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犬の顔が腫れるのはアレルギー?腫れの原因やむくみの対処法を解説!

 
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犬の顔が腫れる原因としてアレルギーや歯周病といった可能性があり、老犬は腫瘍の可能性も高くなります。突然症状が悪化したり最悪命に関わる事態もありうるのですぐに動物病院に行きましょう
犬の顔が腫れた姿はみたことはありますか。
あまりみられる症状ではないため犬を長い間飼育している方でもみたことないこともあるでしょう。
しかし突然パンパンに腫れてしまうこともあり、いざ腫れたときに慌てることのないように原因や対処法を知っておくことは必要です。

この記事では

・犬の顔が腫れる原因
・犬の顔が腫れたときの対処法
・ストレス解消法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の顔が腫れる原因について」「犬の顔が腫れたときの対処法について」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬はストレスで顔が腫れる?

犬は自由気ままに生活し悩みがないように見えますよね。

しかしストレスを感じているときももちろんあります。

ストレスと顔が腫れるという症状には何か繋がりはあるのでしょうか。

ここでは「犬はストレスで顔が腫れるのか」について解説します。

 

ストレスで顔が腫れることはない

基本的にストレスで顔が腫れる症状がみられることはありませんが、しかしストレスにより顔が腫れる症状が悪化する可能性はあります

犬はストレスが溜まると免疫力が下がり病気になりやすくなり、それにより「顔が腫れやすくなること」や「顔の腫れがひきにくくなること」なる可能性があげられます。

 

顔の腫れの主な3つの原因とは?

ストレスが原因でないのであれば何が原因で顔が腫れるのでしょうか。

ここでは「顔の腫れの主な原因」について解説します。

 

原因①:アレルギーによるアナフィラキシーショック

犬の顔が腫れたときには「アレルギーによるアナフィラキシーショック」が原因としてあげられます。

アナフィラキシーショックとは摂取または侵入したアレルゲンに体が激しく反応してしまうことで全身的に過剰なアレルギー反応が起こった状態のことです。

アナフィラキシーショックは死に至ることもある怖い症状なため注意が必要です。犬や猫ではワクチン接種によりアナフィラキシーショックを発症するケースがあります。

アナフィラキシーショックは接種してすぐに症状がみられるケースと時間が経ってから症状がみられるケースがあります。

アナフィラキシーショックの症状として

・じんましん
・発赤
・嘔吐
・下痢
・低血圧
・頻脈
・ぐったりする
・呼吸困難

などを引き起こします。

これらの症状がみられる場合はすぐに処置が必要なため早急に動物病院を受診しましょう。

 

時間が経ってからみられる症状としては

・顔が腫れる(ムーンフェイス)
・顔を痒がる(かゆみ)
・嘔吐
・下痢

などがあげられます。

かゆいと感じることが多く顔をかくこともあります。

すぐに動物病院に連絡し受診することが望ましいです。

動物病院でワクチン接種をしたときは接種後15分程度は動物病院で様子を見ることがおすすめです。

アナフィラキシーショックは接種後15分までにみられることが多いため特に用心しましょう。

さらにワクチン接種後は

・激しい運動は控える
・トリミングなどのストレスがかかる予定は避ける
・興奮させない

などに注意し安静にしましょう。

アナフィラキシーショックは昆虫や爬虫類の毒により引き起こされることもあります。

散歩中「ハチ」や「へび」などの生き物に遭遇することないように注意しましょう。

 

原因②:犬の歯周病

犬の顔が腫れたときには「犬の歯周病」が原因としてあげられます。歯周病とは歯に歯石が付き歯茎が炎症を起こし後退していく病気で最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

歯には神経や血管がはしっており抜け落ちた部分から細菌が血管内に侵入し全身性疾患を起こす怖い病気です。

歯石は歯茎の炎症を起こすだけでなく歯石に触れる部分も炎症を起こし、結果として犬の顔が腫れることもあります。

さらに進行すると炎症を起こした部分が膿んでしまい穴が空いてしまうケースもあります。

 

歯周病の場合は目の下あたりの片方の頬が腫れることが多く、腫れた部分は皮膚が赤くなり脱毛を起こしていることもあります。

病状によっては両側腫れることもあるため口の中を確認しましょう。

 

