この記事では
・シェルティのかかりやすい病気と治療法・治療費
・長生きするための飼育ポイント
この記事では
シェルティの平均寿命はおおよそ12~13歳と言われています。
シェルティの体重のスタンダードは10キロ程度ですが、他の犬種に比べて体格のばらつきが大きいということを考えると平均寿命を犬種として一括りにするのは難しいです。
犬全体の平均寿命が14.1歳(アニコムどうぶつ白書2021)と考えると少し短命かもしれません。
犬の平均寿命の話はよく耳にしますが、長寿記録は何歳なのでしょうか?
ギネスに登録されている最高齢はなんとオーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイ(オーストラリア)、「29歳5カ月」(1939年)です。
オーストラリアン・キャトル・ドッグは体重は20キロ前後の中型犬。ブルーイは20年間牧羊犬として活躍していたそうです。
現存する世界最長寿犬としてギネス登録されたのは(2022.3.16)アメリカのトビーキース(チワワ)21歳。
日本に目を向けると、ギネス長寿記録は中型のMIX犬「ブースケ君」。2010年に老衰のため他界していますが26歳でした。ちなみにブースケ君は世界の長寿記録第9位です。
シェットランドシープドッグの平均寿命は諸説ありますが、大体12~13歳と言われています。
アニコム家庭どうぶつ白書2021によると、シェルティの平均寿命は12.8歳、平均寿命の長い犬種の26番目に位置しています。
同統計による犬の平均寿命が14.1歳であり、そのことを考えるとやや短命にも思えます。
当然のことながら平均寿命を超えて長生きしているシェルティはたくさんいます。
次にシェルティの長寿犬に目を向けてみます。シェルティのギネス最高年齢は残念ながら見つけられませんでした。
では、日本では何歳までくらい生きた例があるのでしょうか。「18歳のシェルティを飼っている」とか「20歳のシェルティを知っている」などという話もSNSでみかけます。
最近の例では、実際に20歳まで生きた長寿の記録がありました(八王子柚木ペット霊園)。この記録はあくまでも同霊園で火葬した犬に関する記録なので、もっと長寿のシェルティがいるかもしれません。
このシェルティは体も小さかったそうなので小型犬として計算すれば96歳です。もし10キロ以上で中型犬として計算すればシェルティの20歳は113歳という計算になります。いずれにしろ、愛情深く育てられていたことがうかがえます。
「犬は1歳で大人になる」「人の7倍の早さで年をとる」という類の言葉を耳にしたことはありませんか?
では、シェルティの年齢はヒトの年齢に換算すると何歳位になるのでしょうか?
犬には犬種ごとに定められたスタンダードがあり、その犬種の理想の姿や一般の人がイメージする姿です。シェルティーの体重のスタンダードは10キロ程度と言われており、小型犬に分類されることが多いです。
しかし、実際には体重5キロ程度の小さい子から20キロ程度の大きい子もいます。この例は両極端ですが、おおよそこの範囲内での体重のばらつきがみられます。
ここで犬の年齢をヒト年齢に換算すると何歳に匹敵するか表にまとめてみました。
シェルティは「小型犬?」「中型犬?」ということで両方紹介します。
シェルティの年齢 | 中型犬(10~25キロ)の場合 | 小型犬(10キロ未満の場合) |
1歳 | 16歳 | 17歳 |
1歳半 | 19歳 | 20歳 |
2歳 | 23歳 | 24歳 |
3歳 | 28歳 | 28歳 |
4歳 | 33歳 | 32歳 |
5歳 | 38歳 | 36歳 |
6歳 | 43歳 | 40歳 |
7歳 | 48歳 | 44歳 |
8歳 | 53歳 | 48歳 |
9歳 | 58歳 | 52歳 |
10歳 | 63歳 | 56歳 |
11歳 | 68歳 | 60歳 |
12歳 | 73歳 | 64歳 |
13歳 | 78歳 | 68歳 |
14歳 | 83歳 | 72歳 |
15歳 | 88歳 | 76歳 |
16歳 | 93歳 | 80歳 |
17歳 | 98歳 | 84歳 |
18歳 | 103歳 | 88歳 |
よく「この犬種は賢い」などと言われますが、何を基準にそう言うのか気になりませんか?
