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猫の骨折の費用はいくら?原因や治療方法、応急措置についても解説!

 
猫の骨折の費用はいくら?原因や治療方法、応急措置についても解説!サムネイル
猫の骨折にかかる費用は平均20~30万円です。金額は骨折の難易度によって異なるためこれ以上かかるケースもあります。完治まで定期的に受診する必要もあるため高額な治療費がかかります。
猫は高い場所に登ることもあり上下運動を得意とする動物です。
そのため高い場所から落ちても問題ないと感じることもあるかもしれません。
しかし高い場所から落ちてしまうと骨折などのケガをしてしまう可能性があります。
ここでは猫の骨折の原因や治療方法・費用について解説していきます。

この記事では

・猫の骨折の原因について
・猫の骨折の見分け方
・猫の骨折の治療費や治療方法
について解説します。
最後までお読みいただければ、猫の骨折の原因について」「猫の骨折の治療費や治療方法についてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


猫の骨折の原因

猫も様々な原因により骨折をしてしまうことがあります。

ここでは猫の骨折の原因について解説していきます。

 

低い段差からの落下

猫は低い段差から落下することにより骨折することがあります。

ソファーの段差や2,3段目の階段から落ちてしまう時は骨折や捻挫など体を痛めてる可能性があります。

もちろんしっかり受け身をとって無傷の場合もありますが、受け身が取れず転がり落ちてしまう場合はどこを強く打ったか確認することが大事です。

猫自身も興奮状態になっていることが多く、痛みに鈍感で痛がらないで普通に歩くこともあります。

そのためケガに気づかない可能性もあるため注意しましょう。

特に「高齢猫」「子猫」「肥満猫」は着地に失敗することがあるため注意が必要です。

ソファーや階段はもちろんですがドアにも注意しましょう。

ドアで猫を挟んだことで骨折してしまうケースもあります。

猫が行き来する時はドアを開けておくことをおすすめします。

 

ベランダからの落下

猫はベランダから落下することにより骨折することがあります。

かなりの衝撃が加わるためより大きなケガをしている可能性があります。

ベランダは落下するだけでなくそのまま脱走してしまうという危険性もあります。

普段からベランダに出ることのないようにケージなどを活用することがおすすめです。

 

子猫はケージに注意

子猫はケージにも注意が必要です。

ケージは猫が中に入っていても楽しめるように3段ケージや2段ケージが販売されています。

段差の幅が広すぎてしまうと子猫が飛び乗ることができず落下してしまうことがあります。

ケージを活用する時には子猫が無理なく使用することができるか確認しておきましょう。

 

猫の骨折の見分け方

猫は痛みに強くケガを隠す傾向があり、骨折していても普通に歩いてしまうことがあります。

猫が後ろ足でも前足でも浮かして歩いていた場合は何かしらの異常が起きている可能性が高いです。

ここでは猫の骨折の見分け方を解説していきます。

 

骨折時のおもな症状と見分けのポイント

骨折をした時には

・患部の腫れや熱をもつ
・患部をあげて歩く
・元気がなくなる
・立ち上げることができない
・排泄障害

などの症状がみられます。

症状は骨折した部位により異なりますが骨折した部分は腫れ上がり熱を持つようになります。

痛みがあり攻撃的になることもあるため様子がおかしい、歩き方がおかしいと感じた時は動物病院を受診しましょう。

 

骨折の見分けポイントとしては、

・患部の腫れる(足や手の腫れなど)
・患部に負担がかからないように歩く(足を浮かせる、足を引きずるなど)
・体を触ることを嫌がる
・暗い場所でじっとしている
・元気や食欲がなくなる

などをみていきましょう。

骨折している可能性がある時は無理に猫の体に触らないようにしましょう。

 

猫は骨折した部位によって緊急性が変わる

猫は」「背骨」「骨盤などの部位を骨折してしまった時にはすぐに動物病院を受診する必要があります。

歩くことができないだけでなく頭や背骨は「脳」や「神経」などを保護するためのもので骨折することにより「大事な内蔵・部位」を傷つけてしまう可能性があるためです。

どの部位を骨折したかは見た目ではわかりずらいです。

いつもと様子がおかしいなどあれば平らな板に乗せ体に触らないようにし動物病院を受診しましょう。

 

【猫の骨折】治療費はどのくらい?治療方法は?

