・トイプードルがかかりやすい主な病気やケガ
・トイプードルのペット保険を選ぶポイント
・トイプードルにおすすめのペット保険
について解説します。
最後までお読みいただければ、「トイプードルがなりやすい病気やケガ」「トイプードルにおすすめのペット保険」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。
トイプードルがかかりやすい主な病気やケガ
【トイプードルとは】
・人気ナンバーワンの犬種
・ルーツ : 水の中で仕事をする鳥量犬
・被毛 : シングルコート 抜けにくい 毛が伸びるのでトリミングが必要
・性格 : 明るく活発
・平均寿命 : 15.4歳
トイプードルは日本で飼育されている犬種の中でも人気ナンバーワンの犬種です。
2022年度JKC(ジャパン ケンネル クラブ)年度登録数を見るとトイプードルが81,430頭で圧倒的な一位、二位がチワワで48,445頭となっており、圧倒的な人気です。
小柄な体に愛くるしい表情が何といっても大きな魅力で、初心者でも比較的飼いやすいと言われています。
トイプードルは比較的大きな病気にかかりにくいと言われていますが、それでも注意しなければならない病気やケガがあります。
アニコム家庭どうぶつ白書2023によると、トイプードルが犬全体の平均値よりもかかりやすい疾患を次のように挙げており、ペット保険請求頭数が多い順にみると
① 歯周病/歯肉炎(乳歯遺残に起因するもの含む)
② マラセチア感染症
③ パテラ
④ 肝泥症
⑤ 白内障
の順になっています。
その他にもトイプードルの注意すべき疾患として
・心臓病(特に僧帽弁閉鎖不全症)
・てんかん
・腫瘍
・クッシング症候群
・レッグペルテス病(大腿骨骨董壊死症)
・気管虚脱
・糖尿病
遺伝性疾患として進行性網膜萎縮症(PRA)
などが挙げられます。
ここからは各疾患の説明とおおよその治療費について解説します(治療費は症状・治療法などによって異なるので一つの参考としてみてください)。
【関節の病気・けが】 トイプードルで最もポピュラーで注意をしなければならないものです。
・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・前肢の骨折
・レッグペルテス
■ 膝蓋骨脱臼(パテラ):膝の関節(お皿の部分)が脱臼する病気。初期においては自然に元に戻ることもあるが重度になると手術が必要。トイプードルにおける発症率は14.1%ともいわれている。
治療費:保存療法(注射・内服・理学療法など)30,000円程度/手術(片側25~30万円)
パテラはペット保険の補償対象外に指定している保険会社があるので注意が必要です
■ 前肢の骨折:トイプードルは四肢が細く骨折しやすい犬種。高い所から飛び降りたり、抱っこしていた飼い主さんの手から落ちたときなど骨折することが多い。
治療費:手術をすると完治までには15~30万円程度が必要
■ レッグペルテス(大腿骨骨頭壊死症):成長期の小型犬に発症が多い。大腿骨骨頭への血流の不足が原因、遺伝的要因もあると考えられている。0歳での発症が多い。
ペット保険の補償対象外になることもあるので注意が必要。
治療費:手術 25~30万円程度が一般的
【外耳炎】
トイプードルは「たれ耳」であり、耳道にも毛が密生しているため耳の中の環境が悪いため発症しやすい。原因としては耳ダニなどの寄生虫・マラセチア性外耳炎(常在菌の過剰増殖)・アレルギー・過剰な耳掃除等が挙げられる。トイプードルでは特にマラセチア性外耳炎が多い。
治療費:初期であれば3,000円~5,000円程度(診察代・耳処置・処方など)/重度(耳道切除が必要になると)10~15万円かかるケースもある。
【目の病気】
・白内障
・進行性網膜萎縮症(PRA)
・涙焼け
■ 白内障:目の中にある水晶体が白く濁り視力が低下していく病気。糖尿病の合併症としてもよく見られる。犬の白内障の特徴は弱年期の発症が全体の7割程度を占めている。
治療費:手術の場合片眼20~40万円程度、両眼の場合50万円以上かかる場合もある。
■ PRA(進行性網膜萎縮症) 網膜が変性し、失明する病気。治療法がない。遺伝病でトイプードルは好発犬種
治療費:治療法がないので対症療法のため症状によって異なる。ペット保険では補償の対象外になることもある。
■ 涙焼け:涙が多く目の周りが常に濡れているため、目の周りの被毛に付着した菌が増殖して赤茶色に変色した状態。逆まつげ、角膜に傷がある、流涙管の閉塞などが原因。
