をしてあげられるだけの備え(お金)が必要です。

 

ペットの健康維持にかかる費用

ペットが健康的に生きていくためには、毎年の狂犬病ワクチンやそのほかの予防接種、健康診断などが必要です。

また、ペットになにか異変があった時は、すぐに動物病院を診察して病気の早期発見・治療をするのが健康維持にはとても大切なことです。

アニコム損害保険株式会社が行った調査によると、ペットのための健康維持にかけた年間総額は、犬が354,572円、猫が169,247円という結果になりました。※ペット用品代やペットホテル代なども含まれる

上記はあくまでも平均で、ペットの健康を思って良いフードを与えたり、サプリメントを与えたりすればさらに年間総額は跳ね上がります。

 

ペット保険の補償内容は?

ペット保険と一口に言っても、販売会社によって補償内容はさまざまです。

下記は、一般的なペット保険会社の補償内容をまとめたものです。

・フルカバー型…通院から入院、手術費用の一部を補償
・特化型…入院+手術のみ、がんのみなど、特定の病気の治療費を一部または全額補償
多くのペット保険会社では、フルカバー型と特化型の2種類を取り扱っており、補償割合は50~100%となっています。
ただし、ペット保険会社によっては補償される病気が異なるため、事前に公式HPや 重要事項説明書などをしっかりと確認するのが重要です。
事前に補償対象となる疾病を確認しないで加入し、ペットが病気になったときに「この病気は補償の対象外です」と言われ、保険金が降りないケースも少なくありません。
こういったケースがあるから、「ペット保険に加入して後悔した」と答える人が一定数いるのだとも考えられます。

ペット保険が必要なのはどんなとき?

いざという時に役に立つのがペット保険です。

ここでは、ペット保険がおすすめな人や、加入時の注意点、加入して後悔するパターンを紹介します。

 

ペット保険はこんな人におすすめ

ペット保険がおすすめな人を下記にまとめました。

・パテラ等になりやすい小型犬や猫種を飼っている人
・がん等の慢性疾患になりやすい犬種・猫種を飼っている人
・高齢のペットを飼っている人
・万が一に備えておきたい人
・まとまった治療費を捻出するのが難しい人

ペット保険は、特定の病気にかかりやすいとされている犬種・猫種を飼っている人におすすめです。

また、ペットの親や兄弟が遺伝的な病気にかかった場合も、念のためペット保険に入っておくことをおすすめします。

病気はかからないにこしたことはありませんが、いざという時のためにペット保険に加入しておくと治療費だけでなく心理的不安も軽減できます。

ペットの治療費は飼い主の全額負担のため、手術や継続的治療が必要になれば、年間100万円以上かかることも珍しくありません。

ペットが病気の時はただでさえ不安なのに、治療費の心配までしていられないですよね。

ペット保険に加入しておけば、補償割合にもよりますがいざという時に治療費を大幅に負担してくれるので安心です。

 

ペット保険に加入するときの注意点

ここでは、ペット保険に加入する前に気をつけたいポイントを紹介します。

新規加入年齢に気をつける

ペット保険は誰でも加入できるわけではありません。

各ペット保険会社では新規加入年齢を設けており、7~9歳までとしているところが多いです。

中には10歳や12歳まで新規加入OKとしているところもあるため、現在高齢のペットを飼っている人は、新規加入年齢が高く設定されているところを選びましょう。

ペットの健康状態に気をつける

ペット保険の加入条件は基本的に人間の保険と同じで、原則として健康体でなければ加入できません。

ペット保険に加入する際は、ペットの病歴を告知書する必要があり、保険会社によっては健康診断を必要とするところもあります。

加入前に病気にかかってしまった場合は、完治してから半年~1年程度間を開けないと保険の契約上は健康体という扱いにならないため注意しましょう。

また、少ないですが持病があっても入れる条件付きで加入できるペット保険もあります。

条件はペット保険会社によって異なるので、事前に確認しましょう。

 

ペットに合った補償内容かどうかに気をつける

ペット保険に加入する前に、愛犬・愛猫がかかりやすい病気が補償対象となっているかどうかを確認しましょう。

犬や猫には、種類によってかかりやすい病気があります。

例えばゴールデンレトリバーは悪性腫瘍にかかりやすい犬種とされてるし、猫は全般的に歯周病を発症しやすいとさています。

愛犬・愛猫のかかりやすい病気を事前に把握し、加入を検討しているペット保険でその病気が補償の対象となっているかを確認するのが大切です。

また、猫は手術よりも通院が多い傾向にあるため、通院補償がついたペット保険を選ぶといいでしょう。

 

