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犬のパテラとは?膝蓋骨脱臼の手術費用や治療費はペット保険で補償される?

犬のパテラとは?膝蓋骨脱臼の手術費用や治療費はペット保険で補償される?サムネイル
アニコムの「家庭どうぶつ白書2019」によるとパテラ(膝蓋骨脱臼)の平均手術費用は約22万円です。グレードが上がるほど手術の可能性も高まりますがパテラの治療費用を補償の対象外としているペット保険も数多くあるので注意が必要です
ペット保険の説明書を見ていると「保険金が支払われない主な場合」の中に「膝蓋骨脱臼」という言葉を時々目にします。
膝蓋骨脱臼とはどんな病気なのでしょうか?
膝蓋骨脱臼は「パテラ(patella~英語で膝蓋骨を意味する)」と呼ばれることが多いのですが、この病気を補償対象としているペット保険はあるのでしょうか?

この記事ではパテラの

・症状
・予防方法
・治療方法
・治療費用
・パテラを補償対象とするペット保険
について解説します。
最後までお読みいただければ、「パテラとはどんな病気か」「治療の実際と治療費を補償してくれる保険会社」もわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


パテラ(膝蓋骨脱臼)とは

パテラとは後肢にある膝蓋骨(膝のお皿と言われる楕円形の骨)が正常な位置から内側または外側にずれてしまう状態を言い、特に小型犬に多くみられます。

初期では脱臼した骨は簡単に元の位置に戻り無症状のこともありますが、悪化すると骨や靭帯にも影響が及び、様々な症状を引き起こします。

 

パテラ(膝蓋骨脱臼)とはどんな病気?

パテラ引用:犬アニコム損保『犬との暮らし大百科

パテラ(膝蓋骨脱臼)は特に小型犬によくみられる整形外科の病気ですが、全犬種に発症する可能性はあります。

膝蓋骨は大腿骨(足の付け根から膝までの太い骨)にある滑車溝という窪みの中にはまっています

大腿四頭筋(太腿の前面の筋肉)と脛骨(膝から下にある二本の骨の太い方)をつなぐ膝蓋骨靭帯の間に収まっています

膝蓋骨の動きが大腿四頭筋の力を脛骨に伝えるため、膝関節を滑らかににまっすぐに曲げ伸ばしする動作に関わっています。

脱臼すると、関節をうまく動かすことができなくなってしまいます。放置しておくと多くの場合症状が悪化して歩行に影響が出てきたり、高齢になった時に関節炎に悩まされることにもなります。

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パテラ(膝蓋骨脱臼)になる原因・症状

パテラはどのような原因で発症するのでしょうか。

 

【パテラの原因】

《原因①》先天的なもの
遺伝的な要素が関わっていると考えられていますが、はっきりした遺伝子はまだ解明されていません。成長期に骨や靭帯、筋肉の形成異常が生じることで、脱臼が起こりやすくなります。小型犬はこのケースが最も多いです。

《原因②》後天的なもの
事故や高い所から転落したり飛び降りるなど、外から強い力が加わることで発症することがあります。また滑りやすい環境で生活していたり、肥満で慢性的に膝に負荷がかかっていると発症することがあります。抱っこしていた犬が何かに驚くなどして急に暴れて下に落ちた場合なども発症原因となり得ます。
【パテラの症状】
初期には全く無症状ですぐに元の位置に戻る場合もあり、気付かないこともあります。
・後足を浮かせて、けんけんをするような歩き方をする
・片方の後足を伸ばすようなしぐさをする
・運動やジャンプを嫌がる、階段を上がるのを躊躇する
・不自然な歩き方をしていると感じる
・足の骨が曲がっているのではないかと感じる(O脚やX脚)