治療費:原因によって異なる。流涙管閉塞のために流涙管を洗浄する場合は全身麻酔が必要になり費用は1~3万円程度。ペット保険では補償の対象外になることもある。
【歯科領域】
■ 歯周病:歯垢中の細菌が原因となり歯肉が腫れたり(歯肉炎)、歯を支えている歯周組織が破壊されてしまう(歯周炎)病気。進行すると歯槽骨が溶けてしまい、最終的には歯の脱落、ひどい時には下顎が骨折してしまうこともある。また、炎症部位の粘膜から血管に細菌が入り込み、心臓病や腎臓病の引き金になることもある。
トイプードルは顎が小さく歯の間に隙間がないため、大型犬に比べて歯周病になりやすい。
治療費:全身麻酔で歯石を取る場合5万円程度、抜歯を伴う場合7~10万円程度が必要。
ペット保険では補償の対象外になることもある。
【その他の疾患】
■ 気管虚脱 気管の一部がつぶれて狭くなり、呼吸が苦しくなる病気。短頭種や小型犬に多く、遺伝的要因が関与している可能性もある。
治療費:手術の場合40万円以上かかり、かなり高額。ペット保険では補償の対象外になることもある。
■ クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症):犬の内分泌疾患の中で最も多い疾患で、トイプードルは好発犬種として挙げられている。副腎皮質から過剰なコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が分泌されることで「多飲・多尿」「元気消失」「脱毛」「腹水」なおどの症状を呈する。腫瘍がある場合は摘出手術も検討されるが、その他の原因の場合完治は見込めない・
治療費:内服薬による治療・放射線治療・手術ともにかなり高額。ペット保険では補償の対象外になることもある。
その他:てんかん・心臓病(主に僧帽弁閉鎖不全症)・腫瘍・糖尿病などにかかる可能性もあり、いずれも長期間の治療もしくは手術が必要。
トイプードルのペット保険を選ぶポイント
ここではトイプードルに合ったペット保険を選ぶためのチェックポイントを解説します。
トイプードルのペット保険選びのポイントは以下のようなことが挙げられます。
・ トイプードルのなりやすい病気が補償されるか
・ 加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
・ 通院・手術・入院を補償するフルカバー型で手術の補償が手厚いか
・ 免責金額は設定されていないか
・ 更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
【ポイント①】かかりやすい病気やケガが補償対象外に定められていないこと
ペット保険は保険会社によって「補償」「補償対象外」に指定する病気や項目が異なります。
前項でトイプードルのかかりやすい病気について説明しましたが、それを踏まえ各ペット保険の『重要事項説明書』に目を通しましょう。
そこに「保険金をお支払いできない主な場合」という項目があり、補償対象外の疾患も記載されています。
例えば、犬の約8割に見られる歯周病はペット保険の請求件数を見ても上位を占めています。当然補償されるという思い込みは禁物です。保険会社の中には歯科治療を補償の対象外に指定しているものもあります。
「パテラ」「白内障」「レッグペルテス」「涙焼け」「てんかん」「歯周病」「PRA」「保険加入後に初めて診断された先天性、遺伝性疾患」などがペット保険によって扱いが異なる主な疾患です。
中にはトイプードルがかかりやすく高額治療が必要なパテラを補償の対象外としているペット保険もあるので注意が必要です。
また、トイプードルがなりやすい「てんかん」は先天性、遺伝性の要素も大きい疾患です。
全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。
・『加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか』
・『更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外とする可能性がないか』(更新時の条件)
上記の二点に関しては、は治療費が高額になる可能性が高くなる病気も多いので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認しましょう。
