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犬のヘルニアにかかる治療費は?症状や治療法についても解説!

 
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犬のヘルニアの症状や治療法・治療費について徹底解説します!ヘルニアは早期発見がなにより大切です。初期症状を見逃さず、おかしいと感じたらすぐに動物病院へ連れていきましょう。
ヘルニアは、ミニチュアダックスフンドやフレンチブルドッグなどの犬種ががかかりやすい病気として有名です。
ヘルニアの治療は重症度によって異なりますが、少なくても5万円~25万円近く治療費がかかります。
今回は、犬がヘルニアになった際の治療費ついて詳しく解説します。

この記事では

・犬のヘルニアについて
・ヘルニアの症状について
・ヘルニアの治療法について
・ヘルニアの治療費用について
・ペット保険の必要性について
について解説します。
最後までお読みいただければ、「ヘルニアの症状」「ヘルニアの治療費」わかるようになっていますので、ぜひ参考にしてみてください。


 

犬のヘルニアとは

ヘルニアは、激しい運動や老化などが原因で臓器の一部、または全てが正しい位置からずれて突出してしまった状態を刺す概念です。

腰部や胸部、頚部など、体のどこにでも発症する可能性があり、痛み麻痺といった神経症状が引き起こされます。

ダックスフンドやコーギーなどの犬種に多い病気です。

 

犬のヘルニア、種類や症状は?

ヘルニアは早期発見・早期治療が大切です。

ここでは、ヘルニアの種類や症状を紹介します。

 

1. 鼠径(そけい)ヘルニア

鼠径ヘルニアは、足の付け根部分の隙間から腹膜や腸管の一部が突出する病気です。突出した臓器によっては排尿障害や腸閉塞などを引き起こす可能性もある危険な病気です。

初期症状は隙間の腫れ以外ほぼなく、症状は突出した臓器によっても異なります。たとえば腸管が飛び出すと食欲不振、下痢などの症状が現れるのが特徴です。

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2. 臍(へそ)ヘルニア

臍ヘルニアは、おヘソの部分から臓器の一部が突出する病気で、出べそのような見た目が特徴です。

軽度であれば痛みはなく、押して戻ることもありますが、重症化すると手術が必要となります。

犬の臍ヘルニアについては下記の記事でも詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

 

 

3. 会陰(えいん)ヘルニア

会陰ヘルニアは、肛門や外陰部周辺から臓器の一部が突出する病気で、未去勢の、特に老犬でオス犬がなりやすいとされています。

初期症状は肛門周辺の腫れや排便障害で、症状が進むと腫れが大きくなり臓器が肛門脇に飛び出してくる場合もある怖い病気です。

 

4. 食道裂孔(しょくどうれっこう)ヘルニア

食道裂孔ヘルニアは、胃が腹腔内に突出する病気で、痛み吐き気食欲不振などが症状として現れることがあります。

また、胃酸が食道に上がりやすくなるため逆流性食道炎を併発するリスクも高いです。

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5. 椎間板(ついかんばん)ヘルニア

椎間板ヘルニアは、骨と骨との間にある椎間板が突出してしまい、脊椎の上にある神経・脊髄を圧迫する病気です。

痛みから歩行障害が出たり、ふらつきなどが症状として現れることがよくあります。

椎間板ヘルニアについては下記の記事でも詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

 

犬のヘルニア、治療法は?

ここでは、犬のヘルニアの治療方法について紹介します。

 

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアは、全身麻酔を伴う手術によって、飛び出した臓器を戻しヘルニア部分の穴を塞ぎます。

 

臍ヘルニア

臍ヘルニアは、生後半年~8ヶ月になれば自然と穴が塞がることが多いため、それまで経過観察をします。しかし、自然と穴が閉じなかった場合は、全身麻酔を伴う手術でヘルニア部分の穴を塞ぐのが一般的です。

 

会陰ヘルニア

会陰ヘルニアは、多くの場合全身麻酔を伴う手術によって、飛び出した臓器を元の場所に戻しヘルニア部分の穴を塞ぎます。

 

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアは、内視鏡手術で飛び出した臓器を元の場所に戻し、ヘルニア部分の穴を塞ぐのが主流です。

 

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは、内科治療と外科治療の2つで、グレードによって治療法が異なります。

内科治療ではステロイドの投薬やレーザー治療が行われ、それでも改善が見られなかった場合やグレードが高い場合は、手術によって臓器を元の場所に戻し、ヘルニア部分の穴を塞ぎます。

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犬のヘルニアの治療費は?