骨折となると手術が必要になることもあり治療費も高額になるイメージですが実際はいくらぐらいなのでしょうか。

ここではここでは猫の骨折の治療費や治療方法について解説します。

 

骨折治療の費用は平均20~30万円

骨折治療にかかる費用は平均20~30万円です。

骨折治療では手術だけでなく入院管理が必要となります。

費用の金額は骨折の難易度により異なるためこれ以上かかる場合もあります。

逆に手術が必要ない場合はこれより安く済むケースもあるので動物病院で確認することをおすすめします。

 

外傷 捻挫/擦過傷/打撲(通院)
1頭あたりの
年間診療回数
1頭あたりの年間診療費
中央値
1頭あたりの年間診療費
平均値
1.8回 5,724円 24,756円

※アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019

捻挫や擦過傷、打撲などで通院した時には年間治療費の平均値は24,756円です。

骨折をしていないケースでも平均して2万以上かかります。

 

骨折(手術)
1回あたりの診療費
中央値
1回あたりの診療費
平均値
196,719円 205,424円

※アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019

骨折手術の1回あたりの診療費平均値は205,424円です。

手術を行うとなると20万以上、その後入院することにより25~30万円はかかってしまいます。

退院後もリハビリで定期的に動物病院に通う必要もあります。

経過観察でレントゲンをとることもあるため完治するまで定期的に治療費がかかります

骨折の手術でプレートやピンを入れている場合は完治した時に抜く手術も行います。

そのため2回手術を行う事があることを念頭に入れておきましょう。

 

完治までの期間はどのくらい?

完治までの期間は骨折の度合いにもより異なりますが1ヶ月~3ヶ月程度はかかります。

猫は犬より回復が早い傾向があります。

骨折の完治の期間は早く治療開始することも大切で、骨を正常な位置に戻す治療を行うことで完治までの時間を短くすることが可能です。

それでも最短で1ヶ月はかかるため自宅でもケアも大切となります。

 

治療方法は手術するケースが大多数

猫はギプスや包帯を巻かれることを嫌がることが多いため、手術で早期に治療をしてしまうことが多いです。

中には手術ができない猫や手術ができない部位のためギプスで様子を見ることもあります。

かかりつけの動物病院で治療方針についてしっかり確認しておくことがおすすめです。

 

自然治癒や放置はNG!

猫の骨折は自然治癒もしくは放置はしてはいけません

骨折は放置することにより骨が変形してしまうことや誤った方向にくっついてしまう可能性があります。

骨が曲がってしまうと骨折していない正常な部分にも負担をかけてしまいます。

猫のためにも骨折した可能性がある場合は必ず動物病院で治療を受けましょう。

 

骨折治療中の猫の過ごし方

骨折は骨がくっつくまでに時間がかかるため長い時間治療が必要となります。

ここでは骨折治療中の猫の過ごし方について解説します。

 

基本は安静に

骨折治療中はケージの中で安静に過ごすことが大切です。

特に手術して間もない時は狭いケージの中でしっかり休みます。

ケージから出られるのは獣医師のOKが出てからです。

可哀想かもしれませんが、この段階で自由にしてしまうことで完治までの時間が長くなってしまう可能性や骨が誤ってくっついてしまう可能性もあります。

 

トイレの方法は?

トイレは骨折治療中も猫が一人でできる場合は見守りましょう

下手に手を出すことで猫は排泄をしなくなってしまう可能性もあるため見守り、排泄ができない時にサポートしてあげます。

 

トイレは猫が入りやすいものを用意してあげましょう。

段差が高いものは骨折治療中の猫にとって負担になる可能性があります。

猫の状態に合わせてトイレを変えてみることもおすすめです。

 

段差が低くても猫が落下したら動物病院を受診しよう

段差が低い場合でも猫が落下した場合は動物病院を受診することをおすすめします。

猫は身軽でしっかりと着地することができますが肥満や老化などが原因で着地に失敗することやそのまま落下してしまうことがあります。

 

猫はしゃべることができず痛みを訴えることができません

骨折は放置すると悪化し歩けなくなる可能性もあります。

何かあった時は動物病院を受診することが望ましいです。

 

猫におすすめのペット保険は?

ここでは猫に合ったおすすめのペット保険、比較・選び方について解説します。

全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。

他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまで猫目線で解説していきます。

 

猫のペット保険加入の選び方のポイント

①猫のなりやすい病気が補償されるか確認
・歯科治療(歯周病等)
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも通院は他社と比較しても手厚いか
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか

 

①猫のなりやすい病気が補償されるか確認

ペット保険は保険会社によって補償する病気や、補償の対象外となる項目が異なります。

中には猫がなりやすい、歯周病を含む一切の歯科治療を補償の対象外としているペット保も存在します。例えば「プリズムコール」では一切の歯科治療が補償の対象外です。

また、「日本ペット少額短期保険:いぬとねこの保険」では「歯肉に触れる治療は補償されるが、歯に触れる治療は補償の対象外」といった細かい制限があります。

 

