ポメラニアンのペット保険のおすすめは?重視したい補償内容も解説!

ポメラニアンのペット保険のおすすめは?重視したい補償内容も解説!サムネイル

ポメラニアンのペット保険選びではポメラニアンがなりやすい病気を補償するかが一番重要です。見落としがちな重視するべき補償内容についても病気を軸に解説していますので参考にして下さい。

ふわふわの被毛とクリっとした顔が特徴的なポメラニアンは、日本で人気の高い犬種です。
しかし、どんなにかわいい犬でも生きている限り必ず病気やケガに見舞われます。

この記事では

・ポメラニアンの特徴
・ポメラニアンのかかりやすい病気やケガ
について解説します。
最後までお読みいただければ、ポメラニアンについてわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


目次

ポメラニアンとは

ポメラニアンはドイツ原産のジャーマンスピッツの一種である小型犬です。

ポメラニアンの名前はドイツ北西部にあるポメラニア地方にちなんでつけられました。

体高は13~28㎝、体重は3~6㎏と個体差が大きいのも特徴の1つです。

適切な食事量がわかりにくい場合は、獣医師と相談して調整してあげてください。

 

ポメラニアンの性格

ポメラニアンの代表的な性格に以下のようなものがあります。

・忠誠心がある
・活発
・頭が良い
・神経質 など

ポメラニアンは小型犬の中では留守番の得意な犬種です。しかし、適切なしつけをしなければ、留守番の苦手な子になる可能性があります。

また、外的刺激に敏感で無駄吠えしやすい犬種でもあるので、小さいころからしっかりとしつけをすることが重要です。

頭の良い犬種なので、しつけのしやすい犬種といえます。

 

ポメラニアンの被毛

ふわふわの被毛にはさまざま色があり、単色や混色など個体差が大きいことがあります。

被毛はダブルコートで、細く絡まりやすいので毎日のブラッシングは欠かせません。

被毛は抜けるので基本的にトリミングの必要はありません。

しかし、お手入れを簡単にしたりかわいい見た目にするためにトリミングをするのもよいでしょう。

ふわふわの被毛があるので寒さに強く暑さに弱い犬種です。

室温の調整はこまめに行ってください。また、冬場は乾燥で静電気が起きやすいので、加湿器や保湿剤を使うようにしましょう。

 

ポメラニアンの飼い方のポイント

ポメラニアンは体は小さいですが活発で運動することが大好きな犬種です。毎日の散歩は1日20~30分程度を2回ほどにすることをおすすめします。

ポメラニアンは気管支が弱いので、ハーネスのリードにするとよいでしょう。

また、家の中でもおもちゃを使って適度に遊んであげてください。

骨や関節が弱いので、床で滑らないようにマットやじゅうたんなどを敷くなど、環境を整えてあげましょう。

 

ポメラニアンのペット保険選びで重視したい補償内容

ポメラニアンのペット保険を選ぶうえで重要なのが

①ポメラニアンがかかりやすい病気を補償するかどうか(歯周病、気管虚脱、パテラ、てんかん、チェリーアイ、レッグペルテス)
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患も補償(水頭症、てんかん)
③更新時に条件が付くことのないペット保険(弁膜症等の慢性疾患)
④通院、手術、入院を補償するフルカバー型のペット保険
の4点になります。
チェリーアイとレッグペルテスは0~2歳で多く発症するので、それ以上のポメラニアンであればそこまで重視する必要はないかもしれませんが、チェリーアイとレッグペルテスを補償の対象外としているペット保険はパテラ等も補償の対象外に設定していることが多いです。
特に②と③は、比較サイトや保険会社の公式HPだけを見ていると見落としがちな点です。
特に「契約更新時に条件が付けられてしまう可能性のあるペット保険」は、心臓病(弁膜症)といった治る見込みが少ない慢性疾患にかかった際に、一年しか補償されなかったという事になりかねません。
お守りでペット保険に加入するのではなく、本当に必要としたときに補償してくれるペット保険を選びましょう

ポメラニアンにおすすめのペット保険は?

最期に、今回ペット保険比較アドバイザーではポメラニアンにおすすめのペット保険(アニコム損保)をご紹介します。

①ポメラニアンがかかりやすい病気を補償(歯周病、気管虚脱、パテラ、てんかん、チェリーアイ、レッグペルテス)
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患も補償(水頭症、てんかん)
③更新時に条件が付くことがない(弁膜症等の慢性疾患)
④通院、手術、入院を補償するフルカバー型のペット保険
という条件全て満たしており、かつ
酸素ハウスのレンタル費用も補償の対象
です。心臓病や気管虚脱といった病気で使用されることがある酸素ハウスですが、獣医師の指示があった場合は酸素ハウスのレンタル費用も補償の対象となります。
他社のペット保険では通常酸素ハウスにかかる費用は補償の対象外であり、現状、補償の対象とすることを明記しているペット保険はアニコム損保だけです。(2023年3月現在)
ポメラニアンは弁膜症(心臓病)や気管虚脱といった病気にかかりやすい犬種になりますので、こういった費用も補償してくれるのがメリットの一つになるかと思います。
アニコム損保は比較的保険料が高いペット保険ではありますが、その分付帯サービスや補償内容が充実しているのが特長です。
アニコム(ふぁみりぃ:~7歳11か月まで)
2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください。