ペット保険に加入する際には「補償内容や条件を十分確認して納得した上で」加入することが大切です。
例えば愛犬の歩き方がおかしいと感じて動物病院を受診。「パテラ」と診断されたとします。入っていたペット保険では補償されないことが判明。では、補償されるペット保険に乗り換えることはできるのでしょうか?お分かりだと思いますが、答えは「NO」です。
乗り換えができたとしてもその保険の「加入前に発症していた病気は補償の対象外」になります(特定疾病除外特約)。悪くすると乗り換えたい保険に加入ができないこともあります。残念ですが、この子は「パテラに関連する治療費」を補償してもらうことはできません。
「保険に加入したけれど、やっぱり別の保険に乗り換えたい」という希望が叶うのは「元気な犬や猫」に限ります。
近年、ペット保険もネットで簡単に加入できるようになってきました。「何が分からないのか、わからないことがわからない」という方もおられるのではないでしょうか。疑問に感じたことはそのままにせず、必ず直接問い合わせるなどして解決しましょう。当サイトでもLINEで専門家が保険選びの相談に乗っていますので、お気軽にご利用ください。
【ポイント②】通院・入院・手術をカバーしていること
膝蓋骨脱臼(パテラ)は平均手術費用が約22万円、骨折でも10万円以上かかることが多いことから、トイプードルにはフルカバー型の中でもできれば手術補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。
ペット保険における手術の補償上限額は10~14万程度に多くは設定されています。もちろんそれ以下に設定している保険会社もあります。
ちなみにフルカバー型のペット保険(補償割合70%)の中で一回当たりの手術補償金額が高いのは楽天ペット保険とアイペットの、「一回当たり最大15万円まで」です。
最近では回数無制限で年間の上限額だけを定めたペット保険商品もあります(手術の年間限度額30万円など)
手術が必要な場合、緊急時を除いては、まず「通院して全身麻酔に耐えられるかどうかの検査」などを行い、「入院して」、「手術を受け」、「術後の管理のために何日か入院」、というパターンが一般的です。手術・入院特化型の保険だと、通院時の補償は受けられません。
そのために、骨折やパテラなどの手術の危険性がある場合、やはり「通院」「手術」「入院」のすべてを補償対象とする「フルカバー型」の保険がおすすめです。
【ポイント③】通院補償が充実していること
アイペットの調査によると犬全体のペット保険請求件数が多い順は以下のようになっています。
① 皮膚炎
② 外耳炎
③ 胃腸病
④ 下痢
⑤ 異物誤飲
①~④のほとんどは通院治療のみで対処できるでしょう。また異物誤飲も獣医師に相談したり催吐処置で解決すれば通院治療で終わります。
犬や猫の場合、ペット保険の請求の85%以上が通院によるものです。
通院費用はあまり高くはないだろうと考えるのは危険です。例えば手術。前にCT検査が必要な場合など、検査は通院で行い、手術プランをたてて、それから入院という場合も多く見られます。「通院」には「手術前の検査費用」なども含まれる場合が多いということを覚えておきましょう。
また、保険料を抑えたプランを選択すると「免責金額」が設定されている場合があります。免責とは指定した金額までは自分で支払い、それを越える金額が保険の対象になるというシステムです。免責金額が3,000円に設定してあれば毎回3,000円までは自分で支払わなくてはなりません。
下痢や嘔吐など、消化器症状が通院理由のトップになっています。その他皮膚病や外耳炎も通院理由の上位しめ、1回あたりの診療費はあまり高額にならない場合もあります。3,000円くらいならと思っていても、回数が重なれば大きな金額になるでしょう。
トイプードルのためのペット保険を選ぼう
トイプーがかかりやすい「涙やけ(流涙症)を補償している」「心疾患を補償している」「パテラを補償している」ペット保険をおすすめします。
かかりやすい病気やケガをカバーしているペット保険の中でも選ぶポイントは3点ございます。
①補償内容・サービスは充実しているがフルカバー型の保険料は比較的高い
②補償されない病気もあるが保険料が抑えられる
③高額な治療費に備えてしっかり備えたい
それぞれに合ったペット保険をおすすめいたします。
①補償内容・サービスは充実しているがフルカバー型の保険料は比較的高い