このように「犬の後ろ足がおかしい」と感じたらパテラの疑いがあります。獣医師に相談してみましょう。

また、パテラ(膝蓋骨脱臼)はその程度によって1~4のグレード(g1~4)に分類されています。

【パテラの症状による分類】

膝蓋骨の位置状態
グレード1普段は滑車溝におさまっている。まれに外れる。「キャン」と鳴いて後ろ足を上げて歩いたり、スキップ様の歩き方をする。

脱臼は手で戻すことができる。

グレード2普段は正常。後ろ足を曲げた時に頻繁に脱臼後ろ足を伸ばすことで、元に戻る。手で戻すこともできる。
グレード3常に脱臼した状態。手で戻すことはできるが、すぐに脱臼する。骨の変形も認められる。後ろ足を曲げ、腰を落として歩くなど、歩行の異常が認められる。
グレード4常に脱臼した状態。

手で押しても戻らない。

膝の関節が伸ばせない。後ろ足を曲げてうずくまるような姿勢で歩く。

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小型犬はパテラ(膝蓋骨脱臼)にかかりやすい

パテラは全犬種に起こる可能性はありますが、特に小型犬に多い病気とされています。

小型犬の場合は内側脱臼が多く、大型犬は外側脱臼のケースが多いようです。

小型犬は特に、品種改良の中で様々な犬種の交配を繰り返してきました。その結果、先天的に膝やその周辺に異常がある傾向にあります。

パテラは程度によっては関節や靭帯に傷がついたり、悪化すると筋肉の萎縮や骨変形がおこり、歩行に影響がでてきます。

特に「トイ種」の犬種に多くみられ、チワワ・トイプードル・パピヨン・ポメラニアン・マルチーズ・ヨークシャテリアなどの犬種は注意が必要です。

トイ種では他の犬種に比べ4~8倍の発症率があると言われています。イタグレも骨折やパテラを発症しやすい犬種に入ります。

またパテラを発症する犬の内、その半数は両足に発症しています。

膝蓋骨脱臼はある統計によると、トイプードルでは14.1%、ポメラニアン11.2%、柴犬11.1%という数字も出ており、犬の手術では三番目に多い疾患にランクされています。

こうしてみると決して珍しいものではないことがお判りでしょう。

パテラ(膝蓋骨脱臼)の予防方法

骨の細い小型犬は特にパテラを起こしやすいと言われています。そのリスクを最小限にとどめるための予防方法を説明します。

 

【予防方法①】体重管理

体重が増えるとそれだけ関節に負担がかかってきます。適正体重を保つことが必要です。

 

【予防方法②】環境整備 

床をすべりにくくしましょう。フローリングやタイルなどは滑りやすいのでマットを敷くなど配慮が必要です。

床でふんばったり、急な方向転換などは膝に大きな負担がかかります。

遊び方にも注意が必要です。また、ソファや椅子など高い所に上がるようなら、低くくしたり、上がれないようにするなど工夫しましょう。

 

【予防方法③】足の裏の毛をカット

足の裏の毛が伸びると滑りやすくなってしまいます。

 

【予防方法④】エクササイズ・マッサージ

後ろ足の筋肉を鍛えるやり方もあります(滑らない環境で後ろ足で立つ・二足歩行・ほふく前進など)

太腿の筋肉を鍛えると膝関節を支える力が強くなります。また、太腿の筋肉のマッサージは筋肉のコリをほぐし血行促進に役立ちます。

 

【予防方法⑤】サポーターの使用

サポーターの使用で、パテラの発症を予防し、発症している場合でも悪化するのを防ぐこともできます。

 

手術が必要な場合とは?

パテラには保存療法と外科手術による治療があります。

手術を選択するケースとしては

・保存療法を実施しても効果がなく、脱臼を繰り返したり歩行に影響が出る場合。
・生後4か月以内の子犬でかつ重症な場合は特に手術が必要。
・成長期の膝蓋骨脱臼は筋肉や骨格形成に悪影響を及ぼす可能性があるので仔犬の場合手術を選択することもある。

というような場合が挙げられます。

手術は必ず成功するとは限りません。例は少ないかもしれませんが失敗する場合もあり得ます。

ヒトと同じように獣医師にも整形外科分野を得意としている人もいれば整形分野にあまり精通していない獣医師もおられます。

手術に不安を感じたらセカンドオピニオンを求めるのも一つの方法です。

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手術しないパテラの治し方がある?