ポメラニアンがかかりやすい病気やケガ

ポメラニアンは以下の病気やケガにかかりやすい傾向があります。

普段と少しでも違う様子を見せたらできるだけ早くかかりつけの病院に連れて行くようにしましょう。

 

 気管虚脱

ポメラニアンは短頭種に該当する犬種になります。短頭種は気管虚脱の主な原因に挙げられる「鼻涙管閉鎖」になりやすいので注意が必要です。

鼻涙管は目と鼻をつないでいて涙を排泄するところです。短頭種はこの鼻涙管が詰まりやすく、流涙症を発症してしまいます。

鼻涙管閉鎖は軽度であれば犬の鼻の上をつまんでマッサージすることで症状がおちつくことがあるので試してみることよいでしょう。

また、涙やけにならないようにこまめに目元を拭いてあげるのも大切です。

鼻涙管閉鎖は重度であれば鼻涙管の流れを改善する手術が行われます。

流涙症はその他にもアレルギーや逆さまつげなどさまざまな原因で発症することがあります。

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2021」によると、ポメラニアンの気管虚脱の年間平均費用は51,833円となっています。

また、犬の気管虚脱の手術費用は術式や症状にもよりますが、約40~70万円とかなり高額です。

 

前肢骨折

犬は着地などに前足を使うので、前足を骨折することが多いです。

特に小型犬の足の骨はとても細いため、少しの衝撃で折れてしまうことがあるので注意が必要です。

骨折をすると、手術や入院が必要になりますし、完治するまで数か月かかります。

その間思ったように動けないことが犬の大きなストレスになります。

また、アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、前肢骨折の平均費用は190,655円となっています。金銭的にも大きな負担になるため、日頃から骨折をしないように周囲してあげることが重要です。

床で滑らないようにクッションやマットを敷いたり、段差から飛び降りないようにソファにスロープを付けるなど、犬の生活環境を見直してみましょう。

また、体重管理や適度な運動で筋肉をつけることも重要です。

 

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨脱臼は膝にあるお皿のような骨がずれたり外れたりしてしまう病気です。

ケガが原因で発症することもありますが、先天性で発症することもあります。

特に小型犬は膝蓋皿脱臼を発症しやすいです。

以下のような症状が見られたら、すぐに病院で検査をしてもらいましょう。

・片足を上げたまま歩く
・びっこを引くような歩き方をする
・足先が内側や外側を向いている 等
膝蓋骨脱臼は軽度であれば投薬などで様子をみることがありますが、根本的には外科手術をして症状の改善をはかります。
骨折同様に、生活環境を整えるなどしてケガが原因で膝蓋骨脱臼にならないように注意しましょう。
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、パテラの手術の平均年間費用は22万711円となっています。

脱毛症X(アロペシアX)

脱毛症XはアロペシアXとも呼ばれる病気です。頭と足以外に脱毛が見られるのですが、特にかゆみを伴わないのが特徴です。

一般的に1~4歳程度の若い犬が発症することが多く、特にポメラニアンなど特定の犬種で発症しやすい病気です。

なぜ脱毛症Xを発症するのか、その原因はわかっていません。

脱毛症Xは被毛が抜けるだけでかゆみもないため犬に負担がほとんどかからず、また命の危険もありません。

見た目にかなり影響を及ぼしてしまいますが、経過観察するのも1つの手段です。

治療は原因がわからないため根本的な治療ではなく、対処療法になります。

具体的には松果体ホルモンや免疫抑制剤などで発毛を促すなどがあります。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、喉の付近にある甲状腺から分泌されるホルモンが少なくなることで発症する病気です。

甲状腺から分泌されるホルモンは全身の代謝を促す機能があります。甲状腺機能低下症になると全身の代謝が低下し、以下のような症状が出ます。

・元気がなくなる
・疲れやすくなる
・体重が増える
・皮膚が乾燥する
。しっぽや体の脱毛
・寒さに弱くなる 等
甲状腺低下症は5歳以上の犬がかかることが多いです。そのため、初期状態は「年齢のせい」と勘違いしてしまう飼い主さんも多くいらっしゃいます。
治療は甲状腺ホルモンを投薬することです。しかし、症状の改善は数週間から数か月など個体差があります。
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2021」によると、ポメラニアンの甲状腺機能低下症の年間平均費用は84,731円となっています。

