2021年7月に販売開始されたリトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』。
メディアに「価格破壊」と言わしめた「手厚い補償」を「低価格」で実現した新しい形のペット保険です。
販売開始からまだ日数がたっていないため、口コミも少なくて加入を迷っている方も多いのではないでしょうか?
そこで、口コミも交えながらデメリットも紹介したいと思います。
この記事では
・リトルファミリー少額短期保険の評判と口コミ傾向
・リトルファミリー少額短期保険のメリットとデメリット
・リトルファミリー少額短期保険に関するQ&A
リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」はどんな保険?
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』は「うちの子に生涯健康でいてほしい」という飼い主さんの願いを叶えるために誕生しました。「低価格」と「手厚い補償」を実現したペット保険です。リトルファミリーのペット保険では飼い主さんの大切なワンちゃん・猫ちゃんを「うちの子」と呼びます。
保険の種類は『わんデイズ・にゃんデイズ』一種類のみ、補償割合を50%・70%から選ぶだけの至ってシンプルな保険です。
【保険料の安い理由】
・販売パートナーPECOの持つマーケティングスキルを基にした販売戦略
ダイレクトメールや申込書を廃止し、本当に必要な補償のみに特化しています。
PECO:月間1500万人が利用する国内最大級のペットメディアで情報・画像・動画サイトです。
【リトルファミリーとは】
会社名 | リトルファミリー少額短期保険株式会社 |
---|---|
商品名 | わんデイズ・にゃんデイズ |
販売開始 | 2021年7月 |
親会社 | あいおいニッセイ同和損害保険 |
販売パートナー | PECO |
【補償内容】
補償割合 | 70% 50% |
補償範囲 | フルカバー型(通院・入院・手術) |
年間補償限度額 | 120万円(補償割合70% 50% 同額) (通院30万円 入院60万円 手術30万円) |
日額制限・回数制限なし | |
新規加入年齢 | 生後30日から満8歳11カ月まで |
契約の継続 | 終身 |
継続方法 | 自動更新 |
免責 | なし |
待機期間 | なし |
各種割引 | なし |
オプション | なし |
他社で付帯している各種割引(インターネット割引・多頭割引・無事故割引など)、獣医師による健康相談などのサービスはついていません。
オプション(損害賠償責任・火葬費用など)はつけることができません。
【その他の特長】
申し込み・保険金請求の方法 | Webのみ |
保険証 | マイページの中 紙面では発行されない |
保険料支払い方法 | クレジットカード 月払いのみ |
【補償の範囲が広い】 ※ 他社のペット保険では補償されない場合がある疾患も補償
加入後に発症した先天性疾患や遺伝性疾患 なども補償対象となる
【補償されない主な疾患】
涙やけ 鼠径ヘルニア
※ 交通事故や転落事故など、事故による口腔内の治療は補償されます。
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』のSNSでの評判と口コミ傾向
では実際にリトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』に加入したユーザーの口コミから見える評判はどうなのでしょうか。
良い口コミ評判①保険料が安く回数制限がない
全ての保険会社の資料を取り寄せし、わんちゃんが歳をとってからの保険料などを比較してこちらがどこよりも同じ補償で保険料が安かったです。 他社は病院でカードを出せば簡単に保険が降りる会社もあるみたいで、ネットで手続きしなきゃいけない手間はありますが、そんなに面倒でもないのでわたしはこちらをオススメ致します! 引用元:Google口コミ(2023.7)
※読みやすさのため一部修正をしております。
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』の保険料は3年毎にゆるやかに上昇します。
他社のペット保険と比較してみました。高齢時の保険料に注目してください。
(小型犬 補償割合70%プランの場合)
会社名 | 0歳 | 5歳 | 10歳 | 12歳 |
リトルファミリー | 1580円 | 1800円 | 2360円 | 3230円 |
楽天スーパーペット保険 | 1980円 | 2710円 | 6530円 | 8990円 |
PS保険 | 2150円 | 2390円 | 3180円 | 4210円 |