「涙やけ(流涙症)を補償している」「心疾患を補償している」「パテラを補償している」ペット保険になっております。
補償内容は比較的手厚く、プードルがなりやすい病気以外になった場合も補償してくれる可能性がたかいでしょう。
万が一が心配という方は下記のような補償内容が手厚いペット保険に加入することをおすすめいたします。
②補償されない病気もあるが保険料が抑えられる
しっかりペット保険に加入して万が一に備えたいけど、保険料はできるだけ抑えたい、、というのも保険選びで悩む中で多くの人が抱える悩みです。
保険料が抑えられていて補償が完璧な補償を受けることができるペット保険ははっきり申し上げてございません。
しかし。押さえておきたい病気やケガの補償を最低限にしたり、補償されない病気は予防してみたりすることで保険料は抑えながら
欲しい補償は手にすることができます。
おすすめは下記の3社です。
「涙やけ(流涙症)を補償している」「心疾患を補償している」「パテラを補償している」ペット保険になっております。
・ペット&ファミリー(免責金額)
「免責金額」とは「保険会社が補償しない金額」ということで、加入者はその「免責金額」+保険の負担分の治療費を支払う必要があります。
もし、「免責金額3000円」設定の保険に加入していたならばこの場合「(治療費10.000円-免責金額3000円)×補償割合0.7=4900円」が保険で補償される金額になります。
よって、補償金額の4900円を差し引いた5100円を負担することになります。一回の受診で免責金額以下(この場合3000円以下)の治療費は保険では補償されないので実費負担になってしまいます。
・PS保険(回数制限)
PS保険を病気やケガ治療に利用する場合、補償限度日数(回数)は、通院20日(1日あたり10,000円まで)、入院30日(1日あたり20,000円まで)、手術2回(1回あたり100,000円まで)となります。また、PS保険は、継続的に治療していた同じ病気やケガが完治した場合、その後、また同じ病気やケガを患っても、新たに発症したご契約年度から補償限度日数がリセットされます。例として、皮膚炎で長く治療されていても途中で完治すれば、その後また皮膚炎になったとしても新たに発症した(症状が出た)ご契約年度から補償いたします。ただし、契約期間中に発症した病気やけがについて、その治療が継続的である場合、治療日にかかわらず、その病気やけがが起こった契約年度の制限期間内で保険が適用されます。つまり、新しい契約年度が始まっても、以前の契約年度に始まった病気やけがに関する制限期間は変わりません。
・リトルファミリー(歯科治療は補償の対象外)
・歯肉炎
・歯周病
・口腔内腫瘤
・唾液腺嚢胞
あわせて、口腔内で手術する可能性が高いケガや病気と判断した場合も補償対象外です。ただし、交通事故や転落などによる傷害の治療は補償されます。
PS保険
罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。
リトルファミリー少額短期保険「わんデイズ・にゃんデイズ」
③高額な治療費に備えてしっかり備えたい
高額な治療費にちゃんと備えたいが保険料は抑えたい方におすすめなのが「手術・入院特化型のペット保険」です。
プランの中には補償割合が90%、限度額は1回50万円と非常に補償が手厚くなっております。
トイプードルがケガをしやすいと言われている「パテラ」の治療は動物病院にもよりますが
アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、パテラの手術の平均費用は22万711円となっています。
パテラは大腿骨滑車溝が浅い・平坦・膝関節の傾きが不良などが原因の場合が多く、手術はその修復及び関連している筋肉や靭帯を適切な状態にするという内容になります。
手術の費用は犬の状態や術式、また動物病院によっても異なるので悪までも参考ですが、一例を紹介します。(1歳・トイプードル・膝蓋骨脱臼・手術・6日入院の場合)
診察料 |
800円 |
点滴 |
14,400円 |
入院費(5泊6日) |
15,000円 |
処置 |
10,500円 |
検査 |
25,000円 |
注射 |
6,000円 |
全身麻酔 |
15,000円 |
薬 |
2,300円 |
手術 |
165,000円 |
合計 |
254,000円 |
