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ペット保険を比較する

PS保険の補償内容について他社と比較したうえで徹底解説!

2023年11月9日

PS保険

 
PS保険の補償内容は他社と比較しても充実しています。基本の補償金額や補償とする傷病に関しても範囲が広いです。総じてPS保険は「保険料と補償内容のバランスがいい」ペット保険です

 

PS保険は少ない保険料で人気のペット保険ですが、補償内容は充実しているのでしょうか。

そこで今回ペット保険比較アドバイザーではPS保険の補償内容について詳しく解説します。

この記事ではPS保険の

・補償範囲は充実しているか
・補償内容が他社と比較して充実しているのか
について解説します。
最後までお読みいただければ、「PS保険が他社と比較してどうなのか」「どんな人におすすめなのか」わかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


 

 

PS保険とは?

PS保険では補償割合が「50%プラン」「70%プラン」「100%プラン」の計3つのプランがあります。

いずれも「通院・手術・入院を補償するフルカバー型」のペット保険です。

比較する際には、同じくフルカバー型かつ補償割合が同じ保険を比較するのがおすすめです。

 

PS保険の補償内容は?

先に結論を書いておきます。PS保険の補償内容は

・補償内容だけでいうと他社より若干劣る
・保険料のバランスでいうと補償内容はかなり良い
となります。

それではその理由を詳しく解説していきます。

 

一般的にペット保険では、通院入院手術を補償する「フルカバー型」と通院手術を補償する「手術・入院特化型」の2種類があります。

PS保険では3つのプラン全てが通院入院手術を補償する「フルカバー型」のプランになります。

補償割合でプランを選ぶことができ、補償割合が高くなればなるほど保険料も高くなります。

今回はペット保険の中でも最も一般的な「70%補償プラン」を「フルカバー型で補償割合が70%の他社商品」とも比較したうえで解説します。

 

通院補償は充実しているのか

通院 【PS保険】通院つき70%プラン 【他社】通院付き70%プラン
上限金額/1日 10000円 14000円
限度日数/年間 20日 20日

これはあくまで「同じフルカバー型保険」かつ「同じ補償割合」のペット保険で比較した結果ですが、PS保険の通院補償に関しては、他社と比較すると若干充実していないといえます。

 

手術補償は充実しているのか

手術 【PS保険】通院つき70%プラン 【他社】通院付き70%プラン
上限金額/1日 100000円 14000円
限度回数/年間 2回 2回

こちらもあくまで「同じフルカバー型保険」かつ「同じ補償割合」の他社ペット保険で比較した結果になります。

他社と比較すると、PS保険の手術補償に関しては若干充実していないといえます。

また、2回目の手術は1回目の手術と原因が異なる傷病にのみ適用されるので、その点でも手術補償も若干充実していない印象になります。

 

入院補償は充実しているのか

入院 【PS保険】通院つき70%プラン 【他社】通院付き70%プラン
上限金額/1日 20000円 14000円
限度日数/年間 30日 20日

入院に関しては、他社と比較してもかなり充実しています特に一日の上限金額が1万円台ではなく2万円に設定されているのはかなりありがたいです。

 

年間補償限度額は充実しているのか

【PS保険】通院つき70%プラン 【他社】通院付き70%プラン
年間補償限度額 110万円 84万円

年間補償限度額では、他社よりも充実しているといえます。

PS保険の年間補償限度額には「車いす補償10万円」が含まれていますが、それを差し引いても他社よりも年間補償限度額が大きいのが特徴です。

まとめると、PS保険は通院と手術に関しては若干劣るが入院に関してかなり充実しているペット保険であるといえます。

また総合的には年間補償限度額は他社よりも優れているので、補償内容に関しては総じて充実しているといえます。

 

ここまでは、基本的な補償内容について他社と比較しながら解説していきました。

ここからはその他付帯サービスについて解説していきます。

【PS保険の補償内容】獣医師相談サービスや車いす補償もある!