犬種ごとに知能の高さには違いがあります。犬種による賢さを語るときよく引用されるのがスタンリー・コーレン博士(カナダの心理学教授・犬の知性や心理的な研究も行っている)が1994年にまとめた「The Intelligence of Dog」です。
これは犬種ごとに「本能・直観・考え解決する力・指示に従う力」を実験・考察したものをまとめたものです。次の表が賢い犬種ランキングです。
1 | ボーダーコリー(牧羊犬・警察犬など) |
2 | プードル |
3 | ジャーマンシェパード(警察犬 麻薬探知犬 など) |
4 | ゴールデンレトリーバ(盲導犬 セラピー犬 警察犬など) |
5 | ドーベルマン(警察犬 など) |
6 | シェットランドシープドッグ(牧羊犬 聴導犬) |
7 | ラブラドールレトリーバ(盲導犬 水難犬 介助犬 麻薬探知犬 など) |
8 | パピヨン |
9 | ロットワイラー |
10 | オーストラリアンキャトルドッグ |
※1994年の時点でアメリカ・カナダのケンネルクラブに認定されていなかったジャックラッセルテリアなどは含まれていません。
日本でも馴染みのある犬種も多く、賢さを生かして重要な役割を担って働いている犬もたくさんいます。
シェルティは先祖犬が牧羊犬として役割を果たしていたので「知性」「理解力」を持ち合わせており、飼い主に従順な犬種と言われていおり、賢い犬種6位にランクインしています。
当然のことながら、放置しておいても賢いわけではありません。ヒトと犬が共存するためのルールをしっかりと教える必要はあります。しつけが不十分だと警戒心が強いあまりに「咬む」「吠える」などの問題行動を引き起こします。
犬には犬種ごとにかかりやすい疾患がありますが、まず犬種共通で受診頻度の高い疾患を紹介します。
主な疾患と治療費を紹介します。
①【消化器疾患】~嘔吐や下痢などの軽い症状の場合
②【皮膚疾患の場合】~一般的な例
③【耳の病気】~外耳炎の場合
※(一例ですので参考までに見てください)
実際にどれくらいの割合で受診しているのか見ると、次のようになります。
【胆嚢粘液嚢腫(たんのうねんえきのうしゅ)】
胆のうにゼリー状のもの(ムチンというたんぱく質が主成分)がたまってしまう病気です。本来は胆のうに胆汁を蓄積して十二指腸に分泌するのですが、胆嚢粘液嚢腫ではその流れに支障が生じます。
結果として胆のう炎、閉塞性黄疸、胆道の壊死、胆のう破裂及び胆汁性腹膜炎などを発症します。症状としては食欲の低下や下痢、嘔吐、沈鬱などがみられますが、初期においては症状は認められません。
はっきりとした原因は判明していませんが、基礎疾患として高脂血症などの脂質代謝異常、甲状腺機能低下などがあげられます。
症状がない場合は胆汁の流れをよくする薬を内服したり、食事を低脂肪食に変えて対応しますが、多くの場合症状が出るまで気づきません。
治療の第一選択肢は手術による胆のう摘出です。手術費用はおおよそ25~30万円が必要になります。
【特発性てんかん】
原因が分かっているてんかん(症候性てんかん)に対して原因の特定できないものを特発性てんかんと言います。
症状はさまざまで、硬直・四肢をばたばたさせる・歯を食いしばっている・よだれが出るなどがあげられます。
診断が確定したら抗痙攣罪の内服治療を行いますが、てんかんは完治することはないので生涯に渡って治療を続けます。
薬の量が適切かどうかを定期的に検査をすることが必要なので、年間の治療費はは5~10万円程度が必要です。
その他、アニコム保険請求に見るシェルティに多い病気具体例
疾患名 | 受診頭数 | 犬全体 % |
シェルティ % |
年間治療費(中央値) (円) |
歩行異常(原因不明) | 204 | 3.7 | 6.1 | 9,900 |
膀胱炎 | 162 | 2.3 | 4.9 | 16,280 |
その他の泌尿器疾患 | 125 | 1.7 | 3.8 | 16,808 |
胆泥症 | 107 | 1.3 | 3.2 | 59,064 |
甲状腺機能低下症 | 86 | 0.8 | 2.6 | 60,504 |
※アニコムのペット保険に加入している0~12歳 3321頭より抽出しています。中央値とは最も多い価格帯を示します。
