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犬の膀胱結石の手術費用はどれくらい?治療法やペット保険も解説!

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犬の膀胱結石の手術費用は15~20万円程度が相場です。傷口が大きいほどリスクは高まりますが、一切メスを使わず、日帰りができる治療法もあります。手術後でも再発の可能性のある病気です
ワンちゃんの膀胱結石をご存じですか?
文字通り膀胱に石ができる病気です。
数ミリの小さいものから大きいものになると数センチ・・・そんなものが膀胱の中にごろごろあったら大変です。

この記事では

・犬の膀胱結石の原因や症状
・犬の膀胱結石の治療法と治療費
・犬の膀胱結石の予防法
について解説します。
最後までお読みいただければ、「犬の膀胱結石と治療法」や「治療後に気を付けること」がわかるようになっていますので、ぜひ最後までお読みください。


犬の膀胱結石とは

犬の尿路結石には結石のある位置によって腎臓結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石があります。膀胱・尿道結石が全体の90%を占めています。

結石とは尿中にできた結晶成分が固まった物を言い、治療法はその成分によって異なります。内科的治療・外科的治療・膀胱鏡による治療が主なものです。

注意すべきはオスに多くみられる尿道閉塞です。

 

膀胱結石の種類

犬の膀胱結石成分によっていくつかの種類があります

そして、その成分によっては内科的治療の対象になるもの・ならないものレントゲン写真に写るものと写らないものがあります。

種類レントゲンに写るもの内科的治療の対症となるもの
リン酸カルシウム結石
シュウ酸カルシウム結石
ストルバイト結石
シスチン結石
尿酸塩うつりにくい

これらの中でストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)シュウ酸カルシウム結石及び混合の結石で全体の8割以上を占めています。

結石の形状については南大和動物病院のHPをご覧ください。

 

犬の膀胱結石の症状

では、膀胱結石になるとどんな症状がでてくるのでしょうか?

【膀胱結石の症状】

・頻尿(違和感 残尿感)
・トイレ以外でもらしてしまう
・陰部を舐める
・排尿時間が長い
・尿に血が混じっている・濁っている
・痛がる・排尿時に鳴く
・排尿時に小刻みに震える

【緊急性の高い症状】 ~尿道閉塞の症状

・尿量の減少 ほとんど尿がでない
・膀胱の膨満
・腎機能数値の上昇
・一般状態の悪化

尿道閉塞とは、小さな膀胱結石が尿道に入りこみ尿道を塞いでしまっている状態です。

尿道閉塞を放置すると腎機能障害膀胱破裂尿毒症などを起こし、死にいたることもあります。

対応が遅れると命は助かっても、腎機能障害など重篤な後遺症が発症する場合もあるので注意しましょう。

「尿道閉塞で膀胱破裂するの?」と思われるかもしれませんが、膀胱も尿量が許容量を超えると破裂します。

実際の治療例がありました。小手指ペットクリニックのHPをご覧ください。

 

犬の膀胱結石の原因

 

膀胱結石はその形状も大きさも様々です。ではなぜ膀胱に結石ができるのでしょう。

【膀胱結石に影響する要因】

・体質
・犬種
・性別
・年齢
・食事
・水分摂取量
・排尿環境
・服用している薬剤など

犬の尿のpHは6.2~6.4前後で弱酸性を示します。

尿のpHの異常を放置しておくと結石ができやすい環境が成立し、尿に含まれるミネラル分が高いと結晶ができやすくなります。

結石は数週間という短期間でできることもあれば、数カ月かかることもあります。

 

ストルバイト結石(リン酸アンモニウムマグネシウム)

ストルバイト結石の最も大きな原因は「細菌感染」(無菌性3割、感染7割)です。

メスに多くみられ、多くは膀胱炎が引き金になります。原因菌としては大腸菌やブドウ球菌などの常在菌で、メスは肛門と尿道の位置が近いため細菌が尿道から膀胱に入りやすく感染しやすいのが原因です。

膀胱内に細菌が入り込むと、細菌が尿素を分解してアンモニアと二酸化炭素をつくり、結果として尿がアルカリ性に傾きストルバイト結石ができやすい環境になります。

 

シュウ酸カルシウム結石

シュウ酸カルシウム結石のできる機序はまだ明確にはなっていません。しかし偏った食事は原因の一つに挙げられるでしょう。

また尿のpHが6.5以下の酸性に傾くとできやすいことも知られています。

 

犬の膀胱結石が多い犬種は?

