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【でべそ】犬の臍ヘルニアとは?症状や原因、治療法などについて解説

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犬の臍ヘルニア(でべそ)の症状や原因、治療費などを徹底解説します!臍ヘルニアは早期発見が大切なので、本記事を参考に、愛犬のおへそに以上がないか確認してみましょう!
愛犬のおヘソあたりがポコっと腫れて、まるで「でべそ」のようになっていたら臍(さい)ヘルニアかもしれません。
臍ヘルニアは小型犬や若齢犬に多い病気ですが、でべそ以外にどんな症状が見られるのでしょうか。
今回は、犬の臍ヘルニアについて詳しく解説します。

この記事では

・犬の臍ヘルニアの症状
・犬の臍ヘルニアの原因
・犬の臍ヘルニアの予防法
・犬の臍ヘルニアのの治療法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の臍ヘルニアの症状」「犬の臍ヘルニアの治療法」などがわかるようになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。


 

目次

犬の臍ヘルニアとは

犬の臍ヘルニアとは、おへそ部分から臓器や組織などが突出する病気です。

赤ちゃん犬が母犬のお腹にいる間は、臍帯が腹腔内までつながっていて一時的におへそに穴が開いた状態になっています。

通常であれば穴は自然と閉じますがまれに閉じないケースがあり、その穴から臓器や組織が飛び出すことで臍ヘルニアを引き起こしてしまうのです。

 

犬の臍ヘルニアの症状

犬の臍ヘルニアは、突出している臓器や組織、穴の大きさによって症状が異なります。

穴が小さく突出しているものが脂肪組織なら、見た目も少しおへそが腫れているくらいで、痛みもあまりありません。

嵌頓(かんとん)ヘルニアでなければ、突出部分を押して元に戻るケースも多く、穴が小さい場合は仰向けに寝ると突出がなくなることもあります。

嵌頓ヘルニア
臓器が元に戻らなくなる状態。元の位置に戻れない臓器は、締付けられ血行が悪くなり壊死することもある。これまで押せば戻っていたものや横になれば引っ込んでいたものが元に戻らなくなったり、急に痛みが強くなったりしたら嵌頓ヘルニアになっている可能性が高い。

嵌頓ヘルニアになると、突出した臓器の血行が悪くなるため、激しい痛みや食欲不振などの症状が現れることが多いです。

また、大きな穴が開いていたり子宮や腸管などが突出していたりすると、嘔吐下痢などが症状として現れます。

 

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犬の臍ヘルニアの原因

犬の臍ヘルニアは先天性がほとんどで、親が臍ヘルニアにかかったことがある場合は、高い確率でその子犬も臍ヘルニアを発症します。

通常は、腹腔から臍へと繋がる穴が成長とともに閉じていくのですが、うまく閉じなかった場合、そこから臓器や組織が突出し臍ヘルニアになるのです。

まれに激しい運動や肥満、避妊手術後に縫い目が閉鎖しなかった場合など、後天的な原因で臍ヘルニアを発症することもあります。

避妊手術後に起こるヘルニアは本来なら腹壁ヘルニアと呼びますが、症状は臍ヘルニアと同じです。

 

犬の臍ヘルニアの予防方法

犬の臍ヘルニアは、残念ながら予防法がありません。

そのため、毎日愛犬とのコミュニケーションをしっかりとり、小さな腫れを見落とさず、できるだけ早期発見・治療をするしかないのが現状です。

 

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犬が臍ヘルニアになってしまったら

犬の臍ヘルニアは自然に治る場合もあるし、手術が必要な場合もあります。

愛犬が臍ヘルニアになってしまったら、まずは動物病院へ連れていきましょう。

動物病院では、触診や血液検査、超音波検査などが行われます。

若齢犬の発症率が高い臍ヘルニアですが、愛犬のヘルニアが小さく、突出しているのが脂肪組織であれば経過観察をし、1歳までに治らない場合は手術をするケースが多いです。

去勢/避妊手術の際に一緒にヘルニアの穴を塞ぐ手術を行うケースも多いです。

ヘルニア内に脂肪が固着して押しても戻らなくなる場合もありますが、腸が脱出する危険性がなくなるのでかえって安全といえます。

触ると柔らかく、押して戻る程度の臍ヘルニアなら、経過観察となるでしょう。

経過観察となった場合は、極稀ですが臍ヘルニアが嵌頓(かんとん)ヘルニアに発展することもあるため、獣医師と相談し日頃から指で押して戻るか、痛がらないかなどをチェックするのがおすすめです。

ヘルニアが大きく、突出しているのが膀胱や腸管などであれば命に関わる危険性があるため、全身麻酔による手術で突出した臓器を元の位置に戻し、穴を塞ぐ手術を行います。

術後は当日~1泊の入院で様子見をし、1週間後に抜糸となります。

犬の臍ヘルニアの手術費用は、避妊手術と同時に行う場合、犬の体重によって差がありますが3~10万円程度が相場です。

臍ヘルニアのみの手術なら、入院費や検査費も込みで5~10万円程度が相場となっています。

 

犬の臍ヘルニアの再発率

犬の臍ヘルニアは、よほど大きな臍ヘルニアでない限り再発率はかなり低いとされています。

ただし、術後に強い腹圧がかかると再発リスクが高まるため、注意が必要です。

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よくある質問

犬の臍ヘルニアの手術はペット保険で補償されますか

残念ながら補償されません。臍ヘルニアの多くは先天性のものであるため、ほかの加入者への公平性という観点で補償の対象外となっています。

犬の臍ヘルニアは放置してても自然治癒できますか?

臍ヘルニアが小さいものの場合は、自然治癒する可能性もあります。臍ヘルニアが6ヶ月以上経っても自然治癒しない場合は、去勢/避妊手術の際に同時に整復するケースが多いです。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

【犬の臍ヘルニア】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の臍ヘルニアの症状
・犬の臍ヘルニアの原因
・犬の臍ヘルニアの予防法
・犬の臍ヘルニアのの治療法
について解説してきました。
臍ヘルニアは予防法がない病気ですが、早期発見・治療できればしっかりと治せる病気です。
臍ヘルニアの症状を見逃さないように、日頃から愛犬のボディチェックを行い、ちょっとでもおへそが腫れていると感じたら動物病院へ連れていきましょう。
ペット保険比較アドバイザーではその他保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

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