米国獣医歯科学会(American Veterinary Dental Association)の研究によると、犬の80%以上が、何らかの歯周病を患っていることがわかっています。

しかし歯周病は日頃の歯磨きで予防することができる病気です。できるだけ毎日歯磨きをし歯周病を予防しましょう。

 

原因③:犬の顔にできる腫瘍

犬の顔が腫れたときには「犬の顔にできる腫瘍」が原因としてあげられます。

どんな犬種でも長く生きれば腫瘍を患うこともあります。

 

腫瘍は顔だけでなく「口腔内」「首」「喉」などにも発症します。

素人では腫瘍だと気がつくことができないケースも多いです。

そのためこまめに健康診断を受けて腫瘍を早めに発見することがおすすめです。

 

腫瘍には良性や悪性があり治療法も異なります。

できるだけ早く診断してもらい治療を始めていきましょう。

 

犬の顔の腫れの原因・病気別対処法とは?

犬の顔が腫れたときあわててしまうかもしれませんが原因により対処法が異なります。

ここでは「犬の顔の腫れの原因・病気別の対処法」について解説します。

 

対処法①:アレルギーが原因の場合

アレルギーが原因の場合は「ステロイド剤の投薬」をすることが一般的です。

ただステロイド剤の投薬は獣医師が判断することになるため動物病院を受診し治療を受けましょう。

アナフィラキシーショックは命に関わる症状を引き起こします。突然症状が悪化する可能性もあるためかかりつけの獣医師の話をしっかりきくようにしましょう。

 

アナフィラキシーショックでは

・血管確保
・点滴
・症状に合わせた投薬
・必要に応じて血液検査

などが行われます。

行われる処置は犬の状態などにもよりますがいろんな処置を行うため治療費が高額になることがあります

緊急処置中では金銭的な相談をすることは難しいですが治療費が高額になる可能性があることは頭に入れておきましょう。

 

食べ物に対してもアレルギーがある場合アレルゲンを特定することができる検査もあります。

動物病院で採血を行い動物病院外の検査機関で検査を行ってもらいます。

結果は約1週間程度で届きます。

 

検査をすることで愛犬のアレルゲンを突き止めることが可能です。

ただ検査費用が高額になるためかかりつけの獣医師と相談することをおすすめします。

 

対処法②:犬の歯周病が原因の場合

犬の歯周病が原因の場合は「治療を受ける」ことが望ましいです。

自分でどうにかすることはできないためかかりつけの獣医師と相談し治療方針を決めていきましょう。

 

多くの場合は全身麻酔下での歯石除去手術を行います

歯石を除去することで細菌を除去し口の中をきれいにします。

ただ後退してしまった歯茎はそのままなため歯が抜け落ちてしまうこともあります。

 

歯石除去手術は今ある歯石を取り除くことができます。

しかし歯がザラッとした状態になるため歯石が付きやすい状態になります。

そのため歯石除去手術を行った後は毎日歯磨きを行い歯石がつかないようにケアをしていく必要があります。

 

歯石除去手術は全身麻酔下で行うため麻酔のリスクが高い犬に対しては行うことができないこともあります。

その場合は内服薬などで投薬を行い症状を抑えていきます。

しかし歯石を取り除かなければ根本的な治療にならないため楽観視できません。

 

歯周病を発症することがないように毎日歯磨きで口腔内を清潔に保つようにすることがおすすめです。

 

対処法③:犬の顔にできる腫瘍が原因の場合

犬の顔にできる腫瘍が原因の場合は「動物病院を受診」しましょう。

腫瘍は早く診断してもらい治療を開始することが望ましいです。

 

良性か悪性かにもより治療方針も異なります。

発症部位にもよりますが悪性である場合は外科手術が必要になるケースもあります。

ただ外科手術では全身麻酔を行うため手術を行うことができないこともあるためかかりつけの獣医師と相談することが望ましいです。

 

アレルギーや腫瘍になりやすい犬種もいる

犬の中にはアレルギーを引き起こしやすい犬や腫瘍になりやすい犬もいます。

ここでは「アレルギーや腫瘍になりやすい犬種」について解説します。

アレルギーになりやすい犬種

アレルギーになりやすい犬種として

・柴犬
・フレンチ・ブルドッグ
・シー・ズー
・パグ
・ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア
・ラブラドール・レトリーバー
・ゴールデン・レトリーバー
・ワイアー・ヘアード・フォックス・テリア