弁膜症

心臓には血液を受けとって体に送ることと体を循環した血液を肺に送って酸素をもらう働きの2つがあります。

心臓はこの2つの動きが混ざらないように弁で仕切っています。この心臓の弁が正常に働かなくなる病気を弁膜症といいます。

弁膜症は10歳以上の小型犬の30%が発症するとされているほどシニアの犬がかかりやすい病気です。

弁膜症になると以下のような症状が見られます。

・散歩を嫌がる
・食欲が落ちる
・呼吸が荒くなる
・ふらつきがある 等
症状が出るとある程度病気が進行している可能性があります。心臓の病気は見た目で判断しずらいので、定期的な健康診断が有効的です。
壊れた心臓の弁は元に戻すことはできません。また、犬の心臓の弁を治すために手術することは一般的ではないので、基本的には投薬による治療を行います。
投薬を途中でやめてしまうと心臓への負担が大きくなるので、基本的には一生涯飲み続けることになります。
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2021」によると、ポメラニアンの弁膜症の年間平均費用は126,209円となっています。

慢性腎臓病

腎臓病には急性と慢性の2つの種類があります。慢性腎臓病は月日をかけて徐々に腎臓の機能が低下していく病気です。

症状には以下のようなものがあります。

・体重が減少する
・食欲が無くなる
・水を多く飲むようになる
・口臭がする
・便秘になる 等

初期症状はほとんどなく、症状が出たときには病気が進行していることが多いです。

早期発見するためには、健康診断を定期的に受けることが有効です。

一度壊れてしまった腎臓は治すことができないため、輸液や点滴、投薬などで進行を遅らせる治療を行います。

そのため、薬を一生涯飲み続けなければいけません。

 

膀胱結石

膀胱結石は犬の発症する尿路結石の中で一番発症率の高い病気です。

膀胱結石は膀胱内にある尿の中に発生した結晶が結石化したものを指します。

結石の大きさは数mm~数cmと大きさや形はさまざまです。

症状は初期状態だとほとんどないことが多いです。結石が大きくなると血尿や腹痛が見られるようになります。

尿道に詰まると尿道閉鎖になってしまい、緊急性の固い状態になるので注意が必要です。

毎日の尿の状態や回数を確認し、異常があるときはすぐに病院で治療を受けましょう。

結晶の種類によっては投薬や療養食で症状を改善させることができます。

 

補足:各ペット保険の新規加入年齢の制限一覧表

保険会社 プラン名 新規加入年齢
アニコム どうぶつ健保ふぁみりぃ・ぷち 生後0日以上7歳11か月まで
どうぶつ健保しにあ 8歳以上(上限なし)
アイペット うちの子
うちの子ライト
生後0日以上12歳11か月まで
ペット&ファミリー げんきナンバーわんスリム 生後45日以上7歳11か月まで
楽天ペット保険 ずっといっしょ[もっと] 生後0日以上10歳11か月まで
ペットメディカルサポート PS保険 生後30日以上8歳11か月まで
FPCペット保険 フリーペットほけん 生後30日以上9歳未満
SBIいきいき少短 SBIいきいき少短のペット保険 生後2か月から11歳11か月まで
リトルファミリー わんデイズ/にゃんデイズ 生後30日~8歳11か月まで
日本ペット少額短期保険 プラチナプラン
ゴールドプラン
パールプラン
生後31日以上10歳11か月まで
SBIプリズムコール グリーンプラン
プレミアムオレンジプラン
ホワイトプラン
生後60日以上7歳11か月まで
シルバープラン 12歳以上

よくある質問

ポメラニアンに必要なケアはありますか?

ポメラニアンだけではなく、犬は毎日体のケアをしてあげることがとても重要です。特にデンタルケアはとても大切です。犬の歯周病は体中に菌が巡り、様々な病気を発症することがあります。毎日の歯磨きはしっかり行いましょう。目の周りを拭く、ブラッシングをするなど、毎日のケアを小さなころから行い、嫌がらないようにしつけることが重要です。

良い動物病院はどのように見つければよいですか?

愛犬の健康を管理するためにもかかりつけ医を決めておくことはとても大切です。動物病院について知識がない場合は、近所で犬や猫を飼っている方たちに聞いてみましょう。SNSなどインターネットで探してみるのも重要です。できるだけ多くの意見をあつめ、その中から何度か通って自分に合った獣医を見つけてください。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

ペット保険比較アドバイザーでは公式LINEでの「ペット保険の適正診断」「保険相談サービス」を開始いたしました。

従来の比較表だけではわかりづらいペット保険の補償内容の範囲や充実度を踏まえたうえで、保険の募集人資格 を持った、ペット保険のプロが提案させていただきます。

 

【ポメラニアンとはどんな犬種?おすすめのペット保険もご紹介!】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・ポメラニアンの特徴や飼い方
・ポメラニアンのかかりやすい病気やケガの種類

について解説してきました。

ポメラニアンにいつまでも元気でいてもらうためには日頃のケアがとても重要です。
また、生活習慣や生活環境を見直し、ケガにならないように管理するようにしましょう。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次