統計からみると、シェルティは関節関連、肝・胆・膵臓関連・泌尿器系の疾患が多いことがわかります。シェルティは体質的に健康な犬でも高コレステロール血症の頻度が高い犬種で、このことが肝・胆・膵臓の疾患に関連してきます。
【コリーアイ症候群】
コリーアイは先天性の眼疾患です。目の奥にある脈絡膜が不完全だったり欠損しているため網膜などに栄養を送ることができず、さまざまな症状が出てきます。最悪の場合失明することもあります。治療法は確立されておらず、予防法もありません。
症状としては白内障・緑内障・ぶどう膜炎・眼底出血・網膜剥離・小眼球症などがあげられます。治療は対症療法です。
【イベルメクチン中毒】
イベルメクチンとは現在フィラリアの予防薬の主流となっている薬です。または疥癬の治療にも使われます。
シェルティなど特定の犬種はイベルメクチンに過剰反応を起こすことが知られています。これは血液脳関門の不完全さが原因で、神経症状を呈することがあります。
フィラリアの予防薬は量が少ないため問題ないといわれていますが、ネットなどで購入して安易に使用しないでかかりつけの動物病院で必ず相談しましょう。
長生きのために大切なことは、病気にならないことです。そのために飼い主さんができることを解説します。
シェルティは繊細な面もありストレスをためやすい犬種です。ストレスには不安や緊張(心理的ストレス)、環境(物理的ストレス)、空腹や睡眠不足(生理的ストレス)があげられます。
カーミングシグナル(犬が自分の気持ちを落ち着かせるためにとる行動)も見ながら、しっかりと関わり、愛犬のストレスを和らげてあげましょう。
ストレスを感じると視線をそらす・あくび・体をぶるぶるふるわせる・体をかくなどの行動をとります。
それが高じると唸る・歯茎を見せる・激しく呼吸するなどの仕草を見せます。
そしてストレスが蓄積すると体調不良をおこします。たかがストレスと思われるかもしれませんが、犬もヒトと同様に下痢や嘔吐、食欲不振などの体調不良につながります。
シェルティは少し油断すると肥満になりやすい犬種です。成長期には適切な栄養をしっかりとる必要がありますが、成長期が終わったらフードの調節をしましょう。1歳のときの体重が生涯の目標となる体重です。
フードの量と体重、便の状態を見ながら調整しましょう。フードの袋に記載してある給餌量は悪までも参考です。同じフードを同じ量を与えても同じ体重になるとは限りません。その子に合った量を把握しましょう。
加えておやつにも注意が必要です。おやつを与えたらその分給餌量を減らすように心がけましょう。
シェルティはふわふわの被毛があり、外見的には肥満がはっきりとわからない場合もあります。ブラッシングやシャンプーの際にしっかりと体を触って確認しましょう。
個体差の大きいシェルティは体重のみでは肥満の判断ができにくいので、BCS(ボディコンディションスコア)を参考にすることをお勧めします。詳しくは環境省・飼い主のためのペットフードガイドライン~犬猫の健康を守るために~をご覧ください。
犬にとって肥満は避けたいことの一つです。肥満になると呼吸器系疾患、高血圧、糖尿病、関節の病気などのリスクが高くなります。
また、肥満はガンの発症率を上げることも立証されています。
元気で過ごすためには病気の早期発見が大切なポイントです。そのためには定期健康診断は欠かせません。症状が出る前に病気を発見したり、前兆を捉えることもできます。
また、何か気になる症状があれば自己判断をせずに動物病院で相談しましょう。
犬の死因のトップはガンですが、シェルティは特にガンにかかりやすい犬種です。犬種ごとにガンの好発部位が異なりますが、シェルティは比較的広範囲のガン発症のリスクがあります。
皮膚ガン・頭頚部ガン・泌尿器系の腫瘍(主に膀胱上皮ガン)・リンパ腫・呼吸器系のガン・内分泌腫瘍(特に甲状腺ガン)が主なものです。
犬にとっても口腔ケアは大切です。幼犬の時からブラッシング(歯磨き)習慣をつけておきましょう。
3歳の犬の8割は歯周病になっていると言われています。
歯の汚れは放置しておくと唾液中のカルシウムによって2日くらいから石灰化が始まり、犬の場合2週間で完全に石灰化して歯石に変化します。歯石はもう歯磨きでとることはできません。歯石がたまると歯肉炎や歯周炎を発症します。