ここでは、犬のヘルニアの手術にかかる費用を紹介していきます。

ここでは費用のランキング順に掲載しています。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアで手術をする場合、7泊程度の入院と検査費も含めて15~25万円程度が必要となります。

グレードの低い椎間板ヘルニアの場合は、ステロイド投与やレーザー治療などの内科治療が行われ、費用は5~10万円程度が相場です。

 

食道裂孔ヘルニア

食道裂孔ヘルニアの手術費用は、3泊程度の入院や検査費を含めて10~20万円程度です。

 

会陰ヘルニア

会陰ヘルニアはほとんどの場合手術が必要で、3泊程度の入院や検査費も含めると、費用は7~15万円程度となります。

 

鼠径ヘルニア/臍ヘルニア

鼠径ヘルニア/臍ヘルニアで手術をする場合、入院費や検査費も込みで5~10万円程度が必要となります。

臍ヘルニアは当日、鼠経ヘルニアは1泊程度の入院で済むため、費用はやや低めです。

 

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犬のヘルニア対策と早期発見するには

犬のヘルニアは、予防が難しい病気のため早期発見して適切な治療を行うことが大切です。

ただし、ヘルニアの初期症状はとくに目立った症状がないことも多く、発見したときには手術が必要な段階までいっていたというケースも…。

ヘルニアの治療は、内科治療でも約5万円以上、手術治療となると約5~25万円以上かかってしまいます。

しかし、ペット保険に入っていればヘルニアで手術をして高額な治療費がかかっても、半分以上がかえってくるためおすすめですよ!

ペット保険には、椎間板ヘルニアを補償しているものも多いため、まだ加入していない方は検討してみてはいかがでしょうか。※鼠径ヘルニアと臍ヘルニアは補償対象外としているペット保険が多い

ペット保険を選ぶときは、獣医師に相談できるサービスが付帯されているものを選ぶと、愛犬に気になる症状が出たときすぐに相談できるので、ヘルニアの早期発見にもつながるでしょう。

 

犬のヘルニアの治療費はペット保険で補償される?

犬のヘルニアを補償するかどうかは、ペット保険会社によって異なります

またヘルニアは補償の対象外項目に記載されていなかったとしても、ヘルニアは先天性の要素も大きい病気ですので、「加入後に発症した先天性疾患を補償するかどうか」も大事な項目になります。

そのため

・ヘルニアが補償の対象外項目になっていないか
・加入後に発症した先天性疾患を補償するかどうか
上記2点はかならず確認するようにしましょう。
人気のペット保険、各社の補償内容は下記の通りになっています。
椎間板ヘルニア 鼠経ヘルニア 臍ヘルニア 加入後に発症した先天性疾患
アニコム
アイペット
楽天ペット保険
ペット&ファミリー ✕※1 ✕※1
PS保険
プリズムコール
日本ペット少短

※ペット&ファミリー損保では鼠径ヘルニアと同様に臍へルニアの治療費は、病化(腹膜炎や壊死等)しており、その治療として実施した場合は、病院の診断内容と一般獣医学情報等により総合的に保険金支払可否を判断するようです。

それぞれの保険会社の詳細は下記の記事でも詳しく解説していますので、気になる方はぜひ参考にしてください。

 

 

よくある質問

愛犬が階段の上り下りを嫌がるようになりました。ヘルニアでしょうか?

椎間板ヘルニアの初期症状に、階段を嫌がる、抱き上げたときにキャンとなくなどがあります。思い当たる症状があれば、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

犬のヘルニア手術はどれくらい時間がかかりますか?

ヘルニアの進行具合などにもよりますが、1時間程度で手術が完了するケースが多いです。

ペット保険は必要?

動物病院

ペットには公的な保険制度がありません。そのため治療費の自己負担額は100%です。ペット保険に加入しておけば月々数千円程度の支払いで、治療費の50~100%ほどを保険会社が負担してくれます。

もしもの時に、お金を気にせずペットの治療に専念できるよう健康なうちにペット保険に入ることをおススメします。

また、病気になった後では加入を断られる可能性があります。

ペット保険比較アドバイザーでは、ペットに合った保険の選び方やペットの健康に関するお役立ち記事を公開しております。

記事と合わせて比較表も活用することで、ペットと飼い主様に合った保険を選ぶことができます。

ペット保険への加入を検討されている方はぜひご活用ください。

 

 

 

補足:先天性疾患が発症する前に!遅くとも7.8歳までには加入しよう

ペット保険は、加入する前に発症している先天性疾患や既に発症している病気や疾患は補償の対象外となります。

そのため、病気になってから保険に加入しようとしても、肝心のその病気の治療費は補償の対象外になってしまいます。

また、加入後に発見できた病気であっても先天性疾患を補償の対象外としているペット保険や、慢性疾患にかかると更新できない保険もあります。

また一般的にペット保険では8~12歳で新規加入年齢を設定していることがほとんどです。早いところでは7歳で新規加入を締め切るペット保険もあります。

「健康なうちに加入しないと意味がない」「また年齢制限に引っかからないから保険の選択肢が広がる」という意味で遅くとも7~8歳までにはペット保険の加入、少なくとも検討をすることをおすすめします。

補足ですが、アニコムやプリズムコールではシニア向けのペット保険商品もあります。

高齢・シニア向けのペット保険については下記の記事でも解説していますのでぜひ参考にしてください。

 

【犬のヘルニアの治療費】まとめ

今回、ペット保険比較アドバイザーでは

・犬のヘルニアについて
・ヘルニアの症状について
・ヘルニアの治療法について
・ヘルニアの治療費用について
・ペット保険の必要性について
について解説してきました。
犬のヘルニアは、早期発見・早期治療が大切です。
治療方法は内科治療・外科治療の2種類で、どちらも最低5万円程度はかかります。手術となると20万円以上かかる場合もあるため、もしものときに備えてペット保険の加入を検討してみるといいでしょう。
ペット保険比較アドバイザーではその他保険に関する記事も掲載しておりますので、ぜひご活用ください。