アイペット | 2810円 | 3990円 | 7350円 | 9450円 |
保険料のみにフォーカスしてみると、スタート時の保険料は抑えられていても、高齢になり本当に保険の必要な時期の保険料が高額になるものも見受けられます。リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』は保険料も安く、しかも緩やかに上昇するので安心です。
また「一日の限度額がない」「回数の制限がない」のも大きな魅力の一つです。
例を挙げると、CTやMRI検査は通院で行う場合が多く、費用が高額にな検査の一つです。手術計画を立てる上では非常に有益な検査でが、費用は4~8万円、場合によっては10万円を越えるケースもあります。この場合、日額制限がないことは大きなメリットになります。
また、主に高齢の猫が悩まされる慢性腎臓病ですが、通院回数も多く、高額な治療費がかかる疾患の一つです。
アニコムどうぶつ白書2019によると年間平均通院回数は15.2回となっています。悪化してもっと通院回数が増えた場合も、回数制限がないと安心して治療を受けられます。
良い口コミ評判②保険金の請求が簡単・振り込みが早い
ご加入のペット:トイ・プードル/0歳 加入プラン:70%補償 加入時期:2021年12月
保険金請求の手続きは、すべてweb上で行うことになりますが、確実に受付されており、早ければ翌日には振込み手続き完了の連絡が入るくらい、対応が早いので満足度が高いです。手続きもスマホだけで簡単に行え、手軽にできています。手術費用の様に高額であったり、通院だけの低額の場合であっても金額に関係なく、振込みは素早く対応してくださり満足度高いです。引用:価格com
犬猫保険。情報が全然ないリトルファミリー社のわんデイズ・にゃんデイズ。この前請求をお願いしましたが、お振込みされました!初回だったのでチェックに1週間くらいかかった印象ですが、入金は早くて良き良きです。窓口精算じゃないけれど、携帯ですんじゃうので慣れれば楽ちん。
引用元:Twitter 2022.3月投稿
その他にも「外耳炎になり、夕方請求したら翌日振り込まれた」という投稿もみられました。一般的には平均10日くらいで振り込まれるようです。
早く保険金を受け取るためには、請求方法や必要な書類を確認してから請求しましょう。書類の不備があると何度やりとりをしなくてはなりません。
悪い口コミ評判 ①手続きがスムーズではない
★ ものすごーーーーーーく手間がかかります。
支払い申込フォームが何ページも続きたっぷり記入する項目があるのに、いざ申し込み完了したら発症日を病院側に書いてもらわなきゃダメだの印鑑が必要だの、後出し情報が多いです。
引用元:Google口コミ 2023.4★ ネットで全て手続きが済むのは良いけど、ログイン画面ではクルクル回るウェイト状態から動かず請求出来ない。問い合わせしたくても「よくある質問」の表示があるだけで問い合わせ先も分からない。支払いをする意思がないのか?この状態が続くなら金融庁に通報しようと思っています。
引用元:Google口コミ 2023年4月
同様の口コミがいくつか見受けられました。保険金の請求方法や必要な書類など、事前にしっかりと確認しておく必要があります。完全ペーパーレスを実施しているため、マイページにログインできなくなるとお手上げ状態になります。しかも電話がつながらないとなおさらでしょう。
★ 口の中に癌ができて、肺にも転移し、余命宣告うけましたが、口の中というだけで対象外だそうで、高額の治療費に対し1円も給付されません。診療明細の写真を送れば請求手続きができると口コミで見ましたが、その都度めんどくさい詳細内容を書いたりワクチン証明、写真などを送らないといけないです。保険金を支払いたくないという思いが伝わってきます。多少保険料が高くても、しっかり補償してくれる他社を選ぶことをオススメします。
口腔内の悪性腫瘍は犬に多い病気です。
この保険はそれをカバーしていないので、オススメできませんし、入っても意味がないように思います。引用元:Google口コミ 2023.1
「癌」は補償されるのですが、「口腔内の癌は補償の対象外」です。他の部位への転移も「口腔内の腫瘍が原発」になると補償されません。
新しいペット保険で口コミもあまりないので、経験者として あえてツイートしておきます。 今後の事も考えると メールでの対応も誠意がないし、 何より獣医師が 今回は心疾患ではないって 言ってるのに 今後心疾患に羅漢した場合 保険料が払われない可能性があるなんて なんの為のペット保険なんだ。
心疾患ではないって獣医師が言ってるのに。 短頭種っていうので 遊ぶと開口呼吸になりやすいだけって 。検査結果でも心臓問題ないのに、 今後心疾患に羅漢した場合 払われないなんてことある?