パテラ(膝蓋骨脱臼)でも手術をしないケースにはどんなものがあるでしょうか?

グレードが低く、臨床症状を伴わない場合。たとえ脱臼をしても無症状であったり、数か月に一度程度の痛みがある場合。

パテラを発症していても、必ずしも痛みが出るとは限りません。犬は足を伸ばして自分で治そうとしますが簡単に脱臼が戻ることもあります。

このような場合は経過観察をしながら必要に応じて痛み止めを使用するなどの対処をします。

 

手術できない場合とは?

・麻酔のリスクが高い場合。高齢や他の内科的疾患があり、麻酔のリスクが高いと判断された場合。
・グレードが高く、骨の変形が著しく効果が期待できない場合。

等が挙げられます。この場合は保存療法を行います。

 

パテラ(膝蓋骨脱臼)の治療方法と費用

パテラの治療法は「歩行等の身体検査」「触診」「レントゲン」などの検査結果をふまえ、犬の状態や年齢を加味して治療法が決定します。

保存療法

(内服薬・理学療法等)の場合の治療費例

診断年齢犬種日数金額
外傷性膝蓋骨脱臼2.6歳ミックス6,804円
右膝蓋骨脱臼1.4歳ポメラニアン432,343円

保存療法必要に応じて消炎鎮痛剤などの内服薬・関節保護のための注射・レーザーなどの治療、併せて環境改善(床を滑らないようにするなど)・生活改善(体重管理・足裏毛のカット・筋肉を落とさないようにしっかり歩く等)が必要になります

またコラーゲン生成に必要な成分を含んだフードやサプリメントなども推奨されています。

保存療法は根本的な問題解決にはなりません。いかに生活の質を落とさず、悪化させないかということに焦点をあてます。

しかし、十分な配慮を行って生活をすることで良好な状態を維持できることもあります。

 

②手術費用(外科的治療)

アニコム損保「家庭どうぶつ白書2019」によると、パテラの手術の平均費用は22万711円となっています。

パテラは大腿骨滑車溝が浅い・平坦・膝関節の傾きが不良などが原因の場合が多く、手術はその修復及び関連している筋肉や靭帯を適切な状態にするという内容になります。

手術の費用は犬の状態や術式、また動物病院によっても異なるので悪までも参考ですが、一例を紹介します。(1歳・トイプードル・膝蓋骨脱臼・手術・6日入院の場合)

診察料800円点滴14,400円
入院費(5泊6日)15,000円処置10,500円
検査25,000円注射6,000円
全身麻酔15,000円2,300円
手術165,000円合計254,000円

このように膝蓋骨脱臼の手術には高額な治療費がかかることになります。

ケースは異なりますが、A動物病院のパテラの手術費をみると、片足の手術で28万円、両足では38万円と治療費を公表しています。

さて、パテラ(膝蓋骨脱臼)の治療費はペット保険で補償されるのでしょうか。せっかく保険に加入していてもいざという時に補償されないのでは意味がありません。

しかし、パテラを補償対象にしている保険会社は案外多いです。

LINEからの相談であれば、難しい比較は一切なしでペット保険のプロによる個別相談が受けられます。この機会にぜひご登録ください。

パテラ(膝蓋骨脱臼)が補償対象かはペット保険によって違う

保険会社の資料を見ていると「補償対象外」の疾患として時々目にする「膝蓋骨脱臼」ですが、実際にはどの保険会社が補償対象とし扱っているのでしょうか。

 

【パテラを補償対象としているペット保険】

・アニコム損保
・アイペット損保
・FPC
・ペット&ファミリー損保
・楽天ペット保険
・PS保険(ペットメディカルサポート)
・au損保
・eペット少短
等があります。

 

【パテラを補償対象としていないペット保険】

・いぬとねこの保険(日本ペット少短)
・SBIプリズムコール
・SBIいきいき小短
・ペッツベスト
・アクサダイレクト
等があります。

このように各保険会社によって補償対象か、そうでないかが変わってきます。特にパテラに罹りやすい犬種を迎え入れる時には保険選びにも注意が必要です。

パテラ(膝蓋骨脱臼)にかかっていてもペット保険に加入できる?