好発犬種として

ダルメシアン
ミニチュアシュナウザー
ヨークシャーテリア
シーズー
ブルドッグ
ダックスフンド
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
等が挙げられ、犬種によって結石のタイプの差があるとされています。

犬の膀胱結石の治療法

膀胱結石の疑いのある場合、必要に応じて次の検査を行います。

【検査】

・尿検査:(pH 細菌 顕微鏡検査で結晶を確認~結晶の形状から成分を想定できる

・エコー: 結石ができているか、できていればサイズを確認

・レントゲン: 結石の大きさ、尿道につまっていないか(レントゲンに写らないものもある)確認

 

 開腹手術による除去

次のような場合は開腹手術によって摘出します。

・内科的治療に反応しないもの 結石成分が混合しているもの

・大きな結石

・数が多い場合

 

【開腹手術】

膀胱を切開して結石を摘出する手術です。状態によりますが、術後は4~7日間程度の入院が必要となります。

手術後に膀胱に尿が溜まると傷口から尿が腹腔内に漏れ出してしまう危険性があるため、尿が膀胱に溜まらないようにカテーテルを留置し、大体4日目に抜去します。

排尿が支障なくできれば退院です。術後の頻尿や血尿は次第におさまっていきます。

膀胱結石の手術は難易度は高くないのですが「取り残し」が出るというリスクがあります。目視下で行うためかなり注意を払って手術してもごく小さな結石を取り残すということは珍しくありません。そのリスクを回避できるのが腹腔鏡による摘出術です。

 

【腹腔鏡による手術】

犬にとっては負担が少ない手術です。最大のメリットは傷口が小さいことと、実際に膀胱の中を内視鏡で拡大して見ながら摘出するので、取り残しがないことです。

皮膚を小さく2か所切開し、それぞれ内視鏡と手術器具を挿入して手術を行います。状態がよければ術後5時間くらいで日帰りも可ですが、一日入院して様子を見ます。

腹腔鏡による手術はメリットはたくさんありますが、獣医師のスキルも必要となり、難易度・料金共に高くなってしまいます。

 

 カテーテル・膀胱鏡

膀胱鏡を尿道から挿入して結石を摘出する方法があります。全身麻酔は必要になりますが、メリットは膀胱を切開することなく結石を摘出することができます。

しかし、膀胱鏡を使用するにはいくつかの条件があります。尿道にまっすぐな膀胱鏡を挿入することができ、結石が取り出すときに尿道を通る大きさでなくてはなりません。

【膀胱鏡の適応】

・3キロ以上のメス

・オスは10キロ以上

・結石が尿道を通る大きさ

実際には5ミリ以下の結石は吸引管と呼ばれる器具を使って吸引し、大きなものは鉗子で挟みとります。

膀胱にメスをいれないので日帰りも可能です。

大小100個くらいの膀胱結石を摘出する時間はトータルで1時間くらいだそうです。

参考:ALOHA動物医療センター「院長の雑談」

 

膀胱結石で最も危険なのは「尿道閉塞」です。

結石が小さいので安心・・・ではありません。特にオスの場合は要注意です。

オスはペニスの中に陰茎骨という骨があり、その中を尿道が通っています。その骨の手前の尿道が狭くなっており詰まりやすい部分と言われています。

では、尿道に結石が詰まった場合どうするのでしょうか?

尿道にカテーテルを挿入し、水圧をかけて詰まっている結石を一度膀胱に押し戻します。これで閉塞は解除できるのですが、その後手術などで結石を取り除く必要があります。解除できない場合は手術が必要になります。

 

 食事療法による溶解

食事療法による溶解が期待できるのは主にストルバイト結石です。

尿検査で予想された結石が溶解性のものであればまず療法食で溶解を試みます。尿路感染症が起点の場合は抗菌薬による治療も必要になります。

その他、尿酸塩・シスチン結石なども療法食や内科的治療によって溶解が期待できます。

 

膀胱結石の手術費用はどれくらいかかる?

・犬の尿石症 年間治療費の例(価格com)をみると 手術をした場合:17万円 しない場合:22,000円

・実際の治療費:アボちゃんのアボガドブログ~膀胱切開・結石除去手術 約19万円

・また手術費用を公開している動物病院の例をみると

A動物病院:手術(入院期間3泊4日)15万円

B動物病院;140,800~206,800円

動物の治療費は犬の状態や地域、各動物病院によって大きく異なります。

開腹手術による膀胱結石の摘出は大体15~20万円程度と言えるでしょう。

 

犬の膀胱結石の予防・再発防止法

では、どうすれば膀胱結石を予防し、再発防止できるのでしょうか?