動物病院への電話がいったみたいで 何度も心疾患ではないって 言ってるのに ご理解頂けなくてって 動物病院へも迷惑かけてしまった引用:Twitter 2022.10投稿
この件は短頭種の開口呼吸を心疾患と結びつけられ、今後「心疾患になっても補償されない」と言われたケース。この子の場合「心疾患と開口呼吸は無関係」という医師の署名捺印入りの書面を提出(アップロード)して「今後、心疾患も保険金が支払われる可能性がある」という回答を得たとのことです。今後のことについて問うと「社内の保険ルールでお答えできません」と言われたそうです。
リトルファミリーでは、メールでのやり取りが主となるため誤解を生じやすいのではないでしょうか?どのペット保険でも同じかもしれませんが、加入者が一番知りたい「なぜ?」に答えてもらえないように思います。
口コミの中で「メールに誠意がない」というものも複数見かけられましたが、丁寧に説明してもらって・・・というものもありました。
リトルファミリー少額短期保問い合わせ先
■ お客様相談窓口
電話番号:0120-850-076 携帯からも可
受付時間:9:00~18:00(土・日・祝日休み)
■ メールでの問い合わせ
→お問い合わせフォーム
■ お客さまの疑問を10秒で解決!よくある質問は Helpfeel
Helpfeelは検索型Q&Aです。16000件以上の記事が用意されており、例えば検索窓に「解約」と入れると解約に関する項目がずらりと出てきます。その中に解約フォームも表示されています。
保険会社との話し合いで解決しない場合
少額短期ほけん相談室(指定紛争解決機関)
電話番号:0120-82-1144
fax :03-3297-0755
受付時間:9:00~12:00 13:00~17:00
受付日 :月曜日から金曜日(祝日ならびに年末年始休業期間を除く)
悪い口コミ評判②保険加入審査が厳しい
審査が厳しいという口コミは見つかりませんでしたが、告知書の内容を見ると厳しいことが予想されます。
どのような疾患になると加入できないのか、不担保になるのかなどが公表されていないため分かりにくいというのが現状ですが、加入時の審査が厳しくすることで、経営の健全化を図っていることが見受けられます。
加入審査を厳しいからこそ、加入できた方は充実の補償を受けることが可能となっており、若くて健康な犬ちゃん・猫ちゃんにこそおすすめしたいペット保険です。
保険加入に際しては、ペットについて正確に告知する必要があります。虚偽の申告をすると「告知義務違反」になり、保険加入を断られる場合があります。
一般的なペット保険の告知内容は(期間・告知の必要な疾患は各保険会社によって異なります)
・過去にかかったことのある特定の傷病の有無
・現在、治療中もしくは経過観察中の病気やケガの有無
・過去3ヶ月以内に予防以外で動物病院で行った診察の有無
リトルファミリーの場合は病歴があると、受診履歴を報告しなくてはなりません。はっきりと受診日や診断名がわからない場合は動物病院できちんと確認しておきましょう。
これらの情報を基に審査が行われ、保険会社が「保険を引き受ける」「特定の疾患を不担保として引き受ける」「引き受けない」を決定します。
『わんデイズ・にゃんデイズ』の口コミ評判まとめ
わんデイズ・にゃんデイズの口コミの7割以上は高評価でした。
【良い口コミとしては】
・保険料が安い
・回数無制限が魅力
・保険金請求が簡単
・保険金がすぐ支払われる
【悪い口コミ】
・申請や請求がWeb上なので不安
・メールで問い合わせしてもなかなか返事がこない
・サイトにログインできないとき、どうすればよいかはっきりしない
・治療費が補償されない場合の理由が納得できない
・手続きが面倒
などが挙げられています。
悪い口コミの多くは使い勝手が悪い、何らかのトラブルが起きた時の対応がわかりにくいというものでした。
一部には保険金を請求したが、補償の対象外となり、その理由に納得できないというものもありました。
また、写真や書面をアップロードすることが求められます。スマホで簡単にできるという意見と、面倒という意見に分かれます。
