ゴールデンのレトリバー寿命は短い?平均寿命や長生きのコツを紹介!
この記事では
・ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気
・ゴールデンレトリバーの長生きのコツ
・ゴールデンレトリバーの性格
・ゴールデンレトリバーの相場
ゴールデンレトリバーの平均寿命
ゴールデンレトリバーの平均寿命は10~12歳です。
ゴールデンレトリバーの年齢を人間に換算した場合の表を下記にまとめました。
ゴールデンレトリバーの年齢 | 人間年齢加算 |
生後3か月 | 4歳 |
生後6か月 | 7歳半 |
生後9か月 | 11歳 |
1歳 | 15歳 |
2歳 | 23歳 |
3歳 | 28歳 |
4歳 | 33歳 |
5歳 | 40歳 |
6歳 | 47歳 |
7歳 | 54歳 |
8歳 | 61歳 |
9歳 | 68歳 |
10歳 | 75歳 |
11歳 | 82歳 |
12歳 | 89歳 |
13歳 | 96歳 |
14歳 | 113歳 |
最も長生きしたゴールデンレトリバーは、テネシー州オークランドに住むオーガストちゃんで2020年4月24日に20才の誕生日を迎えギネス記録を更新しました。
上記の人間年齢加算表を見ると、ゴールデンレトリバーの20歳がどれほど長寿かわかりますね。
小型犬に比べて短命とされている大型犬のゴールデンレトリバーですが、オーガストちゃんのように長生きする子もいます。
ただ、ゴールデンレトリバーは癌になりやすい犬種なので、平均寿命よりずっと早くに亡くなってしまう子も少なくありません。
獣医師やゴールデンレトリバーを飼っている人たちの中には「ゴールデンレトリバーの10歳は神様からの贈り物」と言う人も多く、その言葉からゴールデンレトリバーの寿命がいかに短いかが伺えます。
ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気
犬にはそれぞれかかりやすい病気が存在します。ここでは、ゴールデンレトリバーがかかりやすいとされている病気を紹介します。
癌(悪性腫瘍)
胃拡張や胃捻転
股関節形成不全
股関節形成不全は、関節部分の骨が変形し股関節がうまく噛み合わない病気です。
ゴールデンレトリバーは遺伝的に股関節形成不全にかかりやすいとされています。
股関節形成不全は命に関わる病気ではありませんが、生活の質を落としてしまうため気をつけたい病気です。
股関節形成不全になると痛みから階段の上り下りを嫌がったり、歩く時にお尻を左右に降ったりなどの症状が現れます。
ゴールデンレトリバーの長生きのコツ
癌や胃捻転など命に関わる病気になりやすいとされるゴールデンレトリバーですが、寿命を伸ばす方法もあります。ここでは、ゴールデンレトリバーの寿命を伸ばすとされている2つのポイントを紹介していきます。
毎日愛犬の身体をチェックする
ゴールデンレトリバーは癌ができやすい犬種のため、毎日愛犬の身体を触ったりブラッシングしたりして、しこりがないかをチェックしましょう。
毎日愛犬と触れ合っていれば、小さなしこりにもすぐに気がつける確率が上がります。
癌に限らず病気は早期発見・早期治療が何よりも大切です。
愛犬の病気にいち早く気がつくためにも、毎日愛犬と触れ合う時間を作りましょう。
適度な運動と食事を心がける
大型犬のゴールデンレトリバーはよく食べてよく運動します。
散歩は最低でも1日に2回、30分程度ずつ行い、健康維持やストレス発散をしてあげましょう。散歩があまり好きではないゴールデンレトリバーの場合は、飼い主が一緒になって楽しめる遊びを室内や庭で行い、運動不足になることのないように気をつけましょう
また、食事は体重に合った量のドッグフードを与え、太り過ぎないように食事管理をする必要があります。太りすぎると関節に負荷がかかり、足腰を痛めてしまう可能性があるため要注意です。
健康は毎日の食事と運動が大切です。愛犬に長生きしてもらうためにも、飼い主として愛犬の適切な運動・食事管理を心がけましょう。
ゴールデンレトリバーの性格
ゴールデンレトリバーは賢く、温厚で人懐っこい性格の持ち主です。
誰にでもフレンドリーな子が多く、ドッグランでも他人や他の犬とすぐに打ち明けられます。
また、ゴールデンレトリバーは元々水鳥の猟犬だったこともあり、水遊びが大好きです。
水への耐性があるため、シャンプーも大人しくさせてくれる子も多いですよ。
ゴールデンレトリバーの相場
ゴールデンレトリバーの子犬の相場は15~20万円です。
しかし、新型コロナウイルスの影響でお家時間が長くなりペットの需要が上がったことで、ここ数年は相場が30~50万円と一気に上昇しました。
それでも最近は価格が徐々に落ち着いてきて、15~30万円となっています。
ゴールデンレトリバーにおすすめの保険は?