などがあげられます。

アレルギーになりやすい犬種は食物アレルギーや皮膚炎なども発症しやすい傾向もあります。

そのため皮膚の状態もこまめに確認しておくことがおすすめです。

 

もちろん当てはまる犬種でも全く症状がみられないこともあるため安心してください。

逆に当てはまらない犬種でも発症することもあるため日頃から愛犬の様子を観察しておくことがおすすめです。

腫瘍になりやすい犬種

腫瘍になりやすい犬種として

ゴールデン・レトリバー
・ラブラドール・レトリーバー
・シェットランド・シープドッグ
・シーズー
・ミニチュアシュナウザー

などがあげられます。

腫瘍はどんな犬種でも発症します。

その中でも発症率が高いのがこれらの犬種です。

特にゴールデンレトリバーの発症率はかなり高いためこまめに健康診断を受けるなど対策を取ることがおすすめです。

ストレスの原因や解消法は?

ストレスが犬の顔を腫らすことはありませんが免疫力を下げてしまうため病気になりやすくなります。

そのためストレスを溜めないようにすることが望ましいです。

ここでは「ストレスの原因や解消法」について解説します。

ストレスの原因

犬のストレスの原因として

・生活環境の変化
・不衛生な生活環境
・運動不足
・睡眠不足
・栄養不良
・ブラッシングなどのケア不足
・新しい家族が増えた

などがあげられます。

特に運動量が足りていないと運動不足によりストレスがたまります。「小型犬は30分~1時間半程度」「中型犬は1時間~2時間程度」「大型犬は2時間~3時間程度」散歩に連れ出してあげることが望ましいです。

犬の運動量はその時の体調や年齢により変わるため犬の様子を見ながら調節しましょう。

 

さらに不衛生な生活環境やブラッシングなどのケア不足では皮膚病を発症する可能性が高くなります。

皮膚病では「痒み」「皮膚が赤い」「湿疹」「脱毛やフケ」などがみられます。

犬との時間をしっかりとりブラッシングなどのケアをしながら犬の体調を見ていきましょう。

 

ストレスの解消法

犬のストレス解消法として

・生活環境を整える
・犬にあった運動量
・高品質な食事
・犬との時間をとる
などがあげられます。
生活環境を整え犬がリラックスできる環境を作りましょう
同居動物がいる場合や小さいお子様がいるご家庭は犬が一人でくつろげる場所を確保してあげることがおすすめです。
食事は年齢ステージに合わせて給与量などの見直しもしましょう。
特に子犬の時期は体重変動が激しい時期なのでこまめに測定し適切な量与えましょう。
犬は構われすぎるとストレスになりますが構ってもらえないことでもストレスを感じます。
そのため定期的に犬との時間をとるようにしましょう

よくある質問

犬の顔が腫れたときはどうしたらいい?

犬の顔が腫れたときはまずかかりつけの動物病院に連絡しましょう。動物病院に連絡しながら犬の様子を観察し他の症状がないかみていきましょう。指示に従いすぐに動物病院を受診することが望ましいです。

ワクチン接種後はどうしたらいい?

ワクチン接種後はアナフィラキシーショックが見られる可能性があるため動物病院で少し待機することが望ましいです。15分以内に発症することが多いため特に注意しましょう。自宅に帰ってからもアレルギー症状が見られる可能性があるためすぐに動物病院を受診できるように準備しておくことがおすすめです。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

【犬の顔が腫れるのなぜ?原因や対処法】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬の顔が腫れる原因
・犬の顔が腫れたときの対処法
・ストレス解消法
について解説してきました。
犬の顔は腫れると「むくみ?」と感じることもあるかもしれません。
犬は「アナフィラキシーショック」「歯周病」「腫瘍」などが原因で顔が腫れます。
アナフィラキシーショックは命に関わる状態なため動物病院で早急な処置が必要となります。
犬の顔がパンパンに腫れるとパニックになってしまうかもしれませんが落ち着いて対処するようにしましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。