このように膝蓋骨脱臼の手術には高額な治療費がかかることになります。
下記2社は「手術・入院特化型」のプランもございます。
保険料は「通院」もカバーしているフルカバー型のペット保険よりも保険料はお安く、手術の場合で1回のの補償限度額は50万円」以上になっており
万が一の高額な治療費に備えることができるでしょう。
注意点としては通院は補償の対象外になるという点です。慢性疾患になり、通院が必用になった場合でも補償の対象外になってしまいます。
トイプードルの保険料を比較
ペット保険に加入する際に気になるのは保険料。各保険会社の大まかな保険料をご紹介します。
|
アイペット損保
(円)
|
楽天スーパーペット保険
(円) |
PS保険
(円) |
リトルファミリー
(円) |
0歳 |
3,090 |
1,980 |
2,120 |
1,820 |
1歳 |
3,090 |
1,920 |
2歳 |
3,090 |
1,870 |
3歳 |
3,490 |
2,050 |
2,390 |
2,010 |
4歳 |
3,890 |
2,320 |
5歳 |
4,310 |
2,710 |
6歳 |
4,750 |
3,220 |
3,020 |
2,210 |
7歳 |
5,190 |
3,930 |
8歳 |
5,670 |
4,590 |
9歳 |
6,330 |
5,360 |
3,180 |
2,600 |
10歳 |
6,990 |
6,530 |
11歳 |
7,720 |
7,990 |
12歳 |
8,510
12歳~終身
|
8,990 |
3,590 |
3,230 |
13歳 |
9,640 |
14歳 |
10,640 |
15歳 |
11,740 |
3,590 |
4,100 |
16歳 |
12,960 |
17歳 |
14,280 |
18歳 |
15,700 |
3,590 |
4,200 |
19歳 |
17,210 |
20歳 |
18,820 |
21歳 |
20歳の保険料で継続 |
・アイペット(アイペット損保 うちの子 70%補償プラン):犬A
・楽天ペット保険(楽天スーパーペット保険 70%補償プラン):小型犬
・PS保険( インターネット加入 70%補償プラン):小型犬
・リトルファミリー(わんデイズにゃんデイズ 70%補償プラン):小型犬
※PS保険0歳の保険料生後120日未満で加入の場合保険料は2,150円となります。
※ いずれも月払い保険料 特約なし
トイプードルの飼い主さんによるペット保険の口コミを見てみよう!
ペット保険、入っていてよかったことは?
愛犬は、なんにでも興味津々で、まず口の中に入れて確認をする子なので、誤飲で病院にかかることが多く、一度入院となり、急なことで飼い主の私自身不安でしたが、
そんな時に保険で費用がかなり軽減したので本当に助かりました。愛犬の体調不良などは突然のことが多いので、保険に入っていて本当によかったです!
aoiringoさん(30代女性)
初年度誤食で入院、内視鏡で、診療費が高額だったのにも関わらず自己負担が少なくすみ助かった。今後予期せぬ事が起きても、迷う事なく適切な治療を受けさせる事ができる安心は、保険に入ってるからこそと感じる。1日でも、健康で長生きしてほしい為保険は必要と強く思う。
(49歳 女性)
ペット保険、気になる点やデメリットは?
ペット保険における気になる点やデメリットを聞いてみました。
・保険適応の詳細をしらないと損をすることがある
50%に加入で通院1日上限10000円、入院1日上限10000円と記載されていたのですが、通院しそのまま8時間ほど預かってもらい点滴などして貰い会計の際預かりなので入院ですと言われ会計で37000円保険を使い27000円。入院の上限はと思いコールセンターに問い合わせした所。会計が一緒だと対象外だとの回答。はぁ~‼️一度会計して又入院すれば良いみたい。犬の一大事にそんな事する奴居るのかよ!肝心な時に保証してくれなくて最悪ですね。メリットしか記載しないし! (30代女性 アニコムふぁみりぃ 50%補償プラン加入)
・その他 コスパと補償内容を考えて加入した保険でも急に保険料が値上がりすることもあるのか心配
・歯周病を補償対象としていても、細かい審査の結果補償されない場合もある
・保険の知識がないので、細かいことがわからない、保険の説明が難しすぎる
というような意見が見受けられました。
先輩に聞く!加入したプランの決め手は?