パテラは「健康を害する重篤な病気」ではないので、発症していてもペット保険には加入できる場合がほとんどですが、関節が緩い等の疑いや既に既往歴がある場合「特定傷病除外特約(特定の傷病に対する補償をしないという条件付き)」をつけてペット保険に加入することになります。

そうなると保険には加入できるのですが、パテラの治療費自体は補償されないということになります。

 

注意すべきは「パテラ」を補償対象としている保険会社も、「補償されるのは加入時には発症していない」ことが条件で、加入時にすでに発症している場合は補償の対象外となってしまいます。

ペットの保険加入はペットの体にさまざまなトラブルが発症していないうちに加入することがおすすめです。

 

パテラ(膝蓋骨脱臼)におすすめのペット保険は?

最後に犬のパテラ(膝蓋骨脱臼)が心配な飼い主様におすすめのペット保険を紹介します。おすすめの保険会社は更新時に条件をつけることもありません。生涯終身で加入することができます。

他のペット保険と比べても、特に手術に関して補償内容が手厚い保険プランとなっており、高額になりがちなパテラの手術費用も安心して備えることができます。

ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。

ちなみに、気になる保険料を条件が近いプラン同士で比較すると、保険料が高い順に①アニコム②アイペット、となります。※0~15歳までの保険料の総額

メリットデメリット
・複数回通院にも強い
・手術は一回当たり最大14万円まで補償(補償割合70%プラン)
保険料が高い

※健康割増引制度により保険の利用状況によって割増引の適応【可】

アイペット損保のペット保険の口コミは?評判やメリット・デメリットも解説サムネイル・12歳まで加入可能

・手術は一回当たり最大15万円まで補償(補償割合70%プラン)

保険料が高い

※猫は9歳から犬は12歳から値上がりなし

アイペット損保(12歳まで新規加入可能)
アイペット損保のペット保険の口コミは?評判やメリット・デメリットも解説サムネイル

当社保険は保険金のお支払いを理由として、契約の継続をお断りすることはございません。終身でご継続いただけます。

引用:アイペットHP よくある質問「保険金が支払われた場合に、契約が継続ができないことはありますか?」

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください
アニコム(ふぁみりぃ)
2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

膝蓋骨脱臼の手術費用はペット保険で全額補償されますか?

ペット保険の手術における上限額も保険会社やプランにより様々です。おおよそ10万円から150万円以上とまちまちです。50~70万円あたりが平均的なものとなります。手術費用の上限額が少なく設定してある場合は、限度額までの補償となります。加入している保険の補償上限額と補償割合を確認しましょう。

膝蓋骨脱臼を発症していてもペット保険に加入できますか?

ペット保険に加入することはできます。しかしすでに発症している場合「特定傷病除外特約」をつけて加入することになります。膝蓋骨脱臼に限らず、ペット保険では加入前に発症している傷病については補償されません。

ペット保険は必要?

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

 

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

 

【パテラ(膝蓋骨脱臼)症状・治療と予防】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬のパテラ(膝蓋骨脱臼)について症状や治療法と費用
・パテラを予防するためのポイント
・パテラの治療を補償してくれる保険
について解説してきました。
ペット保険は「健康であること」が加入の条件となります。すでに何らかの傷病を発症していると、その疾患が補償対象にならないことがほとんどです。
パテラを発症してから慌てて保険加入を考えても手遅れです。特に小型犬を迎え入れるときには、早めにペット保険に加入しておきましょう。
ペット保険比較アドバイザーではその他保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。