この記事では
・犬が横座りになっていた場合に考えられる病気
犬が横座りする理由とは?
犬が横座りをするのは、すべてが病気が原因ではありません。
横座りをしていても全く問題のないケースもあります。
ここでは、犬の横座りの問題ないケースと、病気のケースの見分け方について解説します。
その犬のクセ
犬が横座りをしたときに、座り方をよく観察してみてください。
今は右足が崩れているけれどさっきは左足を崩していた、もしくは、さっきはきちんと座ることができていた、という状態なら特に問題はありません。
たまに横座りをする程度であれば、クセであることが考えられます。
例えば、以下のことをしたときによく横座りをしていないでしょうか。
・遊び疲れて休んでいるとき
・激しい運動をしたあと 等
病気の可能性
今まできちんと座ることができていたのに、ある時から横座りしかしなくなった、という場合は以下の事柄をチェックしてみてください。
・体重が増えた
・足を引きずって歩いている
・足を触られることを嫌がる 等
犬が横座りするするときに考えられる病気
犬が同じ足を崩して横座りばかリしているときは、以下の病気である可能性があります。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼(しこつがいこつだっきゅう)は通称「パテラ」と呼ばれている病気です。
これは、膝蓋骨という膝にあるお皿が外側や内側に外れてしまう状態を指します。
膝蓋骨脱臼は特に関節の細いトイプードルやチワワなどの小型犬に多発し、先天性であることがほとんどですが、ケガが原因で発症することもあります。
最初のうちはあまり症状が見られませんが、進行するにつれ歩行に異常が出て、最終的には歩けなくなってしまいますので、異常が見られた場合はできるだけ早く動物病院で適切な治療を受けてください。
股関節形成不全
股関節形成不全とは、股関節の部分の骨が変形することにより起こる病気です。
骨が変形してしまことで関節同士がうまく噛み合わなくなり、炎症を起こすことで発症します。
股関節形成不全になる原因は先天性であることが多いですが、ケガや食生活、運動不足などで発症することもあります。
【犬の横座り】膝蓋骨脱臼や股関節形成不全はペット保険の補償対象?
膝蓋骨脱臼や股関節形成不全はペット保険の対象になっていることが多いですが、保険会社によっては対象外になっていることもあります。
また、ペット保険はプラン別に違いがあるので、以下の条件をよく確認しましょう。
・通院・入院・手術の1回あたりの支払限度額
トラブルや思い違いにならないように、ペット保険に加入前に内容をきちんと精査しておくことが重要です。
よくある質問
犬の横座りは直した方がよいですか?
足の病気の予防方法はありますか?
ペット保険は必要?
ペットには公的医療保険制度がありません。そのため診療費の自己負担額は100%です。
もしものときに、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較表や記事を活用するのがおすすめ!
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
【犬の横座りは病気のサイン?考えられる病気と心配ないケースを解説!】まとめ
今回、ペット保険比較アドバイザーでは
・犬が横座りになっていた場合に考えられる病気