実際に販売開始当初は、加入者の平均年齢が予想以上に高く、システムの使用方法やPC操作に関する質問が殺到したそうです。
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』の特長
ここからはリトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」の特長について詳しく説明していきます。
①回数無制限で日額限度額の設定がない
リトルファミリーのペット保険では日額限度額の設定がありません。
例えば通院で費用の高額な検査をしても、限度額がないため補償割合に応じた費用が補償されます。
50%プランも70%プランも年間限度額が同じでわかりやすく、シンプルな保険です。
多くのペット保険では以下のような設定をしています。
・回数制限をつけない代わりに年間最大限度額を抑える
・年間最大限度額を高く設定する代わりに日額・回数制限をつける
・保険料を抑えて補償内容を充実させる代わりに免責金額を設ける
リトルファミリーは日額・回数制限や免責金額も設定されておらず、年間補償額もトップクラスです。
例えば前の項目で説明したCTやMRIの検査。腫瘍の浸潤度や椎間板ヘルニア、脳神経分野などでは特に重要な検査になります。手術をより安全に行うために行われる検査でもあります。
CTやMRIは人間の場合、簡単に行える上に情報量が多い検査なので一般的に行われている検査です。しかし、犬や猫は検査中「静止」することが困難なため全身麻酔が必要になり、麻酔のための検査も含めると4~8万円程度の費用が必要になります。通院で行われることが多い検査なので、日額制限あると診療費が限度額を大きく超えてしまいます。
例:補償割合70%の場合
CT検査 | 検査表が 70,000 とすると | |
通院補償 | 補償限度額 / 日 10,000円の場合 |
日額上限なし |
保険会社負担 | 10,000円 | 49,000円 |
自己負担 | 60,000円 | 21,000円 |
70%補償プランであれば本来は7割(49,000円)が補償されることになるのですが、一日の補償限度額が1万円に設定されている場合、限度額までしか支払われず、差額の6万円が自己負担になります。
このように高額な治療費が必要になる通院でも、上限がないと安心して利用できるでしょう。
また年間通院回数の上限(20日~30日)を定めているペット保険も多く見受けられます。
通院回数が多くなりがちな慢性腎臓病を例にとってみます。アニコム「猫との暮らし大百科」によると以下のような記載があります。
<診療費>
・年間平均診療費:272,598円
・平均診療単価:9,329円
<通院>
・年間平均通院回数:15.2回
慢性腎臓病が悪化すると脱水になりやすく、皮下点滴のために通院回数が増えることが懸念されます。そのような場合、回数を気にしないで受診できるのは大きなメリットです。
②パテラ(膝蓋骨脱臼)や椎間板ヘルニアも補償してくれる
猫や犬(犬種)によって、それぞれかかりやすい病気が異なります。ペット保険を選ぶ上で大切なことの一つは、それらの疾患を補償対象にしていることです。
どのペット保険でも共通して補償される疾患は多いのですが、ペット保険によって補償するか否かが異なる疾患があります。
・椎間板ヘルニア
・パテラ(膝蓋骨脱臼)
・股関節系背不全
・レッグペルテス
・てんかん
・チェリーアイ
・気管虚脱
・猫免疫不全ウイルス(FIV)
・猫エイズ
・加入後に発症した先天性疾患や遺伝性疾患
・悪性腫瘍
など
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』ではこれらの疾患を補償対象としています。
③加入後にかかった病気やケガ、保険金請求の回数や金額によって更新できないことや条件がつくことはない
加入後の保険金の請求実績が多かった場合、更新できなかったり、条件がついたりすることはあるのでしょうか?
