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犬はアーモンド食べれるの?誤飲の治療法や注意点について解説

2024年1月26日

犬の保険

 
犬はアーモンド食べれるの?誤飲の治療法や注意点について解説サムネイル
栄養価の高い食材でも犬にとっては毒となる食べ物もあります。
そのため何らかの食べ物を犬に初めて与えるときは犬にとって害はないのか確かめることが大切です。

この記事では

・アーモンドは犬に与えても良いのか
・アーモンドを与えるときの注意点
・犬にとって危険なものを誤飲しないようにするための対策法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬にアーモンドを与えても良いのか」「アーモンドを誤って食べたときの対処法や治療法」についてもわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬にはアーモンドを与えても良い?

結論から言うと犬にはアーモンドを与えない方が良いです。

少量であれば問題なく過ごすこともありますが与える量や犬によっては体調を崩してしまうこともあります。

そのため1粒食べてしまった場合は様子を見て必要に応じて動物病院を受診しましょう。

 

アーモンドを食べない方が良い理由とは?

アーモンドは積極的に与えたい食べ物ではありません。

ここでは「アーモンドを食べないほうがいい理由」について解説します。

のどに詰まりやすい

アーモンドを食べないほうがいい理由として「のどに詰まりやすい」ということがあげられます。

アーモンドは粒が大きいため丸呑みしたときにのどに詰まってしまう可能性があります。

のどに詰まってしまうと窒息や食道閉塞を起こすこともあります。

さらに飲み込んだときに食道を傷つけてしまうこともあるため注意が必要です。

消化に悪い

アーモンドを食べないほうがいい理由として「消化に悪い」ということがあげられます。

アーモンドは食物繊維が豊富に含まれています。

犬は食物繊維をうまく消化ができません

そのため犬がアーモンドを食べると消化不良を起こすことがあります。

カロリーが高い

アーモンドを食べないほうがいい理由として「カロリーが高い」ということがあげられます。

アーモンドには脂質が多く含まれています。

そのためアーモンドをたくさん食べることで肥満を引き起こすやすくなります。

他にも糖尿病などの病気を起こすこともあるため1日の摂取量には注意が必要です。

塩分が多い

アーモンドを食べないほうがいい理由として「塩分が多い」ということがあげられます。

人間用のアーモンドには塩分を多く含んでいることがあります。

犬が塩分を過剰に摂取してしまうと臓器に負担をかけてしまいます

味付けされたアーモンドを与えることはやめましょう。

 

犬がアーモンドを食べてしまったら?

できるだけ犬にはアーモンドは与えないほうが望ましいですが誤って食べてしまったということもありますよね。

ここでは「愛犬がアーモンドを食べてしまったらどうするのか」について解説します。

対処法

犬がアーモンドを食べてしまったときの対処法としては

・犬の様子を見る
・必要に応じて動物病院を受診する

などがおすすめです。

アーモンドを食べたことにより死亡したという例は確認されていません。

そのため致死量もわかっていないため食べても問題ないと言われています。

 

しかしすべての犬が問題なくアーモンドを食べられるわけではありません

犬によってはアーモンドを食べたときに下痢や嘔吐などの症状がみられる可能性があります。

 

そのため犬がアーモンドを食べたときは犬の様子をしっかりみましょう。

・食欲
・元気
・排泄物の状態
・歩き方

など犬の状態をしっかりみましょう。

下痢や嘔吐を何度も繰り返してしまうときは早めに動物病院を受診しましょう。

誤飲してしまった場合の治療法

大量のアーモンドを誤飲してしまった場合は

・催吐処置
・レントゲン検査
・超音波検査
・摘出手術

などの治療法が行われます。

 

動物病院ではまず問診や触診などで犬の様子を見ます。

アーモンドを大量に食べてしまったときは犬の状態によりいろんな検査が行われます。

深刻な状態だとアーモンドを摘出するための手術が行われます。

 

他にも犬の状態によっては入院が必要になることもあります。

治療費も高額になることがあるため誤ってアーモンドを食べてしまわないように注意しましょう。

 

犬にアーモンドを与えるときの注意点

アーモンドには豊富な栄養が含まれています。

栄養補給のためにもどうしてもアーモンドを与えたいと感じる方もいるでしょう。

与えても問題ないこともありますがアーモンドを与えるときに注意しなければいけない点もあります。

ここでは「犬にアーモンドを与えるときの注意点」について解説します。

アレルギー

アーモンドを与えるときの注意点として「アレルギー」があげられます。

どんな食材でも食べることによりアレルギーを起こす危険性があります。

アレルギーでは

・皮膚のかゆみや赤み
・湿疹
・下痢
・嘔吐
などの症状が見られます。
ぐったりしてしまうこともあるためアーモンドを食べたあとにこれらの症状が見られる場合は早めに動物病院を受診しましょう。