 

PS保険では下記のサービスが付帯されています。

 

24時間無料の獣医師ダイアル

最近のペット保険は獣医師相談サービスが増えてきており、正直珍しいサービスというわけではありません。

しかし、獣医師相談サービスがあることで、ちょっとしたことでも相談ができるようになり、

・動物病院に行くべきかの判断がしやすくなる
・夜間などに起きた緊急の場合でも適切な対応がしやすくなる

という点では大きなメリットになります。

PS保険に限らず、ペット保険では予防目的の検査や健康診断は補償の対象外となります。

そのため、ちょっとしたことでは動物病院には行きにくいことも考えられます。

無料の獣医師相談サービスをうまく併用することで、

「本当に必要なときに動物病院に連れていくことができ、保険の適用回数も最適化できる」

という点でも大きなメリットになります。

 

車いす費用も補償

車いす補償ではペットが事故などのケガによる後遺症の結果、車いすでの生活を余儀なく必要となってしまった場合に、車いすの作成費用を最大10万円まで補償してくれる珍しい補償です。

ペット用の車いすは楽天等でも2万円~5万円程度のものが販売されていますが、ペットの生活を考えると、ペットに本当に合っているオーダーメイドの車いすのほうが安心できます。

オーダーメイドとなると当然作成費用も高額になりますが、PS保険の車いす補償では最大10万円まで補償してくれるので、オーダーメイド品でも迷わず購入することができます。

 

葬儀の補償を特約で補償!ペットセレモニー費用特約

考えたくはないですが、いつかはペットともお別れの時がやってきます。

ペットの家族化と言われて久しいですが、本当の家族であるからこそ、手厚く見送ってあげたいと思うのではないでしょうか。

PS保険ではペットの葬儀を最大3万円まで補償してくれる「ペットセレモニー費用特約」を任意で付帯させることができます。

費用はイヌネコ、犬種や年齢によっても変わりますが、トイプードルの場合月々60~80円ほどで「ペットセレモニー費用特約」を付帯させることができます。

「生涯継続しやすいペット保険」であるPS保険だからこそ効果を発揮する特約ともいえます。

補足:ペット(個人)賠償責任特約はない

個人(ペット)賠償責任特約とは?
ワンちゃんや猫ちゃんが、他人にけがをさせたり、他人の物を壊したりして損害を与えたことにより
被保険者が法律上の損害賠償責任特約を負った場合に、決められた金額内の補償が適用される契約になります。
保険会社が代わりに示談交渉をしてくれるサービスがついていることもあります。
ペット保険においては一般的に月々50円ほどで特約として付帯させることができます。

PS保険では「ペット(個人)賠償責任特約」はありません

またその理由は「月々の保険料を抑えるため」とHP内でしっかり説明しています。

ペットの賠償責任特約は、万が一の場合の備えとして必要です。

しかし、皆様がご加入されている他の損害保険(火災保険、傷害保険、自動車保険など)には、「個人賠償責任保険特約」「日常賠償責任特約」といった名目での特約がセットされており、こうした特約ではペットに関わる賠償責任も補償の対象となります。

当社のペット保険「PS保険」では、保険料の価格を抑えるためにこうしたペットの賠償責任に関する特約をご用意しておりません。

引用:PS保険

 

 

【PS保険の補償内容】対象となる病気・病名

最悪なペット保険の選び方として「ペットのかかりやすい病気が補償されないペット保険を選ぶ」があげられます。

PS保険では他社のペット保険では補償の対象外となっている下記の病気でも補償されます。

PS保険では対象の病気

・パテラ(膝蓋骨脱臼)
・椎間板ヘルニア
・歯周病(歯科治療)※1
・加入後に発見された先天性疾患
・外耳炎
・てんかん

※1予防目的の歯石除去などは補償されません

特に「歯周病」や「加入後に発見された先天性疾患」に関しては他社で補償の対象外となっていることも多いです。

約款や重要事項説明書のみに記載されていることも珍しくなく、案外気づきにくい病気達です。

また「外耳炎」や「てんかん」は特に犬に多く、他社でも保険金請求の症状として1番多い病気として挙げられています。

これらがしっかり補償されているので、PS保険の病気に関する補償範囲はかなり充実しているといえます。

 

【PS保険の補償内容】対象外となるものは?