加入後にかかられた病気やケガ、保険金請求の回数や金額によって更新できないことや条件がつくことはございませんので、ご安心ください。
つまり高額な医療費のかかる疾患になっても限度額までは補償され、それを理由に「保険の更新ができなくなったり、不担保特則が付くことはない」ということです。加入時の条件のままずっと継続できるという大きなメリットです。
④待機期間はなく自分で補償開始日を設定できる
多くのペット保険では保険の始期日(保険開始日)から一定の期間を待機期間として「経過を観察する期間」を設けています。待機期間の病気やケガは補償されません。
一般的にはペット保険を申し込むと次のような手順を踏みます。
① 保険の申し込みをする
② 保険会社による書類審査
③ 保険会社が承認
④ 一回目の保険料の振り込み
⑤ ペット保険の始期日(保険開始日 責任開始日)の決定
⑥ 始期日から待機期間に入ります。
申し込みから始期日までに通常1カ月程度が必要です。そこから待機期間が設けられているため、病気の待期期間が30日に設定されている場合、実際に治療費が補償されるようになるまで、多くの場合約2カ月程度かかります。
待機期間(各保険会社によって異なります)の目安
・ケガ 0~15日
・癌 30~120日
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』では保険の開始日を申し込み後「30~60日の間で」自分で設定できます。待機期間は設けていません。
⑤保険料が安めでシニア期以降も上昇が緩やか
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』の保険料(小型犬の場合)
年齢 歳 | 50%補償プラン 円/月 | 70%補償プラン 円/月 |
0~2 | 1280 | 1580 |
3~5 | 1430 | 1800 |
6~8 | 1590 | 2010 |
9~11 | 1830 | 2360 |
12~14 | 2230 | 2920 |
15~17 | 2780 | 3680 |
18歳以降は保険料が上がることはありません。猫・中型犬・大型犬の保険料についてはパンフレットをご覧ください。
⑥保険金請求後の支払いが早い
現状では、請求から支払い完了までは平均10日程度です。翌日には支払われたという口コミもありました。
次の期間は保険金の支払いに時間がかかる場合があります。
・お盆期間(8/11〜8/16)
・9月の連続休暇期間(9/17〜9/26)
・年末年始(12/28~1/3)
リトルファミリーの約款においては(第32条)「ご請求日を含めて30日以内」と定めています。
原則、当社にて保険金請求情報の到着を確認させていただいた日から30日以内にお支払い※1します。
※1 ・請求内容に不備があった場合は、不備が解消された日から30日以内のお支払いとなりますのでご了承ください
・保険金をお支払いするために特別な確認・調査・照会等が必要となった場合は、別途お支払いまでの日数を定めます。引用元:リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・ノにゃんデイズ』パンフレット
【保険金請求に診断書が必要な場合】
・ 手術に関する保険金請求の場合
・ 診療明細書の合計金額が80,000円(税込)を超える場合
保険金を早く受け取るためには請求に不備がないようにすることが大切です。診断書はリトルファミリー指定の診断書があります。必ず動物病院で記入してもらましょう。必要な事項を事前に確認しておき、漏れのないようにしましょう。
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』のメリット
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』のメリットをまとめると次のようになります。
・無駄を省いたシンプルな保険
・業界最安水準の保険料
・シニア期になっても保険料があまり上がらない
・業界最高クラスの補償内容
・パテラや椎間板ヘルニア等も補償
・保険金支払いが迅速
・待機期間や免責金額の設定なし
・ノウハウ提供があいおいニッセイ同和損保で安心
・スマホで完結できるので便利
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』のデメリット
次にデメリットについて解説します。
歯周病や涙やけが補償の対象外