特に歯科治療は保険会社によって補償されるかが異なりますので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認することをおすすめします。

また公式HPでも「保険金のお支払いできない事例」の中に記載されていることがほとんどですので必ず確認しましょう。

補足になりますが、予防目的の歯石除去等は全てのペット保険で補償の対象外なので注意しましょう。

 

猫がなりやすい病気で補償の対象外か確認すべき病気

・歯科治療(歯周病等)

②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか

全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。

猫種によっては、なりやすい遺伝性疾患があります。例えばスコティッシュフォールドでは 骨軟骨異形成症という遺伝性疾患が存在します。

こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認し、加入後に発症した先天性疾患が補償されるかしっかり確認しましょう。

 

③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも通院補償の手厚さを重視するのがおすすめ

猫がなりやすい病気である「腎臓病」や「膀胱炎」は長期もしくは複数回の治療が必要になる疾患です。また「尿結石」は症状が重い場合、外科手術を伴う高額治療が必要になる傷病です。

そのため、には「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。

 

しかし、猫は腎臓病等の慢性疾患になりやすいのに対し、そこまで手術の可能性は高くありません。そのためにはフルカバー型の中でも通院補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。

例えば、腎不全であれば通院だけでも下記の治療費がかかります。

【通院治療費】

・年間平均診療費 : 272,598円
・平均診療単価 : 9,329円
・年間平均通院回数 : 15.2回

参考:アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019
参考:猫との暮らしとお金「猫が慢性腎臓病になったときにかかる費用はどれくらい?
(あくまでも統計による平均なので一つの参考資料として見てください)

ペット保険の中で一番人気である補償割合70%:通院・手術・入院を補償するフルカバー型の保険では、通院補償が「年間20~22日:1日あたり10,000~14,000円:年間最大20万~30万円」で設定されていることが多いです。
ちなみにフルカバー型のペット保険(補償割合70%)の中で年間の最大通院補償金額が高いのは楽天ペット保険の、「年間22日まで:一日あたり15,000円まで:年間最大33万円まで」です。

更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか

ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。

つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。

中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります

もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。

 

猫がなりやすい「腎臓病」は慢性疾患のためかかってしまったら一生の付き合いが必要な病気です。

加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。

しかも、「更新時の対応」については、どのペット保険であっても公式HPや保険約款の目立たないところにあったりするので結構見落とします。
公式HPの「よくある質問:更新について」「保険金をお支払いできない事例」等のページで記載されていることが多いので、必ず一度は確認することをおすすめします。

また、ペット保険比較アドバイザーではそういった情報も一つの記事内でまとめていますのでぜひ一度ご確認ください。

猫におすすめのペット保険をご紹介!

最後に、今回ペット保険比較アドバイザーでは猫におすすめのペット保険をご紹介します。

おすすめの理由としては上記で説明した猫のペット保険の選び方、ポイントや条件をすべて満たしているからです。

アニコムでは保険金請求回数に応じた保険料割増制度ありますが、「腸内フローラ測定」を年一で行えるため、猫の死因ランキング1位である腎不全の予防までできる他、外出しずらい猫には有効な健康チェックです

測定結果によっては血液検査も無料で受けることができます

ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。

あくまで参考ですが、そもそも病気にさせたくないと考える飼い主様にはアニコムがおすすめです。

メリット デメリット
・歯科治療も補償
・「腸内フローラ測定」等の予防型サービスも付帯
・通院は一日当たり14,000円×年20日まで補償(補償割合70%プラン)
保険料が高い
保険金請求回数に応じた保険料割増制度あり

 

アニコム(ふぁみりぃ)

2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。

※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。

引用:重要事項説明書

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。しかし保険料も高くなり補償内容のグレードも普通のプランより下がってしまいます。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

猫の尻尾を踏んでしまった!動物病院を受診するべき?

尻尾も骨折する可能性があります。尻尾には重要な神経が走っているため様子を観察し動物病院を受診することをおすすめします。

猫の骨折の応急処置はどうしたらいい?

骨折の応急処置として患部に添え木をすることがおすすめです。できるだけ患部に負担をかけないように添え木でサポートしましょう。包帯をまき動かないようにしつつ患部を圧迫しすぎないようにします。

ペット保険は必要?

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

友だち追加

【猫の骨折の原因とは?治療方法や費用について】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・猫の骨折の原因について
・猫の骨折の見分け方
・猫の骨折の治療費や治療方法
について解説してきました。
猫は体が柔らかく高い場所から飛び降りても体にあまり影響なく着地することができます。
しかし着地を失敗してしまうケースもあるため家の中でも高い場所に登らないように注意してあげることが大切です。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。