窒息や腸閉塞

アーモンドを与えるときの注意点として「窒息や腸閉塞」があげられます。

犬は食べるときに丸呑みしてしまうことが多いです。

そのためアーモンドも丸呑みしてしまうことが多く犬のサイズによってはのどに詰まることがあります

 

窒息や腸閉塞は命に関わる状態に陥る危険性が高く注意が必要です。

与えるときは細かく砕いてから与えるようにしましょう。

胃腸炎や膵炎

アーモンドを与えるときの注意点として「胃腸炎や膵炎」があげられます。

アーモンドは食物繊維や脂質が多く含まれています。

消化もあまり良くないため臓器に負担をかけます。

過剰に与えることにより胃腸炎や膵炎を引き起こす危険性も高いため注意が必要です。

アーモンド中毒

アーモンドを与えるときの注意点として「アーモンド中毒」があげられます。

アーモンドの野生種であるビターアーモンドにはシアン化物が含まれています。

シアン化物はアーモンド中毒を引き起こす成分です。

 

そのためアーモンドが100%安全な食べ物だといい切ることはできません。

アーモンドを食べたあとは犬の様子をしっかり観察しましょう。

シュウ酸

アーモンドを与えるときの注意点として「シュウ酸」があげられます。

アーモンドにはシュウ酸が多く含まれています。

そのためシュウ酸を過剰に摂取すると尿路結石を引き起こす危険性が高くなります。

尿路結石は完治しても再発することがあるため発症しないようにすることが大切です。

アーモンドは頻繁に与えないようにしましょう。

リン

アーモンドを与えるときの注意点として「リン」があげられます。

アーモンドにはリンが含まれています。

リンは犬の体を構成するためにも必要なミネラルの一つです。

しかし過剰に与えることで腎臓などの臓器に負担をかけてしまいます。

腎障害がある犬には与えないようにしましょう。

 

アーモンドに栄養価とは?

アーモンドは栄養価が高い食材です。

ここでは「アーモンドに含まれる栄養」について解説します。

タンパク質

アーモンドには「タンパク質」が豊富に含まれています。

タンパク質は犬の体を作るために必要な栄養の一つです。

 

タンパク質が不足すると

・被毛の毛艶がなくなる
・爪が割れる
・抜け毛が多くなる

などがみられるようになります。

これらの症状は初期の段階で見られるため犬の体調の変化に気づいてあげることが大切です。

ビタミンB2

アーモンドには「ビタミンB2」が豊富に含まれています。

 

ビタミンB2はリボフラビンと呼ばれるビタミンB群の一つです。

・体内のエネルギーを作り出す
・皮膚や被毛の健康維持

などの働きがあります。

ビタミンBは水溶性ビタミンなので必要分以外は体から排泄されます。

そのためたくさん与えればいいというわけではないため注意しましょう。

ビタミンE

アーモンドには「ビタミンE」が豊富に含まれています。

ビタミンEには抗酸化作用があります。

老化や病気の予防にも効果が期待できます。

カルシウム

アーモンドには「カルシウム」が豊富に含まれています。

カルシウムは骨や歯を作るために必要なミネラルです。

アーモンドは他のナッツ類と比べてカルシウム含有量が多いです。

過剰に与えることで病気の原因になることもあるため注意が必要です。

 

アーモンドの加工品は与えても良い?

犬はアーモンドを食べることはできますが加工品は与えても問題ないのでしょうか。

ここでは「アーモンドの加工品は与えても良いのか」について解説します。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは商品によっては犬に与えることができます

アーモンドミルクには乳糖やコレステロールが含まれていません。

ただ商品によっては砂糖や添加物が含まれることがあります。

犬に与える時はこれらが含まれていないものを選びましょう

アーモンドチョコレート

アーモンドチョコレートは絶対に犬は与えてはいけません

チョコレートを犬に与えると中毒症状を引き起こします。

死に至る可能性もあるため誤って犬の口に入ることのないようにしましょう。

アーモンドオイル

アーモンドオイルはアーモンドから抽出されたオイルなため犬に与えても問題ありません

しかし過剰に与えることは控えましょう。

アーモンドプードル(アーモンドパウダー)

アーモンドプードルはアーモンドを粉末状にしたものなので犬に与えても問題ありません

犬用のおやつを作る時にも活用できますが与えすぎには注意が必要です。

犬はアーモンド以外のナッツ類を食べられる?