長く続けられるペット保険がどうかに気をつける

ペット保険は、ペットの最期のときまで続けやすいものを選びましょう。

ペット保険の保険料は、年齢とともに徐々に上がっていくのが基本ですが、中にはシニア期に入った途端保険料が跳ね上がるところもあります。

反対に、保険料が3~4歳ずつしか上がらない所や特定の年齢以降は終身まで保険料が変わらないところもあるため、ペット保険に加入する前に、値上がり速度やシニア期の保険料をしっかり確認しましょう。

また、保険の更新時(1年毎)に条件をつけるペット保険も存在します。来年から特定の病気を補償の対象外とされてしまったり可能性があります。もちろんそういった条件を付けることはないと明言しているペット保険もあります。

いざという時に困らないよう、ペット保険に加入する前に 重要事項説明書を確認し、更新時の対応についても確認しておくのがおすすめです。

 

ペット保険に入らず後悔するのはどんなとき?

ペット保険は必ずしも必要ではありませんが、入らないと後悔するケースもあります。

ここでは、ペット保険に加入せず後悔したという人たちのケースを紹介します。

 

ケース1:ペットに慢性疾患が見つかり、継続的に薬代が必要になった。

Aさんは飼っているペルシャ猫(4歳)がてんかんになり、継続的な治療が必要となりました。

てんかんは脳の病気で、一度かかってしまうと完治するのが難しいため、1ヶ月に1回病院に行き、診察と内服薬を処方されることになりました。

Aさんはペット保険に入っていなかったため、毎月の治療費は約8,000円、年間96,000円の治療費を全額負担しています。

 

ケース2:猫の肝臓の数値が高く、通院が必要になった。

Bさんは、飼っている猫が何度も吐くため緊急外来で見てもらったところ、肝臓の数値が高くなっていたので点滴のために通院することになりました。

Bさんは手術特化型のペット保険には入っていましたが、通院は対象外のため毎回の治療費約6,000円はずべて自己負担です。

猫は肝臓や腎臓の病気にかかりやすいとされているため、手術特化型よりも通院を補償してくれるフルカバー型のペット保険に加入しておくと安心です。

 

ケース3:猫の多頭飼いで、頻繁に通院することになった。

シニア猫を3匹飼っているCさんは、それぞれの猫が下痢や嘔吐で頻繁に通院が必要となりました。

一回の治療費は2~3,000円程度ですが、チリも積もればなんとやらで、年間にすると数十万になったとか。

猫はみんな7歳以上と高齢なので、Cさんは今後通院が増えることも考え、保険料の安いペット保険に加入。

3匹の保険料を合わせても月々1万円程度なので「もっと早く入っておけばよかった」とお話してくれました。

 

よくある質問

ネットで「ペット保険 後悔」と調べると、知恵袋で加入を後悔している人が多いので不安です。

ペット保険は、商品によって補償内容や保険料が異なります。
ペット保険に入って後悔している人の中には、加入前に補償内容をきちんと確認せず、いざペットが病気になったときに補償の対象外の病気だったために補償されなかった、というケースも少なくありません。いざという時のために困らないよう、補償内容をしっかり確認するのと、飼ってるペットがかかりやすい病気を把握し、その病気を補償してくれるペット保険に加入するのが大切です。

愛犬が7歳になった途端、保険料が急激に上がり後悔しています。どうしたらいいでしょうか。

ペット保険の中には、シニア期に突入した途端保険料が急激に上がるところもあります。ペット保険はペットの最期のときまで無理なく続けられるものを選ぶのが大切です。
保険料を払うのが難しいと感じた場合は、現在入っているペット保険を解約し、保険料の値上がり方がゆるやかなペット保険に加入し直すことをおすすめします。10歳以上であっても新規加入できるペット保険もいくつかあります。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

 

【ペット保険加入で後悔しないために】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ペット保険の加入率
・ペットの年間治療費
・ペット保険の補償内容
・ペット保険がおすすめな人
・ペット保険に加入するときの注意点
・ペット保険に入らず後悔するケース
について解説してきました。
ペット保険は、終身まで無理なく入り続けられるものを選ぶ必要があります。
「ペット保険に入って後悔した」ということがないように、事前に補償内容や保険料をよく確認しましょう!
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。