公園や散歩先で沢山のわんちゃん仲間とお話する機会がある中で、決まってペット保険の話題になります。ネットでの口コミもそうですが、やはり実際に加入している方々の率直な意見は参考になります。あそこはダメ! あそこはお勧め!と実際に加入しているからこその評価なので参考にさせてもらいました。
(40代 女性)
PS保険は、保険料が他社に比べて安いうえ、パテラ(膝蓋骨脱臼)までカバーしてくれるのでおすすめです。加入のきっかけは、SNSでお気に入りの方がPS保険をお勧めしていました。そこでPS保険を気になって調べて、以前入っていた保険の切り替えと同時に加入しました。
(50代女性:加入プランPS保険 100%補償プラン)
獣医師から見たトイプードルの病気とペット保険
【手術】
獣医療は日進月歩でどんどんと新しい技術が取り入れられており、 それに伴い高度な医療機器も使われるようになってきました。獣医師が日々努力をしている結果なのですが、 やはりその分医療費も高価になっていることも事実です。
特に手術に関しては、より精度を高めるために、手術前にCTやMRIといった高度な検査を行ったり、 または超音波メスや腹腔鏡など高度な手術器材を用いるようになり、 手術に関係するトータル金額が何十万円とかかることも珍しくなくなってきました。
もちろんその分、昔は治療できなかった病気も治せるようになっているのですが、やはり飼い主様の負担は相当なものです。 ですので、その時にペット保険が適用となると相当な金額が保険で賄われますから(金額や条件は加入する保険によって異なります)、飼い主様としてはホッと胸をなで下ろされる方も多いです。
【通院】
心臓病や腎臓病、あるいはアレルギー性皮膚炎などの慢性皮膚炎では、多くの場合、 完治させる治療を行うことが難しく、なるべく病状が悪化しないように治療していく、というスタンスになります。基本的には生涯にわたって治療を継続していますので、その時に保険に入っていると、 一回の医療費は手術ほどでなくても、長期間で考えると手術と同等、 あるいはそれ以上の医療費の負担になりますから、こちらも飼い主様にとっては大助かりのようです。
「医者にかかったことのない人間はいない」のと同じように、犬も生涯のうちに病気にならないことはまずありません。 その時に上記の手術のような、急な多大な出費に備える必要があります。 あるいは慢性病のように、長期間の出費に対して備える必要もあります。 そこでペット保険というのは今や十分期待に応えてくれる手段だと思いますので、ぜひ検討してみてください。
【箱崎加奈子先生の本音】
保険に入っていたほうがいいと思っています。治療時にお金でリミットを決めたくない飼い主さんは多いでしょうし潤沢に貯金があれば保険はいらないと思います。
昔は100万円かけても正直治らない子たちが沢山いたけど、今は医療の発達もあり、きちんと診療を受ければ完治する子も沢山います。
お金をかければ治る病気が増えてきて、結局払えるおうちの子は助かるし、払えないおうちの子は治らない、ないしは亡くなるという格差がでてきている気がします。
そういうときに保険があるかないかで、どうぶつさんの将来が凄く変わると思います。
anicom 獣医師さんによるペット保険のお話)
ペット保険は必要?
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ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
まとめ
トイプードルは現在日本で最も人気があり飼育頭数の多い犬種です。
トイプードルがかかりやすいけがや病気としては関節の病気(骨折・パテラ)や外耳炎
トイプードルのペット保険を選ぶチェックポイントは以下のようになります。
■ トイプードルのなりやすい病気が補償されるか
■ 加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
■ 通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険
■ 免責金額は設定されていないか
■ 更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
せっかく加入したペット保険が、いざというときに補償されないと加入している意味がありません。家族の一員として迎えたトイプードルのために慎重に保険を選びましょう。