膀胱結石に共通する予防法としては次のような点に注意しましょう。

・療法食に切り替える

・水分摂取は十分に

・トイレを我慢しない環境

・健康状態の観察

 

ストルバイト結石

ストルバイト結石の原因で最も多いのが感染症です。主に膀胱炎が結石を作る原因となるので、膀胱炎は軽度でも決して放置しないようにしましょう。また、排泄後に陰部を清潔に保てるようにケアしましょう。

再発防止のためには食事を療法食に切り替えることは必須です。療法食は結石の溶解後、尿をきれいに保つことが目的です。

 

シュウ酸カルシウム結石

シュウ酸カルシウム結石は完全に予防することは難しいでしょう。基本的な予防法を実施しながら療法食に切り替えましょう。

この結石の厄介なところは、療法食に切り替えても再発率が高いことです。治療後は定期的に尿のpHを検査し、異常に気づいたら早期に受診しましょう。

シュウ酸カルシウム結石の療法食の大きな目的は、できた結石を尿で洗い流すことになります。

 

療法食の予防効果

療法食を製造しているメーカーから様々な商品が開発販売され、完全には予防できないまでも効果は上がってきています。

再発率の高いシュウ酸カルシウム結石は、ロイヤルカナンの『pHコントロールV2』シリーズの『pHコントロールV2(ユリナリーS/O)+満腹感サポート』か『pHコントロールV2(ユリナリーS/O)+低分子プロテイン』という2製品が、予防効果はさらに期待できると言われています。

また、ストルバイト結石の治療後の維持管理に使用される犬のユリナリーS/O シリーズに高齢犬用の商品も出ています。

『ユリナリーS/O エイジング7+』の特徴は、高齢犬でも食べられるように、ナトリウム(塩分)やリン(腎臓が悪い子にとっては尿毒症につながる老廃物)を制限した栄養組成になっており、高齢のワンちゃんで尿路結石を持つ子や膀胱炎を起こしやすい子などにはオススメの療法食です。

ただし、こちらの療法食は基本的には動物病院等でしか取り扱いができず、使用する際にも獣医師の指示を聞いてからをおすすめします。

 

犬の膀胱結石の治療費はペット保険で補償される?

犬の膀胱結石の治療費は基本的にほとんどのペット保険で補償されます。ただし、必ず保険約款や重要事項説明書を確認するようにしてください。

また上述したとおり、犬の膀胱結石の手術は3泊4日程度の入院も必要になり、総額15~20万程度と高額になりがちです。

また、再発性が高く、その後も通院等も頻度が高くなることが予想できます。しっかり補償してほしいと考えるのであれば、「通院・手術・入院を補償するフルカバー型」のペット保険がおすすめです。

 

ペット保険比較アドバイザーでは、犬の膀胱結石におすすめのペット保険を2社ご紹介します。

おすすめの理由としては、

・「更新時に特定の病気や部位を補償の対象外とすること」はありません。とHPに記載されている
・更新時に条件を付けないペット保険の中でも、手術に強い

の2点があります。

 

犬の膀胱結石の治療を考えると、一番おすすめはアニコムです。

「PS保険は1つの病気に対しての限度額・回数があり(更新時にリセットされない)」「手術の一回当たりの上限金額が10万円まで」などの注意点があります。

「同じ病気の治療であっても更新時に回数がリセットされる」「手術の一回当たりの上限金額が14万円まで」という点でPS保険よりアニコムは補償内容が優れています。

その分、アニコムよりPS保険のほうが保険料は安いです。

補償内容重視であるならアニコム、保険料も考えるならPS保険を選ぶことをおすすめします。

メリットデメリット
・「腸内フローラ測定」等の予防型サービスも付帯
・手術は一回当たり最大14万円まで保障(補償割合70%プラン)
保険料が高い
※保険金請求回数に応じた保険料割増制度あり
保険料が安い1つの病気に対しての限度額・回数があり
(更新時にリセットされない)
アニコム(ふぁみりぃ)

2年目以降のご契約継続について
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。

※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。

引用:重要事項説明書

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書保険約款もご確認ください。
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。
PS保険
PS保険のロゴ

罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。

引用:PS保険
引用:よくあるご質問

※補償内容や保険料について必ず重要事項説明書・保険約款もご確認ください

アニコムやPS保険の補償内容や口コミ、デメリットについては下記の記事でも解説していますので、ぜひ参考にしてください

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や、既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」また「年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

よくある質問

膀胱結石の手術をすることになりました。腹腔鏡による手術を希望していますが、どこで受けられますか?

腹腔鏡による手術は犬の負担を軽くすることができ、近年導入する動物病院が増えています。しかし腹腔鏡による手術は獣医師の熟練も必要であり、実施している動物病院は限られてきます。お近くで信頼できる動物病院を探しましょう。

膀胱結成の予防のために、症状はなくても療法食を食べさせてもよいですか?

療法食は食事の成分を調整してあります。予防のための食事なら療法食ではなく予防を目的とした商品が販売されています。どのようなものがよいか、動物病院で相談することをお勧めします。

ペット保険は必要?

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

 

【犬の膀胱結石~ 手術費用はどれくらいかかる?危険な尿道閉塞とは?】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・膀胱結石の種類や症状
・膀胱結石の治療と治療費
・膀胱結石の予防
について解説してきました。
愛犬に膀胱結石ができたら結石除去することがスタートラインです。
獣医師と相談しながら、なぜ結石ができたのか、今後どうしたらよいかを考え対処することが大切です。
ペット保険比較アドバイザーではペット保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。