さらに悪化すると歯槽膿漏や歯根膿漏という病気になり歯が脱落する危険性もあります。さらには細菌が血液の流れに乗って心臓に届くと心臓病の原因にもなります。
ヒトでは歯石をとるのは簡単ですが、犬の場合は危険なため全身麻酔が必要になります。何かの処置で全身麻酔の機会があれば、歯石もとってもらうとよいでしょう。
何よりも、元気でいるためには支障なく食べられることが重要です。
活動的な犬種であるシェルティにとって運動不足は大きなストレスになります。散歩ではしっかり体を動かし気分転換もしましょう。
散歩は毎日1~2回、30分から1時間が必要です。散歩のみならず広い場所で走ったりボール遊びなどできればなおよいでしょう。
身体能力が高く、知的で、遊び好きなシェルティはアジリティなどドッグスポーツにも向いています。飼い主さんと一緒にトライしてみてはいかがですか?
ここではシェルティに合ったおすすめのペット保険、比較・選び方について解説します。
全てのペット保険で補償の対象外である去勢の費用等の項目は除き、あくまで保険会社・プランで差別化になるポイントに絞って解説します。
他サイトのようなランキング形式ではなく、あくまでシェルティ目線で解説していきます。
シェルティのペット保険加入の選び方のポイント
①シェットランドシープドッグのなりやすい病気が補償されるか確認
・てんかん
・股関節形成不全
②加入後に発症した先天性、遺伝性疾患が補償されるか
③通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険の中でも手術は他社と比較しても手厚いか
④更新の際に「来年度からの傷病や部位補償の対象外」とする可能性がないか
ペット保険は保険会社によって補償する病気や、補償の対象外となる項目が異なります。
中にはシェルティがなりやすく、高額治療が必要なてんかんや股関節形成不全を補償の対象外としているペット保険も存在します。例えば「プリズムコール」や「日本ペット少額短期保険:いぬとねこの保険」ではてんかんも股関節形成不全も補償の対象外です。
特に下記の傷病・疾患は保険会社によって補償されるかが異なりますので、必ず保険約款や重要事項説明書を確認することをおすすめします。
また、公式HPでも「保険金のお支払いできない事例」の中に記載されていることがほとんどですので必ず確認しましょう。
シェットランドシープドッグがなりやすい病気で補償の対象外か確認すべき病気
シェルティがなりやすい、「コリーアイ症候群」「てんかん」「股関節形成不全」は先天性、遺伝性の要素も大きい疾患です。
全てのペット保険で加入前に発症している先天性、遺伝性疾患は基本的には補償の対象外となってしまいますが、加入後に発症した先天性、遺伝性疾患を補償するかどうかは保険会社によって異なります。
こちらも併せて公式HP内の「保険金をお支払いできない事例」や保険約款・重要事項説明書を確認しましょう。
せっかく保険に加入するのであれば、シェルティのためにもてんかんや股関節形成不全にも備えができるようにしましょう。
シェルティがなりやすい病気である「てんかん」は長期もしくは複数回の治療が必要になる疾患です。また「股関節形成不全」は外科手術を伴う高額治療が必要になる傷病です。
そのため、シェットランドシープドッグには「通院・手術・入院を補償するフルカバー型のペット保険」に加入することがおすすめです。
股関節形成不全は手術になると約40万円程度と大変高額な治療費が必要になることが多いことから、シェットランドシープドッグにはフルカバー型の中でも手術補償が他社より手厚いペット保険に加入することをおすすめします。
また、
ほとんどのペット保険が一年契約となっており、契約を毎年更新していくことで終身の補償となっています。
つまり、ペット保険に加入すると毎年契約更新の審査があります。
中には「前年度にかかった傷病や慢性疾患」等の、特に治る見込みが少ない、再発の可能性が高い慢性疾患を、更新の際に「来年度から補償の対象外とします。」と条件を付け加えてくる保険会社があります。
もちろん中には「更新の際に条件を付け加えることはありません」といった記載をしているペット保険もあります。