ここではゴールデンレトリバーに合ったおすすめのペット保険、比較・選び方について解説します。
全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。
他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまでゴールデンレトリバー目線で解説していきます。
【ゴールデンレトリバーのペット保険加入の選び方のポイント】
①ゴールデンレトリバーのなりやすい病気が補償されるか確認
・股関節形成不全
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術は他社と比較しても手厚いか
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
①ゴールデンレトリバーのなりやすい病気が補償されるか確認
ペット保険は保険会社によって補償する病気や、補償の対象外となる項目が異なります。
中にはゴールデンレトリバーがなりやすい高額治療が必要な股関節形成不全を補償の対象外としているペット保険も存在します。例えば「PS保険」や「日本ペット少額短期保険:いぬとねこの保険」では股関節形成不全が補償の対象外です。
特に下記の傷病・疾患は保険会社によって補償されるかが異なりますので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認することをおすすめします。
また公式HPでも「保険金のお支払いできない事例」の中に記載されていることがほとんどですので必ず確認しましょう。
ゴールデンレトリバーがなりやすい病気で補償の対象外か確認すべき病気
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
ゴールデンレトリバーがなりやすい、「股関節形成不全」は先天性、遺伝性の要素も大きい疾患です。
全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。
こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認しましょう。
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術補償の手厚さを重視するのがおすすめ
ゴールデンレトリバーがなりやすい病気である「悪性腫瘍(がん)」「外耳炎」は長期もしくは複数回の治療が必要になる疾患です。また「股関節形成不全」は外科手術を伴う高額治療が必要になる可能性もある傷病です。
そのため、ゴールデンレトリバーには「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。
また、「股関節形成不全」や「悪性腫瘍(がん)」は手術の場合40万円程度必要になることもあることから、ゴールデンレトリバーにはフルカバー型の中でも手術補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。
特に
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。
つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。
中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります。
もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。
ゴールデンレトリバーがなりやすい「悪性腫瘍(がん)」は長期的な治療が必要な病気です。
加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。
また、ペット保険比較アドバイザーではそういった情報も一つの記事内でまとめていますのでぜひ一度ご確認ください。
ゴールデンレトリバーにおすすめのペット保険をご紹介!
最後に、今回ペット保険比較アドバイザーではゴールデンレトリバーにおすすめのペット保険をご紹介します。
おすすめの理由としては上記で説明したゴールデンレトリバーのペット保険の選び方、ポイントや条件をすべて満たしているからです。
アニコムに関しては窓口精算や年一回無料で受けられる腸内フローラ測定等、付帯サービスが充実しています。
また、ペットを伴わない薬の受取ができるのはアニコムだけです。
・補償内容や保険料を重視 → PS保険
一部PS保険は手術の補償金額が1回あたり最大10万円だったり不安な点はありますが、先天性疾患や更新時の対応が他社より優れています。
ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。
あくまで参考ですが、保険料重視であればPS保険、補償内容重視であればアニコム(ふぁみりぃ)に加入することをおすすめします。
メリット | デメリット | |
・複数回通院にも強い ・「腸内フローラ測定」等の予防型サービスも付帯 ・通院補償は一日当たり14,000円×年20日まで(補償割合70%プラン) ・窓口精算可能 ・ペットを伴わない薬の受取だけの治療費も補償 |
保険料が高い
※健康割増引制度により保険の利用状況によって割増引の適応【可】 |
|
保険料が安い | ・1つの病気に対しての限度額・回数があり (更新時にリセットされない) ・手術は一回当たり最大10万円まで |
弊社の商品の保険期間は1年間ですが、ご契約には「継続契約特約」を適用して引受をさせていただいておりますので、解約等のお申し出がない限り満期後は、原則ご契約は自動的に継続となり、終身ご継続いただけます。
※ご注意
・ご契約者または弊社より別段の意思表示があった場合には、ご契約は継続となりません。
・自動的にご契約が継続とならない場合や、商品改定により保険料、補償内容などが変更となる場合があります。
引用:重要事項説明書
罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。
補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう
ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。
そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。
また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。
また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。
「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。
補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。
高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
よくある質問
ペットショップで黒いゴールデンレトリバーの赤ちゃんを見かけました。黒いゴールデンレトリバーは長生きしますか?
現在8歳のゴールデンレトリバーを飼っていますが最近元気がなくなってきた気がします。病気かなにかでしょうか。
ペット保険は必要?
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【ゴールデンレトリバーの寿命】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・ゴールデンレトリバーがかかりやすい病気
・ゴールデンレトリバーの長生きのコツ
・ゴールデンレトリバーの性格
・ゴールデンレトリバーの相場