【お支払いできない主な場合】として「 歯科治療および口腔外科治療。ただし、傷害の治療を目的とする場合を除きます」と明記してあります。
基本的に歯科や口腔内治療を補償対象外としています。
歯周病が進行すると目の下や頬などに穴が開いたり、心臓病の原因となることもあります。歯周病の治療には全身麻酔をかけて歯石を取るなどの処置が行われ、治療費も高額になってきます。この治療が補償されないのはリトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』の大きなデメリットと言えるでしょう。
しかし、歯周病は飼い主のケアでもある程度予防できる病気になります。歯周病を補償尾対象外にしていることで保険料が安くなっているというメリットもあります。
きちんとうちの子の歯周病ケアをしている飼い主様にとっては「歯周病が補償の対象だが、保険料は高いペット保険」よりも「歯周病が補償対象外で保険料が安く、その他の補償は充実しているペット保険」に加入するメリットがあります。
【歯科治療に含まれるもの】
・歯切り処置(不正咬合を含みます)
・歯石取り
・歯の治療のため全身麻酔
・歯肉炎
・歯周病
・歯槽膿漏
など
【口腔外科治療に含まれるもの】
・歯周病
・口腔内腫瘤
・唾液腺嚢胞
順位 | 疾患名 | 中央値/円 (1回あたりの診療費) |
平均値 (1回あたりの診療費) |
1 | 歯周病/歯肉炎 (乳歯遺残に起因するものを含む) |
50450円 | 61547円 |
9 | 歯根膿瘍 根尖膿瘍 |
54011円 | 66588円 |
口コミにもありましたが、メラノーマ等犬の口の中にでき悪性腫瘍は決して珍しいものではありません。多くは入院、手術をして、抗がん剤治療や経過観察のために通院することになります。内臓に転移する場合もあります。
ガンは補償対象になっているのに、口の中にできたガンに起因する治療は一切補償されないのも大きなデメリットです。
その他にも、他のペット保険で補償対象となる可能性のある「涙やけ」「鼠経ヘルニア」も補償の対象外となります。
また短頭種気道症候群(軟口蓋過長症・外鼻孔狭窄)も補償対象になっていません。基本的には短頭種犬特有の生理現象と判断されるからです。細かく見ると、まだ補償対象にならない症状や疾患があるのかもしれません。
その他デメリットまとめ
・歯科治療や口の中の治療が補償されない
・高額請求・手術費の請求にはは診断書が必要
・クレジットカード払いで月払いのみ
・無料サービスがない
・完全ペーパーレス化
・窓口清算ができない
・PCやスマホの不具合が生じたとき困る
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』がおすすめの飼い主さん
では、リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』はどのような飼い主さんにおすすめなのかまとめてみました。
・シンプルでわかりやすいペット保険を探している
・お手頃な保険料で手厚い補償の保険を探している
・回数無制限、日額上限なしのペット保険に入りたい
・待機期間がないペット保険を探している
・シニア期以降も保険料を抑えたい
・様々な手続きをスマホ・Web上で完結して行いたい
・クレジットカード払いに抵抗がない
リトルファミリーでは完全ペーパーレス化を実施しています。そのため書類を郵送することは必要ありません。そして、保険証書も紙面では発行されません。全てをWeb上で完結します。
また、Helpfeel(検索型FAQ)を導入しており、書類の記入方法や申請などに関しては動画を交えて説明しており、約16000件の質問に対応しています。2022年1月にこのシステムを導入したところ、4月には3月比77%と、問い合わせ件数が20%以上減ったとのことです。
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』に関するQ&A
次に質問件数の多い問いに答えていきます。
『わんデイズにゃんデイズ』 の新規加入は何歳まで?
新規加入年齢は生後30日から満8歳11カ月までです。これは補償開始日を指します。
補償開始日は審査が終了しクレジットカード情報の登録が済んだ時点から「30~60日」の間で自分で決定できます。これは保険の乗り換えなどに便利なシステムです。
どこから申し込めるの?
・ホームページの申し込みフォームまたはQRコードから
・お申込みページから簡単に申し込めます。
・申し込み方法は動画で詳しく説明されています。
申し込んでからの審査期間はどれくらい?