アーモンドは食べられることがわかりましたが他のナッツはどうなのでしょうか。

ここでは「犬はアーモンド以外のナッツ類を食べられるのか」について解説します。

クルミ、ピーナッツはOK

クルミやピーナッツであれば与えることができます

これらの食材は食べたことによりアレルギー症状が見られたという報告がありません。

しかし初めて与えるときはどんなものでも注意が必要です。

カシューナッツとヘーゼルナッツは避ける

カシューナッツとヘーゼルナッツは与えることを避けましょう

食べることによる安全性がまだわかっていないため注意が必要な食材です。

ビターアーモンド、マカデミアナッツはNG

ビターアーモンドとマカデミアナッツは与えてはいけません

与えることにより中毒症状を引き起こす危険性があります。

どのナッツが与えてはいけないと覚えるのが難しい場合はアーモンドを含めたナッツ類を与えないことをおすすめします。

 

食べてはいけないナッツを食べてしまったら?

食べてはいけないナッツを食べてしまうと中毒症状を引き起こす可能性があります。

症状としては

・元気がない
・ご飯を食べない
・下痢や嘔吐などの消化器症状
・お腹を痛がる
・皮膚の痒みや赤み
・けいれん

などがみられます。

軽度であればそのまま改善することもあります。

しかし重症化するとけいれんなどの症状がみられることもあります。

下痢や嘔吐も何度も見られる場合はすぐに治療を受けることが望ましいです。

 

症状は犬が口にしてから6〜24時間程度で見られます。

1日は犬の様子を見て何かあればすぐに動物病院を受診できるようにしましょう。

心配であれば一度電話で相談してみることもおすすめです。

犬の誤飲を防ぐためには?

アーモンドだけでなく犬が口にしてはいけないものはたくさんあります。

ここでは「犬の誤飲を防ぐ方法」について解説します。

食べているときに近づかせない

犬の誤飲を防ぐ方法として「食べているときは近づかせないこと」がおすすめです。

 

これは普段からの生活習慣も重要になります。

飼い主さんが食事をしている時に犬に人間の食べ物を与えることを繰り返すと人が食べていると近寄ってくるようになります。

この行動は誤飲の危険性を高めてしまいます

 

人が落としたものも瞬間的に食べてしまうこともあるため大変危険です。

 

普段から食べている時は犬に与えることや声をかけることはしないようにしましょう。

可哀想かもしれませんが犬が足元に来ても無視をします。

それが難しいのであれば犬のいない場所で食事をすることをおすすめします。

机に出したまま席を離れない

犬の誤飲を防ぐ方法として「机に出したまま席を離れないこと」がおすすめです。

飼い主さんがいない隙を狙ってつまみ食いをする子もいます。

ちゃんとしつけているから大丈夫と思っていても飼い主さんがいないときに食べてしまう可能性は十分あります。

 

席を離れる時は必ず犬の届かない場所にしまいましょう

冷蔵庫や棚の中など犬が開けることができない場所にいれておくことをおすすめします。

棚や引き出しにしまう

犬の誤飲を防ぐ方法として「棚や引き出しにしまうこと」がおすすめです。

犬が誤飲しないためには棚や引き出しにしまうことが1番確実です。

犬が開けることができなければ誤飲のしようがありません。

 

食べ物以外でも口にしてしまう可能性があるものは全てしまっておくことをおすすめします。

 

よくある質問

チワワにアーモンドを与えるときはどうしたらいい?

アーモンドをチワワに与えるときはのどに詰まらせないようにしましょう。そのため、アーモンドを与えるときには細かく砕いてから与えるようにしましょう。

くるみは犬に与えてもいい?

少量であれば犬にくるみを与えても問題ないと言われています。しかし、くるみを食べることにより体調を崩す可能性もあります。犬にとって必ず必要というわけではないため与えることを控えることをおすすめします。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬はアーモンド食べれるの?誤飲の治療法や注意点について】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・アーモンドは犬に与えても良いのか
・アーモンドを与えるときの注意点
・犬にとって危険なものを誤飲しないようにするための対策法
について解説してきました。
アーモンドは栄養が豊富に含まれていますが犬に与えるのは控えたほうが良いです。
ただそれでも与えたい場合は注意点を踏まえて与えるようにしましょう。
アーモンド以外のナッツは犬に与えてはいけないものもあるため注意が必要です。
犬も食べられるのか調べてから与えるようにしましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。