シェルティがなりやすい「コリーアイ症候群」「てんかん」はかかってしまったら一生の付き合いが必要な病気です。
加入を検討しているペット保険会社の「更新時の対応」についても必ず確認することをおすすめします。
また、ペット保険比較アドバイザーではそういった情報も一つの記事内でまとめていますのでぜひ一度ご確認ください。
最後に、今回ペット保険比較アドバイザーではシェルティにおすすめのペット保険を2社ご紹介します。
おすすめの理由としては上記で説明したシェルティのペット保険の選び方、ポイントや条件をすべて満たしているからです。
アニコムに関しては窓口精算や年一回無料で受けられる腸内フローラ測定等、付帯サービスが充実しています。
また、ペットを伴わない薬の受取ができるのはアニコムだけです。
一部PS保険は手術の補償金額が1回あたり最大10万円だったり不安な点はありますが、先天性疾患や更新時の対応が他社より優れています。
ただし、細かい補償内容や金額についてはもちろん違いがありますので必ず重要事項説明書や保険約款、パンフレットや公式HPを確認してください。
あくまで参考ですが、保険料重視であればPS保険、補償内容重視であればアニコム(ふぁみりぃ)に加入することをおすすめします。
メリット | デメリット | |
・複数回通院にも強い ・「腸内フローラ測定」等の予防型サービスも付帯 ・通院補償は一日当たり14,000円×年20日まで(補償割合70%プラン) ・窓口精算可能 ・ペットを伴わない薬の受取だけの治療費も補償 |
保険料が高い
※健康割増引制度により保険の利用状況によって割増引の適応【可】 |
|
保険料が安い | ・1つの病気に対しての限度額・回数があり (更新時にリセットされない) ・手術は一回当たり最大10万円まで |
引用:重要事項説明書
罹患した病気やケガにより保険の更新をお断りしたり、更新時の補償対象外にしたり、保険料を増額にすることはございません。(※保険料の改定などがあった場合、保険料は変わります。)
ケガ、病気の原因が生じた時が保険期間内であれば、皮膚病や外耳炎等の軽度の病気から、ガンや心臓病等の重大な病気まで補償の対象となります。
補償内容やそれぞれのデメリット等がより気になる場合は下記の記事を参考にしてください。
ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。
そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。
また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。
また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。
「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。
補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。
高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。
ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。
もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に加入することをおすすめします。
また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。
ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。
記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。
また、保険会社のデメリット等も理解できるので、後悔しないペット保険選びができます。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。
今回、ペット保険比較アドバイザーでは