・誤って複数回お申込みいただいた場合
・多頭のお申込みをいただいた場合
全国の動物病院で使える?
日本国内の動物病院であれば、どこの動物病院で治療を受けられても、その費用について保険金をお支払いします。
保険金が支払われないのはどんなとき?
・補償対象となっていないものは(重要事項説明書(お支払いできない主な場合)でご確認ください)
簡単に挙げると次のようなものになります。
・傷病にあたらないもの
・健康食品、医薬部外品
・自然災害によるもの
・ワクチン等により予防できる病気
・歯科治療および口腔外科治療
・検査・代替医療
・治療費以外の費用
・保険契約書、被保険者の行為によるもの
・限度額を使い切っている場合
・保険の補償開始日以前に罹った病気やケガ
・保険契約で不担保となっている疾患
・3ヶ月連続で保険料を領収できなかった場合
などが挙げらます。
歯周病は補償してもらえないの?
リトルファミリー少額短期保険わんデイズ・にゃんデイズは歯科治療・口腔内の治療は補償されません。
病気でも入ることができる?告知内容は?
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』では引き受けできない病気やケガについては公表していません。既往歴がある場合、その疾患や症状、原因が不担保特則を付けた上での加入になることもあります。
ペット保険に加入する場合、まずペットの健康状態を告知する必要があります。


その後病歴を問われます。
【補償対象とならないのは・・・】
・保険期間が始まる前に発生したケガ・病気に対する治療は補償の対象外
・上記で告知した内容の関連性が認められる治療、それらの継続治療または再発を含む)
リトルファミリー少額短期保険 わんデイズ・にゃんデイズは加入できない疾患を明示していません(癌・糖尿病は加入できない疾患の例として挙げられています)。審査の結果「加入できない」「特定の疾患が不担保になった場合」もその理由は明らかにされません。
以下Q&Aから関連性のあるものを拾ってみました。
■ 当社では不担保条件(特定疾病不担保特則)をつけさせていただく場合、該当症状(特定の病気やケガも含む)や原因全体を対象にさせていただきます。
例:消化器疾患不担保の場合:消化器に発症した症状全てが補償対象外となる可能性がございます。
■ お申込みいただいた時点で、過去の病気やケガについて告知いただき、審査いたします。
解約したいときはどうするの?
解約申し込みフォームからから手続きができます。
各種手続きなどの方法は「お客さまの疑問を10秒で解決!よくある質問はHelpfeel」が便利です。検索ボックスに「解約」と入力すれば必要な情報がでてきます。
まとめ
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』は「手厚い補償」を「低価格」を実現した新しい保険です。完全ペーパーレスでクレジットカード払い、Webで手続きが完了する現代にマッチした保険です。日額制限が無く免責金額の設定が無い等の大きなメリットのある反面、歯科治療などが補償されないというデメリットもあります。
また、すでに既往症や何らかの症状がある場合、補償範囲がどうなるのか不明です。ペット保険は体に異変が生じない元気な時に加入しておきましょう。
よくある質問
携帯のキャリアを変えメールアドレスが変わったらマイページにログインできなくなりました。どうすればよいでしょうか。
愛犬が誤飲してしまいました。保険で補償されますか?
ペット保険は必要?
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【リトルファミリーのデメリットは何?口コミや評判も交えて解説!】
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・リトルファミリー少額短期保険の評判と口コミ傾向
・リトルファミリー少額短期保険のメリットとデメリット
・リトルファミリー少額短期保険Q&A
リトルファミリー少額短期保険『わんデイズ・にゃんデイズ』は「手厚い補償」を「低価格」で実現した保険です。
手軽な保険料は家計にも優しく「ペット保険に加入したいけれど、保険料が・・・」とお悩みの方にはお勧めの保険です。
しかし、保険の良い面だけに注目せず、加入に際してはしっかりと内容を把握しておきましょう。
募集番号:(2023年9月承認)2023T010