PS保険の補償対象外の項目で注意したいのは下記になります。

ここでは特に注意したいモノのみを記載しています。詳しくは重要事項説明書、約款をご確認下さい。

・健康診断等の予防目的の検査
・股関節形成不全等の遺伝性疾患
更新を超えた継続治療

 

健康診断等の予防目的の検査

全てのペット保険で「予防目的の検査や健康診断」は補償の対象外となっており、PS保険も例外ではありません。

ただし、治療のための「血液検査」「レントゲン」などはしっかり補償されます。

ここで注意したいのは、「少し不安に感じて動物病院で検査してもらい、結果何も異状がなかった」場合、その費用は補償されないということです。

しかし上記でも述べた通り、PS保険では24時間無料の獣医師相談ダイヤルを併用することができます。

本当に動物病院に行く必要がある時を見極められるので、「予防目的の検査や健康診断」は補償の対象外でも問題はないといえるでしょう。

 

股関節形成不全等の遺伝性疾患

「股関節形成不全」を補償の対象とするかどうかはペット保険会社によって分かれる項目です。

残念ながらPS保険では「股関節形成不全」は補償の対象外です。

小型犬や中型犬ではあまり見られない症状ですが、大型犬に多い傷病です。

 

更新を越えた継続治療は補償の対象外

PS保険では同じ病気の治療は更新関係なく一生涯で回数制限があります。

他社では病気に関係なく更新とともに、補償の回数制限はリセットされます。

慢性疾患等、治療が長引いてしまう傷病に関しては不利なのがPS保険唯一のデメリットともいえます。

詳しくは下記でまとめていますので気になる方は参考にしてください。

 

補償内容と保険料のバランスは?

ペット保険では「補償内容」「保険料」どちらかのみを見るのではなく、双方のバランスを判断することが大事になります。

PS保険の補償内容に関しては、上記で説明してきたので、他社と比較しても充実している点が多いことは理解できたでしょう。

保険料に関して詳しくは割愛しますが、PS保険の保険料は他社と比較しても安いのが特徴です。

また、高齢時の値上がりも緩やかなため、生涯継続しやすいペット保険です。

つまりPS保険は「保険料と補償内容のバランスが良い、むしろ得である」と言えるでしょう。

保険料に関しては下記の記事で詳しく解説しています。

よくある質問と回答

PS保険では癌も補償されますか

癌も補償の対象となります。

PS保険では病気のペットも入れるのでしょうか

「お申込みいただくことは可能ですが、お引受については、ペットの健康状態の告知内容も含め、当社にて確認させていただいた後に、ご案内させていただいております。お引受できない場合もございますので、あらかじめご了承ください。なお、お申込みにあたって、かかりつけの動物病院に確認をさせていただく場合もございます。」とHPにて記載されています。

【PS保険の補償内容】まとめ

PS保険の補償内容を、まとめると下記になります。

メリット
・「通院・手術・入院を補償」するペット保険であり、他社と比較しても補償金額が充実している
・「獣医師相談サービス」「車いす補償」があり付帯サービスも充実している
デメリット
・股関節形成不全は補償の対象外
・更新を越えた継続治療は補償の対象外

PS保険はこんな人におすすめ!

デメリットももちろんありますが、総じてPS保険は「安い保険料にしては充実した補償内容」です。特に
・保険料を安くしたいが、それなりの補償内容も受け取りたい方
にはおすすめできます。
逆に、「とにかく補償内容を重視するので、保険料は関係ない」といった方は別のペット保険を検討するのが良いでしょう。
PS保険のデメリットについて納得したうえで加入できれば、かなりお得なペット保険なのではないでしょうか。

PS保険を検討している方へ

ここでは「PS保険の補償内容」について詳しく解説していきました。

保険料と補償内容のバランスのとれた、いざ保険金が必要になった場合の備えになる心強さが印象的ですが、

ペット保険に加入する際には、その保険の特長やメリットだけでなくデメリットや注意点に関してもしっかり理解し、納得したうえで加入することが大事です。

メリットや特長についてもっと知りたい、という場合には一度資料請求をしてみることを強くおススメします。

デメリットや注意点に関しては、口コミなどを参考にしながら重要事項説明書、約款をしっかり確認することが大事です。